2020年01月09日更新
AndroidのChromeで広告ブロックする方法!アプリとブラウザで非表示にする!
スマホの「広告」が邪魔になって見にくい、AndroidのブラウザChromeで広告が邪魔だと感じたことはありませんか。広告ブロックするアプリの導入方法、そしてAndroid Chromeの広告ブロック機能の設定を解説します。
目次
AndroidのChromeで広告をブロック~ブラウザ編~
広告ブロック機能の設定手順
2018年の2月から、AndroidChromeにも標準で広告を非表示にする機能が付きました。アプリをインストールしなくても、Chromeの広告をブロックすることができます。設定手順は以下のとおりです。
- AndroidでChromeのアプリを起動する
- 「設定」から「サイトの設定」を開く
- 「広告」をタップしChrome広告ブロック機能を有効にする
AndroidでChromeのアプリを起動する
スマホのホーム画面より、Chromeのアプリをタップします。ブラウザを起動し、右上の「メニュー」をタップしてください。
設定からサイトの設定を開く
メニュー画面より「設定」をタップしてついで「サイトの設定」をタップします。実はChromeブラウザではデフォルト(初期設定)で広告およびポップアップ広告が非表示に設定されています。ですからChromeの設定はそのままで結構です。念のため確認をかねて見てまいりましょう。
広告をタップし広告ブロック機能をONにする
サイトの設定ページで、「広告」の項目を確認します。項目の下に”一部のサイトでブロックされています”と記載されています。「広告」をタップしましょう。OFFの状態で、”煩わしい広告や誤解を招く広告が表示されるサイトで広告をブロックします”と記載されています。
このように表示されていれば、Chromeブラウザで広告を非表示にすることができます。「広告」のボタンをONにすれば、サイトの設定画面「広告」の下に”許可”と表示されます。
サイトの設定のページでもう一項目、「ポップアップとリダイレクト」も確認しましょう。”ブロック中”となっていなければタップして、次のページでONにします。ポップアップ広告も非表示にしましょう。
AndroidのChromeで広告をブロック~スマホアプリ編~
アプリによるChromeの広告非表示の方法を、ご説明いたします。記事の後半でシステムroot化の是非にも触れています。
広告を非表示にできるアプリを使う
スマホ上でAndroidChromeの広告をブロックするアプリは、Playストアにていくつか配信されています。Playストアでうまく見つけられない場合には、GoogleChromeで”スマホ Android Chrome 広告ブロック アプリ”等のキーワードを入れて、検索してみましょう。
「Filterproxy」や「Adbrocker」など、様々な有名な広告ブロックアプリをみつけられるでしょう。ここではインストールも設定も簡単で、安全なChrome広告ブロックアプリ「Adblock」のインストールを解説します。まずホーム画面より「Google Playストア」をタップして開きます(上画像赤枠内のアプリ)。
Adblock Browser Android版の設定手順
Playストアのアプリの中から、Adblockを見つけましょう。検索窓に”Adblock”と入力します。
Adblockと入力すると、「Adblock Browser Android版」が表示されます。「インストール」ボタンをタップしてください。
Adblock Browserをインストールする
インストールはすぐ終わります。「開く」にボタンをタップすると、右図のように下方に「残り1ステップ」の表示ボタンが出ますので、タップしてください。
「完了」ボタンをタップすれば、インストール完了です。右の画面で赤枠の検索欄に、閲覧したいChromeブラウザの”URL”を入力します。ブラウザが開かれ、広告は非表示になります。
アプリを起動し初期設定をする
特に面倒な設定は必要なく「ホームボタン」をタップすると、ホーム画面にAdblockのアイコンが表示されています。もし検索欄でなく、ほかのところをタッチしてしまい、右の画面のように表示されても大丈夫です。落ち着いて「ホームボタン」か「戻る」ボタンのどちらかをタップしてください。
「ホームボタン」をタップすればホーム画面に戻ります。再度、「Adblockのアイコン」をタップしてください。検索欄に見たいChromeブラウザのURLを入力してください。ホームボタンではなく、「戻る」ボタンをタップした場合は、URL入力のページに戻ります。
ページを表示し広告をブロックする
「Adblock」というこのアプリは、Chrome画面の広告をブロックして非表示にできる、とても便利なスマホアプリです。下の図は”YouTube”を「Adblock」で開いた画面です。Chrome画面の広告が非表示になっています。使い方は簡単で、ホーム画面より「Adblock」のアイコンをタップ、そしてURL検索欄に開きたいURLを入力するだけです。
2017年までのGoogleChromeでは、広告ブロック機能はついませんでした。そのため、アプリを導入しなくては、広告やポップアップ画像は非表示にできませんでした。しかし、2018年2月からGoogleChromeにも待望の広告を非表示にできる機能が付属しました。ブラウザでのブロック方法については、前半にてご説明しております。
AndroidのChromeで広告をブロック~root化~
AdAwayの設定手順
AdAweyは現在、Google Playよりダウンロードできません。ウェブにてQRコードが掲載されていますが、Googleログインページが立ちはだかりインストールできないようです。以下に経過を示します。
ホーム画面からplayストアをタップします。
AdAwayのインストール
検索欄に"AdAwey"と入力し、検索します。
Download files and apply ad blockingをタップする
AdAweyBrowserが表示されたので、「インストールボタン」をタップします。
スマホに無事インストールされ、「開く」ボタンは表示されます。通常のアプリは、ここから「開く」ボタンをタップして、設定やログインという手順が行えます。しかし、AdAweyはGoogle非公認ということもあり設定までたどりつけません。
突然下の図のような画面が現れ、ログインしようとしても、Googleの検索欄から一歩も先に進めませんでした。Androidスマホの広告ブロックアプリAdAweyは、デベロッパー販売契約違反となり、Googleによって削除された経緯があります。
そのため、「開く」ボタンまでは表示されますが、インストールは拒絶されます。AdAweyはroot化を伴う難しい設定も必要です。無理に使用しないことを推奨します。ここからは、root化について詳しく、触れていきます。
root化する際の注意点
root化の作業は、スマートフォンのシステムに詳しい方のみが行えるとされています。下にメリット、デメリットが記します。スマートフォンのハード面やシステム面を開発者の観点から、root化について設定できます。もしroot化を必要とするアプリに不具合があって、システムが壊れたとしても、再起動やセーフモードで元に戻るのかどうか保証できません。
root化におけるメリット
- 公式、非公式アプリの削除、インストールが自由にできる
- アプリや端末のカスタマイズ
- ドコモにおける格安SIMでテザリングが可能にすることができる
root化におけるデメリット
- 端末の不安定化
- 修復不能の故障をおこす危険がある
- セキュリティが弱まる
root化を行うと、メーカーのサポートが受けられなくなります。すべて自己責任で行う覚悟が必要です。AdAweyというアプリはroot化を行った上で設定することが前提となっています。
AndroidのChromeで広告をブロックするデメリットは?
Androidのスマホにて、広告をブロックするデメリットは、広告から新たな情報や商品を知ることができない、という点でしょう。基本的に広告は邪魔に感じますが、時折思わぬ情報が手に入ることがあります。
また、広告を見ることによって、広告費がコンテンツの作成者や提供者に支払われています。その資金が、より良いコンテンツを産んでいるのも確かです。過剰な広告は不快になりますが、広告をブロックすべきかどうかは臨機応変に対応しましょう。
AndroidのChromeで邪魔な広告をブロックしよう
アプリで広告非表示を図るには、”root化”が必要な「AdAwey」の導入は見送り、「AdBlock」による広告ブロックを利用しましょう。また、AndroidのChromeには広告ブロック、ポップアップ等、「非表示機能」が加わりました。よって、広告ブロック用のアプリをインストールする必要は、必ずしもあるとは言えません。必要に応じて対応しましょう。