2020年12月10日更新
ドット抜けをチェック!液晶ディスプレイのドッド抜けを確認する方法を解説!
PCの液晶ディスプレーやスマホを購入したら、まずやったほうがいいのがドット抜けのチェックです。この記事では、液晶画面のドット抜けをチェックしたほうがいい理由と、ドット抜けを確認する方法について、PCとスマホのそれぞれの確認方法を解説します。
目次
液晶ディスプレイのドット抜けはチェックしたほうがいいの?
PCの液晶モニターやスマホを購入したら、まずは液晶画面のドット抜けをチェックした方がいいと言われています。液晶にドット抜けがあると、ドット抜けしている部分が見えなくなってしまうので、モニターやスマホの交換や修理が必要になります。この記事では液晶画面のドット抜けをチェックする方法について詳しく解説します。
液晶モニターには少しのドット抜けはある
液晶画面は赤、青、緑の3色のトランジスタをドット単位で点滅させて、それぞれの色の強弱で多彩な色の変化を表現しています。ドット抜けは3色のトランジスタのいずれかのドットに不具合が起きてしまい、点灯しなくなることで起きてしまいます。
液晶画面でドット抜けが起きる原因としては、製造過程においてチリや埃が入り込んでしまうことと、経年劣化によりトランジスタが故障して点灯しなくなることが考えられます。
液晶画面の製造工場において、チリや埃を完全にゼロにすることはできません。そのために、新品の液晶画面でも多少のドット抜けは許容範囲だとされています。
あまりにひどい場合には保証もあるので交換を!
ただし、多少のドット抜けは許容範囲だとは言っても、仕様に支障をきたすような場合には保証の対象になります。PCやスマホの利用目的は人によって大きく異なるので、多くの人にとっては許容範囲のドット抜けであっても、画面上の繊細な作業が必要なデザイナーなどにとっては利用に耐えない場合もあります。
新品のディスプレイのドット抜けがあまりにもひどい場合には、購入したお店で交換してもらいましょう。
液晶ディスプレイのドット抜けを確認する方法
液晶ディスプレーがドット抜けしているかどうかは、チェックテストを行ってみるとわかります。ここからは液晶ディスプレーのドット抜けをチェックする方法はどういったものがあるのか解説します。こちらではPCの液晶モニターのドット抜けを確認する方法と、スマホの液晶ディスプレーのドット抜けチェッカーの使い方をご紹介します。
PC用のモニターのドット抜けをテストするには?
PC用の液晶モニターのドット抜けをチェックするためのツールは、フリーソフトなどでもいろいろと配布されています。しかし、一番簡単にチェックできるのは、ドット抜けのテストができる専用のサイトを利用することでしょう。
今回は、ドット抜けのチェックができる「液晶ディスプレイテスト for Javascript」というサイトを利用する方法をご紹介します。
するとブラウザの画面が黒一色になります。黒一色の画面が出たら、ブラウザの画面を全画面表示にします。すると液晶モニター全体が黒一色になります。全画面表示にする方法は、Windows10なら「F11」を押します。Macなら「Command+Control+F」を同時押しします。全画面表示になったら、ドット抜けがないか確認します。
クリックすると色が変わります。色ごとのフェイドイン・フェイドアウトやグラデーション、メッシュなどもそれぞれの色で表示されます。色やフェーズごとに利用に支障をきたすようなドット抜けがないか確認しましょう。
スマホ用のドット抜けチェッカー
スマホの液晶ディスプレイのドット抜けをチェックしたい場合には、Androidスマホであれば専用アプリの利用がおすすめです。
Googleプレイストアから上記のドット抜けチェッカーのアプリをスマホにダウンロードしましょう。
スマホにダウンロードしたドット抜けチェッカーを開いたら、「チェック開始」をタップします。
「全画面表示をタップしてください」をタップします。するとアプリの画面が全画面表示になって、スマホの液晶画面全体が黒一色になります。ドット抜けしているところがないか確認します。画面をタップすると色が変わります。それぞれの色で使用に耐えないようなドット抜けがないか確認しましょう。
もしもドット抜けが見つかったら、購入した販売店もしくはスマホの修理店に相談しましょう。
液晶ディスプレーのドット抜けをチェックしてみよう!
この記事では、液晶ディスプレーのドット抜けのチェック方法について解説してきました。購入したばかりの液晶画面がおかしいと感じたり、今まで使ってきたモニターやスマホの画面に違和感を感じるようになったら、ドット抜けしている可能性があります。まずはチェッカーでテストしてみて、修理や交換が必要ならお店や修理店に相談しましょう。