2019年07月14日更新
Windows10のバージョン/ビルド番号の確認方法!バージョン名の一覧も紹介!
Windows10のバージョンとビルド番号は設定画面とwinverコマンドから確認する方法があります。ソフトウェアがアップデートされるとバージョンとビルド番号は変わります。今回はWindows10のバージョンとビルド番号確認、バージョンの名前をご紹介します。
目次
Windows10のバージョン・ビルド番号の確認方法
Windows10のバージョンは、PCに詳しくない人にはWindows10としか分からないかもしれないです。さらに詳細なバージョンを設定から調べることができます。サポートを受ける際に必要になるので、バージョンとビルド番号の調べ方を知っておきましょう。このバージョンとビルド番号は、アップデートされると数値が大きく変わります。
Windows10のバージョン・OSビルド番号の確認する方法は、設定から確認する、コマンド操作から確認する、ファイル名を指定して確認する、コマンドプロンプトを使って確認する方法があります。まず、バージョンとビルド番号を確認する手順をご紹介します。
設定から確認する
Windows10の「スタート」ボタンから「設定」をクリックします。
「設定」から「システム」をクリックします。
システムの画面から「バージョン情報」をクリックします。「バージョン情報」と「OSビルド番号」を確認することができます。
winverコマンドから確認する
「タスクバー」の「検索ボックス」をクリックして「winver」と入力して、検索結果に表示されている「winver コマンドの実行」をクリックします。
Windowsのバージョン情報が表示されるので、「バージョン」「OSビルド」を確認します。
ファイル名を指定して確認する1
キーボードの「Windowsキー」と「Rキー」を同時に押すと「ファイル名を指定して実行」するウィンドウが表示されるので「winver」を入力して「OK」をクリックします。
「windowsバージョン情報」からバージョンとOSビルドを確認します。
ファイル名を指定して確認する2
キーボードの「Windowsキー」と「Rキー」を同時に押すと「ファイル名を指定して実行」するウィンドウが表示されるので「msinfo32」を入力して「OK」をクリックします。
「システム情報」が起動します。画面上部に「バージョン」「OSビルド」を確認します。
コマンドプロンプトから確認する
「スタート」から「コマンドプロンプト」をクリックします。「コマンドプロンプト」に「winver」と入力して「Enter」を押します。
Windowsのバージョン情報が表示されるので「バージョン情報」「OSビルド番号」を確認します。
Windows10のバージョン名の一覧の確認
Windows10のバージョンとOSビルド番号の確認方法をいくつかご紹介しました。設定から確認する方法とwinverで確認する方法、ファイル名を指定して実行する方法があります。「winver」を覚えておくことで、コマンドプロンプトでも確認することができます。ここでは、Windows10のバージョンには、それぞれアップデートされるたびに名前が付けられています。名前でどのバージョンであるのか、バージョンで名前がわかりますので、ご紹介します。
名前一覧
以下の表がWindows10のバージョンとビルド番号、リリース年月日です。アプリが対応しているのか、不具合が発生してサポートを受ける場合は、バージョンやビルド番号を確認する必要があります。バージョンによって機能や操作方法が異なります。
Windows10のアップデート | バージョン名 | ビルド番号 | リリース年月日 |
May 2019 Update | 1903 | 18362 | 2019年5月21日 |
October 2018 Update | 1809 | 17763 | 2018年10月2日 |
April 2018 Update | 1803 | 17134 | 2018年4月30日 |
Fall Creators Update | 1709 | 16299 | 2017年10月17日 |
Creators Update | 1703 | 15063 | 2017年4月11日 |
Anniversary Update | 1607 | 14393 | 2016年8月2日 |
November Update | 1511 | 10586 | 2015年11月12日 |
リリース | 1507 | 10240 | 2015年7月29日 |
Windows10のバージョンとビルド番号を確認して何が分かる?
Windows10のバージョンとビルド番号の確認方法、バージョンの名前、リリースされた年月日をご紹介しました。Windows10のバージョンとビルド番号を確認する場合は、不具合のサポートを依頼したりアプリ対応で調べる際に必要です。バージョンとビルド番号で、ソフトウェアのアップデートを確認することができます。
Windows10のアップデートについて
Windows10のアップデートによって、バージョンとOSビルド番号は更新されていきます。不具合でサポートを依頼する場合には、必要になります。OSビルド番号は、バージョンよりも詳細なバージョンです。OSビルド番号が同じである場合は、ソフトウェアは同じです。
Windows10のアップデート後には、前のビルド(バージョン)にも戻すことができます。(10日以内であれば可能)。前のビルド(バージョン)に戻す理由は、アプリやデバイスが現在のビルドで動作しない・以前のビルドが使いやすい高速だった・信頼性が高かったなど戻す理由も様々です。
Windows10のバージョンとビルド番号の確認!それぞれの違いは?
Windows10のバージョンとビルド番号の確認方法、バージョンの名前はご説明した通りです。アップデートするかどうかは個人の自由です。バージョンとビルド番号はアップデートで数値が変わりますが、具体的にどんなことが変わっているのか内容に違いがあります。ここでは、バージョンとビルド番号の違いをご紹介します。
OSビルド番号とは
Windows10のOSビルド番号とは、アプリやOSなどのPCのプログラムに付けられる番号です。数字が小さいのが古く、数字が大きいほうが新しいです。ビルドは、コーティング・アセンブル・コンパイル・リンクなど実行プログラム作業を行います。
Windows10のソフトウェアが更新されると、バージョンとビルド番号が変わっていきます。ビルド番号が大きい方が不具合が修正されています。ビルド番号が同じ数字であれば同じソフトウェアです。
バージョン番号とは
Windows10のバージョンは、プログラム機能や開発時期などを表しています。OSビルド番号はソフトウェアの開発進歩状況をしめしている違いがあります。
Windows10は、アップデートされてもWindows10です。バージョン番号の1803や1809が更新されていきます。Windows10がWindows11になることはないです。アプリケーションでは、Windowsで互換性があるOSである必要があります。例えば、Windows7で動けるアプリは、Windows10で使うことができない可能性があります。
Windowsのバージョン | リリース |
Windows 10 | 2015年 |
Windows 8.1 | 2013年 |
Windows 8 | 2012年 |
Windows 7 | 2009年 |
Windows Vista | 2006年 |
Windows XP | 2001年 |
Windows 2000 | 2000年 |
Windows10のバージョンとビルド番号の確認方法をしろう!
Windows10のバージョンとビルド番号を確認する方法には「設定」「winverコマンド」から調べる手順があること、バージョンには名前があることをご紹介しました。
Windows10のバージョンとビルド番号は、Windowsがアップデートされると番号が変わります。アップデートしても10日以内であれば以前のビルド(バージョン)に戻すことも可能です。バージョンとビルド番号は、アプリケーションが対応しているのか、不具合のサポートを依頼する際に必要です。
バージョンとOSビルド番号の違いは、バージョンでは開発時期など、OSビルド番号は開発状況などを示しています。PCに詳しくない人は、バージョンはWindows10と思うかもしれないですが、さらに詳しくバージョンやOSビルド番号などが付けられています。自分のPCが最新であるか、使いにくいのがアップデートのせいなのか確認してみましょう。