2019年04月10日更新
AirPodsの防水性能を解説!お風呂/シャワーや洗濯・運動での汗などは大丈夫?
iPhoneのワイヤレスイヤホンとして人気のAirPodsの防水性が気になるという方に向けた特集になります。今回は、日常生活の中でAirPodsはどこまで防水できるのかについて検証していきます。気になるお風呂などでの使用についても触れていきます。
目次
AirPodsは防水機能付きなのか?
今回は、iPhoneに接続して使用することができるワイヤレスイヤホンのAirPodsについて焦点を当てて解説していきます。スマホで最近よく目にする防水機能というものがありますが、周辺機器であるイヤホンなどの防水性能について気になる方も多くいます。特にAirPodsはバッテリーによって動作をする機器ですので、余計に心配になってしまいます。
日常生活の中では、水に触れてしまう機会がどうしてもあります。雨が降った場合にはAirPodsを使用していると水が降りかかってしまうこともありますので、完全に水に触れないような使用を意識してしまうと、なかなか自由に音楽を聴くことができなくなってしまいます。それではAirPodsはどこまで防水ができるのかという疑問が生まれます。
公式では防水機能は明記されていない
AirPodsを提供しているAppleの公式サイトでは、AirPodsの防水性については明記されていません。つまり防水機能が搭載された商品ということではないことが分かります。防水機能が搭載されている機器でもその程度によっては、注意書きがされていることが多くありますので防水機能があるからといって過信した使用はあまり好ましくありません。
AirPodsは防水の機器ではない以上、水に関しては気を使って使用をすることが一番確実です。しかし耳に装着するものですので、雨に触れるなど水がかかってしまうことを完全に避けることは困難となりますので、どこからどこまでがAirPodsの水に耐えうるのかということについても検証しておく必要があります。実際に見てみましょう。
AirPodsの耐久性を実験した動画
AirPodsは耳にかけて音楽を楽しむワイヤレスのイヤホンです。ケーブルが存在しない為、コンパクトな機器ですが、耳から外れてしまえば簡単に地面に落下してしまいます。落下することで壊れてしまわないかと心配になる方も多くいるはずです。そこで、地面に落下してもAirPodsは耐えることができるのかという実験動画がありますのでご覧ください。
動画では、耳とほぼ同じ高さからAirPodsを落下させています。AirPodsは地面に叩きつけられるわけですが、通常通り音楽を聴くことができています。このことから、耐久性はある程度あるということが分かります。ただし、高さや打ち付けるスピード、力などが日常生活であまりないようなレベルで落下した場合はAirPodsが故障するリスクはあります。
AirPodsの防水性能を検証:お風呂やシャワー
AirPodsは洗濯機にかけても音楽が聴けるということは、お風呂の中でも音楽を聴くことができるのではないかと考える方も多くいます。こちらも検証した動画がありますのでそれを参考にしてみるのも一つの手です。お風呂やシャワーで使用しても、すぐには故障せずに通常通り使えるということでした。動画でもそのように言っています。
ただし、このAirPodsを毎日のようにお風呂に入る際に使用したり、シャワーの際に使用したりしていると回数の問題から水没に耐え切れなくなり、突然故障することも十分に考えられます。そのためできるだけシャワーの際には使用を控えた方が長年使っていくためにもおすすめです。AirPodsのお風呂での使用は自己責任で行うようにしてください。
どうしても使いたいなら完全防水タイプを持ち込もう
しかし、どうしてもお風呂でiPhoneの音楽をBGMとして聴きたい方もいます。その場合はiPhoneをしっかりと防水処理をした上で完全防水タイプのイヤホンやスピーカーを持ち込むことが適切です。最近では、店頭でキャンプに使用するBluetoothスピーカーなどが多くの種類販売されていますのでそれらシャワー室、浴室で使用しましょう。
シャワーの際、スピーカーのように音を出さずに音楽を聴く必要がある方は、完全防水イヤホンがAmazon等でも販売されていますので検討してみてください。生活ではシャワーとその他でAirPodsを使い分けていきましょう。
AirPodsの防水性能を検証:運動時の汗
AirPodsを良く使用するタイミングとして、ランニングなどの運動中が多く想定されます。雨の日にランニングをしなければAirPodsが水にぬれることはありませんが、どうしても避けられない水分があります。それは「汗」です。ランニングや激しめの運動をしていれば確実に汗が流れてきます。この汗は時間が経過すればするほどAirPodsに触れていきます。
人間のかく汗は自然に起こるものです。日常生活の中でも十分に想定されるものですので、そこまで気にしてAirPodsを使用する必要はないはずです。しかし汗も水分の一種ですので、程度によってはAirPodsが触れるのを避けなければならない場合ももちろんあります。高温多湿の室内で運動している際にももちろんAirPodsには気を配らなければいけません。
多少濡れる程度ならば問題なさそう
AirPodsを長い間楽しめる状態を保つためには、汗にも少し気にかけておくことがおすすめです。ランニングによって汗をかいたとしても、それがAirPodsに触れなければ大丈夫です。また、意図せずに汗がAirPodsに触れてしまったとしても、多少濡れてしまうくらいであれば間違いなくすぐに故障することはありません。
AirPodsはワイヤレスですので運動する際に非常に便利です。ケーブルが絡まってしまうことがありませんので多くの方が使用することが想定できます。ジムなどで運動する際にAirPodsを使用している方は、定期的にAirPodsをタオルで拭くなど、メンテナンスさえしっかりしていれば、早々使えなくなる心配もありません。
AirPodsの防水性能を検証:洗濯などの水没
AirPodsの水に対する耐久性を実験した動画が存在しています。一番上で紹介した動画の後半をご覧ください。この動画ではAirPodsを洗濯機にかけてしまったということを想定した実験を行っています。この実験では、30分強の時間洗濯機をフル稼働させた上で、もう一度AirPodsの機能が使えるかを試すことで防水性をチェックしています。
動画では、AirPodsをしっかりと洗濯機にかけました。そして水浸しになったAirPodsを取り出して実際にしようしてみたところ、なんと通常通りAirPodsの機能が使えていました。水没したとしても機能が故障することなく音楽が聴けることから、ある程度の防水機能はあるのではないかと推測できます。ただし、実験の通り真似をすることは控えましょう。
完全に乾かせば使えたとの声もあるが・・
動画では、AirPodsが通常通り使用できていますが、機械が水没してしまうと水が中にまで入り込んでしまい、簡単にショートしてしまうリスクは消えません。水にぬれた状態で電源を入れてしまうと、故障する確率は上がります。スマホなどを水没させても完全に乾いた状態で使用すれば復活するという話もありますがいつまた壊れるか想定できません。
繰り返しにはなってしまいますが、AirPodsの防水性能を確かめるための検証動画ですので、意図的にAirPods本体ごと洗濯機に入れています。日常生活でもしもの時を想定した実験動画であるのは間違いありませんので真似をせず、大切にAirPodsを使用していきましょう。
防水ケースに入れるなどの対策をしよう
過去にイヤホンをポケットにしまったまま洗濯機にかけてしまったことが何回もある方は、AirPodsを防水ケースの中に入れて保管しておくことがおすすめです。Amazonなどインターネット通販サイトには、AirPodsの本体を格納できる防水ケースが販売されています。AirPodsの外観は少し変わってしまいますが故障するよりは良いはずです。
AirPodsは生活防水レベルでも壊れたら有償なので要注意
ここまでAirPodsの耐久性と、AirPodsをお風呂で使用した時、そしてAirPodsを運動で使った時などのシチュエーション別の防水性について解説してきました。公式サイトでAirPodsの防水性に触れていないことから、AirPodsはリスクのある場所での使用はできる限り控えることがおすすめです。
またAirPodsを日常生活程度の水で故障させてしまった場合でも、AirPodsを有償で修理にだすことになります。この場合はAirPodsの修理代金が発生することになりますので、注意が必要です。AirPodsを長持ちさせるために水没を避けた使い方をしていきましょう。