Chromeの検索履歴を削除する方法!表示されないよう残さない設定は?
共用のパソコンを利用しているときなどに検索、閲覧していたGoogle Chromeのページの履歴を削除したいと思ったことはないでしょうか。今回は、Google Chromeの検索、閲覧履歴を削除する方法とはじめから履歴が残らずに検索する方法を説明します。
目次
- 1Googleの検索履歴は2種類ある
- ・Google Chromeなどのブラウザに残る検索履歴
- ・Googleアカウントに残る検索履歴
- 2PCで検索履歴を削除する
- ・Google Chromeの検索履歴を消す方法
- ・Googleアカウントの検索履歴を消す方法
- 3スマホで検索履歴を削除する
- ・Google Chromeの検索履歴を消す方法
- ・Googleアカウントの検索履歴を消す方法
- 4Google Chromeに履歴を残さない検索方法
- ・シークレットモードを利用
- ・Chromeの機能拡張も便利
- 5検索候補・予測変換を非表示にすることも可能
- ・Googleの予測サービスをOFFにする
- 6Chromeの検索履歴を削除してプライバシーを保護!
- ・GoogleChromeの記事が気になった方にはこちらもおすすめ!
Googleの検索履歴は2種類ある
Googleの検索履歴は「ブラウザ履歴」と「Googleアカウント履歴」の2種類があります。どちらか一つの履歴を消すだけでは検索履歴を完全に削除できたことにはなりません。ブラウザとGoogleアカウントの両方の履歴を消すことで完全に削除できたことになりますので、これからその両方を消す方法を紹介していきます。
Google Chromeなどのブラウザに残る検索履歴
まずは、Chromeのブラウザに残っている履歴の表示方法を紹介します。
①画面右上の「3点マーク」をクリックします。
②Chromeの設定の一覧が出てきますので、「履歴」の位置にマウスを持っていきます。
③「履歴」をクリックします。
Chromeの閲覧履歴が表示されます。少し前に見たサイトをもう一度見たいという時にはこの表示をクリックするとそのサイトが表示されます。また、上にある「履歴を検索」からキーワードを入力すると見たいサイトの履歴を探すことも出来ます。
Googleアカウントに残る検索履歴
Googleのアカウント上での履歴はアクティビティという形で管理されています。GoogleアカウントのアクションにはWEBの検索履歴や閲覧履歴以外にもGoogleマップで検索した場所やYouTubeの再生履歴など様々な履歴が残されています。これらの履歴は「マイアクティビティ」にアクセスすれば確認することが出来ます。
*マイアクティビティにはアカウント情報などの個人情報も集約されているので、不正ログインなどされないようにパスワードの管理は徹底しましょう。
PCで検索履歴を削除する
Google Chromeの検索履歴を消す方法
Google Chromeで検索した履歴をデバイス上から消す方法を紹介していきます。
履歴を選んで削除
先ほど説明した履歴の一覧を表示させます。削除したい履歴の右側にある「3点マーク」をクリックし、「履歴から削除」をクリックします。これで検索履歴を消すことが出来ます。
履歴を一括削除
全ての履歴を削す場合は、履歴の一覧が表示されている画面の左上にある「閲覧履歴データを消去する」をクリックします。
「閲覧履歴データを消去する」という画面が表示されたら削除したい期間を1時間以内~全期間の中から指定し、その他の削すデータ項目にチェックを入れたら「データを消去」をクリックします。これで全ての閲覧履歴を消すことが出来ます。
Googleアカウントの検索履歴を消す方法
Googleの「マイアクティビティ」にアクセスします。画面の左側にあるメニューから「アクティビティを削除する基準」をクリックします。削除したい履歴の条件を指定する画面があるので指定します。期間は今日~全期間などのざっくりした条件だけでなく、具体的な日付を指定することもできます。また、削除したいサービスも選択することが出来ます。
条件を指定したら「削除」をクリックします。これで消すことが出来ます。
スマホで検索履歴を削除する
パソコンと同様にスマホからも検索履歴を削すことが出来ます。AndroidもiPhoneも基本的にやり方は同じになりますので、検索履歴を消す方法を確認していきましょう。
Google Chromeの検索履歴を消す方法
Google Chromeの画面を開いたら、画面右上(Android)もしくは右下(iPhone)にある「3点マーク」を押します。
メニュー中から「履歴」を選択します。
履歴を選んで削除
右下の「編集」を押すと履歴のひとつひとつが選択出来るようになるので、削除したい履歴を選択し、右下の「削除」を押せば削すことが出来ます。
履歴を一括削除
一括削除したい場合は、左下の「閲覧履歴を消去...」を押します。
閲覧履歴のデータ項目が表示されるので、その中から削除したい項目を選びます。「閲覧履歴の消去」を2回押したら消すことが出来ます。履歴が削除されているかを確認したい場合は、もう一度検索履歴を見ると良いでしょう。
Googleアカウントの検索履歴を消す方法
パソコンと同様、「マイアクティビティ」にアクセスします。もし、チュートリアル画面が表示された場合は「次へ」をクリックして進めて下さい。「マイアクティビティ」の画面になったら、右上にある「3点マーク」を押します。
項目が表示されますので、その中の「アクティビティを削除する基準」を押します。
削除したい「日付」や「期間」を指定し、「削除」を押すと削すことが出来ます。
Google Chromeに履歴を残さない検索方法
そもそも最初から検索履歴を残さないようにしたいという人もいるのではないでしょうか。ここではパソコンやスマホ上で検索履歴を残さないで検索する方法を説明していきます。パソコン、スマホどちらも簡単に検索履歴を残さないで検索することが出来ますので、まずはパソコンのやり方から紹介していきます。
シークレットモードを利用
Google Choromeには「シークレットモード」という、検索や閲覧履歴を残さない機能があります。この検索履歴や閲覧履歴を残さないと言われている「シークレットモード」ですが、Cookieとサイトのデータは閲覧中は記憶されています。「シークレットモード」を終了すると削除されますので、「シークレットモード」を終了することを忘れないようにしましょう。
また、シークレットモードでダウンロードしたファイルはChrome上の履歴には残さないのですが、ファイル自体は「ダウンロード」フォルダに保存され、シークレットモードを終了した後にも残ります。
シークレットモードと通常のGoogle Chromeのウィンドウを切り替えて使用することもできますので、最初から履歴を残さないようにしたい場合はシークレットモード、履歴が残ってもいい場合の時は通常のGoogle Chromeを使うなど、用途によって使い分けるのも良いでしょう。
まず、Google Chromeを開いたら右上の「3点マーク」をクリックします。メニューの中の「新しいシークレットウィンドウ(Mac) / シークレット ウィンドウを開く(Windows)」をクリックします。
これで黒い画面のシークレットモードが表示されました。
シークレットモードはショートカットキーでも開くことが出来ます。ショートカットキーを使用する場合は以下のキーを押してみてください。覚えてしまえばすぐにシークレットモードを開くことが出来るので、便利です。
・Mac:Command + Shift + n
・Windows:Ctrl + Shift + n
パソコンと同様にスマホでも履歴を残さない機能の「シークレットモード」を表示することが出来ます。
スマホでGoogle Chromeを開いたら、画面右上または右下にある「3点マーク」を押します。メニューの中に「新しいシークレット タブ」の項目があるのでそれを押します。
「シークレットモード」の画面が表示されます。
「シークレットモード」を解除する場合はまず、3点マークの隣にある1⃣を押します。
次に、シークレットモードの画面の右上にある×を押せば解除されます。
スマホもパソコンと同様に履歴を残さないシークレットモードと履歴が残る通常のGoogle Chromeのウィンドウを切り替えて使用することができるので、使い分けすると便利です。
Chromeの機能拡張も便利
Click & Clean
「Click&Clean」というChromeの拡張機能を導入することで検索履歴を残さないで
Webページを閲覧することが出来ます。この拡張機能は検索履歴やパスワードなどの情報をブラウザを閉じたタイミングで削すことが出来ます。また、どの情報を削除するかについては細かく設定することが可能なので、インストールした後に設定すると良いでしょう。
まずは拡張機能をインストールします。Goocle Chromeの画面を開き、左上にある「アプリ」をクリックします。
次に「ウェブストア」をクリックします。
左側に「拡張機能」と「テーマ」があるので、「拡張機能」が選択されていることを
確認したら、その上にある検索機能から「Click&Clean」と入力し、検索します。
一番上に出てきたもの(画面と同じもの)を「Chromeに追加」をクリックします。
「Click&Clean」を追加しますか?と表示されるので、「拡張機能を追加」をクリックします。
インストールが開始されると新しいタブが立ち上がりますので、「Install」をクリックして下さい。
インストールが終わったら右上に「C」のアイコンが表示されるので、それをクリックします。
アイコンをクリックするとメニューが表示されるので、その中の「オプション」をクリックします。
設定画面が表示されるので、必要な項目にチェックを入れ「クリーンアップ開始」をクリックすれば設定が完了されます。その後はブラウザを閉じる際に設定に従って情報が削除されます。
Chrome Better History
拡張機能でもう一つオススメの「Chrome Better History」を紹介します。「Chrome Better History」はキーワードやカレンダーの日付で閲覧履歴の検索ができる機能になります。
拡張機能のダウンロードの仕方は先ほどと同じ手順なので、Chromeウェブストアの検索欄から「Chrome Better History」を検索します。画像と同じものを「Chromeに追加」をクリックします。
「Chrome Better History」を追加しますか?と表示されるので、「拡張機能を追加」をクリックします。
時計のアイコンが右上に追加されたら完了です。
時計のアイコンをクリックすると、最近の10件分の閲覧履歴が表示されます。
これよりも古い閲覧履歴を確認したい場合は下にある「View full history」をクリックすると過去の閲覧履歴が表示されます。
以下、画面の説明になります。
・カレンダー
指定した日付の閲覧履歴を見ることが出来ます。カレンダーの下にある「Display today」をクリックすると今日の日付になります。
・閲覧履歴の一覧
画面の真ん中にあるのが閲覧履歴で、時間順に表示されています。再び表示させたい場合はクリックするとタブが追加されてサイトが開きます。
・閲覧履歴の検索
右上にある検索窓にキーワードを入力して、右の「Serch history」をクリックすると閲覧履歴を探すことが出来ます。
検索候補・予測変換を非表示にすることも可能
Google Chromeの検索ボックスでワードを検索しようとした時に表示される予測サービスがありますが、検索候補は便利だと感じることもありますが、自分が検索しようとしているワードが出てこないと邪魔に感じることもあります。
意図しない予測変換が出てきて、邪魔だったり面倒だったりする場合は検索候補や予測変換を非表示にすることも出来ますので、非表示にする方法をこれから紹介していきます。
検索候補・予測変換を非表示にする方法もパソコンとスマホ両方やり方があります。パソコン、スマホどちらもGoogle Chromeの設定から簡単に非表示にすることが出来ます。まずはパソコンの非表示の方法から紹介していきます。
Googleの予測サービスをOFFにする
Google Chromeを開き、右上の「3点マーク」から「設定」をクリックします。
画面を下にスクロールして「詳細設定」をクリックします。
「予測サービスを使用してアドレスバーに入力した検索とURLを補完する」をOFFにします。
これで検索候補が非表示の状態になるのですが、これだけでは過去に自分が検索しているワードと検索しようとしている頭文字が一致した場合は検索の予測変換と同じように検索履歴が表示されてしまいます。
これも非表示になるには検索履歴のデータも削除されていることが前提になりますので、
まずは上記のようなやり方で履歴の削除を行ってから予測変換を非表示にする設定を行うと良いでしょう。
続いてスマホの予測変換の非表示のやり方です。こちらもパソコンと同様にGoogle Chromeの設定から簡単に非表示にすることが出来ます。まず、Google Chromeを開いたら「3点マーク」を押します。項目の中の「設定」を押します。
続いて、「プライバシー」を押します。
「検索とサイトの候補を表示」をOFFにします。そうすると、検索候補・予測変換を非表示にすることが出来ます。
Chromeの検索履歴を削除してプライバシーを保護!
Google Chromeで検索履歴を消す方法は覚えてしまえば簡単ですし、履歴情報にはパスワードやクレジットカード等の個人情報が記憶されている場合もあるので、セキュリティ面でも安心できるので覚えておくと便利です。
また、共用のパソコンを利用する場合など、最初からリスクがある環境で使用する際にはシークレットモードを利用して検索履歴を残さないようにすると良いでしょう。