2019年05月28日更新
LINE「Clova Desk」をレビュー!できることや他のスマートディスプレイとの違いを解説!
LINEのClova Deskをご存知ですか。声をかけるだけで、LINEを送ることができる便利なスマートディスプレイが、Clova Deskです。本記事では、Clova Deskのできることや、他のスマートディスプレイと比較していく記事になっています。
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目次
- 1Clova Deskとは
- ・LINEから発売されたスマートディスプレイ付きスピーカー
- 2Clova Deskの特徴
- ・LINEとの連携
- ・赤外線リモコン内蔵
- ・バッテリー内蔵
- ・スペック
- 3Clova Deskと他のスマートディスプレイとの違い
- ・Amazon Echo Showとの違い
- 4Clova Deskのできること
- ・LINEを使う
- ・家電を操作する
- ・動画を再生する
- ・料理レシピを表示する
- ・写真や動画を撮影・保存する
- ・音楽を歌詞表示して再生する
- ・翻訳する
- ・タイマーをセットする
- ・使い方コマンドを確認する
- 5Clova Deskの初期設定
- ・LINE Clovaアプリをインストールする
- ・Wi-Fi設定をする
- 6Clova Deskを使ってみよう!
Clova Deskとは
声をかけるだけで、LINEを送ることができる、LINEのスマートスピーカーが発売され、便利になりましたが、更に機能を追加したClova Desk(クローバデスク)が新たに発売されました。ここでは、Clova Desk(クローバデスク)とは何かを解説していきます。
LINEから発売されたスマートディスプレイ付きスピーカー
Clova Deskとは、LINEから発売された、AI搭載のスマートディスプレイ付きスピーカーです。今までのClovaでは、スピーカーのみでしたが、Clova Deskには、スマートディスプレイが付いているので、画面で確認することができ、タッチ操作も可能です。音声操作+画面タッチ操作により、できることが大幅に増えました。
Clova Deskの特徴
Clova Deskの特徴をいくつかご紹介します。
LINEとの連携
Clova Deskの特徴は、LINEと連携することです。LINEと連携することにより、LINEメッセージの読み上げは勿論のこと、LINEメッセージやスタンプの表示までできるようになっています。LINEと連携できるのは、Clova Deskだけの機能になっています。
赤外線リモコン内蔵
Clova Deskは、赤外線リモコンが内蔵されています。赤外線リモコンを内蔵することで、テレビやエアコンなどの家電製品の操作が可能になります。電源のON・OFFだけでなく、細かく操作できるようになっています。他のスマートディスプレイ付きスピーカーには、赤外線リモコンは内蔵されていないので、Clova Deskだけの機能です。
バッテリー内蔵
Clova Deskは、バッテリーを内蔵しています。バッテリーが内蔵されていることにより、持ち運ぶことができます。普段は、邪魔にならない場所に置いておいて、使うときだけテーブルの上に持って来るなど、利便性が良いのが特徴です。
スペック
Clova Deskのスペックは以下の通りになっています。
- 商品サイズ:181.0 mm × 104.5 mm × 173.0 mm
- 重量:915g
- ワイヤレス:WiFi IEEE802.11 a/b/g/n/ac(2.4GHz/5GHz)・Bluetooth 4.2(A2DP・AVRCP・SPP)
- バッテリー:3000mAh / 3.7V 内蔵バッテリー
- カメラ:5メガピクセル
- 画面:7インチWSVGA(1024 × 600)タッチ付き
- スピーカー:20W(Full-Range Speaker ×2)
- IR Blaster:搭載(送受信機1・送信機2)
- 対応OS:Android 4.4以上・iOS 10.0以上
- マイク:Analog 2 inner MIC
- 電源:9V / 3A DCジャック
Clova Deskと他のスマートディスプレイとの違い
Clova Desk以外にも、スマートディスプレイはありますが、Clova Deskと比較したときの違いを、解説していきます。
Amazon Echo Showとの違い
Echo Show(エコーショー)は、Amazonから発売されたスマートディスプレイ付きスピーカーです。ここでは、Clova DeskとEcho Showの違いを解説していきます
サイズ
Clova DeskとEcho Showのサイズを比較すると、Clova Deskは7インチに対して、Echo Showは、10.1インチになっており、Clova Deskよりもかなり大きく作られています。画面が大きい分、迫力はありますが、Clova Deskの方がコンパクトで、置く場所を選ばないと言えます。
音質
Clova DeskとEcho Showの音質を比較すると、断然Echo Showの方が良いと言えます。なぜなら、Echo Showには、ドルビー対応のパワフルなスピーカーを搭載しており、映画館で見ているような迫力があるためです。
しかし、Clova Deskの音質が悪いというわけではなく、使う上では充分な音質であり、スピーカーが前面にあることで、相手に直接話しかけられているような感覚になります。
対応する映像コンテンツ
Clova DeskとEcho Showが対応する映像コンテンツは、Clova Deskは、AbemaTV(無料)、Echo Showは、プライムビデオ(有料)になっています。どちらを見たいかによって、選択は変わってきますが、AbemaTVは、主にニュースやバラエティになっており、プライムビデオは映画になっています。
また、youutbeはブラウザー表示から、Clova DeskとEcho Show、どちらも見れるようになっています。
対応する機器
Clova DeskとEcho Showが対応する機器は、エアコンやテレビなどの家電製品ですが、「テレビをつけて」などできること自体はあまり変わりません。しかし、Clova Deskには、赤外線リモコンが内蔵されているため、国内や海外メーカー、約9600種類のエアコン・テレビなどの家電製品に対応しているのです。
Echo Showには、赤外線リモコンは内蔵されていないため、別途サードパーティー製のリモコンを購入して連携させないと、対応することはできません。
コミュニケーション機能
Clova DeskとEcho Showのコミュニケーション機能は、Clova DeskはLINE、Echo Showは、Alexaが搭載されたスマートディスプレイ及びスピーカー、Alexaのアプリが入ったスマホに対応しています。
どちらも、音声通話・ビデオ通話をすることができますが、LINEに対応しているClova Deskは、メッセージの読み上げや、メッセージ・スタンプを表示する機能まであります。LINEが使えることは、非常に大きなメリットと言えます。
Clova Deskのできること
Clova Deskのできることを、具体的に解説していきます。
LINEを使う
Clova Deskのできることは、LINEと連携できることです。また、LINEのアカウントは1つしか連携できません。使い方として、スマホなどで使っているLINEアカウントをそのまま連携させるか、Clova Deskでアカウントを新規作成して、作成したアカウントを共有する、2つの使い方があります。
Clova Deskでは、アカウントは1つしか連携できないため、リビングなどに置いて、家族と共有して使う場合は、Clova Deskでアカウントを新規作成すれば、誰でも使えるようになります。
表示・読み上げる
Clova Deskは、スマートディスプレイ付きスピーカーなので、LINEのメッセージ内容を表示し、メッセージの読み上げができます。スタンプ表示もでき、ディスプレイで確認できることが一番のポイントです。
送信する
Clova Deskは、LINEのメッセージを送信することができます。送信方法は、画面でメッセージ入力はできないため、音声操作で送信することができます。例えば、「〇〇に、卵買ってきてとLINEして」など、音声操作することで、LINEを送信できます。
ビデオ通話する
Clova Deskは、LINEのビデオ通話ができます。使えるのは、1つのアカウントのみですが、スマートディスプレイがあることで、着信の際、画面で誰からの着信かすぐに確認することができます。また、バッテリーが内蔵されているので、置く場所を選びません。自由に置いて通話ができるので、ゆっくり会話することができます。
LINE Keepを利用して写真や動画をスマホと共有する
Clova Deskには、カメラ機能があるので、写真や動画を撮ることも可能です。また、LINE Keepを利用すれば、スマホの写真・動画を共有することもできます。Clova Deskで写真・動画を撮って、「Keepに保存」をすれば、スマホの画面で、撮った写真・動画を見ることができます。
また、スマホで写真・動画を撮って、「Keepに保存」をすれば、Clova Deskの画面で、撮った写真・動画を見ることができます。家族で撮った写真などを共有することができるので、リビングに置いておけば、共有した写真をいつでも見ることができるのです。
家電を操作する
Clova Deskのできることは、家電を操作することです。Clova Deskには、赤外線リモコンが内蔵されているため、TVをつけてなど、家電操作が可能なのです。他のスマートディスプレイ付きスピーカーで家電を操作するためには、別途スマートリモコンを購入しなければいけません。
追加コストがかからないのは、非常に大きなメリットであり、国内や海外メーカー、約9600種類のエアコン・テレビなどの家電製品に対応していることも利便性が高いと言えます。
また、家電操作の中でできることは、下記のようになっています。
- TVの電源ON・OFF
- TVのチャンネル変更
- TVの音量変更
- TVの番組表を表示する
- TVの録画をする
- TVの入力切替え
- TVの地デジ・BS・CS切替え
- 照明器具のON・OFF
- エアコンのON・OFF
- エアコンの温度変更
動画を再生する
Clova Deskのできることは、動画を再生することです。youtubeを再生することができます。音声操作で画面を開き、タッチ操作で動画を検索することが可能です。また、Abema TVを見ることもできます。他のスマートディスプレイ付きスピーカーで、Abema TVは見ることができないため、Clova Deskだけの機能になっています。
料理レシピを表示する
Clova Deskのできることは、料理レシピを画面に表示することです。クックパッドと連携することで、調理中など手が離せないときでも、音声操作でレシピを表示させることができるので、非常に便利です。レシピ動画を再生することはできませんが、音声操作のみで、レシピ検索・レシピ表示ができます。
写真や動画を撮影・保存する
Clova Deskには、カメラ機能がついており、写真や動画を撮ることができます。500万画素のカメラが搭載されており、音声操作で撮影・保存ができます。撮った写真は、ホーム画面に設定でき、複数枚設定すれば、スライドショーで表示することも可能です。
音楽を歌詞表示して再生する
Clova Deskは、LINE MUSICを再生することができます。再生できる音楽は5000万曲以上で、曲を再生しながら、画面に歌詞を表示させることも可能です。音声操作で曲を再生し、タッチ操作で歌詞を表示させることができるのです。
翻訳する
Clova Deskは、翻訳することができます。対応している言語は、英語・韓国語・中国語で、日本語への翻訳ができます。また、日本語から英語・韓国語・中国語への翻訳もできます。画面に文字が表示されるので確認しやすくなっており、画面表示だけでなく、スピーカーから各言語の翻訳した単語や文章が流れます。
タイマーをセットする
Clova Deskは、タイマーをセットすることができます。音声操作のみで、タイマー・アラームのセットができ、Clova Deskの画面上に、セットしたタイマー・アラームが表示されるので、いつでも確認することができます。
また、音声操作でタイマー・アラームのキャンセル・停止・確認ができるのも魅力です。手が離せないときなど、音声のみで操作できるのは非常に便利です。
使い方コマンドを確認する
Clova Deskは、使い方コマンドを確認することができます。コマンド一覧がClova Deskの画面上に表示されているので、音声操作が分からないときはすぐに確認できます。操作が慣れるまでは、使い方もClova Deskで確認できると助かります。
Clova Deskの初期設定
Clova Deskの初期設定の手順を解説していきます。
LINE Clovaアプリをインストールする
まずは、設定するスマホ(Android・iOS)に、LINE Clovaアプリをインストールします。Androidは、Google Playストア、iOSはApp Storeからインストールします。
インストールが完了したら、LINE Clovaアプリを起動します。起動したら、「ログイン」⇒「同意する」をタップします。
利用規約が表示され、「同意する」をタップすると、下の画面のように、デバイスが見つかりましたと表示されます。
Wi-Fi設定をする
LINE Clovaアプリのインストールが完了したら、次はWi-Fi設定をしていきます。手順は、Wi-Fiの設定画面が表示されたら、「接続するWi-Fi」と「PW」を入力して、「接続」をタップします。
Wi-Fi設定ができると、ネットワークに接続しましたという画面が表示されます。次に、下のような画面が表示されたら、「次へ」をタップします。
位置情報の利用を許可しますかと表示されたら、「許可」をタップします。
これで、Clova Deskの初期設定は完了です。
Clova Deskを使ってみよう!
今回は、LINEのClova Deskのできることや、他のスマートディスプレイとの違いを解説しました。Clova Deskの機能はご紹介した通り、たくさんあります。一度、Clova Deskを使って、色んな機能を楽しんでください。