iPhoneをiOS16にアップデートできないという場合があります。iOS16への更新ができない原因とはどういったことが考えられるのでしょうか。この記事ではiOS16へのアップデートができない場合の原因と、原因別の対処法について詳しく解説します。
2022年秋にiPhoneの最新版のOS、iOS16がリリースされました。すでに多くのiPhoneユーザーの方がアップデートを完了させているようです。しかし、中にはアップデートできないということで困っている方もいるようです。
iOS16へアップデートできない場合には、次のような原因が考えられます。
iOS16にアップデートできないときの原因別の対処法は次のとおりです。
iPhoneの機種は現在iPhone14まで販売されていますが、すべての機種がiOS16に対応しているわけではありません。iOS16に対応していない機種を使っているために、アップデートできない場合があります。
まずは使っているiPhoneがiOS16に対応している機種か確認してみましょう。iOS16に対応している機種は次のとおりです。
iPhone7をお使いの方でも、iPhone7の機種がいきなりサポート対象外になって使えなくなるわけではありません。しばらくはiOS15でセキュリティアップデートが提供されます。しかし、いずれソフトウェアアップデートの対象外となるので、早めに新しい機種へ買い換えを検討したほうがいいでしょう。
Apple社から公表されているiOS16のアップデートファイルの容量は3.11GBです。しかし、スムーズにアップデートを完了させるためには、最低でも5GBの空き容量がないと難しいと言われています。
iPhoneの空き容量が不足していることがアップデートできない原因である場合の対処法は次のとおりです。
iPhoneに空き容量が足りない場合には、まずは自動で空き容量を確保しようとします。後から再インストールが可能なアプリが自動で消去されていきます。消去されたアプリは後で再インストールする必要があります。
アプリの自動消去で空き容量が足りない場合には、不要なファイルやアプリを削除して空き容量を確保しましょう。画像や動画などのファイルは、iCloudに同期すればiPhoneのストレージの空き容量を確保できます。
どうしてもiPhoneの空き容量を確保できない場合には、PC経由でアップデートすることもできます。iPhoneをLightningケーブルでPCに接続して「iTunes」を起動します。
iTunesでiPhoneの管理画面を開いたら、左ペインの「概要」から「更新プログラムを確認」をクリックします。入手可能なソフトウェアの更新が表示されたら「アップデート」をクリックすると、iPhoneがiOS16へアップデートできます。
iPhoneをiOS16にアップデートするためには、更新ファイルをネット上からiPhoneかPCにダウンロードしなければいけません。更新ファイルの容量は3.11GBとかなりの容量があるので、ネット環境が不安定な場合には、ダウンロードが進まずにあっぷでーとできないことがあります。
iOS16をモバイルデータ通信で行っている場合には、Wi-Fi通信に切り替えましょう。Wi-Fiのほうが高速でのダウンロードが可能です。
iOS16の更新ファイルをダウンロードしている間はiPhoneを他の用途に使うことができます。もしもiOS16と同時に他のファイルもダウンロードしているのなら、他のファイルのダウンロードを停止しましょう。そうすれば、iOS16のアップデートファイルのダウンロードが速くなります。
iOS16へのアップデートが始まっても、「アップデートを確認できません」「アップデートをインストールできませんでした」といったエラーメッセージがiPhoneの画面上に表示されて、アップデートが完了できないことがあります。
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