ひすったーの使い方！フォロー/リムーブ/ブロックを確認！安全性や乗っ取りは？

Twitterを利用していると、フォロー・フォロワー・ブロックといったSNSの人間関係を整理して見られないものか、と思うことがあるでしょう。そんなときに役立つのが「ひすったー」というWebサービスです。

ひすったーはWebサービスなので、スマホアプリとしての利用はできませんが、パソコンからでもスマホからでもブラウザで簡単にアクセスできます。またスマホで利用する場合は、ブラウザの機能でホームページにショートカットアイコンの形で配置することで、まるでアプリのような使い方ができます。

ひすったーのショートカットアイコンをホーム画面において利用できる便利な使い方については、以下の記事の「Twitter Lite(ライト)をアプリのように利用する方法」の章を参考にしてください。

ひすったーの利用を開始すると、利用開始時点から各種データを記録してくれます。フォロー・フォロワーの数もそうしたデータの一つです。

ひすったーのこの機能を使うことで、あなたがフォローしている人数がどう変化しているのか、リムーブされてフォロワーが減ってはいないかをチェックできるのです。そんな便利なひすったーは、フォロワーの人数が気になる人には手放せないツールとなるでしょう。

ただし変動履歴で確認できるのは、あくまでフォロー・フォロワー数の増減だけです。最初にひすったーにログインした時点での数字を0として、それに対して何人が増え何人が減ったかを教えてくれるにすぎません。

現時点でのフォロー・フォロワー数についてはひすったーではなく、パソコンの場合はホーム画面で、スマホの公式アプリの場合はホーム画面のあなたのアイコンをタップして開く「プロフィールと設定」メニューで確認してください。

ひすったーでは、フォロー・フォロワーの数だけでなく、あなたがブロックしているユーザー数も記録しているので、その変化を確認できます。ひすったーの示す数字に、あなたは自覚している以上に大勢をブロックしていることを知って驚くのではないでしょうか。

ただし、ひすったーのブロック変動履歴で確認できるのはあくまであなたが追加したり解除した結果の、「ひすったーの利用開始から現時点でのブロックしているアカウント数の変化」だけです。最初にひすったーにログインした時点での数字を0として、それに対して何人が増え何人が減ったかを教えてくれるにすぎません。

加えて、個別に「誰それをブロックした」「誰それのブロックを解除した」ということも確認できません。これらを知るためには、あとで記すようにひすったーの「ブロック済み一覧」の確認が必要です。

フォロー・フォロワーの数やブロックしている人数の増減を確認するだけなら、ひすったーの機能を半分も使っていないと言えるでしょう。Twitter上の片思い・片思われのアカウントを教えてくれるのも、ひすったーの大きな魅力です。

ひすったーで調べられるという「片思い・片思われ」とは何を意味しているのか、不思議に思う人もおいででしょう。以下にスマホのブラウザからアクセスした様子を元に、その説明をします。

Twitterにおける「片思い」とは「あなたはフォローしているけれど、相手からはフォローされ返されていない」というフォローの一方通行の状態を指します。

ひすったーを使うことによって、あなたがTwitter上でフォローしているアカウントのうち、どれだけのアカウントがあなたをフォロー仕返してくれていないかを、片思い一覧の項目で確認できます。

ちなみにお互いがフォローし合っている関係のことは相互フォローと呼びますが、片思い・片思われからの類推で「両思い」と言われることもあるようです。

Twitterにおける「片思われ」は片思いとは逆に「あなたはフォローしていないけれど、相手からはフォローされている」というフォローの逆方向の一方通行状態を指します。

ひすったーを使うことで、あなたをTwitter上でフォローしてくれているアカウントのうち、どれだけのアカウントをあなたがフォロー仕返していないかを、片思われ一覧の項目で確認できます。

前項、前々項に掲載した「片思い一覧　××アカウントの片思いを一覧で確認出来ます。」「片思われ一覧　××アカウントの片思われを一覧で確認出来ます。」というひすったーの項目を選択すると、ずらりと「片思い」「片思われ」それぞれのアカウントが一覧表示されます。

その中の一つを見ると、アカウント名やアカウントについての情報のほかに、「過去のやり取りを検索」「＠〜のツイート傾向等」というリンクが見えます。

「過去のやり取りを検索」を選択すると、そのアカウントとやり取りした過去の返信（リプライ）の履歴がひすったーによってツイート検索されて表示されます。

「＠〜のツイート傾向等」を選択すると、そのアカウントのプロフィールが抜書きされますので、「ああ、このアカウントはこういう人のアカウントだっけ」と思い出すきっかけになります。

こうしたひすったーからの情報は、「片思い・片思われ」状態を脱して、相互フォローになったりフォローをやめてリムーブしたりするには、大いに役立つことでしょう。

ひすったーで「できること」と「できないこと」をしっかりと認識した上で、ひすったーの使い方を確認しておきましょう。

ブロックについて多くの人が思うことは、自分がブロックされたのかどうかをすぐに知りたいということでしょう。果たしてひすったーはあなたがブロックされたことを伝えてくれるのでしょうか？

残念ながら、ひすったーはあなたがブロックされたり、フォロー解除されてリムーブされても特に通知してはくれません。メールでの通知も、TwitterのDMでの通知もありません。それというのも、ひすったーはあなたのアカウントにアクセスして様々なデータを読み込む機能は持っていても、メールアドレスを取得する権限もDMを送信する権限も持っていないからです。

しかし、その代わりにあなたのフォロワーが減ったことで、あなたがブロックされたかリムーブされたことを教えてくれますから、使い方次第であなたが誰にブロックやリムーブされたのかがわかります。

もしあなたのフォロワーが2桁であれば、フォロワーが一人減っても、どのアカウントがあなたをブロックなりリムーブしたかがわかるでしょう。こうした場合、ひすったーの存在意義は大きくなります。

しかし、フォロワーが100人を超えるようであれば、フォロワーが一人減ったどころで、いったい誰がフォローを止めたのかを突き止めるのは容易ではないでしょう。したがって、基本的にひすったーでは、あなたがブロックされたこともリムーブされたことも確認できないと思っていいでしょう。

先にひすったーの「片思い一覧」「片思われ一覧」についてお伝えしましたが、あなたがブロックしたアカウントに対してもひすったー上に一覧が存在します。

「ブロック済み一覧　××アカウントのブロック済みアカウントを一覧で確認出来ます。」というひすったーの項目を選択すると、あなたがブロックしたアカウントがずらりと一覧表示されます。

その一覧の中には「相手からもブロックされてるかも？」というタグのついたアカウントも見受けられます。

このタグを見ると不安を感じるユーザーも多いと思われますが、実はこのタグはあくまでブロックされている「可能性」を示す程度のものでしかありません。Twitterではブロックをするとお互いのフォローが外れるため、ひすったーでは一定期間中にお互いにリムーブしあった場合でも「ブロックされてるかも？」とあなたに対して表示してくるのです。

確かに同時期にお互いがタイミングを計ったかのようにフォローを外す可能性は少ないと言えます。しかしアカウントによってはフォロワーの数を増やすために、闇雲にアカウントをフォローし、相手がフォロー仕返したらさっさとフォローを外して片思われ状態に持ち込むものもあります。

そんなアカウントは、あなたがブロックしたりリムーブすると、さっさとあなたをブロックやリムーブし返すことでしょう。そうしたアカウントは「相手からもブロックされてるかも？」というタグが付き易くなるのです。あなたがそんなアカウントを気にする必要はないでしょう。

Twitterと連携する各種連携サービスは、あなたのアカウントにアクセスできる以上、個人情報を流出させたり、アカウントの乗っ取りが可能です。

それでは、ひすったーにもそういった流出や乗っ取りの危険があるのでしょうか？

また、ひすったーの安全性が高いとしても、同じような機能をうたう類似サイトとTwitter連携してしまい、情報が流出したりアカウントを乗っ取りされる危険度はどうなのでしょうか？

以下では、こうした安全性・危険度について説明します。

ひすったーは、あなたのアカウントにアクセスしても、
 

• タイムラインのツイートを見る
• フォローしている人を見る

逆に、ひすったーのやらないことは、

• 新しくフォローする
• プロフィールを更新する
• ツイートする
• DMを見る
• 登録済みのメールアドレスを取得する
• Twitterのパスワードを見る

ひすったーの安全性が高いからといって、安易に似たサービスを連携サービスとして許可するのは非常に危険です。

実際にとある連携サービスは、ひすったーへの登録を仲介するだけの機能しかないのに、ひすったーの行わない「ツイートする」「登録済みのメールアドレスを取得する」などの危険度の高い行為をする権限を持っていました。そのため、あなたがブロックしている人のことが、この悪質サービスと連携した各アカウントのタイムラインにツイートされたりしたのです。

またメールアドレスを獲得されてしまうと、先に記したようにあなたのアカウントとメアドがセットで流出してしまう危険も高まりますし、パスワードを見られてはもはや乗っ取りにあわないのが不思議なレベルです。

このことについて、ひすったーの運営者は以下のように警告しています。

Twitterとサービスを連携させる際には、必ず「このアプリケーションは次のことができます。」以下の項目にちゃんと目を通して、安全性を確かめるようにしましょう。
 

• タイムラインのツイートを見る
• フォローしている人を見る

• 新しくフォローする
• ツイートする

さらに、
 

• プロフィールを更新する
• DMを見る
• 登録済みのメールアドレスを取得する
• Twitterのパスワードを見る

先にひすったーの類似サービスについてお伝えしましたが、そんな乗っ取りの危険度の高い連携サービスではなくとも、ひすったーに似たフォロー・フォロワー・ブロックアカウントのメンテナンスサービスがいくつもあります。

その中から、今回は「人事ったー」と「片思いったー」を紹介します。

人事ったーは、ひすったーよりももう少し機能が多いTwitter連携サービスです。

人事ったーは、日々のフォローを開始してくれた人、フォローをリムーブした人を記録します。そのため、使い始めた時点では情報は何もありませんが、使っていくうちに誰がフォロワーになってくれたのか、誰があなたをリムーブしたのかを人事ったーのサイト上で確かめられるようになります。

人事ったーは、ひすったーに比べ機能が多くなった分運営にコストがかかるためか、人事ったーのアカウントのフォローを自動的に行い、あなたやほかの人事ったーユーザーのタイムラインにツイートする権限を要求します。

ダイレクトメッセージを見たり、登録済みのメールアドレスを取得したり、Twitterのパスワードを見ることはありませんから、乗っ取りの危険はほぼありませんが、ひすったーに比べると危険度が上がっていることは確かでしょう。

それでも、フォロー開始やリムーブされたことを知りたいのであれば、人事ったーは便利なサービスであることは間違いありません。

あなたが「片思い許さじ！」という相互フォロー絶対主義者なら見逃せないのが片思いったーです。

片思いったーは、片思い・片思われの相手を探してくれるTwitter連携サービスです。それだけならひすったーを利用すれば済む話ですが、なんと片思いったーには片思いの相手をまとめてフォローから外してリムーブしてくれる機能があるのです。

あなたが「自分がフォローしているのにフォロー仕返してくれないのは嫌だ」と思うのなら、この一括リムーブの機能を持つ片思いったーは、手放せないサービスになるでしょう。

その反面、片思いったーが要求する権限は、ひすったー以上どころか人事ったーの要求する権限よりも大きくなります。フォローの一括削除を行うためには仕方のないことではありますが、危険度が上がっているのは間違いありません。片思いったーの運営者に悪意がなくとも、誤動作で迷惑を被る可能性もあるのですから。

とはいえ人事ったー同様、登録済みのメールアドレスを取得したり、Twitterのパスワードを見ることはありませんから、乗っ取りの危険はほぼないと言えるでしょう。

以上、Twitterの片思い・片思われ、ブロックした人についてまとめてくれる、ひすったーの使い方や安全性についてお話ししました。

この記事が、あなたのフォローやフォロワーの確認や整理、それにブロックした人に対してのアフターケアなどに便利なひすったーを上手に利用して、あなたのTwitterライフをより充実させることに役立つことをお祈りいたします。