Windows10に追加できるユーザーアカウントにはローカルアカウントとMicrosoftアカウントがあります。管理者権限を持てるのはどちらなのでしょうか。この記事ではWindows10のアカウント追加についてみていきましょう。
Windows10のPCを家族全員が一人一台持っている、という家庭はほとんどないでしょう。多くの家庭では、家族全員で1台のWindows10のPCを共有していることと思います。
しかし、家族と言えどもプライバシーはあります。同じアカウントを共有していたら、メールやSNSでのやり取りを他の家族に見られてしまいます。家族と言えども、Windows10のPCを使うときには、それぞれ自分のアカウントで使いたいものです。
Windows10に追加できるアカウントの種類には2種類あります。この記事ではWindows10に追加できるアカウントの種類の説明や、アカウントを追加する方法についてみていきましょう。
まずWindows10に追加できるアカウントにはMicrosoftアカウントがあります。MicrosoftアカウントとはWeb上に提供されているMicrosoftのさまざまなサービスを利用することができるアカウントです。
Windows10のOutlookやOffice、Xboxのセーブデータなどを同期させて、他のPCでも使えるようにすることができます。また、Microsoftストアを利用して、Windows10のアプリなどを購入することもできます。
Microsoftアカウントの他に、Windows10に追加できるアカウントにはローカルユーザーアカウントもあります。ローカルユーザーアカウントというのは、そのPCだけを使うことができるユーザーアカウントです。他のPCとOfficeなどのデータを同期したり、Microsoftストアを利用したりすることはできません。
PCには管理者権限を持つ人が必要になります。PCに管理者権限を持っていると、アプリのインストールやアンインストール、PCのセキュリティなどに関わる高度な設定を行うことができるようになります。
PCの管理者権限を持つ人は1人とは決まっていません。追加するユーザー全てを管理者権限にすることができるのです。PCの管理者権限を持てるのは、Microsoftアカウントなのでしょうか。それともローカルユーザーアカウントなのでしょうか。
Windows10のPCの管理者権限は、Microsoftアカウントでもローカルユーザーアカウントでもどちらでも持つことができます。
この2つのアカウントの違いは、Microsoftの外部のサービスとつながっているかどうか、という違いで、特定のPCを管理する上での上下関係というのはありません。家族や職場でアカウントの種類に関係なく、管理者にふさわしいと思われる人に管理者権限を付与しましょう。
ここからWindows10にユーザーアカウントを追加する方法を具体的に見ていきましょう。まずはMicrosoftアカウントの追加方法についてです。
MicrosoftアカウントをWindows10に追加する前に、まずはMicrosoftアカウントを作成しましょう。まずはMicrosoftアカウントを追加するために、Microsoftのサインインページに入り、「アカウントをお持ちでない場合、作成できます」をクリックします。
アカウントの追加作成に利用する電話番号を入力して「次へ」をクリックします。メールアドレスを使う場合には「既にお持ちのメールアドレスを使う」をクリックします。メールアドレスを使う場合には、次のページでアカウント追加に登録するメールアドレスを入力して「追加」をクリックします。
パスワードを設定します。
今回はメールアドレスで作ったのでメールにアカウント追加に必要なコードを記載したメールが届きます。電話番号の場合には、SMSか音声案内でコードが届くので、そちらをこの画面に入力します。
ロボットではないことを確認するために、記載されている読み取りにくい文字を入力します。見えにくい場合には「新規」をクリックして新しい文字を表示するか、「音声」をクリックして聞き取った音声を入力します。入力したら「次へ」をクリックします。
セキュリティ情報が正確かどうか確認して問題なければ「問題ありません」をクリックするとMicrosoftアカウントが追加されました。修正したい場合には「今すぐ更新します」をクリックして変更します。
アカウントが作成されるとこのようにMicrosoftのアカウントページに入ることができます。
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