TikTokの利用規約がやばいといわれる理由3つ|安全に利用するポイント7つも解説

動画共有サービス・TikTokの利用規約はやばいと口コミで噂になっています。この記事では、TikTokの利用規約がやばいといわれる理由を徹底解説しました。TikTokを安全に利用するポイントもご紹介していますので、気になる人はぜひ読んでみてください。

TikTokの利用規約がやばいといわれる理由3つ|安全に利用するポイント7つも解説のイメージ

目次

  1. 1TikTokの利用規約がやばいといわれる理由3つ
  2. 他の業者や機関と情報共有することがある
  3. セキュリティは保証できない
  4. 著作権の侵害がスルーされることもある
  5. 2YouTubeの利用規約とTiktokの利用規約を比較
  6. 3TikTokを安全に利用するポイント7つ
  7. 4まとめ

  • 「TikTokの利用規約ってやばいの…?」
  • 「他の動画共有サービスの規約は安全?」
  • 「TikTokを安全に利用するポイントが知りたい…」

あなたは今こんなことを考えていませんか?

TikTokは中国の企業・ByteDanceが運営する動画共有サービスです。短時間の動画をサクッと楽しめることから、世界中でユーザーを獲得しています。

動画をスクロールすると新しい動画が次々と再生されることから、つい長時間見過ぎてしまう…という人も多いでしょう。

しかし、TikTokは利用規約がやばいともっぱらの噂です。

この記事では、TikTokの利用規約がやばいといわれている理由を規約の内容とともに徹底解説しました。後半では同様のサービスであるYouTubeの利用規約の内容を検証するとともに、TikTokを安全に利用するポイントも詳しく解説しています。

ぜひ最後まで読んでみてください。それでは解説していきます。

TikTokの利用規約がやばいといわれる理由3つ

TikTok

結論からいうと、TikTokの利用規約がやばいといわれる理由は3つあります。

TikTokの利用規約がやばいといわれる理由

  • 他の業者や機関と情報共有することがある
  • セキュリティは保証できない
  • 著作権の侵害がスルーされることもある

それぞれ1つずつ解説していきます。
 

他の業者や機関と情報共有することがある

TikTokの利用規約がやばいといわれる理由1つ目は、他の業者や機関と情報共有することがあるからです。

事実、利用規約にはTikTokが必要と判断した場合、ビジネスパートナーや法的機関・プロバイダなどに情報を共有したり開示したりすると明記されています。情報を共有する理由は業務改善や法的に要求された場合などさまざまです。
 

share

また、TikTokが事業を売買したり合併したりする場合にも「お客様のデータを開示します」と記されています。

corporate acquisition

つまり、いったんTikTokにアップした情報は、TikTok側の判断で第三者に開示されるかもしれないということです。

情報の保有期間については下記のように記されています。
 

「当社は、本プラットフォームの提供および本プライバシーポリシーに定めるその他の目的のために必要な期間、情報を保持します。」

TikTokに投稿した動画や登録した個人情報は、登録解除してもTikTokのサーバーからすぐ削除されるわけではありません。TikTokが不要と判断しない限り保存されることになります。

TikTokにアップした情報は、知らないところで企業や法的機関に提供される可能性があるといえるでしょう。情報の保存期間もTikTok側次第なので、必要と判断されれば登録解除してもデータはそのまま残ることになります。TikTokのデータは全て、いつ第三者に開示されてもおかしくないと思っておいた方が良さそうです。

続いて、「セキュリティは保証できない」について解説します。

セキュリティは保証できない

TikTokの利用規約がやばいといわれる理由2つ目は、セキュリティは保証できないからです。TikTokの利用規約には次のように明記されています。

「本プラットフォームを介して通信されるお客様の情報のセキュリティは保証できません。いかなる通信もお客様の責任において行ってください。」

Customer Information

つまり、TikTokを介して通信されるユーザーの情報が漏洩した場合でも、TikTokは責任を負わないということです。言い換えるとユーザーの自己責任ということになります。

TikTokを利用している時点で利用規約に同意しているとみなされるため、情報漏洩に関する苦情を申し立てても受け入れられない可能性が高いです。TikTokにアップした時点で、情報は世界中のユーザーに公開されたも同じといえます。動画や個人情報をアップする際は、細心の注意を払ってくださいね。

次に、「著作権の侵害がスルーされることもある」について解説します。
 

著作権の侵害がスルーされることもある

TikTokの利用規約がやばいといわれる理由3つ目は、著作権の侵害がスルーされることもあるからです。

例えば、TikTokにアップした動画を他のユーザーが許可なく使用していた場合、苦情を申し立てることができます。

ただし、「反論通知フォーム」の内容を全て記載しないと、内容を十分に調査できないため却下される可能性があると規約には明記されています。

反論通知フォーム
I object

また、苦情を申し立てても調査や処理に時間がかかるため、苦情を申し立てても相手の動画がすぐに削除されるわけではないようです。

「第三者間の紛争を解決する立場にはなく、報告されたコンテンツを削除又はアカウントを凍結できない場合がある」とも記されています。

TikTokに著作権侵害の異議を申し立てても、対応してくれるかどうかはケースバイケースといえるでしょう。TikTok側の判断で、動画を削除したりアカウントを凍結したりしてくれないこともあるからです。TikTokに投稿する際は、動画の著作権が守られない可能性があることも考慮してくださいね。

以上、TikTokの利用規約がやばいといわれる理由3つについて解説しました。

TikTokの利用規約がやばいといわれる理由

  • 他の業者や機関と情報共有することがある
  • セキュリティは保証できない
  • 著作権の侵害がスルーされることもある

続いて、「YouTubeの利用規約は安全?」について解説します。
 

YouTubeの利用規約とTiktokの利用規約を比較

ここからはTikTokとよく比較されるYouTubeの利用規約がどんな内容か検証していきます。

まず、動画の著作権に関しては、「YouTubeに無償ライセンスを付与するものとします。」と利用規約に明記されていました。

licensing

YouTubeに動画をアップしても、動画の著作権自体はアップした個人や団体・企業に帰属します。

しかし、アップした時点でYouTubeによる動画の二次使用を許可していると判断されるのです。

また、たとえ動画を削除しても、動画のコピーをYouTube側が不要と判断するまで保存される可能性もあります。

なぜなら、規約には「お客様が本サービスからコンテンツを削除した後も、商業的に合理的な期間にわたって存続します。」と記されているからです。

date of expiry

データの保存期間に関しては、TikTokと同じようなことが書かれているといえますね。

個人情報の保護に関しても、どこまで対策するかはユーザーに委ねられています。

規約にはプライバシーを保護する方法のヒントが書かれているものの、ユーザー自身が設定しないとセキュリティ対策はできません。
 

Privacy protection

例えばパスワードを第三者に教えたり、個人情報がわかるような動画をアップしたりすると身バレするリスクがあります。

個人情報を守りたいなら、自分自身でセキュリティ対策をしっかりすることが大切ですよ。

結論、アップした動画のライセンスや個人情報のセキュリティに関する利用規約の内容は、TikTokもYouTubeも似たようなものといえるでしょう。いったん動画をアップしたら、自分の知らないところで二次利用される可能性がゼロではありません。動画を投稿する際は、アップして問題ないかじっくり検討してくださいね。

以上、「YouTubeの利用規約はどんな内容?」について解説しました。

最後に、「TikTokを安全に利用するポイント7つ」について解説していきます。

TikTokを安全に利用するポイント7つ

TikTok

TikTokを安全に利用するポイントは次の7つです。

TikTokを安全に利用するポイント

  • アカウント登録しない
  • アプリをインストールしない
  • 見るだけで利用する
  • アカウントを非公開にする
  • 動画で顔出ししない
  • 撮影場所や背景に気をつける
  • コメントや動画のダウンロードを不可にする

TikTokを安全に利用したいなら、アカウント登録しないことをおすすめします。アカウント登録しなくても、アプリ・ブラウザ版の両方から動画は視聴可能です。

アカウントを登録しなければ、個人情報を入力してTikTok側に情報収集されることはありません。

個人情報やプライバシーを守りたいなら、アカウント登録しないことも検討してくださいね。

より安全性を高めるなら、TikTokのアプリをインストールしないでブラウザ版で動画を視聴するのもいいですよ。

アプリをインストールすると、スマホ内の写真や動画などのデータにアクセス許可を求められることがあります。

うっかりアクセスを許可してしまうと、アプリ経由でTikTokにデータを収集されてしまうかもしれません。

リスクを減らしたいなら、こちらからブラウザ版を利用するのがおすすめです。

TikTok - もっと世界を好きになる

どうしても動画を投稿したいのであれば、アカウントを非公開にしてみてはいかがでしょうか。

アカウントを非公開にすることで、限定公開やフォローを許可制にする設定ができます。第三者に情報が漏れる危険性はグッと減りますよ。

動画を投稿する場合も、身バレを防ぐために顔出しはやめておいてください。

撮影場所や背景に居場所を特定できるものが映り込んでいないか気をつけることも大切です。

炎上や動画の拡散を防ぐため、コメントや動画のダウンロードを不可に設定するのも効果的です。

TikTokを安全に利用するためには、動画を投稿しない・個人情報を入力しないのがポイントです。TikTokにアップした情報は、自分の知らないところで漏れるリスクがあります。動画を視聴するだけなら、こちらからブラウザ版にアクセスするだけで充分楽しめますので、ぜひ試してみてください。

以上、「TikTokを安全に利用するポイント7つ」について解説しました。

TikTokを安全に利用するポイント

  • アカウント登録しない
  • アプリをインストールしない
  • 見るだけで利用する
  • アカウントを非公開にする
  • 動画で顔出ししない
  • 撮影場所や背景に気をつける
  • コメントや動画のダウンロードを不可にする

まとめ

いかがだったでしょうか。

最後にこの記事をまとめていきます。

TikTokの利用規約がやばいといわれる理由は3つありました。

TikTokの利用規約がやばいといわれる理由

  • 他の業者や機関と情報共有することがある
  • セキュリティは保証できない
  • 著作権の侵害がスルーされることもある

動画のライセンスや個人情報のセキュリティに関する利用規約の内容は、TikTokもYouTubeも似たようなことが書かれていましたね。

TikTokを安全に利用するポイントは次の7つでした。

TikTokを安全に利用するポイント
  • アカウント登録しない
  • アプリをインストールしない
  • 見るだけで利用する
  • アカウントを非公開にする
  • 動画で顔出ししない
  • 撮影場所や背景に気をつける
  • コメントや動画のダウンロードを不可にする

この記事が少しでも参考になれば幸いです。
 

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