LINEアカウントの引き継ぎ設定忘れの対処法!スマホ紛失/故障時は?
スマホの機種変更時にLINEのアカウント引き継ぎに失敗したことはありますか?忘れてはいけない変更前のアカウント引き継ぎ設定、”引き継ぎ許可”は24時間から36時間以内、携帯紛失時の対処法・お問い合わせなど、LINEアカウントの引き継ぎ設定を紹介します。
目次
- 1LINEアカウントの引き継ぎできるデータとできないデータ
- ・引き継ぎできるデータ
- ・引き継ぎできないデータ
- 2LINEアカウントの引き継ぎ設定方法【古いスマホでの事前準備】
- ・設定情報の確認【必須】
- ・引き継ぎ許可の設定【必須】
- ・FaceBookの連携【任意】
- ・トーク履歴の引き継ぎ【任意】
- 3LINEアカウントの引き継ぎ設定方法【スマホ機種変更後】
- ・LINEアプリのインストール
- ・アカウント情報の入力
- ・SMS認証
- ・スタンプ・着せ替えの復元
- 4LINEアカウントの引き継ぎ設定ができない場合
- ・携帯の紛失などで引き継ぎができなくなった
- ・認証番号のSMSが届かない
- ・認証番号を入力するとエラーになる
- ・登録したメールアドレスを忘れてしまった
- ・購入済みアイテムが引き継げない
- ・最悪の場合お問い合わせフォームから問い合わせる
- 5LINEアカウントの引き継ぎは設定を忘れないようにしよう
- ・LINEの記事が気になった方にはこちらもおすすめ!
LINEアカウントの引き継ぎできるデータとできないデータ
機種変更時のアカウント引き継ぎ設定で、新しいスマホに多くのLINEのデータを引き継ぎできますが、その中でも引き継ぎができないデータもあります。
引き継ぎできるデータ
- (グループを含んだ)友だちリスト
- アルバム/ノート/タイムライン/ホームの投稿内容
- プロフィール設定
- ストレージ機能”Keep(キープ)”で保存したデータ
- LINE連動アプリ・サービス(LINE MUSIC、各種LINEゲームなど)のデータ
再ダウンロードや、同じOS間の機種変更でのみ引き継ぎできるデータもあります。
- トーク履歴(同じOS間の機種変更)
- スタンプ/着せかえ(再ダウンロード)
- 購入済みのLINEポイント/コイン残高(同じOS間の機種変更)
LINEの一般的な機能は、アカウント引き継ぎ設定をしっかりしていれば紛失せずにデータ移行されます。
引き継ぎできないデータ
今まで使っていたOSと違うスマホに機種変更すると、引き継ぎ不可能なデータがあります。
- トーク履歴(異なるOS間の機種変更)
- 通知音
- LINEコイン残高(異なるOS間の機種変更)
LINEアカウントの引き継ぎ設定方法【古いスマホでの事前準備】
携帯機種変更前に今まで使っていたスマホで事前にアカウント引き継ぎ準備を忘れず行いましょう。
設定情報の確認【必須】
今までのスマホが使えなくなるその前に、LINEに登録しているアカウント設定情報を確認しましょう。”友だち”タブ>歯車マークの”設定”>”アカウント”から”電話番号”、”メールアドレス”、”パスワード”を、最新の情報に更新します。
引き継ぎ許可の設定【必須】
”設定”>”アカウント引き継ぎ”から”引き継ぎの許可”をオンにします。
設定をONにしてから36時間以内に引き継ぎする(以前は24時間以内)
以上のアカウント設定を完了してから、36時間以内に新しいスマホでアカウント引き継ぎ設定を完了する必要があります。(※以前は24時間以内でした。制限時間を超えてしまった場合は、もう一度”引き継ぎの許可”をオンにすれば問題ありません)
FaceBookの連携【任意】
LINE内でFacebookアカウント連携後に扱うデータは名前、Facebook ID(メールアドレスなど)、プロフィール画像のみです。LINEの機種変更時のアカウント引き継ぎに際してFacebook連携を必ずおこなう必要はありません。
ですが、携帯の紛失などの理由で、新しいスマホでメールアドレスを利用したLINEログインができなかった場合に、Facebookとアカウント連携を済ませていれば引き継ぎの救済保険となり、お問い合わせする手間を省けます。またタブレットなどの新端末に「電話番号がない」場合には必須の設定です。
LINEの”友だち”タブ>歯車マークの”設定”>”アカウント”内にFacebookの連携があります。
トーク履歴の引き継ぎ【任意】
トーク履歴をバックアップして新端末へ引き継ぎができるのは、iPhone同士もしくはAndroid端末同士などの同じOS間でのアカウント引き継ぎに限られます。異なるOS間ではトーク履歴を引き継げませんが、メールにトーク履歴のテキストファイルを添付して保存する方法があります。
また、LINEのKeep(キープ)機能を利用して、大事なメッセージだけをLINEのクラウド上にバックアップ保存が可能です。
LINEアカウントの引き継ぎ設定方法【スマホ機種変更後】
次は新しいスマホでのアカウント設定です。”引き継ぎの許可”をオンにしてから、36時間以内(以前24時間以内)にアカウント引き継ぎを済ませましょう。
LINEアプリのインストール
新しいスマホを手に入れたら、Google Playなどの配信先からLINEアプリの”インストール”をします。その後最初の画面で、左の”ログイン”ボタンをタップします。このとき間違って”新規登録”を押さないようにしてください。
アカウント情報の入力
先ほどLINE内で事前にアカウント設定していた”メールアドレス”と”パスワード”を入力します。ここで登録したパスワードを忘れてしまった場合は”パスワードを忘れた場合”を押して再設定します。メールが届かないときに短い間隔で再設定メールの発行を行うと受信できなくなる場合があります。24時間以上の間をあけて、もう一度試してみましょう。
SMS認証
携帯電話番号を入力し、SMSで受信した4桁の認証番号をLINE画面に入力します。一部のスマホでは自動で認証番号が入力され、入力画面が省かれる場合もあります。認証が省かれても、通常通りLINEが使えるようであれば大丈夫です。
スタンプ・着せ替えの復元
”友だち”>歯車マークの”設定”内にある”スタンプ”、”着せ替え”にて”ダウンロード”ができます。
LINEアカウントの引き継ぎ設定ができない場合
アカウント引き継ぎに困ったときはこちらの解決方法を参照してください。エラー内容によっては、LINEへ問い合わせする必要があります。
携帯の紛失などで引き継ぎができなくなった
携帯の紛失や故障故にそれまで利用していたLINEアプリを使用できない状況でも、事前に適切なアカウント引き継ぎ設定をやっていれば、友だちやスタンプなどを以前と同じ状態に復旧できます。
ただし、メールアドレスやパスワードはわかっていても、LINEに登録していた携帯電話番号が現在使用できない(解約などでその携帯電話番号が利用できず、SMSによる引き継ぎ認証番号が受け取れない状態)場合は問い合わせが必要になり、その後のアカウント引き継ぎが困難です。
PC(パソコン)版LINEを使っているなら、引き継ぎ認証番号をPC版LINEのトークで受け取れるので、アカウント引き継ぎをスムーズに進められます。
認証番号のSMSが届かない
携帯電話番号を入力してもSMSが届かない場合、まずSMSの再送を試しましょう。認証コードを入力する画面の下に”認証番号を再送”を押します。また”通話による認証”を選択して、LINEからの音声ガイダンスをもとに、4桁のコードを聞くことが可能です。
認証番号を入力するとエラーになる
認証番号の入力時にエラーが表示される場合、アプリを再起動するか、端末の再起動を実行します。長いあいだ認証画面を表示していると、回数制限によりエラーが表示され認証ができなくなります。再度入力する際は、24時間以上開けてからにしましょう。(確実に24時間以上開けるために、1日半ほど開けることを推奨します。)
24時間以上開けても解決しない場合は、『お問い合わせフォーム』にて認証したい携帯電話番号とエラーの詳細などを記入しましょう。
登録したメールアドレスを忘れてしまった
機種変更後や再インストール後などのアカウント引き継ぎの際にうっかりメールアドレスを忘れてしまった場合、残念ながらメールアドレスによるアカウント引き継ぎができません。
このとき事前にFacebookを連携していれば、Facebookアカウントを使用して、LINEアカウントの引き継ぎを進められます。
購入済みアイテムが引き継げない
LINEのアカウント引き継ぎが上手くいかず、データ移行に失敗してしまった場合でも、同じOS間であれば『お問い合わせフォーム』からアイテムの引き継ぎを申請できます。引き継ぎが可能なのは、LINEスタンプ(プレゼントスタンプ)・着せかえを利用する権利、同じOS間であれば課金アイテムの購入履歴やコイン残高、クレジット残高も含みます。
申請ではエラー内容や消失したアイテム名、LINEに登録したことがある携帯電話番号やメールアドレスなどのアカウント情報を報告します。
最悪の場合お問い合わせフォームから問い合わせる
『お問い合わせフォーム』は最後の砦です。紛失時のアイテムの引き継ぎ、上記の方法でもSMS認証コードが送られてこない場合、『お問い合わせフォーム』からお問い合わせする事で、本人確認が完了すればアカウントを認証する事ができる可能性があります。ただし、友だちリストやトーク履歴、グループのデータ移行は引き継ぎできないため、その点は注意が必要です。
LINEアカウントの引き継ぎは設定を忘れないようにしよう
不慮の事故により、今までのスマホが紛失や故障してしまった場合、これまでのLINEの設定状況によってアカウントが引き継ぎできず、今までのデータが消えてしまう最悪な状況に陥ります。
大切な情報を残すために、日頃から”電話番号”、”メールアドレス”、”パスワード”は必ず最新のアカウント情報にして登録しておくようにしましょう。