iPadのデータ移行方法!買い替えや機種変更時にパソコン/PCから引き継ぐ方法!
iPadのデータ移行方法に悩んでいる人はいませんか?iPadの買い替え・機種変更時にはデータバックアップを取り、新しいiPadデバイスにデータ移行・引き継ぎする方法があります。正しいデータの移行方法をマスターして快適なiPadライフを送りましょう。
目次
- 1iPad買い替え・機種変更時のデータ移行方法は全部で4通り
- ・クイックスタートを使ってバックアップデータから引き継ぎ・復元する
- ・iCloudを使ってバックアップデータから引き継ぎ・復元する
- ・iTunesを使ってPCのバックアップデータから引き継ぎ・復元する
- ・AndroidからiPadに引き継ぎする場合は「iOSに移行」アプリを利用する
- 2iPadのデータをバックアップする方法
- ・iTunes
- ・iCloud
- 3【クイックスタート】バックアップデータから引き継ぎ・復元する方法
- 4【iCloud】バックアップデータから引き継ぎ・復元する方法
- 5【iTunes】PCのバックアップデータから引き継ぎ・復元する方法
- 6【Android】バックアップデータから引き継ぎ・復元する方法
- 7iPadの買い替え・機種変更時はバックアップデータから引き継ぎ・復元しよう!
iPad買い替え・機種変更時のデータ移行方法は全部で4通り
iPad・iPhone買い替え時・機種変更の際、新しいiPadデバイスにデータ引き継ぎ・復元する方法は全部で4つの方法があります。下記4つのデータ引き継ぎ・復元方法を確認してください。
- 【iPad買い替え・機種変更時のデータ移行方法1】クイックスタートを使って引き継ぎ・復元
- 【iPad買い替え・機種変更時のデータ移行方法2】iCloudを使ってバックアップデータから引き継ぎ・復元
- 【iPad買い替え・機種変更時のデータ移行方法3】iTunesを使ってPCのバックアップデータから引き継ぎ・復元
- 【iPad買い替え・機種変更時のデータ移行方法4】AndroidからiPadに引き継ぎする場合は「iOSに移行」アプリを利用
また、新しいiPadに機種変更、買い替えする時はiPadのバックアップを実行が必須です。iPadのデータバックアップをしておかなければ、旧iPad端末に保存されているデータファイルの移行ができないので注意してください。
iPadのデータバックアップ方法は次の章【iPadの機種変更でデータをバックアップする方法】で紹介しているので、乗り換え・買い替えの前にかならずiPadのバックアップを実行してください。
クイックスタートを使ってバックアップデータから引き継ぎ・復元する
iOS11以上を搭載しているiPad・iPhoneを使えば「クイックスタート」という機能で、旧iPhone・iPad端末から新iPhone・iPadにデータ移行が可能です。条件は旧iPhone・iPadと新iPhone・iPad両方が手元にある状態、およびiOS11以上のiOSがインストールされているiPhone・iPad端末が必要です。
最も簡単なiPhone・iPadのデータ引き継ぎ方法で、PC不要でデータ移行できるのでおすすめの引き継ぎ方法となります。
iCloudを使ってバックアップデータから引き継ぎ・復元する
iPhone・iPadで登録済みのApple IDを使って、iCloud上にデータを保存し、新iPhone・iPad端末でデータ移行・引き継ぎが可能です。PC不要で簡単にデータ移行・引き継ぎができますが、iCloudの無料ストレージプランでは5GBまでのストレージ容量しか使えません。
旧iPhone・iPad端末のストレージ容量が5GBを超える場合は。有料のiCloud月額プランに登録する必要があります。
iTunesを使ってPCのバックアップデータから引き継ぎ・復元する
PCを持っている人は、PCにiTunesをインストールしておくことで、PC上に旧iPhone・iPad端末のデータを保存しておくことができます。iTunesを使ったデータ移行・復元のでエリットはPCが必要で、PCのストレージが不足している場合は、外付けHDDを購入する必要があるという点です。
AndroidからiPadに引き継ぎする場合は「iOSに移行」アプリを利用する
AndroidタブレットからiPhone・iPadに乗り換え・買い替えする時は、「iOSに移行」アプリを利用することで、Androidからもデータ引き継ぎ・復元することが可能です。AndroidからiPhone・iPadに機種変更を考えている人も、本記事後半の章【Android】バックアップデータから引き継ぎ・復元する方法、を参考にしてください。
iPadのデータをバックアップする方法
本章では、iPadのデータをバックアップする方法を紹介します。前にも述べた通り、機種変更・買い替え前にiPadのデータをバックアップしておかなければ、新iPhone・iPad端末にデータを引き継ぎできないので注意してください。
iTunes
PCをお持ちの方は、PCにiTunesをインストールすれば、iPadのバックアップファイルをPCのHDDや外付けのHDDに保存することが可能です。前の項目でも述べた通り、無料iCloudストレージプランでは最大5GBまでしか利用できませんが、PCにバックアップする場合は、PCのストレージ容量が上限となります。
外付けのHDDを持っている方、PCのストレージ容量に余裕がある方は、iTunesを使ってiPadのデータファイルをバックアップするとよいでしょう。
PCにインストール済みのiTunesを起動し、PCとiPadを付属のライトニングケーブルで接続してください。この際に「このパソコンを信頼しますか?」というメッセージが表示されるので「信頼する」をiPad側で選択してください。その後、iPadのパスコード入力が求められる場合があるので、iPadのパスコードを入力してロックを解除してください。
iTunesがiPadを読み込むと、iTunesの画面左上の「ミュージック」の右隣に「iPad」アイコンが表示されます。
デバイスページを開いて左側のメニューバーから「概要」を選択します。バックアップ項目の中にある「自動的にバックアップ」から「このコンピュータ」を選択して「今すぐバックアップ」をクリックしてください。
これでiPadのデータファイルがPC内にバックアップされます。バックアップファイルの確認方法、および、バックアップファイルの保存先を「外付けHDD」に変更したい場合は、iTunesでバックアップする方法しています。PCのストレージ容量に空きがない場合は、iPadのバックアップファイルを外付けHDDに保存しましょう。
iCloud
続いてiCloudを使ってiPadのデータファイル・設定などすべての情報をバックアップする方法を紹介します。旧iPad端末をWi-Fiに接続し、充電ケーブルを接続した状態でバックアップしてください。バックアップ途中にiPadの電源がOFFになってしまうと、データの破損、バックアップが失敗してしまうので注意してください。
「設定」>「Apple ID」>「iCloud」の順番にタップして進んでください。iCloudで共有できるアプリ一覧が表示されるので、一覧から「iCloudバックアップ」を選択します。「バックアップ」画面が表示されるので、「今すぐバックアップを作成」をタップして選択してください。
iPad内のデータ容量にもよりますが、Wi-Fi回線を使ってデータバックアップを実行するので、時間がかかります。時間に余裕を持ってバックアップすることをおすすめします。また、iCloudの無料プランではストリームが5GBまでしか使えません。それ以上のデータ容量が必要な場合は必要に応じに有料iCloudプランを利用してください。
【クイックスタート】バックアップデータから引き継ぎ・復元する方法
「クリックスタート」を使ってバックアップデータから引き継ぎ・復元する方法を紹介します。iOS11以上のiOSを搭載している旧iPhone・iPadと新iPhone・iPad端末の電源を入れて、両デバイスを近づけると、「新しいiPhone・iPadを設定」という画面が表示されるので、「続ける」をタップしてください。
旧iPhone・iPad端末で利用していたApple IDのリストが表示されるので、タップして選択してください。「クイックスタート」が画面に表示されない場合は、両端末のBluetooth機能がオンになっているか確認してください。iPhone・iPadデバイスでBluetoothを有効にする場合は「設定」>「Bluetooth」と進んでください。
「クリックスタート」を使ってバックアップデータから引き継ぎ・復元する方法は以上となります。あとは、iPhone・iPad端末に表示される指示に従って、Apple Watchとの連携を進めることができます。更に詳しい「クリックスタート」の使い方を知りたい人は、上のApple公式ヘルプページを参照にしてください。
【iCloud】バックアップデータから引き継ぎ・復元する方法
新iPad端末の電源をONにするとアクティベート(初期設定)画面が表示されます。「Appとデータ」という画面まで進み「iCloudバックアップから復元」をタップして選択してください。「Apple ID」の入力画面が表示されるので、旧端末でも利用していたApple IDを入力してログインしてください。
iCloudからデータ復元・移行する場合はWi-Fi接続でデータ移行する形となるので、時間がかかります。iPadをWi-Fi接続できる環境に移動し、必ずiPadを充電しながらデータ復元・移行してください。
【iTunes】PCのバックアップデータから引き継ぎ・復元する方法
「iTunes」を使って、PCのバックアップデータから引き継ぎ・復元する方法を紹介します。新iPad端末の電源をONにするとアクティベート(初期設定)画面が表示されます。「Appとデータ」という画面まで進み「iTunesバックアップから復元」をタップして選択して、付属のライトニングケーブルを使ってiPadとPCを接続してください。
初期設定完了後でも、バックアップファイルを復元できます。iTunesを起動し、付属のライトニングケーブルでiPadとPCを接続して、iPad画面を開きます。画面左側のメニュー一覧から「概要」>「バックアップを復元」をクリックしてください。
iPadのバックアップデータファイルの容量によりますが、復元には時間がかかります。一度復元が開始してしまうと、iPadとPCとの接続が解除することができないので、時間に余裕があるときに復元するようにしてください。
【Android】バックアップデータから引き継ぎ・復元する方法
最初にAndroidタブレット・スマートフォンに「iOSに移行」アプリをインストールしてください。「iOSに移行」アプリは、上記のリンク先にアクセスして、Google Playからインストールしてください。
新iPad端末の電源をONにするとアクティベート(初期設定)画面が表示されます。「Appとデータ」という画面まで進み「Androidからデータを移行」をタップして選択してください
Androidデバイス・新iPhone・iPad端末を充電しながら作業を進めてください。また、両デバイスがWi-Fiに接続されている必要があります。Androidデバイス側で「iOSに移行」アプリを起動し「続ける」をタップし、データ移行する内容を設定していきます。SDカードなども含めて、すべてのコンテンツがiPhone・iPadに転送できるか確認しましょう。
あとは、画面に表示される指示に従ってデータ移行進め、Android端末と新iPhone・iPad端末に表示されるパスコードを入力してください。移行するデータ量が多い場合は、時間がかかるので、時間に余裕がある時に実行してください。また、Wi-Fi接続を途中で解除できないので注意が必要です。
iPadの買い替え・機種変更時はバックアップデータから引き継ぎ・復元しよう!
本記事では、iPad買い替え時・乗り換え時のデータ移行・復元方法を紹介しました。iPadへのデータ移行方法は1つではありません。自分の状況に適したデータ復元方法を実行しましょう。また、Android端末からiPhone・iPadへデータ移行することが可能です。
あまり知られていない方法なので、AndroidからiPhone・iPadへ乗り換えするユーザーは、データ移行方法を覚えておくと良いでしょう。