GeForce Experienceの使い方!インストール・設定方法や機能を解説!
PCでゲームをプレーするのならGeForce Experienceをインストールしたほうがいいのですが、使い方に迷う方もいるようです。この記事では、GeForce Experienceとはどのようなソフトで、使い方はどうしたりいのか詳しく解説します。
目次
GeForce Experienceとは?
PCでゲームをやるのなら絶対にインストールしたほうがいいソフトの一つに、GeForce Experienceがあります。しかし、使った方がいいと言われても、使い方がよく分からずに困っている方も多いようです。この記事では、GeForce Experienceとはどのようなソフトで、どのような使い方をするのかよろしく解説します。
NVIDIA提供のゲーム管理ソフト
GeForce Experiencとは、Nvidiaが提供しているゲームを管理するためのソフトです。Nvidiaはアメリカにある半導体メーカーですが、特にグラフィックカードで有名です。ゲーミングPCに搭載されている高性能なグラフィックカードにはNvidia製の物が多くあります。
GeForce ExperienceはNvidia製のGeForce GTX グラフィックス カードをサポートするためのアプリですが、グラフィックカードの最適化だけではなく、ゲーム画面の管理などができます。
GeForce Experienceに対応しているグラフィックカードを搭載しているPCで、GeForce Experienceに対応しているゲームをプレーするときには、絶対にインストールしたほうがいいでしょう。
GeForce Experienceを使うとできることとは?
実際にGeForce Experienceを使うとどのようなことができるのか解説します。
グラフィックカードドライバの更新
もともとは、グラフィックカードの管理ソフトとしてリリースされたソフトです。GeForce Experienceに対応しているグラフィックカードのドライバーの更新がGeForce Experienceからできます。
ゲームの起動・管理
GeForce Experienceであれば、GeForce Experienceの管理画面でPCにインストールされているゲームを一覧で表示して、起動することができます。また、PCの性能に合わせた解像度の最適化などの管理もできます。
ゲーム画面の撮影・録画
ゲームをプレーしている画面の撮影や録画ができます。スクリーンショットとして画像を撮影したり、プレー画面を動画として撮影できます。録画機能には、過去に遡って録画できる機能もあります。
「録画しておけばよかったな」と思ったときでも、5分以内の直後であればその映像をさかのぼって録画できます。必見の場面を絶対に逃したくない方におすすめの機能です。
フィルターの利用
例えば、ゲーム画面が暗すぎて見づらいときや、配信や後で録画したビデオをアップロードするときに見た目を良くしたい場合に、フィルターを利用することができます。例えば、背景が暗いホラーゲームで画面の設定によっては見にくくなる場合には、フィルターで明るく設定すると見やすくなります。
ゲームの配信
GeForce Experienceからゲームの配信もできます。ゲームの配信用プラットフォームとしては、YouTubeやTwitchがありますが、GeForce ExperienceからYouTubeやTwichへの配信が可能です。ゲーム配信用の環境を他に整えることなく、GeForce Experienceだけで配信できるようになります。
GeForce Experienceの使い方
GeForce Experienceの具体的な使い方について解説します。
システム要件を確認しよう!
GeForce Experienceを利用するためには、GeForce Experienceを利用できるスペックをPCが満たしていなければいけません。GeForce Experienceを利用するためのシステム要件は次の通りです。
対応しているグラフィックカードはNVIDIAのGeForceシリーズのみとなっています。NVIDIAのGeForce以外のグラフィックカードを搭載している場合には利用できないので注意しましょう。
OS | Windows7、Windows8、Windows10 |
空き容量 | 2GB |
メモリ | 2GB |
CPU | Intel Pentium G シリーズ、Core i3、i5、i7 以上。 AMD FX、Ryzen 3、5、7、Threadripper 以上。 |
GPU | GeForce RTX GPU: 30 および 20 シリーズ GeForce GTX GPU: 16、10、900、800、700、600、および 900M シリーズ GeForce MX GPU: MX100、MX200、および MX300 シリーズ GeForce 800M および 900M |
対応しているゲームの調べ方
PCの要件以外にも、GeForce Experienceに対応しているゲームでなければGeForce Experienceを利用できません。対応しているゲームはNVIDIAの公式ホームページに掲載されています。
上記のリンクにアクセスして、プレーしたいゲームが対応しているかどうか調べてみましょう。尚、ゲーム名は英語表記されているので、日本での販売名とは違う場合があります。アメリカでの販売名を調べてから検索しましょう。
インストールからログインの方法
PCのシステム要件もプレーしたいゲームもすべて対応していることがわかったら、GeForce ExperienceをPCにインストールしていきましょう。
上記のNVIDIAのホームページのGeForce Experienceのダウンロードページから「今すぐダウンロード」をクリックします。ダウンロードしたファイルをダブルクリックすると、インストール用画面が開きます。
「同意してインストール」をクリックします。
インストールが開始します。
インストールが終了するとログイン画面が開きます。すでにNVIDIAアカウントを取得している方は、NVIDIAに登録している情報でログインしましょう。NVIDIAアカウントがない方も、FacebookアカウントもしくはGoogleアカウントで簡単にNVIDIAアカウントを作成してログインできます。
新規にNVIDIAアカウントを取得してログインすると、利用規約への同意や通知の設定などの画面が続きます。登録したメールアドレスに認証用メールが送られるので、メールに記載されている認証用リンクをクリックすると登録が完了です。
オーバーレイの設定方法
オーバーレイとは、ゲームのプレー画面の上にGeForce Experienceの操作画面を重ねる設定のことです。ゲームのプレー中でもGeForce Experienceを操作できるので、配信や撮影には欠かせない設定です。
GeForce Experienceのオーバーレイを設定する方法は、GeForce Experienceの右上の「歯車マーク」をクリックします。「ゲーム中のオーバーレイ」をオンに設定すればOKです。
ShadowPlayの使い方
ShadowPlayは、ゲームのプレー画面を録画する機能です。ライブ配信でも利用します。ゲームを起動して、キーボードの「Alt+Z」キーを押します。するとオーバーレイ画面が開きます。オーバーレイ画面の「録画する」を起動すると、プレー画面の録画や配信ができます。
Hilightsの使い方
Hilightsとは自動で撮影をして、決定的な瞬間を撮影してキル集を作れる機能です。対応しているゲームタイトルは少ないのですが、自分だけのキル集を作りたい方におすすめです。
Hilightsに対応しているゲームを起動して、GeForce Experienceのオーバーレイ画面を開きます。オーバーレイ画面の歯車マークをクリックして「ハイライト」の「キャプチャ」をオンにします。
次にゲームの設定画面を開いて「NVIDIA Highlights」をオンにします。これで通常通りゲームをプレーします。
Anselの使い方
Anselとは、ゲーム内で視点を動かして、様々な位置や角度からスクリーンショットを撮影できる機能です。ゲーム内のキャラクターを観る角度も変えられます。Anselに対応しているゲームを起動して、オーバーレイ画面を開きます。歯車マークを開いて「フォトモード/ゲームフィルター」の「キャプチャ/向上」をオンにします。
ゲームのプレー画面のAnselを使いたいところで「Alt+F2」キーを押します。すると視点の移動が可能になります。「スナップ」をクリックすると、スクリーンショットが撮影できます。
Freestyleの使い方
Freestyleでフィルターがけをして、画面の色調を変化させたいときには、「Alt+F3」キーを押します。するとフィルターの設定が開くので、そちらから好みのエフェクトに設定しましょう。
GeForce Experienceでゲームライフを向上させよう!
この記事では、GeForce Experienceの使い方について解説してきました。GeForce Experienceをインストールしても使えないという場合には、システム要件とゲームがGeForce Experienceに対応しているかを確認しましょう。対応しているPCとゲームであれば利用できるはずです。
ぜひ、GeForce Experienceであなたのゲームライフを向上させましょう。