2019年06月24日更新
iTunesが起動しない・開かない原因と対処法!【Windows/Mac】
iTunesが起動しないことがあり困っているユーザーが多くいます。iTunesが起動しないで開かないときや立ち上がらないときにはどのように対処したらいいのでしょうか。この記事ではWindowsとMacそれぞれの対処法について詳しく解説します。
目次
- 1iTunesが起動しない、開かなくなる原因は?
- 2iTunesが起動しないときの対処法!
- ・iTunesをクリックしても起動しないときは?
- ・パソコンを再起動する【Windows/Mac】
- ・iTunesを「管理者」として実行する【Windows】
- ・iTunesをセーフモードで起動する【Windows/Mac】
- ・iTunesの修復を試す【Windows】
- ・iTunesを再インストールしてみる【Windows/Mac】
- 3対処法を試してもiTunesが起動しない場合
- ・Apple公式サポートを利用する
- 4iTunesの代替ソフトを試してみる
- 5いろんな対処法を試してiTunesが起動しない原因を探ろう!
- ・iTunesの記事が気になった方にはこちらもおすすめ!
iTunesが起動しない、開かなくなる原因は?
iTunesはiPhoneユーザーにとってはパソコンとiPhoneを同期させるために欠かすことができないアプリです。また、iPhoneユーザーではなくても、パソコンで音楽を楽しむためには、iTunesの使い勝手の良さは最高レベルだという人も少なくありません。
そんなiTunesですが、なぜか起動しないときがあり、必要な音楽ファイルや動画ファイルが開かないことがあります。人によっては頻繁にトラブルが起きてしまうようなのですが、どのように対処したらいいのでしょうか。この記事ではiTunesが起動しない時の対処法について詳しく解説します。
iTunesが起動しないときの対処法!
WindowsやMacのパソコンでiTunesが起動しないときには、まずはどう対処したらいいのでしょうか。こちらではまず行うべき対処法について解説します。
iTunesをクリックしても起動しないときは?
パソコンのディスプレイ上で、iTunesのアイコンをクリックしてもiTunesが開かないことがあります。iTunesには音楽データだけではなく、iPhoneやiPadのデータのバックアップの入っているので、これらのデータが失われてしまうと大変なことになります。
パソコンでiTunesをクリックしても立ち上がらないときには、パソコンを再起動する方法と、iTunesを管理者として実行するといった方法があります。次からWindowsとMac、それぞれ詳しく解説します。
パソコンを再起動する【Windows/Mac】
iTunesをクリックしても立ち上がらないときに、WindowsとMacの両方で使うことができる方法に、パソコンを再起動するという方法があります。
パソコンを長時間使っていた場合などは、特にスペックが低いパソコンで多くのアプリを立ち上げていた場合には、動作が不安定になってきてしまいます。再起動を掛けることでメモリやCPUをリセットすると、立ち上がらなかったiTunes等のソフトを立ち上げることができるようになります。
Windows
Windowsを再起動する方法は、左下にある"スタートボタン"から"電源ボタン"を押して、"再起動を選択"するといいでしょう。Windows10の場合には、キーボード操作で再起動をする方法もあります。
キーボードの"Windowsロゴのキー"を押しながら、"Ⅹ"を押します。するとクイックメニューが表示されるので、"U"を押してから"R"を押すと再起動を選択することができます。次の動画に詳しい操作方法があるので、よろしければそちらをご覧ください。
Mac
Macのパソコンを再起動する場合には、最も簡単な方法は"アップルメニューから再起動を選ぶ"方法です。アップルメニューを押すときに"オプションボタン"を押すと、確認画面が出ずにすぐに再起動が始まるので煩わしくありません。急いでいるときにはぜひやってみてください。
iTunesを「管理者」として実行する【Windows】
iTunesが開かない、立ち上がらないときには、その原因が使っているパソコンのアカウントに管理者権限がないから、ということもあります。
パソコンを複数のユーザーで使っている場合、パソコンの基本的な設定などができるアカウントに管理者権限が付与されています。Windows10では管理者権限がないとiTunesが立ち上がらないという現象が起きているようです。
そこでiTunesを管理者として実行するということを設定すれば立ち上がらなかったiTunesが開けるようになります。まずは、"iTunesのアイコンを右クリック"します。すると「管理者として実行する」と出てくるので、そちらをクリックすると管理者権限が付与されます。
右クリックして下の方に出てくるプロパティで"互換性"のタブから"管理者としてこのプログラムを実行する"にチェックを入れるといつでも管理者として実行できるようになります。
iTunesをセーフモードで起動する【Windows/Mac】
WindowsでもMacでも、iTunesが開かないときには、パソコンをセーフモードで起動してみましょう。セーフモードというのは、パソコンを必要最小限の機能だけで立ち上げる方法です。
セーフモード起動したときに開かないiTunesが無事に開くということであれば、開かない原因はパソコンに後から入れたプラグインか、他社製のメディアアプリだということがわかります。
Windows
Windows10をセーフモードで起動する方法は、スタートボタンから設定メニューを開いて行います。"スタートボタン"を押して、歯車マークから"設定メニュー"を開きます。"更新とセキュリティ"から"回復"を選択したら"今すぐ再起動"というボタンを押します。
しばらく待つと、オプションの選択画面が出てくるので"トラブルシューティング"を選び、さらに"詳細オプション"を選択します。詳細オプションから"スタートアップ設定"をクリックして"再起動"をクリックするとオプションの選択画面になります。
そこから"セーフモードを有効にする"の4を数字のキーで押すとサイインイン画面になるので、"パスワード"を入力します。デスクトップ画面にセーフモードと表示されれば成功です。
Mac
Macのパソコンをセーフモードで起動する方法は次の通りです。まずはMacの電源を入れてすぐに"shiftキー"を押し続けます。Appleのロゴが表示されたらshiftキーを放してログインして、iTunesを起動します。
iTunesの修復を試す【Windows】
Windowsパソコンなら、iTunesが開かないときにの修復を試してみるのも1つの方法です。修復するためには、パソコンの設定画面を開いて"アプリ"を選択します。アプリと機能の画面から"iTunes"を選んでクリックしたら"変更"を選択します。そこから"修復"を押して次へ進むと修復されます。その後正常に起動するかどうか試してみましょう。
iTunesを再インストールしてみる【Windows/Mac】
これらの方法を試してみてもiTunesが起動しない場合には、iTunesをいったんアンインストールして再インストールしてみることを試してみましょう。パソコンの中に何らかのバグが発生して起動を妨げている場合、再インストールが有効的なこともあります。
iTunesをアンインストールすると、iPhoneやiPadのバックアップが消えてしまうのではないかと心配する人もいますが、バックアップは別の場所にデータが保存されいるので大丈夫です。安心してアプリだけを消しましょう。
Windows
Windows10の場合には、"設定画面"から"アンインストール"を行います。修復をしたときと同じ手順で、設定画面の"アプリと機能"の画面から"iTunes"を選びます。
すると"アンインストール"を選択できるので、こちらを選択するとパソコンからアプリが消去されます。その後、Appleのホームページから"最新版のiTunes"をダウンロードしてインストールしてみましょう。
Mac
Macの場合には、iTunesはAppleの純正ソフトになるので、アプリケーションフォルダやコントロールパネルからアプリを消去しても完全消去することができません。どうしても完全消去したい場合には、"AppCleaner"というアプリを使います。こちらのアプリを検索してダウンロードして、Macのパソコンにインストールします。
このアプリを"メニューバー"、"AppCleaner"、"Preferences"の順で開いたら"Protect default OS X apps"からチェックを外します。これはAppleのOSの基本アプリを保護する項目なので、こちらを外さないとiTunesはアンインストールできません。
これができたら、AppCleanerのウインドウの中にiTunesのアイコンをドロップすると、すべての関連ファイルが出てきます。全てにチェックを入れてRemoveを押せば完全消去されます。
対処法を試してもiTunesが起動しない場合
これらの方法を試してiTunesが開かない場合には、どうしたらいいのでしょうか。
Apple公式サポートを利用する
どうしようもない場合には、Apple公式サポートを利用してみましょう。MacではなくWindowsパソコンの場合には、パソコンを発売している会社によって様々なアプリをプレインストールしていることがあります。
もしかしたら、相性が悪いアプリが入っていたり、パソコンそのものに問題があることも考えられます。Apple公式サポートで質問することで適切な解決策が見つかるかもしれないので、一度利用してみましょう。
iTunesの代替ソフトを試してみる
どう頑張ってもiTunesを使うことができないのであれば、代替ソフトを使ってしまいましょう。音楽アプリはいろいろと使い勝手のいいものがあります。しかし、iPhoneやiPadのバックアップやファイルの整理には、専用のアプリが必要です。
AnyTrans for iOSというアプリならiPhoneやiPadのデータを管理したり、バックアップを取ったりすることが簡単にできます。無料版も公開されているのでぜひ利用してみましょう。
いろんな対処法を試してiTunesが起動しない原因を探ろう!
この記事ではiTunesが立ち上がらないときにどのような対処ができるのか、ということについてみてきました。パソコンの操作になれていない人には難しい点もいろいろとあると思いますが、ご説明した手順通りにやっていけば必ず何か解決策は見つかります。Appleの公式サポートも利用しながら、ぜひ解決策を探ってみましょう。