【Mac】デュアルディスプレイ設定方法！画面拡張してマルチモニター化して効率化する！

Macのデュアルディスプレイ機能を知らない方にとって、デュアルディスプレイのメリットは、なかなか理解しにくい部分があります。本記事冒頭の本章では、Macのデュアルディスプレイ機能とはどういった機能なのか、またデュアルディスプレイ機能を使って作業するメリットについて、詳しく解説していきます、

Macのデュアルディスプレイ機能とは、Macパソコンに表示されている画面を、サブモニターに表示できる機能のことを指します。Macに表示されている画面だけでなく、複数のサブモニターに分割してMacの画面を表示したり、特定のウインドウだけをサブモニターに表示したりと、使い方をマスターすれば活用方法は無限大です。

Macではミラーリングとも呼ばれ、Macパソコン以外にもWindowsパソコンや、iPadなどでもデュアルディスプレイ（サブディスプレイ）機能を利用できます。

Macのデュアルディスプレイを利用する大きなメリットは、サブモニターを利用することで画面を拡張し、作業効率を上げることです。Macのデュアルディスプレイを設定すれば、特定のウインドウだけをサブディスプレイに表示したり、複数のサブモニターを１つの大きな画面に設定したりと、さまざまな設定が可能です。

うまく設定することで、複数作業を同時進行することが可能で、１つの大きな画面をサブディスプレイとして利用すればプレゼンテーションや、デザインの細部をチェックしながら作業を進めることも可能です。デュアルディスプレイの活用方法は、プライベートではあまり有効ではないと思われがちですが、プライベートでの活用方法も多数あります。

本章では、Mac PCを使ったデュアルディスプレイで画面拡張するために必要な機材を紹介します。デュアルディスプレイに必要な機材は下記のリストを参考にしてください。

・外部ディスプレイ
・ケーブル
・キーボード
・マウス

上記アイテムは、デュアルディスプレイを使って画面を別操作する場合に必要な機材となります。単純にデュアルディスプレイ機能を使って、サブディスプレイとして利用したい場合は、外部ディスプレイとケーブルだけ購入してください。

デュアルディスプレイには、外部ディスプレイが必要です。外部ディスプレイのサイズやメーカーにもよって値段は異なります。本記事でおすすめする外部ディスプレイは下記の商品です。

Macと外部ディスプレイを接続するための、「HDMIケーブル」もデュアルディスプレイには必要です。HDMI出力端子が搭載されているMacの場合は、HDMIケーブルを購入するだけで問題ありません。

しかし、2016年以降に発売された、比較的新しいMacBookにはHDMIケーブル出力端子が搭載していないので、Thunderbolt-HDMI変換ケーブルを購入し、HDMIケーブルと接続する必要があります。おすすめのThunderbolt-HDMI変換ケーブルは下記の商品を参考にしてください。

外部ディスプレイと、Macパソコンを別々に利用する場合は、サブディスプレイ専用のキーボードも必要になります。Bluetoothキーボード・有線キーボードどちらを利用するのか決めておくと良いでしょう。

キーボードと合わせて、マウスも必要であれば購入してください。マルチタスク作業を目的としてデュアルディスプレイを利用する場合は、マウスも必要になります。

Macのデュアルディスプレイに必要な機材を購入したら、デュアルディスプレイの設定方法を確認していきましょう。本章では、Macのデュアルディスプレイ設定方法を解説します。

前の章で紹介したHDMIケーブル、またはThunderbolt-HDMI変換ケーブルを使ってMacとサブディスプレイを接続してください。

Macの「システム環境設定」からマルチモニターを設定します。「システム環境設定」＞「ディスプレイ」＞と進んでください。

「ディスプレイ」画面では「解像度の調整」や「ディスプレイ設定」を調整できます。続いて「システム環境設定」から「Misson Control」を選択してください。

「Misson Control」の「ディスプレイごとに個別の操作スペース」などの設定が可能です。

「ディスプレイ」「Mission Control」の詳細設定は次の項目で詳しく解説するので、起動方法を覚えておいてください。

Macとサブディスプレイを1つのウインドウとして、モニターを拡張したい場合は「システム環境設定」＞「Misson Control」＞「ディスプレイごとに個別の操作スペース」にチェックを入れてください。マルチタスク作業よりも、より大きなウインドウが必要なタスクの時に活用すると便利です。

デュアルディスプレイの設定方法を紹介します。外部モニター・テレビの電源をオンして、MacBookとHDMIケーブルで接続してください。
 
1.「システム環境設定」メニュー一覧から「ディスプレイ」を選択し「配置」タブを選択してください。
2.「ディスプレイをミラーリング」項目のチェックボックスのチェックを外してください。
3.設定画面中央にある、主要ディスプレイの位置を変更するか、それぞれのディスプレイの位置を分けて設置してください。

これでメインディスプレイとサブディスプレイが個別のウインドウとして利用できます。マルチ画面として活用すれば、マルチタスク作業が可能となります。

本記事最後の本章では、Macをデュアルディスプレイで利用した時のモニターサイズや解像度の違いについて紹介していきます。

モニター画面の大きさ解像度と関係していません。そのため、自分の使いやすいサイズのマルチモニターを選択すると良いでしょう。

マルチモニターによって、解像度は異なります。また縦横比（アスペクト比）が異なるので、一概に最適な設定方法は一定ではありません。自分の選択したマルチモニターのサイズに合わせて最適な解像度を見つけてみてください。

「ディスプレイをミラーリング」を有効にしている場合は、マルチモニター・拡張モニターともに、解像度の低いモニターに合わせて設定されます。「ディスプレイをミラーリング」を有効にしていない場合は、マルチモニター・拡張モニターそれぞれで、解像度の調整が可能です。

Macのデュアルディスプレイの設定方法、拡張モニターの設定方法を紹介しました。Macのデュアルディスプレイは簡単に設定することができるので、マルチタスクの作業効率を簡単に上げることが可能です。本記事を参考に、Macのデュアルディスプレイ機能を利用してみてください。