2018年12月17日更新
TwitterLiteとは?軽量版のウェブアプリTwitterLiteの使い方も紹介!
Twitterとは「Twitter Lite(ライト)」というスマートフォンやタブレット用のWebアプリです。専用アプリがあるのに、なぜTwitter Lite(ライト)が必要なのか、どこがいいのか、疑問に思う人にその違いやメリット、使い方を説明します。
目次
- 1Twitter Lite(ライト)について
- ・Twitterの軽量版!Twitter Liteとは
- ・アプリをダウンロードする必要はある?
- 2Twitter Lite(ライト)の使い方
- ・ブラウザから【Twitter Lite】にアクセスして利用する
- ・データセーブモード利用方法
- 3Twitter Lite(ライト)をアプリのように利用する方法
- ・ショートカットアイコンの置き方【iPhone版】
- ・ショートカットアイコンの置き方【Android版】
- 4Twitter Lite(ライト)のメリットは?
- ・データ量を最大70%軽減できる
- ・デバイス上の容量が1MB以下になる
- ・デメリットは?
- 5Twitter Lite(ライト)を使ってデータ量を節約しよう!
Twitter Lite(ライト)について
Twitter Lite(ライト)は、Twitterの軽量版にあたる公式のWebアプリです。このTwitter Lite(ライト)を使うことで、Wi-Fi環境以外の3G、4G(LTE)における、スマホやタブレットでのTwitterの利用がより快適になります。
しかし、Twitter Lite(ライト)が快適と一言で言われてもその中身が気になるところでしょう。それ以前にそもそもWebアプリと普通のアプリとの違いもわかりにくいと思います。
そのことについては以下で説明します。
Twitterの軽量版!Twitter Liteとは
Twitter Lite(ライト)は「Lite(ライト)」の名前の通り、Twitterの軽量版です。「軽量版」という言葉には三つの意味があります。
- 転送量が軽量版
- 機能が軽量版
- 動作が軽量版
1の転送量が軽量版とは、データの転送量が減ることを意味します。公式には約40%減ると謳われていますから、そのぶんだけ通信時間が減り、速く画面が表示され、お財布の負担も軽量化することになります。
2の機能が軽量版とは、できることが少なくなるぶんアプリの負担が減ることを意味します。
3の動作が軽量版とは、1と2の結果として反応が速くなり軽快な動作が得られるということを意味します。
なんだかいいことばかりのようですが、そのぶんいろいろとできないことも増えていて、Twitterアプリを使った方がいいのか、Twitter Lite(ライト)を使った方がいいのかは人によって分かれるところです。
アプリをダウンロードする必要はある?
Twitterとの大きな違いとして、WebアプリであるTwitter Lite(ライト)は、スマホにアプリをダウンロードせずに使えるということが挙げられます。
「同じアプリという名前なのになぜ?」と思われるでしょうが、前になにもつかない「アプリ」はスマホの上で働くためにスマホ上にダウンロードしてインストールしなければなりません。一方、前にWebの付く「Webアプリ」はWeb上で働くためにスマホにダウンロードする必要はないのです。その代わりにWebアプリが働いた結果をブラウザで眺めることになります。
つまりブラウザの使い方さえわかっていれば、Twitter Lite(ライト)を利用できるというわけです。
Twitter Lite(ライト)の使い方
Twitter Lite(ライト)を利用するには、ブラウザで「mobile.twitter.com」にアクセスしてあなたのアカウントでログインをすればOKです。AppleのアプリストアやGoogleのプレイストアにアクセスしてTwitter Lite(ライト)をダウンロードする、などという行為は不要です。
ブラウザから【Twitter Lite】にアクセスして利用する
以下のリンクをタップすればスマホのブラウザで「mobile.twitter.com」にアクセスできます。
Twitterアプリの方が立ち上がってしまう場合には、ブラウザを立ち上げてアドレス欄に「https://mobile.twitter.com/」と直接入力してください。
Twitter Lite(ライト)では、アプリとは違って「ホーム」「検索」「通知」「ダイレクトメッセージ」のボタンが上に位置しています。基本機能については、アプリとほぼ同じように使用できます。
データセーブモード利用方法
「データセーブ」機能とは、Twitter Lite(ライト)を使うことで「約40%減る」転送量をさらに削減して最大70%減らせる機能です。
ただし、画像や動画があらかじめダウンロードされなくなりますので、これらをすぐには見られなくなります。そのため、あなたの使い方によってはかえって不便に感じるかもしれません。
データセーブモードの使い方としては、まずアイコンをタップしてメニュー画面を開きます。
メニューの中から「データセーブ」の項目を見つけタップします。iPhone SEなどのような縦が短いスマホではスクロールする必要があるかもしれません。
「データセーブ」のボタンが「オン」に切り替わればOKです。
データセーブモードをオフにするときにも同じ方法をとります。
データセーブモードがオンになると、動画や画像を先読みしてデータをダウンロードする機能が抑えられます。そのため動画や画像はピンボケしたような表示となり、その部分をタップしないと表示されません。しかもタップしてから動画や画像を読み込みにいくので、反応が悪くなってすぐには表示されなくなります。
それでも月末などで残りの転送可能量が危ないときなどには積極的に利用したい機能です。
Twitter Lite(ライト)をアプリのように利用する方法
これまで述べたように便利なTwitter Lite(ライト)ですが、ホーム画面上からタップひとつでTwitterにアクセスできるアプリ版とは違って、いちいちブラウザを立ち上げて、いくつものタブの中からTwitter Lite(ライト)を見つけるのはなかなか面倒なはずです。
そこで、まるでアプリのようにホーム画面にアイコンを置いて、タップひとつでTwitter Lite(ライト)にアクセスできる、ショートカットアイコンの機能を利用しましょう。ショートカットアイコンの使い方は簡単ですので、以下でiPhoneの場合とAndroidの場合を説明します。
ショートカットアイコンの置き方【iPhone版】
ここではiPhoneのSafariでの使い方を説明します。iPhone上でもGoogle Chromeを利用している場合は次の【Android版】も一緒に参考にしてください。
Twitter Lite(ライト)のショートカットアイコンをホーム画面に置くには、まずブラウザで「https://mobile.twitter.com/」にアクセスした状態で、画面下の共有ボタンをタップします。
ずらりと並ぶ候補の中から「ホーム画面に追加」を選択します。
ショートカットアイコンをホーム画面に追加するための画面に切り替わります。
このまま追加してもいいのですが、「Twitter」のままではアプリのTwitterと紛らわしいので、名前を変更することにします。
ショートカットアイコンの名前を変更したら、右上の「追加」ボタンをタップします。
するとホーム画面にTwitter Lite(ライト)のショートカットアイコンが追加されます。
スクリーンショットを見ればわかるようにTwitterアプリのアイコンと同じデザインですので、追加時にショートカット名を変更しておくのは必須と言えるでしょう。
あとはこのアイコンをタップすれば、いつでもTwitter Lite(ライト)にアクセスできます。アプリ版に比べてアイコンをタップしてからの起動時間も30%ほど短縮されていますので、軽量版の名前の通り、軽快にアクセスできます。
iPhone版でのショートカットアイコンの使い方は以上です。
ショートカットアイコンの置き方【Android版】
ここではAndroidのGoogle Chromeでの使い方を説明します。
Twitter Lite(ライト)のショートカットアイコンをホーム画面に置くには、まずブラウザで「https://mobile.twitter.com/」にアクセスした状態で、画面右上のメニューボタンをタップします。
メニューの中から「ホーム画面に追加」を選択します。メニューの項目がかなり多いので、機種によってはメニューのスクロールが必要となります。
ポップアップウインドウが表示されるので「追加」ボタンをタップします。
するとホーム画面にTwitter Lite(ライト)のショートカットアイコンが追加されます。
スクリーンショットを見ればわかるようにTwitterアプリのアイコンと同じデザインですので、Twitter Lite(ライト)のショートカットアイコンとアプリのアイコンとは区別がつきません。
iPhoneとは異なり、Androidではショートカットアイコンの追加時に名前を変更できません。そのため追加後にホームアプリやアイコン変更アプリを利用して名前やアイコンを変えることになります。
いずれにせよ、ホーム画面にショートカットアイコンを追加すれば、あとはこのアイコンをタップすれば、いつでもTwitter Lite(ライト)にアクセスできます。アプリ版に比べてアイコンをタップしてからの起動時間も30%ほど短縮されていますので、軽量版の名前の通り、軽快にアクセスできます。
Android版でのショートカットアイコンの使い方は以上です。
Twitter Lite(ライト)のメリットは?
冒頭でのお話ししましたが、Twitter Lite(ライト)は、データ転送量と機能と動作が軽いWebアプリです。このメリットを詳しくお伝えすると以下のようになります。
データ量を最大70%軽減できる
公式発表によれば、Twitter Lite(ライト)はデータセーブモードをオフにしていても平均30%、データセーブモードをオンにすれば最大70%ものデータ転送量を軽減できます。
またアプリ版はアップデートのたびにアプリをダウンロードする必要があります。それに対してWebアプリのTwitter Lite(ライト)はその必要がないので、その分の転送量も節約できることになります。
日々ギガに追われている人には最大のメリットと言えます。
デバイス上の容量が1MB以下になる
アプリ版のTwitterは約100MBのほどある上にキャッシュなどでも同じほどの容量を使用します。合計で200MBを優に超える容量を使うに対して、ショートカットアイコンは1MBも使用しません。デバイス上の容量が心配な人には大きなメリットです。
デメリットは?
Twitter Lite(ライト)は先に述べたメリットを実現するために、いくつかの機能を切り捨てています。
たとえばモーメント機能やキーワードのミュート機能は備えていません。また、複数アカウントを切り替えての使用はできないので、アカウントを複数運用する場合には、一度ログアウトしてから別のアカウントで入り直す必要があります。
それにお気に入りの記事をTwitterで拡散しようとしてTwitterボタンをタップすると、(アプリ版をアンイストールしてなければ)Twitter Lite(ライト)ではなくアプリ版のほうに飛ばされてしまうという問題もあります。
加えてデータ転送量を減らしたぶん、見たい動画や画像をすぐ見ることはできなくなっています。
残念ながら、Twitter Lite(ライト)もなにかを得るためにはなにかを捨てなければならないという世の中の理から逃れられないのです。
Twitter Lite(ライト)を使ってデータ量を節約しよう!
以上、Twitter Lite(ライト)について説明してきましたが、どういう印象を持たれたでしょうか?
一部の機能が制限されますが、軽快に利用できてデータ転送量を抑えられるTwitter Lite(ライト)は、万人向けとは言えない、使う人を選ぶWebアプリです。
お勧めできるユーザーは、機能はそこそこでいいから文字でのコミュニケーションをメインに使いたいというライトユーザーか、逆にアプリ版とうまく使い分けできるTwitterの酸いも甘いも噛み分けたヘヴィユーザーの両極端なユーザーでしょう。
あなたもこの記事を参考に、Twitter Lite(ライト)を上手に使いこなしてみてください。