2019年07月20日更新
iPadのストレージ不足を解消!空き容量を増やすiCloudの整理/管理方法を解説!
この記事では、iPadのストレージ不足を解消し、空き容量を確保する方法について解説しています。iPadの容量を簡単に確認できる方法や、iCloudを使ったiPadの容量確保の方法、オンラインストレージについても解説しています。
目次
iPadのストレージ(容量)を確認する方法
iPadでアプリや画像、動画などを多く保存していると、気づかないうちに空き容量が足りなくなることがあります。この記事では、iPadの容量、メモリ不足を解消する方法を解説します。
まず始めに、iPadの容量が足りているかどうかを確認する方法について説明します。iTunesを使わずに容量を確認できるので、iPadの容量が足りているかどうか不安な方は気軽にチェックしてみましょう。
まず、「設定」のアイコンをタッチし、設定画面を開きます。
設定画面を開いたら、「一般」を開き、「iPadストレージ」まで進みます。
「iPadストレージ」を開く際、iOSのバージョンによって表記が変わっているので、「iPadストレージ」、「ストレージとiCloudの使用状況」、もしくは「使用状況」を選びましょう。
iPadストレージの画面に進んだら、「非使用のAppを取り除く」という表示を確認することができます。こちらを利用すると、ほとんど利用していないアプリを削除することができます。
スクロールすると、普段使用しているアプリが容量の多い順に表示されます。つまり、上の方にあるものがより多く容量を圧迫しているということになります。普段使っていないアプリがあり、iPadの容量やメモリが足りていない場合にはこちらを確認して整理してみましょう。
iPadの不要なデータを削除してストレージ不足を解消する方法
続いて、アプリやミュージック、画像やブラウザのキャッシュを削除し、十分な容量を確保する方法について解説します。
不要なアプリを削除
まずはじめに解説するのは、不要なアプリを削除する方法についてです。
前の章で解説した、「非使用のAppを取り除く」は、ほとんど使われていないアプリを素早く消去できますのでとても便利です。また、iPhoneと同じように自分でもアプリを削除することができますので、あまり使用していないのにもかかわらず容量を圧迫しているアプリなども消しておくのがおすすめです。
ミュージックやムービーを削除
続いて解説するのは、ミュージックやムービーを削除し、iPadの容量を確保し、メモリ不足を解消する方法です。これらもiPadの容量不足を招く大きな原因の1つなので、確認していきましょう。
まずはじめに、「ミュージック」のアプリをタップし開きます。
開いたら削除したいミュージック、もしくはアルバムを選び、右上にある三点リーダーをタップし、「ライブラリから削除」を選択します。ミュージックやアルバムは以上の手順で削除することができます。
続いて、ムービーの削除方法について説明します。まず、「ビデオ」のアプリを開きます。アプリを開いたら、右上の「選択」を選択し、削除したいムービーを選択、削除します。
上記で説明したように、ミュージックやムービーはそれぞれのアプリから直接削除できますが、アプリを削除する方法と同様に、「設定」を開いて「ストレージを管理」まで進み、「ミュージック」か「ビデオ」を選択して削除することができますので、メモリが足りない際に試してみてください。
撮影した写真や動画を削除
続いて、撮影した写真や動画を削除してiPadの容量、メモリ不足に対処する方法について説明します。必要のない写真や動画については、これからご紹介する方法で削除し、整理しましょう。
写真や動画は、「写真」のアプリを開くと閲覧することができますので、右上に表示される「選択」を押してから、必要のない写真や動画を選択し、削除していきましょう。こちらの作業はiPhoneと同じ要領で行うことができますので、こまめにiPad内の写真を整理しておくのがおすすめです。
ブラウザのキャッシュを削除
続いて、ブラウザのキャッシュを削除してストレージ、メモリを管理する方法について解説します。頻繁にウェブサイトを閲覧する、また上記でご紹介したアプリやミュージック、写真などを削除、整理してもストレージが圧迫されている場合に試してみましょう。
まず、「設定」をタップして開き、「Safari」を開きます。
「Safari」を開き、「履歴とWebサイトデータ」を選択すると、ブラウザ上のデータを削除することができます。
注意点としては、大事なデータなども消えてしまうので必ずデータを消しても良いか確認してから実行しましょう。
その他の不要なデータを削除
以上の方法を試してもiPadのストレージが圧迫され、容量が足りない場合には、その他の不要なデータを削除してiPad内を整理するのが有効です。こちらの作業を行う場合には、パソコンと接続し、iTunesを起動させる必要があります。
はじめにiPadとパソコンを接続し同期したら、パソコンとiPadを接続したままiPadを再起動します。再起動し終わった後に再度iTunesと同期させ、容量を確認します。再起動前よりも「その他」のストレージが減っていたら、「その他」の不要なデータの削除が完了します。
iPadのiCloudのストレージが足りない場合
iPadのデータをiCloudに自動的にバックアップしていると、iCloudの容量が不足した際に「iCloudストレージに十分な空き領域がないため、このiPhoneのバックアップは作成できません」というような表示がされることがあります。
iCloudの容量が足りずにバックアップをし損なうと、いざiPadが故障を起こした場合にデータが失われる恐れがあります。こちらでは、iCloudのストレージが足りない場合の対処方をご紹介します。
自動的バックアップを管理する
iCloudは、iPad上の重要な情報やデータを自動的にバックアップし保存します。ですので、iCloudの自動バックアップを管理する際には、不要なアプリや写真などの画像を削除する、もしくはバックアップをオフにすることで管理することができます。
iCloudにバックアップするアプリを選択する際には、「設定」を開いて「(ユーザー名)」、「iCloud」の順に開いていきます。iOS11以降のiPadを利用している際には、「ストレージを管理」、「バックアップ」の順に進むことでバックアップの画面を表示することができます。
「iCloud」もしくは「バックアップ」を開いたら、使っている機器の名前をタップし、「バックアップするデータを選択」で不要なアプリをオフにします。その後、「オフにして削除」することでiCloudから不要なアプリが削除されます。
ストレージの最適化
次に、写真などのストレージを最適化することでiPadの容量の空きを確保し、iCloudの容量の圧迫を解消する方法について解説します。iPhoneと同じように設定を行うことができるので、iPadとiPhone両方で行うのもオススメです。
まず、「設定」を開き、「写真」をタップします。「写真」を開いたら、「iCloud写真」をオンにし、iCloudに全ての写真をバックアップさせます。
バックアップさせたら、「iPhoneのストレージを最適化」の欄にチェックを入れます。こうすることで、iPad上にはストレージが節約されている状態で画像が保存され、iCloud上に本来の容量の状態で画像が保存されます。
iCloudの容量メモリを増やす
最後に、iCloudの容量メモリを増やす方法をご紹介します。以上の方法を試しても容量が足りない場合には、iCloudのストレージをグレードアップして基本の5GBから増やしておくのがオススメです。
50GB、300GB、2TBとかなりの容量を増やすことができます。Apple IDとひもづけることで支払いを行うことができるので、「設定」を開き、「ストレージプランを変更」で容量不足を解消しましょう。
iPadのストレージを整理!空き容量を確保する方法
最後に、iPadのストレージを管理、整理して空き容量を確保し、容量不足を解消する方法について説明します。
オンラインストレージの利用
まずご紹介するのは、オンラインストレージを利用してiPadの空き容量を確保し容量不足を解消していく方法についてです。オンラインストレージサービスとは、クラウド上に写真やミュージックなどを保存することのできるサービスのことです。DropboxやGoogledriveなどが一例です。
このオンラインストレージサービスは、無料で利用できるものから有料で幅広く保存できるものまで幅広く展開しているので、自分の目的にあったオンラインストレージサービスを活用してみましょう。
PCへのバックアップ
続いてご紹介するのは、パソコンにiPad上のデータをバックアップする方法です。パソコンへ写真や動画などをバックアップする際には、フォトストリームの機能を使って転送するか、USBケーブルでiPadとパソコンを繋ぎ、写真をパソコンに取り込んで行いましょう。
iPadのストレージは日ごろから管理しておく
ここまで、iPad内のストレージを整理し、空き容量を確保することで容量不足を解消する方法について解説しました。これらの方法を使ってこまめにストレージを管理しておくことで、ストレスなくiPadを利用できるようになりますので、積極的に行っておきましょう。