Macのメールが文字化けする時の対処法!送信・受信時のエンコードを確認!

Macの「メール」アプリで受信したメールが、文字化けして読めなかった経験はありませんか?今回は、文字化けメールが発生する原因の解説と、Macで文字化けしたメールを受信した時の対処法、文字化けしないメールの送信方法について紹介します。

目次

  1. 1Macのメールが文字化けするのはなぜ?
  2. 送信側と受信側の文字コードの違いが原因!
  3. macOS High Sierraではエンコードの変更ができない!
  4. 2Macのメールが文字化けする対処法〜送信する〜
  5. プラグインをインストール
  6. Webメールを使う
  7. 3Macのメールが文字化けする対処法〜受信する〜
  8. オンラインデコードサービスを使う
  9. テキストエディットを使う
  10. Safariを使う
  11. 4Macのメールの文字化けを解消しよう!

Macのメールが文字化けするのはなぜ?

Macで受信したメールを開いた時、「%E3%81%8A」などの意味不明な文字が表示されて、解読できなかった経験はありませんか?それは文字化けです。ほとんどの場合、文字化けは送信側と受信側のメールソフトで、文字コードの設定が違うことによって発生します。

今回は、Macで文字化けしたメールを直す対処法を紹介します。ちなみに、文字化けが発生したメールは、ウィルスではありません。そのため、文字化けたメールを受信してもウィルスに感染する訳ではないため、安心してください。

送信側と受信側の文字コードの違いが原因!

Macでのメールの文字化けは、送信側と受信側のメールソフトで、文字コードの設定が違うことによって発生します。私たちがよく目にする文字は、コンピューターの世界では文字1つ1つに番号が割り当てられており、コンピューターの内部は、その番号で文字を記憶しています。

また、文字1つ1つの番号は文字コード毎に違っており、例えば「UTF-8」と「Shift-JIS」の文字コードで「あ」という文字をコンピューター内部の番号で表した場合、以下のようになります。
 

  • 「UTF8」 ・・・ 「U+E38182」
  • 「Shift-JIS」 ・・・ 「82A0」

上の例を見てもらえれば一目瞭然ですが、同じ文字でも文字コードが違うとコンピューター内部では、まったく違うものになってしまいます。これが文字化けが発生する原因です。
 

文字コードの種類

文字コードは全世界で100種類以上も存在しますが、日本でよくメールで使われる文字コードは、以下の4種類です。
 

  • ISO-2022-jp
  • UTF-8
  • Shift-JIS
  • EUC-JP

この時、送信側と受信側で文字コードの設定が違った時に、文字化けが発生します。

macOS High Sierraではエンコードの変更ができない!

Mac OS High Sierraでメールをする場合、Mac付属の「メール」アプリを使っている人が多いそうです。この「メール」アプリですが、実は文字コードの設定を変更することができません。自動的に「UTF-8」という文字コードが適用されます。

Mac OS High Sierraの「メール」アプリに限らず、最近のメールソフトは文字コードに「UTF-8」を使うのが主流になっています。そのため大半のメールは文字化けしません。しかし、古いメールソフトは「UTF-8」に対応していない事が多いため、古いメールソフトにメールの送受信をする時に、文字化けが発生する可能があります。

Macのメールが文字化けする対処法〜送信する〜

Macでメール送信時に発生する、文字化けの対処法について紹介します。先程も述べたように、Mac OS High Sierraの「メール」アプリでは、文字コードには「UTF-8」しか使用できません。「UTF-8」に対応していない古いメールソフトに、Macの「メール」アプリから送信すると、相手のメールソフトがUTF-8のメールをうまく解釈できず、文字化けが発生する可能性があります。

プラグインをインストール

送信時の文字化けは、「LetterFix for Mac OS X Mail.app」という「メール」アプリのプラグインをMacにインストールする事で解決できます。このプラグインは、Macの「メール」アプリで送信されるメールの文字コードを、「UTF-8」から、「ISO-2022-jp」という文字コードに変換して、相手にメールを送信してくれます。

「ISO-2022-jp」という文字コードは、古いメールソフトから最近のメールソフトまで、ほとんどのメールソフトで解釈できるため、文字化けを起こさずメールを送信できます。では、プラグインの使い方を紹介していきます。まず以下のサイトからディスクイメージをダウンロードします。

LetterFix for Mac OS X Mail.app プロジェクト日本語トップページ - OSDN

ダウンロードしたディスクイメージを、クリックします。

パッケージをクリックして、プラグインをインストールします。

プラグインのインストールは、これで完了です。これで、今後Macの「メール」アプリからメールを送信する時、自動的に「ISO-2022-jp」の文字コードに変換されて送信されます。

Webメールを使う

プラグインをインストールしたくない場合、Webメールを使うのも1つの対応法です。GMailなどのWebメールで、メール送信時の文字コードを「ISO-2022-jp」に設定する事で、文字化けのないメールを送る事が可能です。

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てらす

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