iPadのバッテリー状態を診断する方法!劣化や寿命を確認する方法を解説!
iPadのバッテリーの劣化を感じたら、バッテリー診断が必要です。では、どのように状態を確認したらいいのでしょうか。この記事では、iPadのバッテリー診断をする方法について、どのような方法があるのか、バッテリーの劣化を防ぐにはどうしたらいいのかお伝えします。
目次
- 1iPadのバッテリーの状態は診断できる?
- ・iPhoneなら設定アプリから診断可能
- ・iOS12以上のiPadでは自分では診断できない
- 2iPadのバッテリー容量を診断して確認する方法は?
- ・店舗に持ち込んで診断してもらうしかない
- ・劣化したiPadのバッテリーの交換にはいくらかかる?
- ・iPadのバッテリーに寿命が来たと判断する目安は?
- 3iPadのバッテリーの状態をいい状態で保ち寿命を長くする方法
- ・GPS・Wi-Fi・Bluetoothは使わないとき以外はオフにする
- ・画面を暗めにする
- ・充電が終わったらすぐにケーブルを外す
- ・必要なとき以外iPadに触らない
- 4iPadのバッテリーの診断はできないことに要注意を!
iPadのバッテリーの状態は診断できる?
iPadもスマホと同じように、購入してから使い続けていると、やがてバッテリーの劣化を感じるようになります。iPadのバッテリーの状態はどのように確認すればいいのか、わからずに困っている方もいるようです。
この記事では、iPadのバッテリー診断を行う方法と、バッテリーの寿命はどのくらいなのか、バッテリーを長持ちさせるためのコツをお伝えします。
iPhoneなら設定アプリから診断可能
iPadではなくiPhoneであれば、「設定」のアプリの「バッテリー」から、バッテリーの状態を診断できます。新品の状態から比べたときの、最大で充電した時のバッテリーの容量をパーセントで表示できます。
同じようにiPadでも診断する方法があるのではないかと探しても、実はiPadでは診断できません。一体どういうことなのか、詳しく解説します。
iOS12以上のiPadでは自分では診断できない
実は、iPhoneにはバッテリーを診断する機能が、設定アプリに搭載されています。しかし、iPadには設定アプリにバッテリー診断機能がありません。しかし、それでもiOS11までのiPadなら、バッテリーの状態を自分で確認できました。
しかし、iOS12以降のiPadではユーザーが自分で、バッテリー状態を診断できなくなってしまいました。
バッテリー診断アプリは使えないの?
iOS11までのiPadであれば、バッテリー診断のアプリを使えました。iPadのバッテリーの状態をアプリで確認することで、劣化状態を把握して、寿命までどのくらいあるのか確認できました。
しかし、そのアプリがiOS12以降のiPadでは利用できなくなりました。iPadでバッテリー診断をする方法は、それまでもアプリを使う方法しかなかったため、iPadではバッテリー診断ができなくなってしまったのです。
設定からは診断できないの?
それならばiOS12以降は、iPadの「設定」にバッテリー診断機能が搭載されたのかと言うと、そういうわけではありません。「設定」からバッテリー診断ができないのは、以前からのiPadと全く変わらない状況が続いています。
iPadのバッテリー容量を診断して確認する方法は?
現在のiPadでは、バッテリーの状態を自分で確認する方法がありません。しかし、バッテリーの診断をする方法が全くないのかと言うと、そういうわけではありません。iPadのバッテリー容量を診断して、バッテリーを交換した方がいいのかどうかを判断する方法を、解説します。
店舗に持ち込んで診断してもらうしかない
iPadのバッテリーの状態を診断して、寿命がきていないかどうかを確認する方法は、iPadの修理ができるお店に持ち込んで、お店で診断してもらうしかありません。Appleストアもしくは、Appleの正規サービスプロバイダとして、修理を正式に委託されているお店に持ち込みましょう。そうすれば、バッテリーを診断してもらえます。
劣化状態の診断だけなら無料
気になるのは、バッテリー診断にどのくらいの費用が必要なのか、という点です。バッテリーの劣化状態を診断するだけであれば、店頭での診断は無料で行なってもらえます。バッテリーの調子が悪くなってきた、寿命が近くなってきているかもと感じたら、とりあえず無料診断だけでもしてもらいましょう。
交換は有料のことも
iPadのバッテリー診断をした結果、バッテリーの交換が必要になった場合は、基本的に有料で交換です。購入してから1年以内の初期不良での交換であれば、無料交換してもらえます。
しかし、バッテリーの劣化を感じて、寿命が近くなったといった理由の交換は、有料です。購入から1年以内であっても、初期不良の不具合や劣化と認めてもらえない限りは、有料での交換ですので注意しましょう。
劣化したiPadのバッテリーの交換にはいくらかかる?
診断の結果、交換が必要なレベルまでバッテリーが劣化していることが分かった場合、バッテリーの交換にはいくらかかるのか解説します。バッテリーの交換に必要な費用は、Appleケアに加入しているか、加入していないかで大きく異なります。
Apple Careに加入している場合
Appleケアに加入している場合は、80%以下に劣化したiPadのバッテリーの交換は、無償で行ってもらえます。ただし、Appleケアでの保証の回数は、1台の端末につき2回までとされています。バッテリー交換の他にAppleケアをすでに2回以上利用している場合は、無償交換できない場合があります。
Apple Careに加入していない場合
Appleケアに加入していない場合は、iPadのバッテリー交換には税抜き1万円かかります。1万円プラス消費税でバッテリー交換ができるため、iPadを長く使いたい方は、思い切ってバッテリー交換をしてしまってもいいでしょう。
iPadのバッテリーに寿命が来たと判断する目安は?
iPadのバッテリーの寿命はどのくらいでやってくるのか、おおよその目安を知りたい方もいることでしょう。こちらでは、iPadのバッテリーの寿命の目安をお伝えします。
購入から2年程度
iPadのバッテリーの劣化の目安は、新品で購入してからおおよそ2年です。2年たったら交換した方がいいでしょう。バッテリーは利用状況によって劣化具合は変わりますが、全く使わなくても少しずつ経年劣化を進めていきます。
日常的に使っている状態で、充電しても使える時間が短くなったと感じ始めるのは、多くの場合は購入してから2年程度です。2年で新しい端末の買い替えるか、買い替える予定がなければバッテリーの交換を検討しましょう。
明らかに充電してからの持ちが悪くなったと感じるようになったら
バッテリーを激しく使って、充電する回数が増えれば増えるほど、劣化は早く進んでいきます。そして、バッテリーの消耗具合は、利用するアプリによって大きく異なります。バッテリーの消費の激しいアプリを、長時間使い続けるような使い方をしていれば、2年経たなくてもバッテリーの劣化を感じるようになります。
使用に支障をきたすほどの劣化を感じる場合は、寿命かもしれません。一度バッテリー診断を受けてみることをおすすめします。
iPadのバッテリーの状態をいい状態で保ち寿命を長くする方法
iPadのバッテリーの状態を保ち、寿命を長くするためには、iPadの使い方にコツがあります。そのコツとは、充電の回数を減らす、ということです。バッテリーを長持ちさせるため、あまりバッテリーを消耗させないための、iPadの使い方のコツをお伝えします。
GPS・Wi-Fi・Bluetoothは使わないとき以外はオフにする
GPS・Wi-Fi・Bluetoothは、いずれもオンにしておくと、常に電波を探し続けてバッテリーを消耗します。利用する時以外はオフにしておくことで、バッテリーの消耗を抑えられます。
画面を暗めにする
iPadは、画面の明るさを自分で調整できます。画面を明るくすると、バックライトで照らすためにより多くの電気を必要とします。明るくすればするほど、バッテリーの消耗も早くなります。
あまり暗すぎる画面でiPadを使うのも、目の健康にはよくありません。しかし、少し暗めに画面を設定することで、バッテリーの消耗を抑えられます。
充電が終わったらすぐにケーブルを外す
100%の充電ができても、そのまま充電ケーブルを外さずにいるケースがあります。これは過充電の状態となり、バッテリーを劣化させてしまう原因となります。就寝中にバッテリーを充電することもあるため、やむを得ない場合もあるでしょう。しかし、できるだけ充電が終了したら速やかに充電ケーブルを外すことを、おすすめします。
必要なとき以外iPadに触らない
iPadのバッテリーは、iPadに触れば触るほど消耗していきます。軽く画面にタッチして、ロックを解除すするだけで、バックライトを点灯させるためにバッテリーを消耗します。特に何もやることがないと、ついついiPadを触ってしまいます。
しかし、iPadに必要な時以外触らないようにすれば、その分だけバッテリーの消耗を抑えられます。結果として、充電回数を減らせます。
iPadのバッテリーの診断はできないことに要注意を!
この記事では、iPadのバッテリーの診断をする方法を解説してきました。iPadにはユーザーが自分でバッテリー診断を行う方法がないことは、理解していただけたでしょう。バッテリーの充電が長持ちしないと感じるようになったら、できるだけ早くお店で診断をしてもらい、バッテリー交換してもらいましょう。