2019年06月19日更新
落書きゲーム「Quick,Draw!」とは?AIで画像認識する仕組みや遊び方を解説!
Googleが提供しているブラウザゲームのQuick,Draw!、20秒でお題に出された絵を描き、AIに判別してもらうという今までにない落書きゲームです。Quick,Draw!を使ってAIがどれだけ自分の絵を判別できるかどうか楽しむための記事です。
目次
Quick,Draw!とは?
Quick,Draw!とはGoogleが提供しているお絵かきサービスの一つです。Quick,Draw!の大きな特徴はお題の絵を描いてAIに判別してもらうという点です。ほかにもブラウザで遊べる落書きゲームは存在していますが、20秒以内に描いた絵をAIに判断し、当ててもらうというゲームはQuick,Draw!の最大の特徴です。
このゲームがほかのゲームと違う点の一つに20秒以内という制限があり、上手い絵を描くというよりも、AIが判別しやすいように、わかりやすい絵を描くというのがほかのお絵かきゲームと違う楽しさが存在しています。
Quick,Draw!の仕組み!
Quick,Draw!とは出題されたキーワードを20秒以内で絵として描き、その絵が何を意味しているのかAIに判別してもらうという仕組みのゲームになっています。AIは描かれた絵を機械的に判断し、何の絵かを当ててくれます。
しかし、始めたばかりのAIはまだ認識力が甘く、こちらが描いた絵を判別するのが難しい場合があり、AIを成長させることもQuick,Draw!で遊ぶ楽しみの一つとして挙げられます。
AIで画像認識・判別する
Quick,Draw!で出題されたお題を知っているのは描く側のユーザーのみであり、AIは何のお題なのかをしりません。そのため、出題されたお題を20秒以内に描き、AIが画像認識してお題と合っているかを楽しむゲームになっています。
お題になっている落書きを重ねることによってAIは成長し、ニュートラルネットワークによって描いた絵を精密に判別することが可能になっていくシステムになっています。
機械学習アルゴリズムとは?
Quick,Draw!はニュートラルネットワークの一つである機械学習アルゴリズムを持った落書きゲームです。機械学習アルゴリズムとは、コンピューターのAIを人間が学習するように、様々なものを学習するようにする方法の一つです。
画像認識を重ねることによってAIはその絵やお題を学習し、緻密な判別を可能にしていくというAIを成長させるための機械技術です。
Quick,Draw!の遊び方!Googleの落書きゲームを楽しもう
Quick,Draw!はGoogleが開発したブラウザゲームなので特にアプリなどを必要とせず、Quick,Draw!をブラウザで開くことによってプレイすることが可能です。無料で楽しむことができ、誰でもAIに様々な方法で情報を与え、AIを成長させていくという楽しみがあります。
落書きゲームの仕方
Quick,Draw!の遊び方ですが、まずブラウザでQuick,Draw!を開き、描いてみようのボタンをクリックします。すると6問のお題が順番に出てきます。
このような画面から始まり、20秒以内に落書きをすることによってAIが絵を判別してくれます。AIの絵の判別はリアルタイムに行われ、絵を描いている途中でも何の絵を描こうとしているのか当ててくれます。お題は様々で、画面のように抽象的なイメージのものから、電車などの落書きしやすい絵まで幅広く6問の中に収められています。
6問のお題が終わると、認識された絵と認識されなかった絵が一覧で表示されます。20秒は思いのほか早く、そしてAIの認識能力も高度なのがうかがえます。
Quick,Draw!で遊ぶ注意点
Quick,Draw!で遊ぶ場合の注意点は、絵を早く描ける人が緻密な絵をかくよりも、記号的な分かりやすい絵を描くほうがAIに認識されやすいという点です。お題に沿ったことはもちろんですが、正面から見た場合の絵や、単純な落書きのような絵のほうがAIは認識してくれます。
その他に元は海外で始まったサービスであるため、英語を翻訳してお題にしてくれています。そのため、お題の日本語と英語が違うものもあり、日本語版では翻訳に少し難があるため、英語が得意な場合は英語版でプレイすることも可能です。
Quick,Draw!でイラストを描いてみよう!
Quick,Draw!は最新のAI技術によって20秒という短時間で描いた絵を判別し、当ててくれる落書きゲームGoogleが提供しているので、ブラウザで気軽に遊べ、問題も6問という短時間でできる画期的な楽劇ゲームです。興味がある方はぜひQuick,Draw!で遊んでみてください。