iPadはどこで買うべき？おすすめの購入先やお得に安く買う方法を紹介！

2019年3月18日に新型のiPad AirとiPad miniが発表され、2018年3月のiPad 第6世代から続いていた1年越しのラインナップの更新がひとまず完了しました。これによってiPad、iPad mini、iPad Air、iPad Proからなる、すべてのiPadの現行モデルがApple Pencilに対応したことになります。

iPadの現行・旧モデルの違いについては、下記のリンク先で確認していただくとして、それではいったいiPadはどこで買うべきなのかを、購入先をわけて以下で紹介していきます。

ここからは、iPadの購入先を5つに分けて、そのメリットとデメリットを紹介します。あなたの優先度によって、どこで買うとお得になるのかは変わってきますので、記事中で指摘するおすすめポイントや注意点を見逃さないようにしてください。

最初に紹介する購入先は、Apple Storeです。実店舗こそ東京・名古屋・京都・大阪・福岡にしかありませんが、公式サイトを利用すればどこからでもiPadを購入できます。Apple Storeのお得ポイントには、以下の6点が挙げられます。
 

1. 送料無料で最短翌日到着のスピード配送
2. 到着から14日以内の無料返品（開封済みも可）
3. SIMフリーのiPadが入手可能
4. 最大12〜24か月の金利0％分割支払いが可能
5. 学生・教職員割引
6. 公式サイトならではの安心感

また、時期によって最大期間が12〜24か月と異なりますが、金利0％で使えるショッピングローンが利用できるのも、ほかにはない大きなメリットです。クレジットカードの分割支払いだと優に10％を超えますから、それだけで数千円安くすみますから、ずいぶんとお得なことがわかります。

また割引率は2〜5％程度ですが、学生・教職員割引で額は2〜5,000円程度安く購入できるのもお得ポイントです。注目すべきは、対象が「大学生、高等専門学校および専門学校生、これらの学校に進学が決まった生徒、教育機関の教職員」のみならず、その両親、およびPTAの役員として活動中か選出され活動が決定した場合も、割引対象となることです。

PTAの作業のため、という名目、ではなく目的でiPadを購入するのであれば、Apple公式サイトがおすすめです。

逆にマイナスポイントとしては、以下の2点が挙げられます。
 

1. 割引やポイント還元がない
2. 実店舗で購入するのは大変

続いて紹介する購入先はdocomo／au／SoftBankのキャリアショップです。あなたがiPadをどこで買うかと迷ったときに一番手近な場所として浮かんだ購入先だと思われます。キャリアショップのお得なポイントは以下の4点です。
 

1. 実店舗が多く、説明や相談がしやすい
2. スマートフォンと組み合わせて通信量や費用をまめられる
3. 分割払いが可能
4. オンラインショップも利用できる

1. Wi-Fiモデルが選べない
2. キャリアのSIMとセットになる

全国で8店舗しかないApple Storeとは異なり、3大キャリアの店舗は全国に存在するため、実際にiPadの各モデルに触れることができます。またわからないことや難しい通信プランについての相談も可能ですし、逆に相談なしにオンラインショップですぐさま購入することもできます。このように様々な購入方法を選べるところがキャリアのお得ポイントです。

反面、通信料金が発生するセルラーモデルのiPadしか扱っておらず、しかもそのキャリアでしか利用できないSIMロックがかかっています。また通信量を手許のスマートフォンと共有できるプランも利用できますが、そのため料金プランが複雑になりがちです。本体に割引が利くこともありますが、通信費用とのバーターなので必ずしも安くつくとは限りません。

とはいえ、手許のスマートフォンとキャリアをまとめておけば、支払いが一括で済みますし、本体価格も分割払いできるので、気楽ではあります。必ずしも安くは買えませんが、気楽におまかせで買うにはどこで買うのが良いか、とお考えでしたらキャリアショップでの購入もおすすめ対象となります。

iPadの購入先として家電量販店が最初に浮かぶ人もおいででしょう。家電量販店のお得ポイントは以下の通りです。
 

1. 購入価格が安い場合がある
2. ポイント還元・ポイント使用が可能
3. 分割払いが可能
4. オンラインショップも利用できる

1. Wi-Fiモデルが主力で、セルラーモデルはキャリアのものしか購入できない

ただし、2019年4月現在、新型のiPad miniでは4〜11円しか安くなりませんし、一番の魅力であるポイントもApple製品では1％しか付きません。手持ちのポイントを支払いに充てられるメリットこそありますが、ポイント還元率が低くてはとうていおすすめの購入先には入らないように思えるでしょう。

しかし、実店舗でしか利用できませんが、家電量販店ではQR・バーコード決済が使えるお店があることを忘れてはいけません。2018年末のPayPayキャンペーンでは家電量販店がお祭り騒ぎになりましたし、4月30日までならLINE Payで15.5%〜20%の還元が受けられますから、iPadが実質的に1〜2万円安く手に入る計算となります。

さすがに20％還元はキャンペーン時のみですが、現在市場争いが激しいQR・バーコード決済なら今後もお得なキャンペーンが期待できますので、その時までiPadの購入を待つのもおすすめの方法です。

Amazonや楽天、Yahoo!ショッピングなど、ネットでのiPad購入も選択対象のひとつです。特にAmazonではApple公式による販売がありますので、安心して購入することができます。以下にネットでの購入のお得ポイントを挙げます。
 

1. 購入価格が安い場合がある
2. ポイント還元・ポイント使用が可能

1. 購入価格が高い場合がある
2. 販売元の信頼性が保証されていない
3. Wi-Fiモデルが主力でセルラーモデルは購入しにくい

たとえばAmazonでは、10円程度ですが割引がある上に1％のポイント還元が付きます。その上Amazonギフト券を使えば、一度のチャージ金額が多くなればなるほど、ポイント還元率が高くなるため、最大で2.5％の還元を受けられます。元の1％還元と合わせると、最大3.5％還元される計算です。

もちろん楽天市場やYahoo!ショッピングでも5％程度の還元案件はすぐに見つかりますし、スペシャルデーなどを狙えば10％以上の還元も難しくありません。ただし、ポイント還元率が高いものは、Apple Storeでの価格よりも高い場合が少なくないため、ちゃんとポイントを計算して十分安くなるのかを確認してください。

また、販売者の中には新品と偽って中古や新古品を送ってきたり、最悪の場合は発送すら行わなかったりするものもあります。ネットで検索して異様に安いものを見つけたときには詐欺の可能性を十分考慮してください。

Yahoo!オークションや、メルカリ、ラクマといったフリマアプリからiPadを購入するのも選択肢のひとつです。こちらのお得ポイントとマイナスポイントは以下の通りです。
 

1. 中古だが安く買える可能性がある

1. 一品ずつ状態が違うので目利きが必要
2. 買う前に想定していたものと違っていてトラブルが起きやすい

中古ショップはオークション・フリマアプリと同様のお得ポイントとマイナスポイントがあります。ただし、お店のマージンが乗る分だけ高くなるマイナスポイントがある反面、お店に出向いて品物をチェックできたり、数か月の保証がついたりするメリットもあります。

また、セルラーモデルが入手できるのも、Apple Store以外では中古ショップかオークション・フリマアプリでしかありません。ただし、ちゃんとSIMロック解除されているか、元のキャリアでの支払いが終わっているかを確かめる必要があります。

安さと安心感の両方を求めるのであれば、おすすめの購入先と言えます。

iPadにはWi-FiモデルとWi-Fi＋Cellularモデル（以下セルラーモデル）があります。税別で15,000〜17,000円の違いですが、通信費用を考えるとその差はさらに広がります。Wi-FiモデルとセルラーモデルのどちらのiPadを選ぶべきかは、特にこの記事のように「安く買う」ということを前提にしていると非常に悩ましい問題です。

どちらを選ぶべきかは、あなたの使い方にかかっています。

Wi-FiモデルのiPadは、自宅、もしくは東京メトロや会社、コワーキングスペース、喫茶店などのWi-Fi環境下でしかiPadを利用しないと判明している場合にのみおすすめします。通勤・通学の電車やバス、旅行先などでiPadを使う可能性があるのなら、セルラーモデルのほうがいいでしょう。

ただしWi-FiモデルのiPadであっても、スマートフォンのテザリング機能を使えば、外でもネットアクセスできます。しかしその手間は結構なストレスになります。テザリングで十分か否かは人によりますので、もし知り合いにiPadのWi-Fiモデルをお持ちの人がいれば、1日お借りして、自分の行動をシミュレートしてiPadを使ってみることをおすすめします。

それで十分と感じられるのでしたら、Wi-Fiモデルをおすすめします。また、外での利用が少ないと考えられるiPad Pro 12.9インチモデルも、Wi-Fiモデルを積極的におすすめできます。

iPadを外に持ち出して、Wi-Fiの届かないところでネットにアクセスする可能性があるのなら、セルラーモデルをおすすめします。通勤・通学の電車やバスの中や、地図や情報を確認するために車を停めた際など、すぐにiPadが使えるのは非常に便利です。基本的にWi-Fi環境下でデータをダウンロードしておけば、通信量も月1GBで済ますことが容易です。

そのため格安SIMを利用すれば1GBなら月500円程度で運用できますから、コストアップはさほど大きくありません。また、セルラーモデルであれば、必要なデータはその都度ダウンロードできますので、本体の容量も少なめで済みます。そのため、容量差による金額とセルラーモデルにすることによる金額とがほぼバーターになります。

さらにセルラーモデルであればGPSが付いていますので、位置情報も正確になります。また、iPadのSIMロックは国内だけのものなので、海外旅行の際には海外のSIMを入れることで格安での運用が可能です。また、紛失・盗難の際にも「iPhoneを探す」で場所を追跡できます。以上のことから、外で使うのであればセルラーモデルを強くおすすめします。

上でお伝えしたように、iPadは基本的にセルラーモデルの購入がおすすめです。ただし、セルラーモデルを利用するのであれば、iPadの本体価格のみならず通信費用も計算に入れなければ、本当にお得に安く手に入れることはできません。それだけにiPadをどこで買うかは大問題となります。

その上、冒頭の「iPadの購入先！iPadはどこで買うのがおすすめ？」の章でお伝えしたように、新品のセルラーモデルのiPadを購入しようとすれば、購入先はキャリアショップかApple Storeしかありません。

キャリアショップには実店舗とオンラインショップがあり、いったいどこで買うのが良いのか悩ましいところです。確かにキャリアショップは実店舗を利用しやすいのがメリットですが、その店舗に希望の機種の在庫がない場合も少なくありません。そのためおすすめするのは各キャリアのオンラインショップからの購入です。

オンラインショップであっても実店舗と変わらずに、手許のスマートフォンとの合算プランを選べますし、キャリアによってはチャットでの相談も可能です。また実店舗と違い、在庫が豊富なので希望のiPadも手間なく入手できます。

オンラインショップなら家から出る必要もありませんし、受け取りに実店舗まで出向く必要もないので便利です。通信費用も含めると必ずしも安くはありませんが、iPadの機種によってはほぼ0円で手に入れる機会もありますので、時機をうかがってください。ただし、時機をうかがいすぎて買いそびれる可能性もありますので、ほどほどにするようお願いします。

Apple Storeは、ただiPadのみを購入するのであれば必ずしも安くはありませんが、SIMフリーのセルラーモデルのiPadを格安SIMと組み合わせて運用するのであれば、非常にお得な購入先に早変わりします。月1GB以下でiPadを運用できるのであれば、月500円程度で済みますから、キャリアで購入する場合に比べると随分と安く済みます。

ただし、iPadでWebサイトにアクセスするとPCの画面が表示されるため、スマートフォンに比べて通信量が増える嫌いがあります。マップデータも画面が広い分データ転送量が増えて通信量を圧迫します。格安SIMで運用するのなら、タウンWiFiなどのフリーWi-Fi接続アプリを使うなどの方法で、モバイル通信量を減らす工夫も必要となります。

Wi-FiモデルのiPadを購入するのなら、おすすめはネットとApple Storeでの購入です。

ひと言でネットと言っても、ネットショップのいったいどこで買うべきかおすすめするのはなかなか難しい問題です。

冒頭の「iPadの購入先！iPadはどこで買うのがおすすめ？」の章でお伝えしたように、Amazonギフト券をAmazonにチャージして、そのギフト券を使ってiPadを購入すれば、最大3.5%のポイント還元が得られます。通常時は、これがiPadを一番お得に購入できる方法です。

また楽天市場やYahoo!ショッピングでは、しばしば5〜10％のポイント還元のキャンペーンを行っています。色々条件はありますが、これに合わせてiPadを購入すれば、さらにお得にiPadを購入できます。したがって、ネットショップのどこで買うかは、その時期によって選択することになります。

Apple StoreでのiPadの購入は、ポイントサイトを使わない限りポイント還元こそありませんが、一番安心感が得られる購入先です。この安心感はまさしくプライスレスですから、人によって高く感じるか安く思うかは分かれるところです。

ただし、Amazonのギフト券購入やほかのネットショップのキャンペーンに合わせて行動するのが億劫であれば、Apple StoreでのiPad購入が一番間違いのない購入方法であることは間違いありません。

iPadは新品での値引きはほとんどありませんし、中古でも値崩れが少ない商品です。もし旧型でもいいから少しでも安く手に入れたいのであれば、オークションやフリマアプリを利用するべきです。

Yahoo!オークションやメルカリ、ラクマなどのオークションやフリマアプリでiPadを購入すれば、iPadを割安で買える可能性があります。ただし、中古品は1品ごとに状態が異なりますし、また出品者もそれぞれです。したがってオークションやフリマアプリの中のどこで買うのがいいのか、ということは断言できません。

日々チェックを入れて、お買い得のiPadを見逃さないようにしなければなりません。運が良ければいいのですが、そうでないと時間ばかりかかってなかなか良い品物に出会わない可能性もあります。焦らずに、時間に余裕を持って利用することで、安くて良い中古のiPadを手に入れてください。

中古のiPadは、どこで買うにしても使用感の程度などがわからず、自分が思ったよりも程度が良くないということがよくあります。購入時や応札時に、過大な期待を抱かないようにしてください。また、本当にあなたの求めているiPadなのか、旧型だったり、実は周辺機器や箱だけの出品だったりしないかの確認も怠らないでください。

あと、オークションやフリマアプリでは、購入者が内容を確認して相手を評価するまでは相手にお金が渡らないようになっています。確実に動作確認をして、使用感などを確かめて納得するまでは、決して簡単に評価を与えないようにしてください。

メルカリの登録はこちら！今なら招待コード「FCBWGE」を入力して登録すると、コンビニや店舗で使える500円分のポイントがもらえるので、おすすめです。

iPadは中古でも値下がり幅が少ないので、ネットショップの10％、QR・バーコード決済による20％ポイント還元のほうが結局は割安になることもあります。この場合は、「どこで買うか」はそのキャンペーンの「対象がどこになるか」にかかってきます。

楽天市場であれば、10店舗でポイント還元が10％、楽天のカードなどを持っていればそれ以上の還元があるキャンペーンがほぼ毎月行われていますので、それを利用するのが賢明です。またYahoo!ショッピングであれば5のつく日は5％のポイント還元がありますので、これも狙い目です。

QR・バーコード決済のキャンペーンは実店舗での購入になるため、お店が遠いと不便ですが、うまくいけばこれが最もお得にiPadを購入できるチャンスとなります。

中古のiPadをどこで買うかは、上で記したようになかなかに悩ましい問題ですが、安心感という面ではAppleの認定整備済み商品が最もおすすめです。

Appleでは、返品されたり修理交換されたりしたApple製品を、バッテリーなどを交換した上で新品と同じ1年保証をつけて「認定整備済商品」として販売しています。中古品としては割高ですが、新品と比べると割安で、しかもAppleの純正保証付きなだけでなく、Apple Care+への加入も可能と、なかなかにおすすめなiPadです。

しかし、あくまでもAppleへ戻されたiPadを整備して販売しているものですから、在庫が少なく、人気のスペックのiPadはすぐに売れてしまいます。また、元の販売数に比例するため、セルラーモデルはあまり出品されません。オークションやフリマアプリ同様、欲しいiPadが出ているかをこまめにチェックする必要があるのが難点です。

以上、iPadはどこで買うのが一番なのかは、あなたのiPadの使い方・買い方に左右されます。とにかく安く買いたいのであれば、オークションやフリマアプリで出物をじっくりと待つべきですし、新品のiPadを格安SIMで運用するのであれば、Apple Store一択となりますし、ポイントを含めてお得に買うならキャンペーン期間を狙うしかありません。

一番のおすすめは整備済iPadを購入することですが、これはタイミングがすべてですし、競争は激しく、さらに新型iPadに限ればなかなか登場してきません。じっと変えなくてもいいからと待ち続けるか、どこかで買いたい気持ちを優先させるか、それともすべてをおまかせしてキャリアショップで購入するか、すべてはあなたの選択次第です。