2019年05月07日更新
Windowsのフルスクリーン(全画面表示)の解除とショートカットでの切り替え方法を解説!
Windowsのフルスクリーンはパソコン画面全体にページを広げられ便利ですが、解除方法が分かりづらいことが難点です。ここではフルスクリーンの解除方法をご紹介します。また、ショートカットキーを使用した簡単な切り替え方法も併せてご紹介します。
目次
Windowsでフルスクリーン表示させる方法は?
フルスクリーンとは、通常画面で開いたページを全画面に切り替えることを指します。Windowsでwebサイトや動画を見る際、通常画面では小さく見づらかった部分も、フルスクリーン(全画面表示)にすることで見やすくなり、より楽しめるようになります。ここではまず、フルスクリーン表示させる方法をご紹介します。
Windowsの右上のボタンで表示
Windowsでwebサイトやファイルを開いた際に、右上に3つのボタンが表示されます。3つのボタンの中央にある「□ボタン」をクリックすると、通常画面からフルスクリーン(全画面表示)に切り替えられます。
この右上の「□ボタン」は、Windowsで使用するファイルのほとんどについているため、フルスクリーン(全画面表示)にしたいときは、このボタンをクリックしましょう。
Windowsのフルスクリーンの解除方法は?
Windowsをフルスクリーン(全画面)にすると、パソコンの画面全体を使ってページが表示されるため、集中してパソコンを使用できます。しかし、フルスクリーンにしたままでは、画面を閉じられない、他の操作ができなくなる、といった問題が発生する可能性もあるため、フルスクリーンを解除し、通常画面に切り替える方法も知っておく必要があります。
まずは、マウスを使ったフルスクリーンの解除方法をご紹介します。
右クリックのメニュー表示から
フルスクリーンを解除したいときは、フルスクリーンの画面上で右クリックを押し、メニューを表示させます。メニュー一覧の中に表示される「元に戻す」をクリックすると、フルスクリーンから通常画面に切り替えられます。
右クリックする場所によっては、「元に戻す」がメニューに表示されない場合もありますが、その時はなるべくフルスクリーンにしているページの上部で右クリックをするようにしましょう。場所を変えて右クリックすることで、メニューの中に「元に戻す」が表示されるようになります。
カーソル移動で
フルスクリーン状態でカーソルをページ上部に移動させると、メニューが表示される場合があります。そのメニューの中に表示されている「元に戻す」をクリックすると、フルスクリーンから通常画面に切り替えられます。
Windowsのフルスクリーンを簡単に切り替えるには
Windowsのフルスクリーンを切り替えたいときに、カーソルがうまく動かない、メニューが表示されない、といったことが原因でなかなか切り替えられないことがあります。また、使用するWindowsのアプリによって、フルスクリーンの切り替え方法が多少異なるため、フルスクリーンの切り替え自体を面倒に感じる場合もあります。
ここでは、それらの問題を解決してくれるWindowsのフルスクリーンの簡単な切り替え方法についてご紹介します。
F11のショートカットキーを活用する
Windowsのフルスクリーンを簡単に切り替える方法とは、キーボードのショートカットキー「F11」を押すことです。通常画面時に「F11」キーを押すとフルスクリーンに切り替えられ、フルスクリーンのときに「F11」キーを押すとフルスクリーンが解除されます。
この方法でWindowsのフルスクリーンの切り替えを行うメリットとしては、同様の操作でフルスクリーンの表示と解除ができること、ほとんどのアプリでこの方法が使用できること、の2点が挙げられます。今までショートカットキーを使用したことがなくても、このショートカットキーは覚えて活用しましょう。
フルスクリーンのアプリ別解除方法
ここまでご紹介してきたように、フルスクリーンの解除方法は3つあります。右クリックでメニューを表示させて解除する方法、カーソル移動でメニューをさせて解除する方法、ショートカットキー「F11」を使用して解除する方法の3つです。
しかし、アプリによっては3つの解除方法のうち、2つの解除方法しか使えないということもあります。ここでは、Windowsで頻繁に使用されるアプリのフルスクリーン解除方法をご紹介します。
Google Chromeの場合
Google Chromeでは、右クリック、カーソル移動、ショートカットキー「F11」の3つすべてのフルスクリーン解除方法を使用できます。フルスクリーン表示にした際に、画面上部に「全画面表示を終了するにはF11を押します」と表示され、ショートカットキーでフルスクリーン解除できることが一目瞭然です。
また、フルスクリーンの画面上で右クリックを押すとメニューが表示されます。メニューの最上部にある「全画面表示を終了」をクリックすると、フルスクリーンを解除できます。カーソル移動でフルスクリーンを解除したい場合は、カーソルを画面上部に移動させると表示される「×」ボタンをクリックします。
Adobe Acrobat Reader DCの場合
Adobe Acrobat Reader DCはPDFファイルをWindowsで見るときに使用されるアプリです。webサイト上で公開されている文書の中にはPDFファイルに加工されているものも多くあり、細かい文字を読む際にフルスクリーン表示できるとじっくり読み込めるようになります。
Adobe Acrobat Reader DCのフルスクリーン解除をしたい場合は、ショートカットキーを使用します。しかし、「F11」キーでは解除できないため、注意が必要です。Adobe Acrobat Reader DCでフルスクリーンを解除する場合は、「Ctrl+L」キーを押します。ちなみに、フルスクリーン表示させたい場合も同様に、「Ctrl+Lキー」を押します。
Excelの場合
Excelはパソコンユーザーによく使用されている表計算アプリです。細かい数字を扱うExcelでフルスクリーンにすると、ミスを防げるといったメリットがあります。
Excelのフルスクリーンを解除したい場合は、ショートカットキーを使用します。しかし、「F11」キーでは解除できないため注意が必要です。Excelでフルスクリーンを解除する場合は、「Esc」キーをクリックします。
Excelは、フルスクリーンを表示させるときと解除するときで使用するキーが異なるアプリです。フルスクリーン表示させるときは「Alt̟+V+U」キーを順に押します。使用するショートカットキーが異なるため、慣れるまではパソコン画面にメモを貼っておくといった工夫が必要となります。
Microsoft Edgeの場合
Microsoft EdgeはWindows10に搭載されている検索エンジンです。Microsoft Edgeのフルスクリーンを解除する際には、カーソル移動を使用する解除方法とショートカットキーを使用する解除方法の2つが使用できます。
Microsoft Edgeではフルスクリーン表示にした際、画面下部に「F11を押して、全画面モードを終了する。」という表示が出てくるため、フルスクリーン解除の方法は分かりやすく示されています。
フルスクリーン表示の際に、カーソルを画面上部に移動させると右上に3つのアイコンが並びます。中央のアイコン(矢印が内向きで向かい合ったアイコン)がフルスクリーン解除アイコンです。そのアイコンをクリックして、フルスクリーン解除できます。
IE(インターネット エクスプローラー)の場合
IEのフルスクリーンを解除したい場合は、右クリック、カーソル移動、ショートカットキーすべての方法を使用できます。フルスクリーン表示の画面上で右クリック、またはカーソルを画面上部に移動させると、画面上部にメニューバーが表示されます。そのメニューバーの右端にいくつかのアイコンが表示されます。
右から2つ目のアイコン(□が重なっているアイコン)がフルスクリーン解除のアイコンです。このアイコンをクリックすると、フルスクリーン解除できます。
IEのフルスクリーン解除をショートカットキーで行う場合は、「F11」キーを使用します。他の検索エンジンを違い、フルスクリーン表示にした際に「F11」キーでフルスクリーン解除できることが明示されませんが、同様に使用できます。
Firefoxの場合
Firefoxのフルスクリーンを解除する際には、カーソル移動とショートカットキーの2つの方法が使用できます。フルスクリーンの画面上でカーソルを画面上部に移動させると、メニューバーが表示されます。メニューバーに、フルスクリーン解除のアイコンが表示されるため、それをクリックしてフルスクリーン解除します。
また、ショートカットキー「F11」でもフルスクリーンを解除できます。
フルスクリーンの解除方法を覚えておこう
Windowsを使用する際に、フルスクリーンにするとパソコン画面が見づらいといった問題が軽減されるため、普段からパソコンを使用する場合にはフルスクリーン表示をおすすめします。一方で、フルスクリーン表示にするとメニューバーが表示されないため、複数タブを開いて作業する場合には作業に支障をきたす場合もあります。
快適にフルスクリーンを活用するためには、ショートカットキーの使用が必須項目となります。ショートカットキーで簡単にフルススクリーンの切り替えを行い、快適にWindows使いましょう。