TikTokのID検索方法！ユーザーを検索できない対処法やID変更方法は？

一般的にユーザーIDは、ユーザー(利用者)の中から一人ひとりを識別する為の身分証明証となるものです。その為、同サービス内で同一のIDを所持しているアカウントは基本的に存在しません。このユーザーIDのシステムはTikTokを含めた多くのサービスで広く用いられており、検索やプロフィールのシェアなど多くの使い方ができます。

今回は10代を中心に多くの若者から支持を得ている、ショートムービー作成共有アプリTikTokにおいて、このTikTokのユーザーIDがどのように扱われ、何ができて何ができないのか解説します。

まずは自身のユーザーIDの確認をします。アプリを起動したら、画面の下にあるバーに並んでいる5つのアイコンから、一番右にある人の上半身の形をしたものを選択すると自身のプロフィールが表示されます。左からフォロー中の人やおすすめユーザーの動画閲覧、検索、撮影、メッセージ、プロフィールです。

このページにあるユーザー名の下に『TikTok ID:〇□△』と書かれていますが、この〇□△がTikTokにおけるユーザーIDとなります。

以降、このユーザーIDをTikTokIDと記述して解説を進めます。

TikTokIDは、twitterやLINE等にシェアされた際に動画内に表示されることがあります。また、TikTokIDを使えば目的のユーザーを簡単に検索できるので、シェアされた動画にリンクがなくても、中のTikTokIDを使ってその動画を制作したユーザーを検索できます。

最初は難しい部分もありますが、上手く扱って検索などに用いる方法を身に着ければより楽しいTikTokライフを送れるようになるのは間違いありません。

それではTikTokIDを用いたユーザーの検索方法を紹介します。例として私のアカウントのTikTokIDを用いて検索します。実際に検索をする際は自身や好きなユーザーのTikTokIDを使って検索してみましょう。

まず画面の下にあるバーに並んでいる5つのアイコンから、左から2番目の惑星のようなアイコンを選択することで検索画面に移動できます。

検索画面に移動したら、画面上部にある検索ボックスに検索したいユーザーのTikTokIDを入力し、検索ボタンかキーボードの決定ボタンをタップします。もし自身のTikTokIDで検索をしたい場合は、プロフィール画面でTikTokIDを長押ししてコピーしておくと便利です。

検索結果を確認します。TikTokIDの一部ではなく全体を入力しているのなら、表示された検索結果のユーザーの一番上に目的のユーザーが表示されている筈です。このまま検索したユーザーの名前をタップすれば、プロフィールを閲覧できます。

この方法で気になったユーザーを自由に検索したり、自身のTikTokIDを他人に教えて検索してもらうことで、TikTokライフをより充実させていきましょう。

折角身に着けたTikTokIDを用いたユーザー検索の方法を用いても、TikTokのシステム自体の不具合やアプリや端末のバージョンの問題で、IDを使って検索をしているのに、検索したいユーザーが何故か検索にヒットしたユーザーの一覧に表示されないことがあります。

検索をしても目的のユーザーが出てこない。その際の対処法も此処で紹介していきます。

1つ目はTikTokのアプリを最新のバージョンにアップデートすることです。多くのアプリでは、バージョンが最新でないと、様々な機能が上手く動作できないことがあるからです。iOSならAppStoreで、AndroidならPlayストアでTikTokアプリを検索し、最新のバージョンにアップデートされているか確認してみましょう。

もしアップデートされていなかったら、アップデートをしてから再びユーザーの検索をします。

2つ目はiOSやAndroid等のOSのバージョンがTikTokのアプリに対応しているものかを確認することです。過去には対応していたとしても、更新をしないままだとTikTokアプリを上手く動作ができなくなる場合があります。また、逆にOSのバージョンの方が高く、TikTokアプリが対応していなくて動作ができなくなる場合もあります。

OAのバージョンが低いのならOSを最新のものに更新すれば解決するかもしれません。ですが、高い場合はバージョンを下げられないので、TikTokアプリの方が対応するのを待つしかありません。

TikTokアプリの対応OSはインターネット等で検索すれば最新のものを調べられます。後は端末の現在のバージョンを確認します。
 

• iOSの場合は設定アプリを起動し「一般」の中の「情報」から「バージョン」を選択することで確認ができます。
• Androidの場合は設定アプリを起動し「システム」の中の「端末情報」から「Androidバージョン」を選択することで確認ができます。

システムが対応している状態になったら、再びユーザーの検索をします。

3つ目、最後の対処方法はTikTokアプリや端末を再起動することです。TikTokIDの検索ができないのは軽いバグ等の一時的なものの可能性もあり、その場合はアプリを強制終了してから端末を再起動すると解決する事があります。

iPhoneの場合はiOSによって方法が違います。従来のiPhoneではホームボタンを2回連続でタップすることで、起動しているアプリが表示され、その中のTikTokのアプリを上にフリックすることで強制終了できます。

ただし、iPhoneX等のiOS11以上ではこの方法で強制終了はできないので、そちらの方法も紹介します。

iOS11では、下から上にフリックすることで起動しているアプリが表示され、その中のTikTokのアプリを長押し後、上にフリックするもしくは×マークをタップすることで強制終了できます。

iOS12では、同じく下から上にフリックすることで起動しているアプリを表示させ、その中のTikTokのアプリを上にフリックすることで強制終了できます。

後は端末を再起動させれば工程は完了です。

まず、端末の上部分もしくは右側面にあるスリープボタンを長押しします。すると画面の上部にスライダが表示されるのでフリックしましょう。そうするとまず端末の電源が落ちるので、再び同じボタンをAppleのマークが画面に映るまで長押しすれば再起動できます。

Androidの場合は端末の右下にあるメニュー・マルチタスクボタンをタップすることで、起動しているアプリの一覧を表示できます。ボタンがない端末では画面下の方を上に向かってフリックすると、画面内に同じボタンが表示されます。その中にあるTikTokアプリの画面を右か左にフリックすることで強制終了できます。

後は端末の再起動です。端末の右側面にある電源ボタンを長押しすると「電源を切る」「再起動」等と表示された画面が出てきます。この中の「再起動」をタップすることで自動的に再起動が行われます。また、「電源を切る」をタップして電源を落とした後に、同じボタンを長押しすることで再び起動できます。

再起動ができたら、再びユーザーの検索をしてみます。

以上の工程を全て行ってもTikTokIDで目的のユーザーが検索できない場合は、公式サイトやデベロッパーの連絡先に問い合わせてみましょう。

TikTokIDはアカウントを作成して直ぐに自動で設定されています。ですが、最初に用意されたTikTokIDは数字の羅列で構成されており、人によっては覚えづらく検索しにくいかもしれません。そういう時は、自身で決めたオリジナルのTikTokIDに変更してみましょう。

特徴的なTikTokIDにしておくと、様々な人に覚えられたり検索されやすいメリットもあります。

それでは、TikTokIDを好きな者に変更する手順を紹介します。まずは上記で紹介した通りの手順で、自身のアカウントのプロフィールを表示しましょう。

それから画面の右上に表示されている三本線の引かれたアイコンをタップします。すると画面の右半分を覆うようにメニューがでてくるので、その中にある「プロフィールを編集」をタップしてプロフィール編集の画面へ移動します。

プロフィール設定画面ではTikTokIDだけでなく、ユーザー名等の様々なプロフィールの変更が行えます。ユーザー名の下に表示されているのがTikTokIDです。このTikTokIDをタップすると自由に記入できます。早速、TikTokIDを検索しやすいオリジナルのものに変更します。

元々入力されていたTikTokIDを削除し、お好みの英数字等を組み合わせたTikTokIDを入力した後に、右上にある「保存」という文字をタップします。もう使用されている等と表示がでなければ変更完了です。

TikTokIDの変更を終えたら、プロフィールに戻って確認してみましょう。ユーザー名の下に表示されている『TikTokID:〇△□』の〇△□がTikTokIDです。最初に設定されていた数字だけのIDではなく、先程入力したものに変更されていたら成功です。これが自身で設定をした、あなただけのTikTokIDとなります。

ユーザー名を頻繁に変えない人は、ユーザー名に対応したTikTokIDにすると、検索しやすいかもしれません。逆に、他人が不快になるようなものを示したTikTokIDだと、どれだけ動画が良いものでも検索を躊躇われてしまいます。

TikTokIDの変更手順を紹介しましたが、この時に注意しなければならないことが幾つかあります。これらの注意事項をしっかり確認してから、TikTokIDの変更をしましょう。
 

• 文字数は16文字までです。
• 使用できるのは「半角英数字」「アンダースコア」「ピリオド」のみです。
• 一度変更をすると、30日間は変更ができないので間違えないようにしましょう。
• 他のユーザーと同じTikTokIDにはできないので単純なものにはしづらいかもしれません。

また、上記の通り同じTikTokiDにはできませんが、1文字でも違えば違うTikTokIDです。目的のTikTokIDにしたいのにできない時は、妥協して数字等を後ろにつけてみましょう。似たTikTokIDを持つユーザーを検索するのも面白いかもしれません。

TikTokIDは検索に使える便利なものですが、その反面、TikTokIDを知っている人なら誰にでも自身のアカウントを検索できます。むやみに検索されたくない場合やプライベートに使用したい場合の対処方法を紹介します。

まず、TikTokIDは非表示にできません。プロフィールに行けば誰でも確認できますし、シェアされた際に表示されることもあります。更に、誰でもTikTokIDで検索をしてユーザーを見つけられます。また、設定の際に1文字も入れていない状態で設定を保存することもできません。けれど検索をされても、プライベートに使用する為の方法はあります。

プライベートアカウントとは、自身のTikTokアカウントに錠をした状態にしたものです。例えば実際の建物にも錠をしていれば、鍵を持たない人が自由に出入りすることはできません。プライベートアカウントに設定することで、検索をされても、自身がフォローを許可したユーザー以外からの動画の閲覧を制限できます。

ただし、プライベートアカウントにする前からフォローされているユーザーは、既に許可をしているのと同じ状態になっているので、必要に応じてブロックしましょう。ブロックについての解説は後述で行います。

自身のアカウントをプライベートアカウントに変更する方法は次の手順です。自身のプロフィールに移動し、右上にある三本線のアイコンをタップします。するとメニューが表示されるので「設定」をタップし、設定画面に移動する。

次に[アカウント]の中にある「プライバシー設定」をタップすると、プライバシーに関する項目の設定画面に移動します。

最後に「非公開アカウント」という文字の右側にあるボタンをタップすると、白い状態から緑色の状態に変化します。これでプライベートアカウントへの変更が完了しました。

プライベートアカウントにしても検索にはヒットしますが、動画を閲覧されることはありません。また、プライベートアカウントに設定されたアカウントには、プロフィールにも検索にヒットしたユーザーの一覧にも、何かしらのマーク等の表示はされませんので、プライベートアカウントに設定したということを忘れないようにしましょう。

プライベートアカウントになっているということは、検索をされても動画の閲覧はされず、シェアも行われないということです。誰かに検索してもらいたくなった場合や、間違えてプライベートアカウントにしてしまった場合は、同様の手順で設定の解除をしましょう。

もし不特定多数のユーザーではなく、特定のユーザーから動画を検索されたくないという時は、そのユーザーをブロックすることで此方のアカウントの投稿動画を見られない様にできます。

ブロックとは、設定することで特定のユーザーに自身の活動を見られないようにすることです。例えば、相手と自身の間に壁を作り、此方側を見られないようにする事に近いかもしれません。

ブロックをすると以下の状態になります。
 

• ブロックした相手や自身は検索をしてもお互いの動画を閲覧できなくなります。
• ブロックしたユーザーとのメッセージのやり取りができなくなり、過去のメッセージも見られなくなります。
• フォロー数やフォロワー数、いいねの数などもお互い確認できなくなります。

また、ブロックもプライベートアカウント同様、検索でヒットしたユーザーの一覧やプロフィールにブロックされたという表示はされません。

けれど、ブロックされた側でもブロックした側を検索し、プロフィールを見ることはできますので不快にさせるようなことを書くのはやめましょう。逆にブロックをしても相手のプロフィールだけは検索をすれば見られます。

それでは順を追って特定のユーザーをブロックする方法を紹介します。ブロック相手となるユーザーのユーザー名やTikTokIDは隠していますが、了承をお願いします。

まずは検索をしたり、フォローやフォロワーの一覧から、ブロックをしたいユーザーのプロフィールを開きます。右上に表示されている「フォロー」または「フォロー済み」の文字の更に右にある3つの点のアイコンをタップします。

するとそのユーザーのプロフィールをシェアしたり、違反報告等ができるメニューが表示されるので、その中にある「ブロック」をタップします。

最後に確認画面が表示されるので「確認」をタップすれば、ブロック完了です。これで検索をしてプロフィールを開いてもお互いの詳しい情報を見られなくなりました。

間違えてブロックをしてしまった場合や、時間が経過したことで、ブロックを解除したい時の方法も紹介します。ブロックを解除してもブロックした際と同じく、相手に通知されることはありません。

まずは先程のように検索をしてブロックをしてあるユーザーのプロフィールへ向かい、右上のフォローと書かれた文字の更に右にある3つの点が書かれたアイコンをタップします。

ブロックした時と同じようなメニューが表示されたら、その中にある「ブロックを解除」をタップしてこのユーザーへのブロックを解除します。これで相手にもブロックをされていなければ、検索をしてプロフィールに行くことで、再びお互いの情報を閲覧し合えるようになります。

検索されたくない時の対処法は以上です。
また、もう活動しないので検索をされてプロフィールも見られたくないというのなら、アカウントを消す方法もあります。

検索に使用できるTikTokIDですが、検索以外にも、できることやできないことがあります。此方についても詳しく紹介していきます。

TikTokIDは他のSNS等でシェアできます。シェアをするとより多くの人に自身のアカウントの投稿を見てもらえ検索もされるので、フォロワー数の上昇などに繋がります。では、その方法も説明していきます。

まずは自身のプロフィールを開き、右上にある三本線のアイコンをタップします。すると、メニューが表示されます。

表示されたメニューの中の「プロフィールをシェア」をタップし、シェアをする先を一覧の中から選択すればTikTokIDのシェアの完了です。この機能を使って、より多くの人に自身のことを知ってもらいましょう。

TikTokIDは個人を特定する身分証のようなものだと紹介しましたが、IDを用いたログインはできません。Twitter等では可能なので、間違えないように気をつけましょう。TikTokのログインで使用できるのは、登録した電話番号もしくはメールアドレスとパスワードになります。

メールアドレス等の欄にTikTokIDを入力しても、画像のような表示がされ、パスワードが正しくてもログインはできません。メールアドレスと違い、検索をすればTikTokIDは特定できるからです。あくまでもTikTok内での身分証であり、その中では検索など便利に使えますが、TikTokの外での自身を証明するものにはなりません。

此処までTikTokIDを用いたユーザーの検索方法やプライベートアカウントの設定方法など、様々なTikTokの機能を紹介してきました。その中でも一番使うのはIDでの検索方法です。上手く検索できない場合の対処方法も合わせて紹介したので、もし気になるユーザーを見かけたらどんどん検索をしてみましょう。

他のユーザーにもTikTokIDを使ったおすすめユーザーの検索を勧めてみても良いです。そして様々なSNSにシェアをしていけば、あなたのお気に入りユーザーが人気者になるかもしれません。

もちろん、紹介したように自身の手でTikTokIDのシェアもして、沢山の人に拡散して検索をしてもらいましょう。検索したくなるようなTikTokIDに変更しても良いです。見やすくて覚えやすいIDなら沢山検索してもらえるかもしれません。

逆に検索をされたくない人はプライベートアカウントの設定方法を参考にしてください。特定のユーザーから検索されたくないのなら、ブロックをする選択肢もあります。これらの機能は、いつでも解除できるので気軽に使ってみましょう。

検索やシェアに使えて便利なTikTokID。是非、活用してみてください。