2019年03月16日更新
Windows7のファイルの拡張子表示方法!関連付く形式を変更しないよう注意!
通常のWindows7では拡張子が表示されていません。少し操作をすればいいだけなので、拡張子を表示させる為には難しいことはありません。それでは、Windows7ではどうやって拡張子を表示させるのがいいのかを丁寧に解説します。
目次
Windows7のファイルの拡張子とは
拡張子とは
拡張子とはどんなものかを簡単に言えばWindows7上のファイルの形式を区別しているもので、「ファイル名.〇〇〇」のように数字やアルファベットで表示されます。大体は2~4文字程度の長さです。拡張子が表示されることで、そのファイルがどのソフトと連携しているのかを判別できます。
画像形式のファイルならjpgやpng、動画形式であればmp4やmpg、Word形式のファイルならdocxといったようにそれぞれのファイルに拡張子が設定されています。ファイルの拡張子が表示されていれば、どのソフトでそのファイルを開くことが分かるので非常に便利です。
初期設定ではフォルダ内ファイルの拡張子は非表示
Windows7はデフォルトではファイルの拡張子が非表示になっています。しかし、拡張子を表示させることはそんなに難しくありません。セキュリティの面からも拡張子は表示させる方がメリットが多いのでまだ表示させていない方は、ぜひ表示させておきましょう。
拡張子を表示するメリット
Windows7で拡張子を表示するメリットはセキュリティの面にあります。アイコンでは動画ファイルや画像ファイルのように見えていても、実際にクリックしてみたら悪意のある実行ファイルのexeファイルだったという事もあります。
もし、うっかり悪意のあるファイルをクリックしてしまうとWindows7がウイルスに感染してしまう恐れがあり、非常に危険です。そうなってはパソコンにどのような悪影響があるか分かりません。最悪の場合、Windows7が起動しなくなってしまう可能性も考えられます。このようなことが無いように、万が一の事も考えて拡張子は表示させておきましょう。
Windows7でファイルの拡張子を表示する方法
通常のWindows7では表示されていない拡張子を表示するのは難しいことではありませんが、Windows7で拡張子を表示するための項目を探すにはちょっとした手順が必要です。ゆっくりやれば難しくはありません。
まずは左下の「スタート」をクリックしWindows7のコントロールパネルを開きます。その後「フォルダオプション」を表示し、「表示」タブをクリックして「詳細設定」の欄から「登録されている拡張子は表示しない」の項目のチェックを外して「OK」をクリックします。
また、「フォルダオプション」はエクスプローラーやフォルダ上部の「ツール」からでも探せます。どちらやり方でもできることに違いはありませんので、目的の項目を探しやすい方でやってみましょう。
Windows7でファイルの拡張子を表示する時の注意点
ここまではWindows7で拡張子を表示させることのメリットを書いてきました。では、注意点やデメリットにはどのような物があるのでしょうか。
関連付く形式を変更・削除しないように気をつける
まず「関連付く形式」とはWindows7で、どのファイルがどのソフトで開かれるのかを設定している事です。これをうっかり変更や削除してしまうと、今まで開いていたアプリケーションで同じ拡張子のファイルを開けなくなってしまいます。
もし、Windows7の関連付けが何らかの理由で変更されてしまった場合は、「コントロールパネル」から「プログラム」をクリックします。「あるファイルの種類を特定のプログラムでオープン」をクリックします。そこから変えたい拡張子を探して「ファイルを開くプログラムの選択」をクリックします。そこで目的のソフトを選んでクリックします。
Windows7で拡張子表示する際はファイル名変更のとき要注意!
ここまでまとめたようにセキュリティの面からも、Windows7ではファイルの拡張子は表示したいところです。その操作方法はそこまで難しいものではありません。ただし注意点としてはファイル名の変更時に拡張子の部分を変更してそのファイルが使えなくなることが無いようにすることです。
そんなことがないようにWindows7では拡張子の部分を変更する時には画像のような注意書きが表示されます。この時に慌てないで「いいえ」を選べば拡張子部分の変更はされません。