curlコマンドはデータ転送にとても便利ですが、今まではWindowsではダウンロードしてインストールしなくては利用できませんでした。この記事ではWindowsでcurlを利用する方法や、実際にコマンドを利用する使い方を見ていきましょう。
curlは、URLを利用してデータ転送できるコマンドラインツールで、世界中の開発者の間で利用されています。Macでは、curlのコマンドが標準搭載されています。しかし、Windowsは、今まではcurlをダウンロードしてインストールしないと利用できませんでした。
この記事では、Windowsでcurlを利用する方法と、Windowsでの使い方を解説します。
curlをWindowsで利用したい場合、以前はcurlコマンドをダウンロード・インストールする必要がありました。しかし、2018年4月のWindows10大型アップデートで、Windowsでもcurlコマンドが標準搭載されました。
現在は、Windowsでも、特にコマンドツールをダウンロード・インストールしなくても、Windows10を最新版にしておくことでcurlコマンドを利用できます。
Windowsでの、curlコマンドの使い方を解説します。Windowsでcurlを使うには、コマンドプロンプトで利用します。
curlのGETメソッドを解説します。GETメソッドは、リクエストを要求したいホームページのあるサーバーに対して、そのホームページのファイルの送信をリクエストするコマンドです。
curlでGETメソッドを投げる方法は、
このようにレスポンスが返ってきます。
GETメソッドでは、ヘッダー情報しか入手できません。大きなファイルなどを確認したい場合は、POSTメソッドを利用します。POSTを確認したい場合は、
POSTメソッドはサーバーの方で許可していない場合があるため、レスポンスが返ってこないケースもあります。今回もサポートされていないため、レスポンスが得られませんでした。
curlコマンドで送ったリクエストに対するレスポンスが、文字化けする場合があります。これは、コマンドプロンプトの文字コードが異なるのが原因です。文字化けしている場合は、
その上で、curlコマンドを利用すれば、文字化けせず正しい情報を閲覧できます。
この記事では、開発現場に欠かせないcurlを、Windowsで使う方法を紹介しました。以前は、Windowsで利用するために手間がかかりましたが、現在では問題なくすぐに利用できます。
ぜひcurlが必要な環境にいる方は、コマンドプロンプトを立ち上げて、curlと入力してみましょう。そうすればWindowsでも簡単に利用できます。