2019年07月04日更新
Twitterのツイート検索でユーザー(アカウント)名を除外する方法!
Twitterでの検索機能を使っていると、ユーザーの名前に目的のツイートが埋没して不便に感じる場合があります。そんな時に何かいい手はないかと悩む人もいるでしょう。実はTwitterの検索には、ユーザーの名前を除く方法があります。今回はその方法を紹介します。
目次
- 1Twitter検索で名前(ユーザー名)ばかりでてくる
- ・名前(ユーザー名)が出る理由は?
- ・アカウントに好きな言葉を入れている人が多い
- 2Twitter検索で名前(ユーザー名)を除外する方法
- ・Twitterで名前(ユーザー名)を除く検索方法
- ・コマンドを使わずに名前(ユーザー名)を消す方法
- ・特定の名前(ユーザー名)除外する方法
- 3Twitter検索で自分の名前(ユーザー名)を除外する方法
- ・設定方法
- 4Twitter検索で名前(ユーザー名)検索するとバレる?
- ・相手にバレるのはどんな時?
- 5Twitter検索で名前(ユーザー名)を検索して出ない時の対処法
- ・どんな場合に出てこない?
- 6Twitterで「最近の検索」に出る名前(ユーザー名)って?
- ・最近の検索を除外する方法は?
- 7Twitterで名前を除外して知りたいツイートを検索しよう
- ・Twitterのこの記事が気になった人へのおすすめ!
Twitter検索で名前(ユーザー名)ばかりでてくる
Twitterで好きなゲームや芸能人、キャラクター名で検索したところ、全く関係のないツイートが表示されて困るということは少なくありません。ツイートの内容に検索ワードが全く入っていないのに、表示されるツイートには多くの場合アカウントの名前に問題があります。
名前(ユーザー名)が出る理由は?
今回は例として、スマホのTwitterアプリで、ゲームのタイトルの「FF14」を検索した場合を挙げましょう。
「FF14」で検索すると、検索結果の「話題のツイート」のトップに公式アカウントがユーザーとして表示されます。アカウント名の横には青地に白いチェックマークの入った認証済みバッジが表示され、これがTwitter公認の公式アカウントであることがアピールされます。
多分、この条件で検索する人にとっては、このアカウントが一番のお目当てのはずです。そういった意味では、Twitterの検索は正しい検索結果を導いたと言えます。
しかしそれ以外の検索結果を見ていくと、FF14には何の関係もないユーザーやツイートが入り込んでいるのが目につきます。「FF14」で検索しているのに、どうしてこんな余計なツイートが混ざりこむのでしょうか?
実は、これらのユーザー・ツイートが表示されるのにはアカウントの名前に検索ワードである「FF14」が引っかかっているという理由がありました。もちろん、Twitter上で「FF14」などという漠然とした検索ワードを使わずに「#FF14」とハッシュタグで検索すればこうした事態は避けられます。
しかし、検索の最初にはそこまで頭が回らず、大きな言葉で当たりをつけて、拾ったツイートから小さな言葉を見つけて再検索するか、絞り込み検索するのが一般的です。できれば最初の検索段階でも余計な名前入りのアカウントを避けて検索したいのに、どうしてこんな名前のついたアカウントがTwitterには大量に存在するのでしょうか?
アカウントに好きな言葉を入れている人が多い
こんな事態が起きるのは、Twitterではアカウントの名前は自由につけられるためです。英数+”_”しか使えないTwitterのユーザー名(スクリーンネーム)と異なり、アカウントの名前で使える文字は自由である上にいつでも変更可能で、しかも他のアカウント名と同じであっても構わないのです。
そのため、Twitter上では「applica」「太郎」「花子」などといった基本のユーザー名の後ろに「@」をつけ、
- ハマっているもの……芸能人の名前や趣味、ゲームのタイトルやキャラクター名など
- 好きなもの……食べ物や音楽、場合によっては恋人の愛称など
- 今いる場所……旅行中の場所や遊びに来た友達の家など
- 宣伝したいこと……自分の作品を「××発売中」と記したり、次回参加する即売会の参加スペースなど
といったことを記入するユーザーが少なくありません。
元々「@」は日本語では「アットマーク」、英語では「アットサイン」と呼ばれ、1個あたり、1件あたりの単価を示すための記号で、今でも簿記などの商業の分野で使われています。
それが、インターネットの誕生とともに「at」(アット)の意味を持つ記号として、所属を表すために使われるようになりました。電子メールのアドレスは、本来は学校や企業に所属している人に対して与えられており、××会社の○○さん、という意味で○○@××というアドレスのスタイルが使われるようになったのです。
それがやがて拡張され、「at」の「この場所にいる」「こんな期間中である」「こうした状態である」といった意味が「@」に託されるようになりました。そして現在では、上述したように好きなものや宣伝したことまでが「@」以下に付記されるようになったのです。
その結果、今回のようにTwitter上で「FF14」を検索した場合は、検索結果にアカウントの名前に「FF14」を添えたユーザのツイートがずらりと並ぶ光景を目の当たりにする羽目に陥るわけです。
もちろんそれだけではなく、Twitterで芸能人やアニメなどのキャラクターの名前を検索すると、その人やキャラのなりきりアカウントやキャラクターbotも、同じ理由で検索結果に表示されます。これらのアカウントも、それと知って利用する場合は問題になりませんが、本人やキャラクターの情報を知りたくてTwitterでツイート検索した場合には、邪魔者以外の何物でもありません。
Twitter検索で名前(ユーザー名)を除外する方法
Twitterの検索で2018年11月現在、検索ワードを含んだ名前を持つアカウントの完全な除外はできません。しかし、除外までいなくとも、検索結果からそれらの名前を減らす方法はあるのです。
Twitterで名前(ユーザー名)を除く検索方法
検索ワードに続いて「[空白]OR[空白]存在しないユーザー名」と入力することでアカウントの名前に検索ワードを含むユーザーを、検索結果から除く方法は、現在では利用できません。
コマンドを使わずに名前(ユーザー名)を消す方法
完全ではありませんがTwitterの検索時に、少なくとも名前に検索ワードを含むほとんどのアカウントを除外する方法はあります。うまくいくかどうかは時と場合を選びますが、Twitterの検索フィルターを利用する方法がそれです。
この方法を使うには、まずTwitterの検索結果画面の右上にあるスライダーを模した「フィルターボタン」をタップします。
すると「検索フィルター」画面が表示されます。これは現在検索された情報をフィルターで絞り込むためのTwitterのオプション機能です。
ここで、検索結果を「フォロー中のユーザーのみ」「近い場所のみ」と絞り込むことで、あなたがTwitterでフォローしていないユーザーや近くにいないユーザーの、ツイートやアカウントは除外され、検索結果に表示されなくなります。
当然、このTwitterの機能が有効に働くためには、あなたは検索ワードを名前に入れているようなアカウントをフォローしていないでしょうし、していたとしてもフォローリストがそんな名前で埋まってはいないことが前提です。……埋まっていないですよね?
さて、この検索フィルターによって、大きな単語でTwitter検索した結果のうち、自分の身の回りでフォロー中のユーザーがつぶやいたツイートしか表示されなくなりました。多分、ほとんどのツイートが除外されたことでしょう。
ただし、余計な名前入りのツイートが減るのはいいのですが、場合によっては除外しすぎることもあります。以下がその一例です。
除外しすぎて、何も残らなくなりました。多分、こんな結果はあなたも望んでいなかったことでしょう。
こんな悲しすぎる結果を導かないように、この方法は、
- あなたのフォロワーの発言を検索する
- 近くの情報だけを検索する
ような時に限って使ってください。もちろん、名前に検索ワードを含んでいるアカウントを除外する場合だけではなく、本来の「フォロワー以外の発言は除外したい」場合や「ラーメンJIROについて知りたいけれど、近所のお店以外のツイートは除外したい」場合などに使えば、より便利に感じられるはずです。
本来の使い方は、後者の利用方法であって、今回紹介したような利用方法はあくまで裏技的なものですから、ある意味当然のことなのですが。
特定の名前(ユーザー名)除外する方法
前節でもあまりうまくいきませんでしたが、全ての検索ワード入りの名前を削除できないまでも、確実にTwitter検索の邪魔になるアカウントの名前がわかっているのであれば、それをTwitterの検索結果から除外する方法もあります。
例として、先ほどの検索時に「applica001@FF14絶賛プレイ中!!!!!」などというウザい名前のアカウントがFF14に関係のないツイートを頻発していて目障りだった場合を想定します。その場合は、そのアカウントのユーザー名「applica001」をTwitterの検索コマンドで除外対象に指定することで、そのアカウントのツイートを除外した検索結果を得られます。
この時、Twitterの検索窓には、検索ワードに続いて空白を開けた後「-from:applica001」と入力します。
この「-from:applica001」のうち、
- 「-」は続くコマンドやワードを除外する
- 「from:」は続くユーザー名のツイートを選択する
Twitterの検索コマンドです。
このコマンドの「from:applica001」の部分で@applica001のツイートを選択し、「-」コマンドでそれを除外して「FF14」の検索結果が表示されるわけです。
もし@applica001の一人ではなく、複数のユーザーの名前が邪魔であると感じる場合は、同様に「-from:」でアカウント名を入力していきます。
といっても、「-from:applica001 ×××× ××××」という書き方ではなく、一人一人のユーザー名に「-from:」をつけて、「-from:applica001 -from:×××× -from:××××」というふうに記す必要があります。
Twitterの検索コマンドには、これ以外にも便利なものがたくさんありますので、興味がある方は以下のリンク先の記事を読んでみてください。
Twitter検索で自分の名前(ユーザー名)を除外する方法
これまでは、Twitter上であなたが検索した際に表示される名前を除外する方法についてお伝えしました。
しかしここまで読んでくるうちに、それでは自分が検索される側になったら、と心配になった方もおいででしょう。残念ながらTwitterでは自分の存在を100%隠すことはできません。たとえ鍵付きの非公開ユーザーになっても、検索から逃れられない仕様なのです。
とはいえ少しでも検索から除外される可能性を上げることは可能です。以下にその方法を説明します。
設定方法
あなたがTwitter上で自分を検索されづらくするには、Twitterでの「見つけやすさ」を調整します。
以下ではスマホのTwitterアプリを利用して説明しますが、PCの場合もほぼ同じですので参考にしてください。
それでは、まずTwitterのあなたのアイコンをタップしてメニューを開き、「設定とプライバシー」を選択します。
「設定とプライバシー」の画面に切り替わったら、今度は「プライバシーとセキュリティ」をタップします。
「プライバシーとセキュリティ」の画面が開いたら、「見つけやすさと連絡先」を選びます。
「見つけやすさと連絡先」の画面になったら、「メールアドレスの称号と通知を許可する」と「電話番号の称号と通知を許可する」のチェックボタンからチェックを外します。
以上で、あなたの友人が自分の連絡先をTwitterと連携させても、あなたのアカウントが見つけられなくなりました。それ以外でメールアドレスや電話番号で検索されても見つけられません。
この設定は、他のアカウントからはわからないので、これが誰かにバレて「どうして私から見つけづらくしたの!」と責められる心配はありません。Twitter上で自分が検索されづらくなりたいのであれば、安心してこの見つけづらい設定にしてください。
Twitter検索で名前(ユーザー名)検索するとバレる?
Twitterで他のアカウントを検索すると、そのことが相手にバレるのでは、と気にかける人もいるようです。しかし、Twitterではそんな機能は存在しません。あなたの検索は、他のユーザーにはバレないのです。
他のユーザーにはアカウントだけではなく、検索ワードもバレません。自分の密かな趣味の単語で検索したことが、Twitter上のフォロワーの誰かにバレるのでは、という心配は無用です。
ですが、バレないのはあくまでもTwitterの「他のユーザー」には、です。実はバレる対象があります。
当然のことながらTwitterの運営側はすべてのデータを握っています。ただし、プライバシーポリシーによって、それを個別に利用することはありません。ただし、あなたのおすすめユーザーや広告のためのデータとして利用されることは避けられません。また一つ一つのデータとしては利用されませんが、どんな検索ワードが何回検索されたか、という情報のうちの1回として、あなたの検索もカウントされます。
もしTwitterの運営側にもバレたくないのであれば、Twitterアプリを使用せずブラウザで、しかもあなたがログインしていない状態で検索をする必要があります。いつも利用しているブラウザとは別のものを使うか、シークレットモードを利用すべきです。
それでも不安であれば、IPアドレスを偽装することでTwitterにアクセス地点の情報も渡さずにすみます。IPアドレスの偽装については以下の記事を参照してください。
相手にバレるのはどんな時?
前説で記したように、Twitterでは検索しただけでは相手にそのことはバレません。しかし、ブロックしてしまうと、相手にバレる可能性は大きくなります。
Twitterにおいて、ブロック自体は通知されないのですが、ブロックされたことを知る方法はあるからです。例えばブロックした相手があなたのプロフィールを確認しようとすると、相手をあなたがブロックしたことがバレてしまいます。
ブロックしたことがバレるプロセスについては以下の記事をご覧ください。
Twitter検索で名前(ユーザー名)を検索して出ない時の対処法
Twitterの検索では、ツイートやアカウントを調べられますが、ユーザー名やアカウントの名前で検索しても目指すアカウントが表示されない場合があります。
以下にそんな時の理由と対応方法をお伝えします。
どんな場合に出てこない?
Twitterの検索に目指すアカウントが表示されない場合、一番可能性が高いのは、アカウントの名前やユーザ名の記憶違いや入力ミスです。悲しいかな人間とは間違える動物なので、自分が間違えるはずがないとは思っても、今一度確認してください。
もしあなたがミスをしていないのであれば、まず考えられるのが相手がTwitterの新規ユーザーであった場合です。作られたばかりのアカウントはTwitterの検索結果に表示されません。表示されるには1日以上かかるとみていいでしょう。2〜3日後に改めて検索してみてください。
メールアドレスで検索した時に表示されないのであれば、相手の登録メールアドレスが間違っている可能性があります。相手のタイプミス以外にも、大文字まじりのメールアドレスで登録したために検索時に問題が生じているのかもしれません。メールアドレスを知っている仲ですから、リアルで連絡を取ってみるといいでしょう。
あなたが検索しているアカウントが、アカウントを作成しても、ツイートやリツイート、リプライを何ヶ月もしていない非アクティブユーザーだとしたら、Twitterがアカウント凍結処置を施しているのかもしれません。凍結ユーザーが目を覚ましてくれるのを待ちましょう。
これまでの場合に当てはまらないとなると、目指すアカウントはなんらかの理由でTwitter運営側から利用規範に反していると判断されて、アカウント凍結の憂き目に遭ったのかもしれません。
この場合は、そのアカウント自身が検索結果に表れなくとも、そのアカウントに被害に遭った(と思っている)アカウントのツイートや、そのアカウントをTwitter運営へ通告したアカウントのツイートが見つかるはずです。そのツイートを追うことで事情を察するしかありません。
Twitterで「最近の検索」に出る名前(ユーザー名)って?
スマホのアプリ版Twitterで検索画面を開くと、検索の履歴とともに、検索した名前からチェックしたアカウントが表示されます。
「そういえばさっき検索したあれって、どうだったけ?」「さっきは目的のツイートがなかったけれど、時間が経ったから何か新しいツイートがあるかも?」という場合には非常に便利なTwitterの機能です。
最近の検索を除外する方法は?
Twitterでの最近の検索履歴を見られるのはなかなか便利なのですが、たまに変な検索をしてどうでもいい検索結果が溜まってしまったり、表示されるアカウントは既にフォロー済みで改めて表示させられるまでもなかったりすることもあるでしょう。
そういう場合は、検索履歴をまとめて削除できます。
そのためには、検索画面の「最近」と書かれた右側にある「×」ボタンをタップします。
すると検索履歴削除の確認用ポップアップウインドウが開きますので、「削除」を選択します。
これであなたのTwitterアプリから検索履歴が削除されました。
検索画面を開いてもまっさらな状態です。
アプリ版Twitterの検索履歴の削除は、今回説明したように一括で全てを削除することしかできません。必要な履歴だけを残して他を削除などの機能は備わっていないのです。
しかし、その代わりに「検索を保存」機能を使うことで、これに代えることが可能です。
その方法は、最初に検索結果表示画面の右上にある「…」を縦にしたメニューボタンをタップするところから始まります。
メニューが開いたら「この検索を保存」を選びます。
すると、以後検索ワードやコマンドを含めた検索条件が検索履歴の下に表示されます。
この方法によって必要な検索条件だけを残して、不要な検索履歴を削除できます。
ただし、保存できる検索条件は1アカウントあたり最大25件です。それで困ることはまずないでしょうが、それ以上の検索条件を記録しておきたい場合は、メニューの中の「共有」を選び、適当なメモアプリやEvernoteのような記録用のサービスに残しておくといいでしょう。
Twitterで名前を除外して知りたいツイートを検索しよう
以上、Twitterの検索時に出てくる名前の処理についていろいろとお伝えしました。
- 余計な検索ワードを含む名前のアカウントを除外してツイートを絞り込んだり
- 逆に名前を検索しても出てこない時に対応したり
- あるいはあなたの名前が表示されづらくなるようにしたり
- こうして工夫した検索方法を記録したり削除したり
と、本当に盛りだくさんの内容をご説明しましたが、全てはあなたにとって有用なツイートを、少しでも有効に入手するための手段です。
説明した中のたった一つの情報でもあなたのお役に立ったのなら幸いです。この記事を利用して、Twitterライフをエンジョイしてください。