ラクマは出品手数料が無料で販売手数料が3.5%!購入の手数料も一覧で紹介!

ラクマは、楽天市場でお馴染みの楽天グループが提供しているフリマアプリです。手数料の安さに定評があり、出品者・購入者、双方にとって利用しやすい環境が揃っています。ラクマの各手数料を他のフリマアプリと比較しながらまとめてみました。

ラクマは出品手数料が無料で販売手数料が3.5%!購入の手数料も一覧で紹介!のイメージ

目次

  1. 1ラクマで手数料が無料なのは?
  2. 登録手数料
  3. 出品手数料
  4. 月額手数料
  5. 2ラクマで手数料がかかるケース
  6. 販売手数料は3.5%
  7. 送料
  8. 振込手数料は210円
  9. 購入手数料
  10. 3ラクマの購入手数料一覧
  11. おすすめの購入方法は?
  12. 4ラクマと他のフリマアプリを比較!おすすめはどれ?
  13. メルカリとの比較表
  14. 5ラクマは他のフリマアプリより手数料がお得!

ラクマで手数料が無料なのは?

フリマアプリを利用する際に出来るだけ手数料を安く抑えたいと思うのは当然の願望です。フリマアプリで徴収される手数料には主に以下の7つがありますが、ラクマの手数料体系は非常に良心的であり、そのほとんどが無料かそれに近い数値となっています。
 

  • 登録手数料
  • 出品手数料
  • 月額手数料
  • 販売手数料
  • 送料
  • 振込手数料
  • 購入手数料

ラクマの各手数料を具体的に見ていきましょう。

登録手数料

ラクマに新規会員登録する際にかかる登録手数料は無料です。ラクマに登録するためには楽天IDが必要となりますが、楽天IDの登録手数料も無料です。したがって、初期費用は完全無料でラクマを始められるメリットがあります。

出品手数料

自分の所有物と取引してくれる相手を探す場合、ラクマに出品する作業が必要です。ラクマでは、その際にかかる出品手数料が無料となっています。どの商品を何個出品しても出品手数料は0円なので、安心して出品者になることが可能です。

月額手数料

会員登録後、1か月ごとに所定の月額手数料を徴収するWebサイトも珍しくありません。その点、ラクマでは月額手数料が無料です。出品・購入履歴の有り無しにかかわらず、会員費は永年無料のままです。たまにしかフリマアプリを使わないという方でも、気軽にラクマに会員登録することが出来ます。

ラクマで手数料がかかるケース

ラクマでは、登録手数料・出品手数料・月額手数料の3種類に関しては常に無料です。しかし、他の手数料・経費に関しては有料になる場合もあります。その具体的な金額を見ていきましょう。

販売手数料は3.5%

ラクマで出品した商品が購入された時、出品者には3.5%の「販売手数料」がかかります。例えば1万円の商品がラクマで売れたとすると、10,000×3.5%=350円の販売手数料を代金から差し引いた9,650円が出品者の売上金となるわけです。

もともとラクマでは販売手数料も無料でしたが、2018年6月から現行の3.5%に引き上げられました。しかしフリマアプリ業界ではラクマの販売手数料はトップクラスの安さであり、致し方無い部分と言えるでしょう。

送料

ラクマでは、送料の設定を出品者が決められます。送料を購入者に負担してもらいたい場合は「着払い」設定にすることも可能ですが、送料を代金に含めて出品者が負担する方が一般的です。

ラクマは以下の表のような配送対応に対応しており、商品サイズや重量などを加味して最も送料を安く抑えられる手段を自分で探さなければなりません
 

商品サイズ 運送業者 配送方法 送料目安
A4サイズ以下 日本郵便 普通郵便(定形、定形外) 82円~
スマートレター 180円
ゆうメール 180円~
クリックポスト 185円
ゆうパケット 250円~
レターパックライト 360円
レターパックプラス 510円
かんたんラクマパック(日本郵便)・ゆうパケット 全国一律179円
ヤマト運輸 宅急便コンパクト 594円~
かんたんラクマパック(ヤマト運輸)・ネコポス 全国一律200円
かんたんラクマパック(ヤマト運輸)・宅急便コンパクト 全国一律530円
A4サイズ以上 日本郵便 ゆうパック 800円~
かんたんラクマパック(日本郵便)・ゆうパック 全国一律800円~
ヤマト運輸 ヤマト宅急便 907円~
ヤマト便 2,280円~
かんたんラクマパック(ヤマト運輸)・宅急便 全国一律800円~

振込手数料は210円

ラクマで出品した商品が購入されて売上金が手に入ったら、次はそのお金を銀行口座に移すために振込申請を行います。

その際に、振込手数料として売上金から210円が自動的に差し引かれます。例えば5,000円の売上金の振込申請を行った場合、5,000-210=4,790円が入金額になるわけです。

振込手数料を無料にするには?

ラクマの振込手数料がどうしても気になる場合、以下の2つの方法で振込手数料の問題を回避することが出来ます。
 

  • 1万円以上の振込申請時に振込先を楽天銀行に指定すれば振込手数料が無料になる
  • ラクマの売上金をアプリから楽天キャッシュにチャージして楽天ペイでの支払いに使う

ちなみに、ラクマの売上金には1年間の振込申請期限があります。1年以内にラクマで1万円以上の売上金を貯められない場合は、楽天ペイアプリの活用を検討すると良いでしょう。ラクマの売上金を楽天キャッシュにチャージする際には一切手数料がかからないので、安心して楽天ペイのスマホ決済に充てることが出来ます。

購入手数料

購入者としてラクマを利用する場合、商品の購入注文後に代金の決済を行わなければなりません。ラクマは10種類以上の決済方法に対応していますが、その中には手数料がかからないものと購入手数料(100円)が発生するものがあります。ご注意ください。

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ラクマの購入手数料一覧

ラクマでは、商品を購入した際に選択した支払い方法によって購入手数料が発生する場合があります。詳細は、以下の表をご参照ください。
 

コンビニ 100円
銀行ATM
郵便局
100円
クレジットカード 無料
楽天ペイ 無料
auかんたん決済 100円
d払い(ドコモ) 100円
ソフトバンクまとめて支払い 100円
LINE Pay 無料
Paidy 無料
※コンビニ払いや銀行振込の場合、数百円程度の手数料発生
ラクマポイント/売上金払い 無料

おすすめの購入方法は?

購入手数料を無料にしたいなら、クレジットカード払いや楽天ペイ決済が簡単でおすすめです。

ただし、クレジットカード払いの手数料が無料なのはキャンペーン中だからであり、今後規約が改定されれば有料化される可能性もあります。まだ楽天ペイを利用していない方は、今のうちに楽天ペイアプリをインストールしておくと良いでしょう。
 

  • 楽天ペイは楽天IDを使って無料登録できる
  • 決済手数料も無料で0.5%のポイント還元あり
  • スマホ上で決済手続きを行えるので簡単(対応店舗なら実店舗でも利用可)
  • 期間限定の楽天スーパーポイントも決済に充てられる
  • 楽天カードと紐付けしたKyashを楽天ペイの支払い元カードに登録すれば、ポイントの三重取りで計3.5%のポイント還元率を実現できる

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ラクマと他のフリマアプリを比較!おすすめはどれ?

フリマアプリ業界では株式会社メルカリが提供している「メルカリ(Mercari)」が圧倒的なシェア率を誇っており、ラクマはユーザー数2位の位置につけています。メルカリとラクマ、はたしてどちらのフリマアプリの方が利用しやすいのか、両者を比較してみました。

メルカリとの比較表

メルカリのロゴマーク

メルカリとラクマの手数料体系等を比較してみると、以下の表のような結果が得られました。
 

  メルカリ ラクマ
登録料 無料 無料
月額手数料 無料 無料
出品手数料 無料 無料
販売手数料 10% 3.5%
購入手数料
  • クレジットカード払い
  • 全額売上金払い
  • 全額ポイント払い
などは手数料無料
 
  • ATM振込
  • コンビニ振込
  • キャリア決済
などは手数料100円
  • クレジットカード払い
  • 全額売上金払い
  • 全額ポイント払い
  • LINE Pay
  • 楽天ペイ
などは手数料無料
 
  • ATM振込
  • コンビニ振込
  • キャリア決済
などは手数料100円
振込手数料 200円
(2019年4月23日から1万円以上の振り込み時にも200円の手数料がかかる)
210円
(1万円以上の金額を楽天銀行に振り込めば手数料無料)
独自配送サービス
  • ゆうゆうメルカリ便:175円~
  • らくらくメルカリ便:195円~
  • かんたんラクマパック(日本郵便):179円~
  • かんたんラクマパック(ヤマト運輸):200円~
匿名配送 ゆうゆうメルカリ便、らくらくメルカリ便、どちらも匿名配送対応 かんたんラクマパック(日本郵便)のみ匿名配送対応
売上金の有効期限 180日間(約半年)
(ただしメルペイで支払い用銀行口座を登録すると無期限になる)
1年間
コンビニ受け取り 可能 基本的には不可
ユーザー数
(2019年4月時点)
約2,200万人 約1,100万人

ラクマがおすすめな点

ラクマの方が優れている点として、以下の3点が挙げられます。
 

  • 販売手数料が安い
  • 振込手数料を無料にできる(楽天銀行の口座を持っていれば)
  • 株主優待券も購入できる

ラクマの販売手数料が3.5%であるのに対し、メルカリの販売手数料は2014年10月から10%に変更されました。例えば同じ1万円の商品が売れた場合、ラクマでは350円、メルカリでは1,000円と販売手数料が倍以上も異なります。これは出品者にとって重要なポイントです。

どちらのフリマアプリでも基本的に商品券・金券類の出品は禁止ですが、ラクマの方がやや規制が緩く、一部例外も認めています。詳細は以下のリンクにアクセスしてご確認ください。

ラクマで出品禁止の商品券類について

メルカリがおすすめな点

メルカリの方が優れている点として、以下の3点が挙げられます。
 

  • 利用者数が多い
  • 多様な発送方法に対応できる
  • メルペイとの親和性が高い

メルカリのユーザー数はラクマの約2倍であり、品揃え・売れやすさの両面で有利です。匿名配送にも幅広く対応しており、お互いの個人情報を明かすことなく取引できる利便性もあります。

自社展開しているスマホ決済サービス・メルペイに売上金をチャージできるのは楽天ペイと同じですが、メルペイには驚異的な値下げを実現できる激安クーポンが揃っています。メルペイを使えばわずか11円でコンビニのおにぎりを購入することも可能であり、スマホ決済との連携性が抜群です。

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ラクマは他のフリマアプリより手数料がお得!

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今回は、ラクマの手数料一覧やメルカリとの比較情報などをご紹介いたしました。最後に本記事の要点をまとめると、以下の5点が挙げられます。
 

  • ラクマでは、登録手数料・出品手数料・月額手数料が無料
  • ラクマでは、商品が売れた時に3.5%の販売手数料がかかる
  • 送料・振込手数料・購入手数料は、工夫次第で安く抑えることも可能
  • 手数料の安さを重視するならラクマの方がおすすめ
  • 利便性を重視するならメルカリの方がおすすめ

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業界最安水準の手数料体系を採用しているラクマは、出品者にとっても購入者にとってもありがたいフリマアプリです。まだラクマを利用したことのない方は、ぜひ本記事を参考にしてラクマをチェックしてみてください。

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この記事のライター
シンタロー
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