2019年04月10日更新
AirPodsの内蔵マイクの音質は?音声入力や録音方法を解説!
2016年に発売されたAirPodsは従来の有線式のEar Podsに変わってAppleの代表的なデバイスに成長しました。今回の記事ではAirPodsのマイク機能や、AirPodsのマイクを使った便利な機能をくわしく解説していきます。
目次
AirPodsにはマイクが内蔵されている
Siriや電話アプリで活躍
AirPodsは完全独立型のワイヤレスヘッドフォンです。左右のデバイスには音楽を聴く以外にマイクが内蔵されています。内蔵マイクは電話の通話や音声入力、AirPodsをダブルタップする事でSiriの音声コマンドの入力にも対応しています。2019年4月に発売された第2世代では、音声コマンド『Hey Siri』にも対応しました。
AirPodsの内蔵マイクの録音性能を検証
iPhoneの内臓マイクなどとの音質比較
AirPodsに限らず、Bluetoothで接続されるヘッドフォンやマイクは、iPhone本体に内蔵されている物理マイク『底面マイク』『前面マイク』『背面マイク』に比べると、無線で接続している為に音質は低下します。クリアな音質を求める場合は本体内蔵の物理マイクを使用しましょう。
AirPodsの内蔵マイクの使い方
LINEで音声入力する
iPhoneの『LINEアプリ』で『音声入力』をする操作方法を説明します。
まずiPhoneで事前に音声入力をオンにする設定を行っておきます。iPhoneの『設定』を開いたら『一般』の項目をタップします。すると各設定項目が表示されますので、『キーボード』をタップします。
『キーボード』の詳細設定画面が表示されます。この項目の中に『音声入力』の項目がありますので、タップして『オン』にしておきます。ここで音声入力言語を日本語か英語に設定する事もできます。
iPhoneのLINEアプリを開きます。トーク画面で『キーボード』の左下にある『マイク』のアイコンをタップします。
すると『音声入力待機状態』で『波形』が表示されます。ここでマイクに向かって喋ると『音声認識されたテキスト』が『自動入力』されます。
長文執筆にも便利!メモアプリで音声入力する
長文を執筆する際に役に立つのが『メモアプリ』です。iOS・Mac用に様々なアプリが提供されています。外出先でiPhoneのアプリから文章を入力しておき、帰宅後にMacで編集するといった使い方もあります。ここではGoogleドキュメントで音声入力を行い、Macで編集する方法を説明します。
まずiPhoneのの『Googleドキュメント』アプリを開いて、テキスト入力画面を表示します。キーボードの左下にある『マイク』アイコンをタップします。
キーボード部分に『音声入力待機状態』で『波形』が表示されます。ここでマイクに向かって喋るとテキストが入力されます。入力が終わったらタイトルを付けて保存します。
PC版のGoogleドキュメントアプリを開いて、保存したタイトルを開きます。あとは必要に応じて編集・入力を行います。この操作方法は、iOS・Macで提供されているメモアプリで音声入力対応であれば対応できます。ご自身の使っているアプリでも確認して下さい。
AirPodsは、同じApple IDでお使いのAppleデバイスで共用できます。Macで音声入力を使用する場合、Macの『メニューバー』に『スピーカー』のアイコンがあります。これをタップすると、接続されているAirPodsの情報が表示されます。
もしAirPodsの情報が正確に表示されない場合、Macの『システム環境設定』から『Bluetooth』をタップし、『ペアリング設定』を行ってください。
ボイスメモの録音は可能だが通話録音は不可
AirPodsに限らず、iPhoneでは『ボイスメモ』アプリは録音に対応していますが、標準で通話の録音機能はありません。通話の録音をする場合はiPhoneのApp Storeから対応するアプリ(有料・無料)を購入する必要があります。
片側のマイクのみ有効にすることもできる
左右それぞれの AirPod には『マイク』が付いています。デフォルトでは、マイクは『自動』に設定されていて、左右どちらの AirPod でもマイクの機能を果たします。片方の AirPod しか使っていない場合、その AirPod がマイクになります。『マイク』を『常に左』『常に右』に設定することもできます。
この場合、左側または右側の AirPod のいずれかがマイクとして設定されます。その AirPod が、耳から外したりケースに入れたままにしたりしていても、マイクになります。
AirPodsの内蔵マイクを活用してハンズフリーになろう
今回の記事ではAirPodsのマイクに関する機能を解説しました。AirPodsは他のBluetoothヘッドフォンと違い、同じApple IDで設定されたiPhone・iPad・Mac・Apple Watchでシームレスに使用出来ます。様々なシチュエーションで大変活躍してくれます。この機会にぜひ皆さんも有線ヘッドフォンからAirPodsのハンズフリー環境を体験しましょう。