Windows10を何らかの理由で修復する必要があるときに、インストールディスクが必要になることがあります。この記事ではDVDやUSBメモリといったメディアでWindows10のインストールディスクを作成する方法について詳しく解説します。
Windows10のPCの調子が悪くなり、クリーンインストールで修復するしかなくなった場合には、自分で作成したインストールディスクが必要になります。
以前のWindowsのPCであれば、パッケージとしてインストールディスクが同梱されていましたが、Windows10ではPCを購入した時にインストールディスクはついてきません。万が一の場合に備えて、自分であらかじめにインストールディスクを作成しておく必要があります。
この記事では、USBメモリやDVD等のメディアにWindows10のインストールディスクを作成する方法について詳しくお伝えします。インストールディスクを作成する前に準備をする必要があります。まずは必要な準備について見ていきましょう。
Windows10のインストールメディアを作成するためには、次の3つのものや環境をあらかじめ用意しておく必要があります。どれもとても大切なものなので、しっかりと確認しておきましょう。
Windows10のインストールディスクを作成するためには、安定したインターネット環境が必要になります。Windows10をインストールするためのファイルの大きさは4GBほどになります。ダウンロードにかかる時間はインターネット環境によって大きく変わります。
最もダウンロードの速度が速い光回線でも、混雑している時間帯であれば1GBのファイルのダウンロードに5分ほど必要な場合もあります。4GBであれば20分になります。もっと速度が遅い回線では、1時間以上かかる場合もあります。
ネット回線が不安定では、ファイルをダウンロードすることすら難しくなることもあります。インストールディスクを作成するのに十分な速度があるのかどうか、あらかじめ回線のスピードテストなどをして確認しおきましょう。また、スムーズにダウンロードができる時間帯なども。あらかじめ調べておくと良いでしょう。
Windows10のインストールディスクを作成するためには、インストールディスクとして利用するための空のメディアが必要になります。Windows10のインストールディスクとして利用できるメディアの種類は、USBメモリかDVDです。
Windows10をインストールするために必要なファイルの容量が約4GBあります。そこで、インストールディスクとして利用するUSBメモリかDVDのメディアの容量は、少し余裕を持って5GB以上のものを用意しましょう。
尚、DVDをインストールディスクにする場合には、インストールディスクを作成するためのPCはDVDに書き込みができるものを、インストールディスクを利用するPCはDVDを読み込めるものを使う必要があります。
DVDを利用できないPCの可能性がある場合には、USBメモリをインストールディスクにしたほうがいいでしょう。
これは、Windows10のインストールディスクを作成する時ではなくて、修復するときに必要になるものです。プロダクトキーというのは、そのPCがマイクロソフトから正式に認証されているWindowsのOSを使っているものであり、海賊版では無いということを証明するための25桁のコードです。
一度認証されているWindows10を修復する場合には、プロダクトキーは自動で認証されることが多いのですが、時々自動認証がうまくいかずに手動で入力する必要がある場合もあります。プロダクトキーの認証が下りないと、修復後のPCを利用できなくなってしまうので、修復前にプロダクトキーを調べておきましょう。
プロダクトキーを調べる方法は、次のリンクをご覧ください。
用意するべきものを用意できたら、Windows10のインストール用のツールをマイクロソフトの公式ホームページからダウンロードします。まずは次のリンクへアクセスします。
「ツールを今すぐダウンロード」をクリックすると、インストールディスクを作成するためのファイルがPCへダウンロードされます。
ダウンロードしたWindows10のインストール用ツールからインストールディスクを作成していきましょう。まずはUSBメモリに作成する方法を見ていきます。ダウンロードしたツールをクリックして実行します。するとこのような画面が出てくるので、しばらく待ちます。
ライセンス条項に目を通して「同意する」をクリックします。
「少しお待ちください」の画面になるので、画面が切り替わるまで待ちます。画面が切り替わったら「別のPCのインストールメディアを作成する」にチェックを入れて「次へ」をクリックします。
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