2020年12月11日更新
Windows10のサポート期間はいつまで?終了したらどうなるかも解説!
Windows10のサポート期間はバージョンごとに終了日が決められています。この記事では、Windows10のサポートが終了する期間をバージョンごとに一覧でご紹介して、もしもアップデートしなければどうなるのかもお伝えします。
目次
Windows10のサポート終了はいつまで?
2020年1月にはWindows7のサポートが終了し、Microsoftからセキュリティアップデートが一切配信されなくなりました。サポート終了前に、Windows7からWindows10に乗り換えたり、アップグレードしたりした方も沢山いることでしょう。
Windows10を利用していて気になるのは、Windows10のサポート終了はいつやってくるのかということです。この記事では、Windows10のサポート終了について詳しくお伝えします。
Windows10はWindowsの最終形態
実は、Windows10そのものにはサポートが終了する期間というのはありません。その理由は、Windows10はアップデートを継続し続ける限り、サービスとサポートを継続的に提供し続ける「モダン ライフサイクル ポリシー」に則って作られているためです。
Microsoftとしては、タッチパネルに完全対応して、PCでもモバイル端末でもどちらでも同じOSを利用できるWindows10を、Windows OSの最終形態と位置づけています。Windows10のサポート期間が終了してWindows11になる、ということは今後起こらないとされています。
バージョンごとのサポート期間は決まっているので注意!
しかし、「モダン ライフサイクル ポリシー」はアップデートし続ける限りサービスが提供される、という条件があります。実は、Windows10にはバージョンがあり、バージョンごとのサポートは期限が決まっています。Microsoftからは、Windows10に向けては年に2回の大型アップデートと、毎月の細かい修正のためのアップデートが提供されています。
こまめにこのアップデートを実行していかないと、いずれお使いのPCにサポートが提供されなくなる可能性があります。また、PCのスペックが古くなると、新しいバージョンに対応できなくなり、サポートが提供されなくなる可能性もあります。
Windows10のバージョンごとのサポート終了期限一覧
Windows10のバージョンごとのサポート終了期限一覧です。
Windows10のバージョン | サポート終了日 |
Windows10バージョン1507 | 2017年5月9日 |
Windows10バージョン1511 | 2017年10月10日 |
Windows10バージョン1607 | 2018年4月10日 |
Windows10バージョン1703 | 2018年10月9日 |
Windows10バージョン1709 | 2019年4月9日 |
Windows10バージョン1803 | 2019年11月12日 |
Windows10バージョン1809 | 2020年11月10日 |
Windows10バージョン1903 | 2020年12月8日 |
Windows10バージョン1909 | 2021年5月11日 |
Windows10バージョン2004 | 2021年12月14日 |
Windows10バージョン20H2 | 2022年5月10日 |
Windows10が登場したのは2015年です。既に初期のころのバージョンはサポートが終了しています。アップデートしていない方は、お使いのWindows10のバージョンが大丈夫か、すぐに確認してみましょう。
Windows10のOSをアップデートしないとどうなる?
サポートが終了してしまったバージョンのWindows10を利用し続けてしまったらどうなってしまうのか解説します。
Microsoft公式のサポートが受けられなくなる
サポート期限が終了してしまったバージョンのWindows10に対しては、Microsoftからの公式のアップデートによるサポートを受けられなくなります。Microsoftのサポートを受けられなくなることで、次のような不具合が生じます。
セキュリティリスクが高くなる
Microsoftから配布されるWindows10のアップデートには、セキュリティに関するアップデートがあります。ウイルスの配布などで、PCやネットワークへの攻撃を仕掛けるハッカーたちの技術も日々進化しています。Microsoftでもそれに対抗するべく、毎月更新プログラムを配信しています。
サポートが終了してしまうということは、セキュリティ更新プログラムを利用できないということなので、PCのセキュリティリスクが大きく上がります。
システムが不安定になる可能性が
PCで利用しているソフトウェアや通信技術は、最新のWindows10に合わせてアップデートされます。Windows10のOSをアップデートせずにおくと、ソフトウェアや通信技術のデバイスドライバーなどとの不適合が起こり、システムが不安定になる可能性があります。Windows10は常に最新の状態に保っておいた方がいいでしょう。
Windows10のOSのアップデートはサポート終了前に実行しよう!
この記事では、Windows10のサポート終了期限についてお伝えしました。Windows10そのものに終了はないとはいえ、バージョンごとのサポート終了期限はあります。
自動でWindows Updateをするように設定していないと、ついついアップデートを忘れがちになります。Windows10はバージョンのサポートが終了する前に、アップデートを実行するようにしましょう。