iPadの画面分割方法！2画面同時に2つのアプリを起動・表示・操作するやり方を解説

iPadのマルチタスク機能はiOS11から搭載された機能の1つで、マルチタスク機能に対応しているiPadで利用できます。iPadのマルチタスク機能は、作業効率を高めるためにも、ぜひ覚えておきたい機能の１つとなります。

iPadのマルチタスキ機能は、その名前の通り2つのアプリを同時に起動し、iPadスクリーン上で2つ同時にアプリを操作できる機能です。マルチタスク機能にはMacパソコンでもお馴染みの「Split View」機能や「Slide Over」機能などが利用可能で、これまでのiPadでできていたマルチタスクよりも、高度な操作が可能になりました。

iPadで画面分割して2つ同時にアプリを使う方法である、Slide Over・Split View・ピクチャ・イン・ピクチャの使い方を紹介します。Split View・Slide Overは、事前にDock上へ使用するアプリを追加しておく必要があるので、事前に設定しておきましょう。

iPadのDockはいつも利用・表示するアプリをおいておくための場所です。画面分割を利用する前に、ホーム画面上のアプリアイコンを長押しして、Dock上までアプリをスライドさせていけば追加できます。

まずは、Slide Overの使い方から紹介します。Slide OverはSplit Viewとも併用し、Split Viewで２つの画面に分割している状態で、Slide Overを利用すれば3つめのアプリを起動します。

Split View・画面分割を終了する場合は、残したいアプリ画面を、消したいアプリ画面の上にドラッグしてください。

メインアプリを大画面、補助アプリを小さな画面に利用できます。

Slide OverとSplit Viewを併用して、3つのアプリを同時に使用しマルチタスクできます。また、2つの画面に分割した後は、2つの画面サイズを調整することも可能です。

iPadOS（iOS13）からはSplit Viewを使い、２つのアプリ間でファイルのドラッグアンドドラップもできます。Split View・Slide Overを開いている状態でファイルを長押しして、そのまま反対側のアプリにドラッグアンドドロップすれば、ファイルを移動したり、メールにファイルを添付することができます。

2画面の比率を変更する場合は、2つの画面に分かれているアプリの中央境界線部分をタップし、スワイプしてアプリの画面サイズを調整できます。

Split ViewをSlide Overに切り替える場合は、Split View状態の画面でiPad画面上部から下方向にスワイプしてください。

2画面分割に加えて3つの目のアプリを追加して表示することが可能です。Split Viewを開いた状態で、Split Viewを利用しましょう。

ピクチャ・イン・ピクチャの使い方を紹介します。

更に詳しい使い方は、下記のApple公式サポートページを参照してください。

ピクチャ・イン・ピクチャを利用すれば、テレビ電話を更に便利に活用できます。資料を見ながらオンラインミーティングを実施したり、テレビ電話をしながらSafariで調べ物したり、その活用方法は様々です。

Split ViewをSafariブラウザで使用すると、2つの画面に異なるタブを表示できます。2つのサイトを同時に見たい時に便利です。

Safariですでに開いているタブを、タップしたまま右側・左側にドラッグすることでSplit Viewが起動します。画面に分けてページを表示することが可能です。

URLリンクをタップしたまま長押しして「Split Viewで開く」を選択してください。新しいウインドウが開き、画面が2つに分割されます。

2画面に分割したタブを、片方のタブ部分にドラッグアンドドロップすると、画面分割が終了します。

画面右下の「タブアイコン」＞「すべてのタブを結合する」をタップすると、Split Viewで分割した画面を戻すことができます。

本記事では、iPadで利用できるマルチタスク機能、「Split View」「Slide Over」「ピクチャ・イン・ピクチャ」の使い方や、利用メリットを紹介してきました。iPadを利用している人も、また利用したことがない機能があったのではないでしょうか？

iPadを更に有効的に活用するためにも、本記事で紹介したマルチタスク機能、「Split View」「Slide Over」「ピクチャ・イン・ピクチャ」の使い方をマスターしましょう。