2019年07月28日更新
LINEが文字化けして表示されない原因と対処法!絵文字がはてなや四角に?
LINEに来たメッセージが文字化けしてちゃんと表示されないことがあります。実はLINEの文字化けには原因がわかっているものがあり、対処できる場合があります。この記事では絵文字や顔文字が四角やはてなに文字化けしてしまった場合の対処法についてみていきましょう。
目次
LINEで起こる文字化けとは?
LINEでメッセージのやり取りをしていると、相手から送られてきたメッセージが突然、日本語のひらがなや漢字できちんとした文章で表示されなくなってしまうことがあります。文字が突然四角やはてなで表示されるようになるのは、文字化けという現象なのですが、LINEの文字化けはどうして起きてしまうのでしょうか。
LINEで文字化けが起こる原因は、LINEのアプリの不具合が原因のこともありますが、実は顔文字や絵文字を多用することが原因のこともあるのです。この記事ではLINEで起こりやすい文字化けの原因をお伝えして、メッセージがきちんと表示されないという不具合を解消する方法についてお伝えします。
四角やはてなで表示される
文字化けというのは、LINEで送られてきたメッセージが四角やはてな、全然関係ない漢字に変換されてしまって、きちんとした日本語で表示されない現象のことを言います。メッセージを送ってきた相手がふざけているのではありません。
先方はきちんとした日本語や、意味の通じる絵文字や顔文字でメッセージを送っているつもりなのです。それがLINEのアプリやサーバーの不具合や、スマホの機能の違いなどで文字化けが起きてしまいます。文字化けが起こる原因はいくつか考えられますが、自分で対処できる原因もあるので、どうしたらいいのか1つずつ見ていきましょう。
LINEで文字化けが起こってしまう原因
LINEで文字化けが起きてしまう原因には次のものが考えられます。メッセージが四角やはてな、訳の分からない漢字に変換されてしまうことが多くなったら、次の原因の中の何か考えられるものがないか、考えてみましょう。
LINEアプリのバージョンが古い
スマホのアプリのアップデートを自動で行う設定になっていない場合、手動アップデートをしなければアプリはいつまでも古いバージョンのままです。そのために、LINEのアプリのバージョンが古くなり過ぎていることがあります。
1つ前か2つ前程度のバージョンの違いでは、それほど大きな不具合は起きません。しかし、自分と相手が使っているLINEアプリのバージョンが1年以上違ってしまっていたら、メッセージをやり取りするときに、文字化けが起きてしまう原因になってしまうことがあります。
LINEのアプリの仕様はどんどんと進化しています。最新の絵文字を古いバージョンの相手に送ってしまうと、相手のバージョンでは正確に表示できずに文字化けの原因となってしまうのです。LINEのやり取りで文字化けが頻繁に起こる場合には、自分か相手のLINEのアプリのバージョンに原因がないか調べてみましょう。
アップデート情報は、iPhoneならAppストアで、AndroidならGooglePlayストアで確認できます。
顔文字は文字化けしやすい
メッセージに顔文字を使うと伝えたいメッセージの幅が広がって、LINEをするのも楽しくなります。LINEでは絵文字やスタンプも豊富に使えるので、顔文字出なくてもいいのかもしれませんが、それでもメッセージに顔文字を入れる人は多いものです。
顔文字は通常の文字として使うことができる記号を組み合わせて作るものです。カッコや点、丸、棒などの記号や論理記号の組み合わせで多彩な表情を表現できるのは本当に楽しいです。顔文字は通常の文字の組み合わせなので、文字化けは起こらないような気もしますが、実は顔文字が文字化けの現認にもなるのです。
文字化けの原因になる顔文字というのは、特殊記号を使っている顔文字です。通常の文字として使えるカッコ()とハット・キャレット(^)を組み合わせて笑顔の顔文字(^^)を作っても文字化けはしません。しかし、次のハートマークを使った顔文字はハートが特殊文字になります。
(๑⃙⃘♥‿♥๑)
次の顔文字は丸カッコ以外は特殊文字と英語でも日本語でもない国の文字を使った顔文字になります。
(͏ ͒ • ꈊ • ͒)♡☆:::
顔文字はいろいろな文字を探して引っ張ってくることで無限に作れるのですが、中にはLINEで使われている文字表記のコードにはない文字を使っていることもあります。このような特殊文字を使った絵文字でメッセージを作成すると、LINEで表示できない文字は四角やはてななどの違う文字に文字化けしてしまいます。
LINEで顔文字を使うときには、特殊文字を使っていないものを選ぶようにしましょう。
キャリア特有の絵文字は表示されない場合がある
スマホでLINEのメッセージを打つときには、スマホのキーボードを使います。スマホのキーボードの中には、そのスマホのキャリア同士でしか使うことができない絵文字が組み込まれていることがあります。
キャリア独自の絵文字を使ってしまうと、LINEのサーバーで処理できなかったり、相手のスマホがキャリア違いだったりしてうまく表示できずに文字化けの原因となることがあります。
LINEではキャリア間での絵文字の違いによる文字化けを防ぐために、LINE独自の絵文字を使うことができます。LINEで絵文字を使うときには、キーボードから使える絵文字ではなく、LINEの絵文字を使うようにしましょう。
iPhone・Androidによる違いで起こる文字化け
LINEでは常に絵文字のアップデートが行われています。しかし、通常はiPhoneよりもAndroidの方が先にアップデート行われるために、最新の絵文字の表示がiPhoneで遅れることがあります。Androidから最新の絵文字を送ってしまった場合、アップデートされていないiPhoneでは文字化けしてしまうことがあります。
新しい絵文字がリリースされたら、さっそく使いたくなる気持ちはわかりますが、iPhoneとAndroidではアップデートの若干の時間差があります。相手がiPhoneユーザーだった場合には、少し待ってから送るようにしましょう。
LINEの文字化けの直し方
LINEをやり取りするときに、相手に送るメッセージが正しく表示されないと相手が困ってしまいます。文字化けをしないように顔文字や絵文字を送るために、LINEで正しく表示される顔文字や絵文字のするにはどうしたらいいのでしょうか。
【iPhone】「文字化けしない顔文字」アプリを使う
iPhoneで顔文字を使いたいときには、”文字化けしない顔文字”というアプリが便利です。どんなスマホやアプリに送っても文字化けしない顔文字だけを集めたものです。しかもわざわざLINEを入力しているときにアプリを行き来しなくても、キーボードでキーワードを入力すれば出せるようにインストールされます。iPhoneで顔文字を使いたい人には必須のアプリといえるでしょう。
【Android】「Tofu Destroyer」アプリを使う
こちらは自分が送るときではなく、自分が送られてきたときに文字化けしていた場合に便利なアプリです。こちらは文字化けして正しく表示されないメッセージをコピペすると、正しい文章や顔文字に変換してくれるアプリです。
アプリ名の「豆腐」っていうのは、文字化けの中に大量にある謎の四角のことを表しています。謎の四角やはてなマークともこれでおさらばです。
【PC】LINE文字化け修正サイトを使う
パソコンでLINEのメッセージを確認した時に、文字化けしていたら文字化け修正サイトで正しい文章に直しましょう。文字化けする原因は文字コードが変換されてしまっていることが多いので、元の文字コードの情報が失われていなければ文字化けを修正することが可能です。
文字化け修正サイトにはいくつもありますが、おすすめは”文字化けテスター”というサイトです。こちらでは現在PCで使われている文字コードをすべて組み合わせて変換させることができます。いろいろなパターンで変換できるので、正しい組み合わせが見つかる可能性が高いでしょう。
事前にLINEの文字化けを防ぐ方法
メッセージを送る前に文字化けを防ぐためには、文字化けしにくい顔文字や絵文字を使うことが大切です。機種によって違う絵文字や、特殊文字を使った顔文字は使わないようにしましょう。すべてのキーボードに組み込まれている論理記号を使った顔文字なら大丈夫です。顔文字サイトなどで文字化けしにくい顔文字を見つけたら単語登録しておきましょう。
また、最新のLINEの絵文字は相手がアップデートしていないと文字化けする可能性があります。あまり新しいものは使わない方が無難です。
文字化けを防いで快適なLINEライフを!
この記事ではLINEの文字化けの原因と対処法についてみていきました。せっかく届いたメッセージが文字化けしていたら悲しくなってしまいますが、原因がわかれば解決法も見つかります。LINEでメッセージを送るときには、相手のことも考えて、文字化けしにくいようにメッセージを作成する、ということも考えて入力しましょう。文字化け知らずで、快適なLINEライフを送れるようにしていきましょう。