TikTokの意味は?動画アプリTikTokの読み方や運営会社・人気の理由は?
人気動画アプリのTikTokですが、名前ぐらいは聞いたことがある方も多いでしょう。ですがこのTikTokにはどのような意味が込められているか知っている方は少ないのではないでしょうか?TikTokの意味や読み方、そして運営している会社について、詳しく解説します。
目次
- 1TikTokとは
- ・2016年にサービスを開始した動画ソーシャルアプリ
- 2TikTokの読み方や意味とは
- ・TikTokの読み方
- ・TikTokの意味
- 3TikTokの人気の理由
- ・気軽に動画を投稿できる
- ・簡単に盛れる
- ・他のSNSよりも注目されやすい
- ・自分を評価してもらえる
- 4TikTokの運営会社は?
- ・中国の有名企業「Bytedance」
- ・欧米で人気のサービス「musical.ly」を買収し話題に
- 5TikTokを使うときの注意点
- ・知らない人に見られたくない場合は非公開にする
- ・アカウント名で本名は使わない
- ・TikTokで動画を撮るときには公共ルールを守る
- 6人気のTikTokを始めよう!
- ・TikTokの記事が気になった方にはこちらもおすすめ!
TikTokとは
皆さんはTikTokというアプリをご存知でしょうか?最近ではTikTokのCMが放送され、歌手のPerfumeやお笑いタレントの渡辺直美さんが利用していることでも有名ですので、何となく名前ぐらいは知っているという方は多いかもしれません。しかしこのTikTok、実は全米の月間ダウンロードランキングで1位になるほどの人気アプリなのです。
TikTokはFacebookやInstagram、YouTubeなど世界的にメジャーなアプリを抑えて1位になるほどの人気を誇っています。ですが日本では若者の間だけで流行っているイメージが強く、TikTokをあまり詳しくは知らない方にとってはYouTubeを抑えるほど何がそんなにも人気なのか意味がわからない、と考える方も多いのではないでしょうか?
2016年にサービスを開始した動画ソーシャルアプリ
TikTokは2016年の9月からサービスを開始した動画ソーシャルアプリです。15秒間の動画を撮影し投稿するという動画に特化したSNSで、主に10代の若者から多くの支持を集めています。TikTokが最も注目されるきっかけとなったのは、リップシンクのブームではないでしょうか。リップシンクとは日本語で口パクを意味する言葉で、文字通り口パクの動画です。
また日本では若者を中心に人気のアプリであるため、若者向けのサービスかと思う方も多いかもしれませんが、世界的に見ると一概に若者向けアプリというわけではなく、中国やアメリカなどの海外では幅広い層から支持を得ています。
またTikTokはSNSですので勿論自身の動画を撮影し投稿するにはアカウントの作成が必要です。しかし他の人の投稿を見るだけであればアカウントは必要ありません。試しにどんなものか見てみたい、といった方が気軽に利用でき、気に入ってもらえればそのままユーザーとして取り込むことができる点も、TikTokが人気アプリになった理由の1つでしょう。
TikTokの読み方や意味とは
ここまでTikTokが世界中で人気の動画ソーシャルアプリであることを解説してきました。このTikTokがどのようなアプリかはわかっていただけたかもしれませんが、そもそもこのTikTokというアプリのタイトルの読み方や、TikTokという言葉にはどのような意味があるかご存知でしょうか?
意味だけでなく読み方1つ取っても普段生活している中で聞く言葉ではないため、ピンとこない方は多いのではないでしょうか。またTikTok自体は造語であるため、その言葉の意味は広辞苑にも載っていません。TikTokを使っているユーザーでも意味まで知っている方は少ないでしょう。ここではTikTokの読み方と、その意味について解説します。
TikTokの読み方
TikTokの正しい読み方は「ティックトック」です。CMなどで耳にする機会も多いため、どんなアプリか知らないけれど読み方は知っているという方は多いかもしれません。
ただ読み方を知らなければ、TikTokは字面だけですと「チクトク」や「チックトック」などと読めるため、正しい読み方がわからない方もいるでしょう。折角ですのでこれを機に正しい読み方を覚えておきましょう。
TikTokの意味
TikTokの名前の意味は所説あります。しかし何れの意味の説も、先ほどのTikTokの読み方の中で記述した「チクトク」や「チックトック」が実は非常に大きなヒントになります。TikTokの意味についての説として、TikTokの意味は時計の針が動く時の「チクタク」という音だと言われる説があります。
「チクタク」を英語表記にすると「tick tock」であり、TikTokとはスペルが異なりますので確かなことは言えませんが、15秒という短い時間の中に様々な事を詰め込むサービスであるTikTokは、時計の秒針の音を意味しているという説は最も有力なのではないかという声は少なくありません。
またもう1つTikTokの意味に纏わる説として、アメリカ人歌手のKe$haさんの曲が元ではないかという説があります。Ke$haさんがリリースしたアルバムの中に「TikTok」というタイトルの曲があることは有名です。
この曲の中でも「TikTok」とは時計の針の音という意味で使われています。この曲は若い女性から共感を得やすい曲ですので、若い女性から支持を集めるTikTokの意味はこの曲のタイトル、意味であるという可能性もゼロではないかもしれません。
TikTokの人気の理由
ここまでTikTokの意味や読み方について解説してきましたが、数多くのSNSがリリースされている昨今で、何故TikTokだけがここまで人気になったのでしょうか?そこには動画を撮影し投稿するシステムや、若者からの需要に確実に答えるサービスなど、様々な理由があります。ここではTikTokが人気になった理由を詳しく解説します。
気軽に動画を投稿できる
TikTokの特徴は、難しい操作などの必要がなく、気軽に動画を撮影し投稿できる点です。一昔前があれば動画はパソコンで編集するもの、動画は容量が大きいため投稿するには圧縮が必要など、動画は画像に比べてハードルの高いものというイメージでした。しかし現在動画は画像と同じぐらい気軽に扱えるものとなりました。
TikTokはスマホ1つあれば撮影から編集、そして投稿まで、全ての工程が完了します。動画にエフェクトをかけるだけではなく、BGMをつけることも可能です。これほどの機能を手軽に利用できる点は、若い世代やパソコンなどが苦手な方にも人気である要因の1つではないでしょうか。
簡単に盛れる
昔は写真を加工してSNSに乗せるなんて意味がわからない、というような風潮がありましたが、今や自身の写真を、肌を綺麗にしたり目を大きくするなどして加工することは一般的ではないでしょうか。TikTokはその加工が動画で、それも撮影しながらできるというのが特徴です。その加工も、美肌や目の大きさ、小顔具合などを、お好みで調節できます。
わかりやすく美しい加工をするのか、飽くまで自然に見えるよう加工するのか、お好きなように加工できることも、若者の中でも特に女性受けする理由の一つでしょう。
他のSNSよりも注目されやすい
TikTokは他のSNSと異なり、動画を撮って投稿するという特徴があります。身振り手振りで撮影された動画は、文章や静止画では意味が伝わりにくい海外の方からの注目を集めやすいため、結果的に他のSNSよりも注目されます。自慢の動画を沢山の人に見てもらいたいという方にとっては嬉しい利点でしょう。
またTikTokにはハッシュタグ機能が存在します。人気動画のダンスやネタを真似した動画に同じハッシュタグをつけることで、そのハッシュタグが注目を集めれば、必然的に自分の動画にも注目を集めることが可能です。
自分を評価してもらえる
SNSにおいて不可欠なのが「いいね」です。SNSにおける「いいね」は評価されているという意味に直結するといっても過言ではありません。TikTokでも「いいね」は存在します。TikTokでは「いいね」の他に動画の再生回数も確認することが可能です。自分の評価が目で見てわかると、次の動画を投稿するモチベーションにも繋がります。
またTikTokには、人気のある投稿を他のユーザーが真似をして投稿するといった風潮があります。これはパクリというようなネガティブな意味ではなく、みんなで楽しむといったTikTok独自の文化です。
逆に考えると自身がインフルエンサーとしてブームを生み出すきっかけになれるかもしれないという可能性を含んでいます。いいねや再生回数よりも、嬉しい評価かもしれません。
TikTokの運営会社は?
ここまで解説してきた人気動画アプリTikTokですが、このTikTokをリリースし運営している運営しているのはどこの会社かご存知でしょうか。TikTokを運営するのは果たしてどこの国の会社なのか、その会社は他にどのようなサービスを展開していたのかなど、運営会社について詳しく解説します。
中国の有名企業「Bytedance」
TikTokは中国にあるBytedanceという会社が運営しています。このBytedanceは1億2千万人が利用しているニュースアプリ「Toutiao」を運営していることで有名な会社です。Bytedanceはこの他にも様々なアプリをリリースしており、その多くで中国国内でダントツとも言えるほどのユーザー数を獲得してきました。
しかし2016年にリリースされたTikTokは中国国内のみならず世界中で人気を呼びました。国外でも数多くのユーザーを獲得したアプリという意味では、TikTokが中国初だと言われています。
Bytedanceは2012年に立ち上げられた比較的新しい会社ですが、TikTokをリリースした現在はソフトバンクグループやアリババグループから資金調達を得ており、評価額が10億ドルを超えている企業である、所謂ユニコーン企業に数えられました。今やBytedanceは中国国内だけでなく、世界中から注目を集めている会社であり、現在も成長を続けています。
欧米で人気のサービス「musical.ly」を買収し話題に
動画ソーシャルアプリの先駆けはvineと呼ばれるサービスでした。vineとはTwitterやFacebookと連動し、簡単に動画を投稿できるサービスであり、この手軽さからvineを利用するユーザーは増え、日本でもvineから人気者になったスターが何人も誕生しました。しかしvineは2017年1月17日にサービスを終了しました。
このvineの人気を引き継ぐ形で人気を得た動画ソーシャルアプリがmusical.lyでした。musical.lyはアジア圏から人気を得たTikTokとは異なり欧米を中心に人気を獲得していました。このmusical.lyを買収した会社こそが、TikTokの運営会社であるBytedanceでした。
musical.lyを買収後、BytedanceはTikTokをリリースし、今度はTikTokがmusical.lyの人気を引き継ぐ形で世界中に広まっていきました。
TikTokを使うときの注意点
ここまでの解説でTikTokの概要や、利用しているユーザーは主に10代の若者であるということを解説してきましたが、忘れてはいけないのは、TikTokは不特定多数が利用しているSNSであるという点です。世界中の誰でも利用できる間口の広いSNSにおいて、良からぬことを考えている人間も少なからず存在します。
動画という媒体が中心のTikTokでは、利用するにあたっては普通より注意が必要です。ましてや利用しているのが主に10代であるため、犯罪に巻き込まれる可能性は充分あります。楽しむためにTikTok利用しているのに犯罪に巻き込まれては意味がありません。ここではTikTokを利用するにあたって注意すべき点について詳しく解説します。
知らない人に見られたくない場合は非公開にする
数多くのSNSには、自身のプロフィールや投稿を特定のユーザーのみに公開し、他の一般ユーザーに対しては非公開にする機能が存在します。もちろんTikTokにも同様の機能が存在し、自分の知らない人には見れないよう設定が可能です。
TikTokは何がきっかけで他の人の目に触れるかわかりません。信用している人だけに公開し、一般公開はしないというのは、安全にTikTokを利用する上で非常に有用な設定でしょう。
アカウント名で本名は使わない
TikTokでは自分の顔が出ている動画投稿している方が非常に多く見受けられます。これ自体はTikTokの特徴であり、顔を盛れる機能が搭載されているTikTokにおいては当然のことでしょう。しかしそれにはリスクが伴うことも忘れてはいけません。顔が知られることによって、個人が特定される可能性は決して低くありません。
そのリスクを少しでも減らすためにも、本名をアカウント名に使用することは避けましょう。不特定多数が利用しているSNSにおいて、簡単に個人情報を明かすことは危険ですので、愛称やニックネームなど、名前やその意味を連想しにくいアカウント名を使用することをおすすめします。
TikTokで動画を撮るときには公共ルールを守る
TikTokはスマホさえあれば簡単に動画を撮影し、投稿することが可能です。その手軽さは大きなメリットであると同時に、モラルを欠いた投稿を招いてしまう可能性も含んでいます。様々なSNSで、アルバイトが仕事中にふざけている動画や、未成年者が飲酒喫煙をしている動画が投稿され炎上したという出来事は、誰しもが耳にしたことがあるでしょう。
そういったニュースを聞くと「何故そんなことをしたんだ」と他人事のように思えますが、公共ルールを守らないモラルを欠いた投稿は、大なり小なり誰もがしてしまう可能性があるということを頭に入れておいた方がいいでしょう。マナーを守るという意味を理解しているつもりでも、知らず知らずの内に破ってしまうことは充分にあり得ます。
信号無視して歩いているところを撮影していた、登ってはいけないところに登って撮影していたなど、無意識に公共のルールを破っている瞬間を投稿してしまうかもしれません。動画を撮影する際は自身の行動に問題はないかの確認を、そしてTikTokに投稿する際にはもう一度自身の動画に問題がないかの確認をしましょう。
人気のTikTokを始めよう!
若者に人気のTikTokですが、動画を編集する機能は手軽であるにも拘らず高性能です。また毎日誰かが動画を投稿しており、その中にはお腹を抱えて笑えるようなものから、目を見張るような驚きを含んだものまで多岐に渡ります。自分で考えた動画を撮影し投稿することも、お気に入りの動画を探すことも、どちらもTikTokの醍醐味です。
無料で利用できるサービスですので、若者のアプリだからとTikTokを避けていた方も、嫌煙することなく一度利用してみてはいかがでしょうか?SNSのルールを守り、楽しくTikTokを利用しましょう。