2019年02月20日更新
TwitterのツイートをRSSフィードで取得する方法!TLを変換して読む!
この記事ではTwitterなどのタイムラインをRSSでURLを取得して、RSSリーダーというツールを使ってタイムラインを読む方法をご紹介いたします。Twitterだけでなく、ブログやニュースサイトでも活用できますので、ぜひご覧ください。
目次
TwitterのRSSとは?
Twitterのタイムラインはどんどん流れていくため、見たいツイートがある場合、それを見逃さずにみるということは困難であります。そこで今回の記事は、そんな見逃したくないツイートを取得できるサービス「RSS」について紹介します。
RSSとは
RSSは「Rich Site Summary」や「Really Simple Syndication」の略で、Twitterやブログなどのタイムラインを各種Webサイトから更新情報として配信するための文書フォーマットの総称です。通常、feedlyなどのRSSリーダーというツールを使って、後からまとまった形でTwitterなどの最新の情報が読めます。
タイムライン情報を変換して読む手順
TwitterのツイートをRSSに変換してタイムラインを取得するための手順です。一般的にRSS配信しているブログなどは、URLを登録しておけば、「feedly」などのRSSリーダーで見られるのですが、Twitterの場合はRSS配信していないため、通常の手段ではRSSを取得できません。そこで外部のサービスに頼る形で「変換」という工夫をしてタイムラインを読むことを実現していきます。
RSSフィードURLを取得
ここではTwitterやブログサイトなどのRSSのフィードURLを取得する方法を解説します。まず、ブラウザ(※ここではGoogle Chromeで説明しています)を開いて、右クリックメニューの「ページのソースを表示」オプションを選択します。
すると、下記のような画面が表示されます。ちょうど、赤枠で囲った部分の「title="RSS"」からはじまる「href=」に続くURLがRSSのフィードURLです。
これは上級者向けの方法かもしれませんので、HTMLになれていない方向けにオススメのRSS自動検出ツールもご紹介します。これはブログやホームページに関連付けされているフィード(RSSやAtom)を検出するWebサービスです。使用方法は以下のURLへアクセスし、URLをコピペして検索するだけでOKです。
- https://berss.com/feed/Find.aspx
RSSリーダーにURLを登録してツイートを読む
RSSリーダーにお気に入りのWebサイトのURLを登録しておけば、わざわざサイトへアクセスしなくともお気に入りのサイトやTwitterなどの更新情報や新着情報などのタイムラインをチェックできます。
TwitterのツイートをRSSフィードで取得する方法
上述したようにTwitterはRSS配信していないため、RSSを取得するために特別な手段が必要です。「queryfeed.net」や「TwitRSS.me」というサービスを使用して、タイムラインを読む方法をご紹介します。
TwitRSS.me
ユーザーを指定してツイート取得
「TwitRSS.me」は特定のTwitterユーザーや特定キーワードを含むツイートをRSSリーダーで読むためのURLが取得できるサービスです。使い方はとても簡単で、特定ユーザーのTwitterユーザー名を赤枠の欄に入力して「Fetch RSS」をクリックするだけでOKです。
ちなみにユーザー名とは、下記の画像の赤枠で囲った「@からはじまる部分」のことです。参考までに下記の画像はGoogleChromeのTwitterアカウントで、ユーザー名は「@googlechrome」です。
そうすると、下記の画像のようなHTMLのソースが表示されます。重要なのは赤枠で囲ったURL部分です。初見だと困惑されると思いますが、このURLがRSSリーダーで読み込むための情報なので、これを「feedly」などのRSSリーダーに登録すれば、お好きなツイートをチェックできます。
なお、記事をご覧いただいている方で「Google Chrome」をご利用の方は、上記のようなHTMLのソース画面が表示されたかと思いますが、「Firefox」というブラウザをご利用になられている方は、下記のように違った画面が表示されます。といいましても、必要な情報はまったく同じですので、お好きなブラウザをお選びいただければと思います。
キーワードを含むツイート取得
さて、お次は特定のキーワードを含んだツイートの取得に関してご紹介していきます。少し下の方にある「Twitter Search」という入力欄をお探しください。こちらの入力欄に任意のキーワードを入力して、「Fetch Search RSS」をクリックするだけでOKです。
ちなみにTwitRSS.meはTwitterで使える検索コマンドがいくつか使用できます。代表的なコマンドは「除外」コマンドです。コマンドといっても複雑なものではなく、検索したいワードと「マイナス(-)」を組み合わせるだけです。
例えば、検索したい有名人の名前と「ドラマ」というワードを除外したい場合、「○○○○ -△▲」というように入力すればOKです。気になる方はお好きなお名前で一度お試しください。なお、分かりにくいですが、下記の画像は「有名人」という単語の間に半角スペースで空けていて、マイナスと「アーティスト」という単語の間は空けていないので要注意です。
Queryfeed
さて、お次は「Queryfeed」の紹介です。こちらはTwitterだけでなく、FacebookやインスタなんかもRSS化可能なサービスです。ただし、その機能を求めてしまうと有料プランを購入しなければなりませんので、今回は「無料プラン」で出来る以下の範囲で紹介いたします。
ユーザーを指定してツイート取得
「Classical Twitter Search」の下にある赤枠部分の入力ボックスに「Twitterのユーザー名」を入力して、「Search」(赤い矢印)をクリックします。TwitRSS.meと同じようにブラウザのURL欄にRSSフィードURLが表示されます。
キーワードを含むツイート取得
キーワードでのRSSフィードURLも同じように「Classical Twitter Search」の下にある赤枠部分の入力ボックスにキーワードを入力して、「Search」(赤い矢印)をクリックします。
その他設定
こちらもTwitRSS.meと同じように除外のコマンドが使用可能です。検索したいワードと「マイナス(-)」を組み合わせるだけです。
それだけででなく、下記のようなコマンドも使用できるため、奥が深いのでいろいろ試してみてください。
- How to compose a title
記事のタイトルを選択できます - Geographical restrictions
位置情報が付いたツイートを検索できます - Omit direct messages (started with @someuser)
返信ツイートを省略できます - Omit retweets (started with RT)
リツイートを省略できます - Show images as attachments
イメージを添付ファイルとして表示できます
その他のツール
紹介した「TwitRSS.me」と「Queryfeed.net」と似たようなサービスは他にも存在します。実はQueryfeedなどのサービスはたまにセッションタイムアウトでつながらないことがあり、不安定になることが多いので、こういった代替えのサービスを用意しておくと安心です。
publicate
こちらのサービスの使い方は、RSS化したいTwitterの検索ページやリストページなどのURLを画像の赤枠部分にそのまま入力します。赤い矢印にある「GENERATE」ボタンをクリックするとRSSフィードが生成されます。フィードURLが登録された後のRSSリーダーに登録する流れは、「TwitRSS.me」や「Queryfeed.net」と同じ手順です。
Twitter Great RSS
最後に紹介するのはyayugu氏の「Twitter Great RSS」というサービスです。こちらのサービスはほかのサービスと違って、Twitterとのアプリ連携が必須ですので、お持ちでない方は準備しておきましょう。タイムライン、ユーザー、リスト、キーワード検索結果がRSSフィードとして登録できます。
<http://twitter-great-rss.herokuapp.com/>
TwitterのRSSフィードを変換して読む方法
ここからは実際にRSSのフィードを「RSSリーダー」というもので読み込んでいきます。そうすることで、実際にTwitterのアカウントを持っていなくとも、興味があるツイートなどを読める便利なツールです。
Feedlyとは
さっそく「feedly」というRSSリーダーについてご紹介しましょう。「feedly」の利用には以下のいずれかのアカウントが必要です。あらかじめ作成しておきましょう。
- Windowsアカウント
- Evernote
Feedlyの使用方法
さて、ここから実際に「feedly」を使っていくわけですが、今回はGoogleアカウントで登録して説明していきます。使用するアカウントが異なっても、ほぼ流れは同じですのでご安心ください。用意ができたら、以下のURLから「feedly」へアクセスします。
http://feedly.com/
「Get started FOR FREE」をクリックします。
「Continue With Google」をクリックします。TwitterやWindows、Evernoteなどのアカウントを使う場合は、少し下にある各対応したアイコンをクリックしましょう。
FeedlyにURLを登録
ログインまで進んだら、「Discover the best sources for any topic」にフィードURLを入力、あるいはコピペしてください。
QueryFeedで取得したRSSが読み込めない?
上記でも触れましたが、QueryFeedはたまに不安定な動作をすることがあります。
QueryFeedの不具合が原因
どのような症状かというと、ブラウザで開くと、セッションタイムアウトで開けない・・といった具合です。ネットで調べる限り、かなりの人が経験している既知の不具合のようです。対処法は特になく、少し時間を空けたら改善していた、といった声が多いようです。
TwitterのRSSフィードでTLを変換して読もう!
今回の記事ではTwitterだけでなく、FacebookなどのSNSでも活用できますので、Twitterなどに限らず、お気にいりのサイトを見つけて、RSSを活用していただけたら幸いです。ここまでご覧いただいてありがとうございました。