Windows10で無線LANの接続が不安定でWi-Fiが切れるという現象が頻発しています。Windows10でWi-Fi接続が不安定になり、切れる原因とはどんなものでしょうか。この記事ではその対処法について詳しく解説します。
Windows10を使っている人の中で、Wi-Fi接続が不安定になり、よく切れるという現象が頻発しています。家や会社の中でPCをWi-Fi接続している人も多いので、Wi-Fi接続が不安定になり、頻繁に切れるようになると本当に困ってしまいます。この記事では、Windows10でWi-Fiが切れる現象の原因と、対処法について解説します。
Windows10を使っていると、頻繁にアップデートが行われます。基本的にMicrosoftではアメリカ時間での毎月第2火曜日をアップデートの日としています。Windows10を使っていても、Wi-Fiや無線LANに特に問題がなかったのに、ある時突然、Wi-Fi接続が不安定になってしまった、という声が多発しています。
これはWindows 10 ver.1709でのアップデートが原因だと考えられています。このWindows10のアップデートでは、無線LANのデバイスドライバの使用の変更が行われました。この変更された新しいデバイスドライバに対応していないPCで、Wi-Fiに接続できない、接続が不安定になる、という現象が良く起きています。
Windows 10 ver.1709のアップデートで変更された無線LANドライバに対応していないPCだというのが、Wi-Fi接続が不安定になる原因と考えられます。このアップデートでの無線LANドライバの使用の変更に対応していないPCというのは、Windows7やWindows8.1からアップグレードした古いPCに多いようです。
Windows7や8.1で使っていたデバイスドライバをそのままWindows10へアップグレードした後でも流用し続けていた場合、Windows10のアップデートでの仕様変更へ対応できないことがあります。
その場合には、PCのメーカーからWindows10に対応したデバイスドライバをインストールする必要があるのですが、メーカーサポートが終了しているPCの場合には、Windows10に対応したデバイスドライバが配布されていない場合もあります。
この記事ではWi-Fiが切れるときの対応策をご紹介していきますが、自分でできる対応策をやっても接続が不安定になる場合には、PCを使い続けるのは無理かもしれません。買い替えを検討したほうがいいでしょう。
デバイスドライバの問題に関しては、それぞれのPCのメーカーのサポートページを確認してもらうのが一番ですが、その他にも自分でできる対策がいろいろとあります。Windows10で無線LANとのWi-Fi接続が不安定になるときに、自分でできる対応策についてみていきましょう。まずは無線LANルーターの確認方法です。
まず無線LANルーターとインターネットが接続できているかどうかを確認します。スマホや他のPCなど、他の端末が同じ無線LANルーターとのWi-Fi接続できているかどうか確認しましょう。他の端末もWi-Fi接続できていないようなら、原因はWindows10の問題ではなく、Wi-Fiルーターとインターネット接続になります。
インターネットのモデムとWi-FiルーターがLANケーブルでしっかりと接続されているかどうかを確認しましょう。それでも改善しない場合には、インターネット接続を契約しているプロバイダに問い合わせて、接続に障害が出ていないか確認しましょう。
念のためにいったん無線LANルーターの電源を切って、ルーターを再起動させてみましょう。ルーターの再起動で接続が改善されることもあります。
無線LANのワイヤレスネットワークのプロパティの設定も確認しておきましょう。Windows10のスタートボタンをクリックして歯車マークの「設定」を出します。「ネットワークとインターネット」>「ネットワークと共有センター」と進み、接続しているWi-Fi接続をダブルクリックします。
「ワイヤレスネットワークのプロパティ」をクリックします。
「接続」のタブを開いて「SSID」の横の文字列を確認します。メモを取っておきましょう。
「セキュリティ」のタブを開いて「セキュリティの種類」「暗号化の種類」「ネットワークセキュリティ」をそれぞれ確認します。
「パスワードの文字を表示する」にチェックを入れるとパスワードが表示されます。確認して必要に応じてメモを取りましょう。「Wi-Fiの状態」と「ネットワーク接続」を閉じたら確認終了です。
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