Macから「iPhoneを探す」機能を使う方法!設定・操作方法を解説!

Mac(OS X 10.7.4以降)でも「iPhoneを探す」機能を使えるのをご存知ですか?iPhoneを紛失した際にMacから、Macを紛失した際はiPhoneから位置情報を探すことができます。「iPhoneを探す」機能の使い方や操作方法について紹介します。

Macから「iPhoneを探す」機能を使う方法!設定・操作方法を解説!のイメージ

目次

  1. 1Mac(OS X 10.7.4以降)から「iPhoneを探す」機能を使うための事前準備
  2. iPhoneを設定しよう
  3. Macを設定しよう
  4. 2「iPhoneを探す」機能でMacからiPhoneを探す手順
  5. iCloudにログインしてiPhoneの場所を確認する
  6. サウンド再生を使う
  7. 紛失モードを使って持ち主に連絡する
  8. iPhoneの消去を使ってデータを削除する
  9. 3「iPhoneを探す」機能でiPhoneからMacを探す手順
  10. iPhoneを探す機能からiCloudにログインしよう
  11. 位置情報を確認したいデバイスを選択しよう
  12. 4Macから「iPhoneを探す」機能を使うと紛失の際に便利!

Mac(OS X 10.7.4以降)から「iPhoneを探す」機能を使うための事前準備

iPhoneを紛失した際に役立つ「iPhoneを探す」機能はMac(OS X 10.7.4以降)でも使うことができます。iPhoneを探すの機能として、iPhoneがある場所をマップ状に表示させることができるのはご存知の方も多いでしょう。そのほかにも遠隔でパスコードを設定したり、画面にメッセージを表示させることも可能です。

また、この設定をしておくことで逆にiPhoneからMacを探すこともできます。今後iPhoneやMacを紛失した時の予習として、または今現在紛失して、行き場所を追っている方は、実際にiPhoneを探す機能を使ってみましょう。

iPhoneを設定しよう

まずはその事前準備としてiPhoneとMacに、ある設定をする必要があります。iPhone側でもMac側でも、特に難しい設定はありません。先にiPhone側の設定内容を紹介します。

iPhoneを探すをオンにする

事前準備として『iPhoneを探す』という設定項目をオンにしなければなりません。iPhoneの設定アプリを開きましょう。続いてユーザー名をタップしましょう。ユーザー名が見当たらない場合は次に進んでください。

iPhoneを探す

『iCloud』をタップしましょう。

iPhoneを探す

画面を下にスクロールしていき、『iPhoneを探す』をタップしましょう。

iPhoneを探す

『iPhoneを探す』をタップしてオン(緑色)にしましょう。

iPhoneを探す

位置情報サービスをオンにすることも忘れずに

iPhoneのGPS情報を把握するためには位置情報サービスをオンにする必要があります。まず設定アプリを開いて『プライバシー』をタップしましょう。

iPhoneを探す

『位置情報サービス』をタップしましょう。

iPhoneを探す

『システムサービス』をタップしましょう。

iPhoneを探す

『iPhoneを探す』をタップしてオン(緑色)にしましょう。この手順で、位置情報サービスをオンにすることができます。iPhone側での設定はこれにて完了です。

iPhoneを探す

Macを設定しよう

続いてMac(OS X 10.7.4以降)側の設定内容を紹介します。

iCloudからMacを探すをオンにする

事前準備として、iCloudからMacを探すをオンに設定します。まずAppleメニューから『システム環境設定』をクリックしましょう。

Macを探す

システム環境設定メニューが表示されます。『iCloud』をクリックしましょう。

Macを探す

『Macを探す』をクリックしましょう。この後、『"Macを探す"でこの Mac の位置情報を使用することを許可しますか?』というポップアップ画面が表示されるので、『許可』をクリックしましょう。

Macを探す

下画面のように『Macを探す』にチェックが入ります。これでMac側の事前設定は完了です。

Macを探す

このようにiPhone側では「iPhoneを探す」設定と位置情報サービスをオンにし、Mac(OS X 10.7.4以降)側では「Macを探す」設定をオンにしておくことで、iPhoneでMacの場所を、MacでiPhoneの場所を探すことができるのです。

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「iPhoneを探す」機能でMacからiPhoneを探す手順

事前準備が終わったら早速お互いの場所を探してみましょう。まずはMac(OS X 10.7.4以降)からiPhoneを探す手順を紹介します。

iCloudにログインしてiPhoneの場所を確認する

まずSafafi等のWebブラウザからiCloudのページにアクセスしましょう。iPhoneで使用しているApple IDとパスワードを入力してiCloudにサインインしましょう。

iPhoneを探す

アプリ一覧が表示されます。『iPhoneを探す』アプリをクリックしましょう。

iPhoneを探す

しばらくすると、iPhoneのある場所がマップ上に緑の点で表示されます。

iPhoneを探す

緑の点をクリックしましょう。『サウンド再生』、『紛失モード』、『iPhoneの消去』という3つのメニューが表示されます。それぞれのメニューの使い方について解説していきます。

iPhoneを探す

サウンド再生を使う

『サウンド再生』をクリックすると、iPhoneから大きなサウンドを鳴らすことが可能です。iPhone側で操作しない以上、2分間サウンドが鳴り続けます。近くにある場合はサウンド再生するのも一つの手です。サウンドが鳴っている方へ行けば、iPhoneにたどり着けます。

紛失モードを使って持ち主に連絡する

『紛失モード』をクリックすることで、iPhoneを遠隔でロックすることができます。これで中身を見られる心配はありません。また、iPhoneのロック画面に任意のメッセージと連絡先の電話番号を表示することができます。iPhone以外の自分の連絡先の電話番号を記入して、iPhoneを見つけてくれた人から連絡をもらえるようにメッセージを記入しましょう。

iPhoneを紛失したことに気付いたら、すぐ紛失モードに切り替えることをおススメします。あなたのiPhoneを拾ったのが親切な人であれば、メッセージを見て連絡をくれることでしょう。

iPhoneが見つかった場合は紛失モードを解除しよう

iPhoneが見つかった場合は紛失モードを解除しましょう。Macから解除する場合は再度メニューの『紛失モード』をクリックしましょう。その後、『紛失モードを停止』をクリックすれば紛失モードを解除できます。iPhoneからの解除はパスコードを入力してロックを解除すれば解除できます。

iPhoneの消去を使ってデータを削除する

最終手段として『iPhoneの消去』という選択肢もあります。『iPhoneの消去』とは文字通りiPhoneのコンテンツや設定を消去し、初期状態に戻すというものです。iPhoneがある場所はわかったものの非常に遠いところに合って取りに行くのが難しい、紛失モードにしているのに誰からも連絡がこないという場合の最後の手段として使うことを検討しましょう。

位置情報の検出や追跡は不可能に

『iPhoneの消去』を行うことで個人情報や他人に見られたくない情報を一括で消去することはできますが、位置情報の検出や追跡は不可能になります。もう場所を特定することはできなくなります。データもバックアップを取っていない限り復元は難しいです。本当に消去してしまっていいか、よく考えましょう。

「iPhoneを探す」機能でiPhoneからMacを探す手順

次は反対に、iPhoneからMac(OS X 10.7.4以降)を探す手順を紹介します。

iPhoneを探す機能からiCloudにログインしよう

まずiPhoneを探すアプリを開きましょう。これから探すのはMacなのにiPhoneを探すアプリでいいのか、と思われる方もいるかもしれませんがこれで問題ありません。名前がややこしいですが、あくまでiPhoneを探す、というアプリの機能を使ってMacを探します。 iCloudのIDとパスワードを入力し、サインインしましょう。

Macを探す

位置情報を確認したいデバイスを選択しよう

「iPhoneを探す」と「Macを探す」がオンになっているデバイスの一覧が表示されます。位置情報を確認したいデバイスをタップするとそのデバイスの位置情報が表示されます。この中から紛失したデバイスを選択し、マップで場所を確認してみましょう。また、マップ上の赤丸で囲ったアイコンをタップしてみましょう。

Macを探す

タップしたデバイスの詳細画面が表示されます。画面右上にはMacのバッテリー残量が表示されます。このバッテリーが0%になって電源がオフになると「iPhoneを探す」アプリの機能を使ってデバイスを検知することができなくなります。紛失から時間がたっていると電源が切れてしまう可能性も十分あるので、注意しましょう。

Macを探す

画面下には「iPhoneを探す」機能でMacからiPhoneを探す手順で紹介したのと同じような『サウンドを再生』、『ロック』、『Macを消去』という3種類のメニューが表示されています。性能もほぼ同じです。『Macを消去』をタップするとiPhoneのケースと同様Mac内のデータがすべて消えてしまいます。バックアップを取っていない限り復元は難しいです。

Macから「iPhoneを探す」機能を使うと紛失の際に便利!

iPhoneを紛失した際に役立つ「iPhoneを探す」機能について紹介してきました。驚くべきことに、Mac(OS X 10.7.4以降)でもこの機能を使うことができます。マップ上にデバイスの位置情報を表示するだけでなく、遠隔でロックをかけたり、大音量のサウンドを鳴らしたり、ロック画面に拾ってくれた人へのメッセージを表示することができます。

どうしても回収が難しい場合には最終手段としてiPhone内のデータと設定を遠隔で消去することもできます。個人情報を見られるリスクを考えると、選択肢に入ってくるでしょう。このiPhoneを探す機能は非常に優秀な機能であり、iPhoneの持ち主にメッセージを送ることができる点が特に便利です。紛失した際はぜひ活用しましょう。

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この記事のライター
shyguy
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