iPadの画面がフリーズして動かない原因と対処法!画面が固まって反応しない?
地図や音楽アプリで便利なiPadは、ネットで検索したり、写真を取ったりと便利な一方、iPadがフリーズした時にアプリが動かないのはダメージも大きいです。どんなときにiPadのフリーズが起きるのか、その対策方法はあるのか原因と対処法を解説します。
目次
iPadの画面がフリーズして固まる
iPadを操作していて、重く感じることがあったり、フリーズして画面が固まることがあります。そうした動作不良には、iPadの経年劣化など、たくさん保存していて重くなってフリーズしているなど、考えられる原因は多くあります。経年劣化は避けられないため、バッテリー交換など考えてみるなど対処していきましょう。
この記事ではiPadがフリーズする・固まる・動かない等の症状はどうして起こるのでしょうか。その原因について解説します。
動かない原因
iPadがフリーズする・動かない原因は主に以下の三点です。それぞれがiPadの処理能力が遅くなる原因になります。
- iPadのメモリが少なくなっているために動かない
- 特定のアプリによる影響で固まってしまう
- iPadのバッテリー切れによって動かない
メモリが少なくなっているのは、データが多すぎることです。アプリをダウンロードし過ぎていたら、使用しないアプリはアンインストールしましょう。iPadなどは精密機械ですので、落としたことで内部が故障している可能性があります。水没や落下などの外からの衝撃で一番多い不具合が画面がフリーズすることです。できるだけiPadに衝撃を与えないようにしましょう。
iPadのメモリが少なくなっている
iPadがフリーズする原因として多い原因です。iPadのメモリが不足しているために、アプリを使用すると処理が間に合わないために固まります。アプリを終了するときに、ホームボタンで戻っていると、アプリはバックグラウンドで動き続けます。バックグラウンドで起動しているアプリは、しっかり終了させましょう。
- 「ホームボタン」を2回押します。
- バックグラウンドで起動しているアプリを上にスワイプします。
これで、バックグラウンドで起動していたアプリを終了することができます。また不要なファイルなどもあれば削除しておきましょう。
特定のアプリによる影響
iPadのアプリが原因で、画面が固まってしまっている可能性があります。その場合は、iPadの「iOSのバージョン」「アプリのバージョン」が古いのが原因で起きていることがあります。その場合は、「iOSを最新バージョンにアップデートする」「アプリのバージョンを最新バージョンに更新する」ことで、バグや不具合に対処できます。
iOSとアプリを最新バージョンにアップデートしても、解決しない場合は、他のユーザーにも同じ不具合が起きていないか確認してみましょう。他のアプリは使用できるのかも確認することで、このアプリだけフリーズするのか、他のアプリでもフリーズするのかで原因が特定できます。変わりのアプリがある場合は、別のアプリに変更して、そのアプリをアンインストールしましょう。
バッテリー切れ
iPadが固まって動かない原因は、バッテリー切れの可能性があります。バッテリーが減ったことによって、iPadの処理が遅くなり、重くなり、フリーズした可能性があります。この場合は、充電することで対処できます。バッテリーが減少すると、高パフォーマンスを維持できません。
またバッテリーは、経年劣化します。バッテリーの劣化が原因で、電池が切れやすいなども考えられます。iPadの充電の繰り返しで、ライトニングケーブルが損傷することがあります。
iPadの画面がフリーズして動かない時の対処法1:再起動
iPadがフリーズする状態で動かない場合、これはシステム全体が固まって動かなくなっているときは、まず対処法は再起動をすることです。上記の原因を実行してみてから、それでも解決しないなら強制的に再起動していきましょう。
強制的に再起動する方法
iPad画面が暗くなったままフリーズしたときにも、強制的に再起動をする必要があります。データは削除されないので、ホームボタンや画面が反応しない場合でも強制的に再起動することは可能です。
- iPadの場合の強制的に再起動を説明します。
- 「ホームボタン」と「上部ボタン(サイドボタン)」を同時に10秒以上押します。
- Appleのロゴが表示されるまで長押しします。
強制的に再起動してもデータは削除されませんが、保存していないデータはそのまま保存されません。そのため強制的に再起動する場合はiPadがフリーズしたときの手段として実行してください。
iPadの画面がフリーズして動かない時の対処法2:充電
対処法1で強制的に再起動を実行する方法を説明しましたが、それでも解決しない場合は、iPadを正しく充電してみましょう。iPadを充電器に差し込むと、数分後に充電画面(バッテリーのマーク)が表示されます。それでも、画面が暗いままである場合は以下の方法で対処していきましょう。
コードの断線や故障がないか確認してしっかりUSBケーブルをさす
- iPadを充電器に差し込、数分後に充電画面が表示されるか確認します。
- 1時間経過しても充電画面が表示されない場合を説明します。
- 「電源に接続してください」という画面が表示される場合は「プラグ」「USBケーブル」「電源アダプタ」を確認します。
- コードの断線や故障がないか、ホコリなどゴミが付着していないか、しっかりプラグが差し込まれているのか確認してみましょう。
- それでも、充電画面が表示されない場合は別のUSBケーブルや電源アダプタを使用してみましょう。
どの機器が不具合を起こしているのか分からない場合、ひとつずつ機器を試してみて確認していきましょう。また、コードが断線していたり、電源アダプタに問題がある場合は、新しいUSBケーブルや電源アダプタを購入しましょう。
iPadの画面がフリーズして動かない時の対処法3:PCに接続して再起動
対処法1と対処法2を試しても、iPadがフリーズして動かない場合はPCとデバイスに接続する・Appleに修理に出すの2点をが考えられます。1つずつ対処法を確認していきましょう。
PCに接続して強制的に再起動する方法
PCとiPadデバイスを接続している状態で、強制的に再起動します。強制的に再起動してもiPadのデータは削除されないので、強制的に再起動しましょう。
- iPadの場合の操作の進め方を説明していきます。
- iPadをPCに接続して「iTunes」を開きます。
- 「ホームボタン」と「上部ボタン(サイドボタン)」を同事に押します。
- リカバリーモード画面が表示されるまで長押しします。
- Appleロゴが表示されても、そのままリカバリーモード画面が表示されるまで長押しします。
- 「復元」か「アップデート」の選択する画面が表示されます。
- 「アップデート」を選択します。
- iPadのソフトウェアをダウンロードします。
- 15分以上経過したら、リカバリーモードは終了です。
それでもだめならAppleへ修理に出す
対処法1・対処法2、強制的に再起動でもどの対処法を試しても原因が解決しない場合はAppleへ修理を出すことです。最終手段です。以下の症状を確認してみましょう。
- 対処法1・対処法2、強制的に再起動を試しても、画面がフリーズしたままで何も表示されない。
- 画面はフリーズして暗いままであるが、警告音などの音が聞こえたり、iPadが振動している。
- 画面は暗いままであるが、消音解除や電源に接続すると、微かに音が聞こえる。
- 画面の電源は入るが、画面をタップしても、スライドしても、ホームボタンを押しても反応しない。
- ホームボタンの破損など、パーツの故障で動かないため、iPadデバイスを強制的に再起動できない。
- デバイスiPadがAppleのロゴが画面に表示されて止まっている。
- フリーズした画面全体に単色が表示されている。
- PCに接続してもiPadがiTunesに認識されない。
以下のリンクからAppleサポートに問い合わせすることができます。保証期間内であれば無償で修理をしてくれます。
iPadはメモリやバッテリーを使い続けると、劣化が早くなります。定期的に就寝中でも電源を切っておくなど、長時間使用しないようにしましょう。iPadを初期化する方法もありますが、その場合は事前にバックアップをとっておく必要があります。iPadデバイスの故障が明らかの場合には修理にだしましょう。
iPadがフリーズしたら対処法を試してみよう
iPadが固まってしまう原因といくつかの対処法についてご紹介しました。iPadの画面がフリーズして動かなくなったら、バックグラウンドでアプリが起動していないか、メモリが不足していないかなど、充電、再起動を試してみましょう。それでも、iPadの画面が黒いままであったら、Appleサポートの修理サービスを利用しましょう。