2020年08月23日更新
Windows10のステレオミキサーの設定・録音方法と表示されない対処法を解説!
Windows10にはステレオミキサーという機能がありますが、時々ステレオミキサーが見つからないことがあります。この記事では、Windows10のステレオミキサーの設定方法と、録音する時の注意点などについて詳しく解説します。
目次
ステレオミキサーとは?
Windows10にはステレオミキサーと言う録音機能があります。この記事では、Windows10のステレオミキサーとはどのような機能で、どのように設定して録音するのか解説します。まずはステレオミキサーとはどのようなものなのか解説します。
PCから出る音を録音や配信するための機能
Windows10のステレオミキサーとは、PCから出ている音の録音や配信をするための機能です。PCでゲームを実況配信するときや、音の出るアプリの使い方を解説する時などは、ステレオミキサーをオンにしておかないとPCから出る音を録音できません。
ステレオミキサーを使わないとマイクに入った音しか取り込めない
ステレオミキサーをオンにしていない時には、マイクから取り込む音しか録音したり配信したりできません。Windows10でPCから出る音も取り込みたい時には、ステレオミキサーが必要です。
Windows10でステレオミキサーを使えるようにするためには?
Windows10でステレオミキサーを使えるようにするための設定方法をお伝えします。
Windows10でステレオミキサーが使えるか確認する方法
PCによってはWindows10にステレオミキサーの機能は付いていない場合があります。まずはPCでステレオミキサーが使えるかどうかを確認してみましょう。
サウンドコントロールパネルから確認
Windows10のディスプレイ右下にあるスピーカーのマークを右クリックします。メニューが開いたら「サウンドの設定を開く」>「サウンドコントロールパネル」と開きます。
「録音」のタブを開きます。こちらの画面に「ステレオミキサー」が表示されていれば、Windows10でステレオミキサーが利用できます。
ステレオミキサーがない場合には?
上記の画像のように、ステレオミキサーがない場合があります。ステレオミキサーがない場合には、この画面上の何も無いところで右クリックをしてみます。
「無効なデバイスの表示」をクリックします。
「ステレオミキサー」が表示されて無効になっていたら、そのPCではステレオミキサーを利用できます。「無効なデバイスの表示」でもステレオミキサーが表示されない場合は、そのPCではステレオミキサーを利用できません。
Windows10でステレオミキサーを設定する方法
Windows10でステレオミキサーを使えるように設定する方法は次の通りです。
ステレオミキサーを有効にする
まずはステレオミキサーを有効にしましょう。
ステレオミキサーが無効になっていたら右クリックをして「有効」をクリックします。するとステレオミキサーが有効になります。
音量を調節する
ステレオミキサーが有効になったらダブルクリックをします。すると、ステレオミキサーのプロパティが開きます。
「レベル」のタブを開きます。すると音量を調節できます。
「このデバイスを聴く」をオフにする
ステレオミキサーでの録音する時の設定は、録音や録画のアプリの方で設定します。ステレオミキサーのプロパティで「このデバイスを聴く」がオンになっていると、ハウリングを起こしてしまうので、こちらはオフにしておきます。オフにしてもアプリの設定の方でオンになります。
「聴く」のタブを開いて「このデバイスを聴く」からチェックを外します。
アプリの設定でステレオミキサーを選択する
録音や録画に利用するアプリを開いて、マイクの設定を開きます。こちらで「ステレオミキサー」を選択します。ステレオミキサーをアプリの方で選択していないと、PC内の音は取り込めないので注意しましょう。
3.5mmステレオミニプラグ接続のマイクを使って録音する
ステレオミキサーを使ってPCの内部の音を取り込みながら、自分の声を録音したい時には、USB接続のマイクは利用できません。3.5mmステレオミニプラグで接続するマイクを用意して録音をしましょう。
ステレオミキサーを使って配信してみよう!
この記事では、Windows10でステレオミキサーを使う方法についてみてきました。現在では、ステレオミキサーを使わなくても、アプリの設定だけで同様の機能が使えるものもあります。
しかし、PCによってはステレオミキサーを利用しなければ、内部の音を取り込めないこともあるので、内部の音が録音できないと思ったら、一度ステレオミキサーも試してみましょう。