2019年03月13日更新
LINEインストール後の初期設定の注意点!登録時に気を付けることは?
LINEをインストールして、まず気をつけるべき注意点は何でしょうか。誰でも簡単に使いこなせるLINEだからこそ、インストール後にきちんと初期設定をする必要があります。今回はその初期設定をする際の注意点について解説いたします。
目次
- 1LINEインストール後の初期設定の注意点!
- ・登録時にまず気を付けることは?
- ・「友だち自動追加・友だちへの追加を許可」のチェック
- 2LINEインストール後のID・メッセージ受信拒否の注意点
- ・「ID」と「IDで友だち追加を許可」について
- ・「メッセージ受信拒否」の設定
- 3LINEインストール後の電話帳へのアクセスの注意点!
- ・ライン登録を友達に知られたくない場合
- 4LINEインストール後の名前の設定に関する注意点!
- ・登録した後も設定画面から名前の変更ができる
- 5LINEの再インストールの注意点!
- ・そもそも再インストールとは?
- ・LINE再インストールの注意点
- 6LINEインストール後の注意点を意識して初期設定する!
- ・LINEの記事が気になった方にはこちらもおすすめ!
LINEインストール後の初期設定の注意点!
手軽な連絡手段として、昨今急激に普及しているLINEですが、これからLINEをインストールして利用する場合に気をつけるべき注意点とは何でしょうか。実は、LINEは実際に使い始める前の初期設定がとても重要です。
使い始める前にきちんと初期設定をしておかなければ、個人情報の漏洩や、人間関係のトラブルに発展する恐れがあります。そうならないようにするにはどうしたらよいのでしょうか。LINEをダウンロードしてからの初期設定での注意するべき点を、これから解説いたします。
登録時にまず気を付けることは?
LINEをインストールすると、まず初期設定で、アカウントの登録が必要になります。いくつかの項目があり、それぞれに注意点がありますので確認していきましょう。LINEのダウンロード後の初期設定で気をつけたいのが、プロフィールの設定にある自分のアイコン画像についてと、メールアドレス・パスワードの設定についてです。
それぞれの注意点を踏まえつつ、解説していきます。LINEを早く使ってみたいと焦らずに、まずは基本的な設定からしていきましょう。
自分の顔写真を登録しない
プロフィールの設定では自分についての情報をいくつか登録し、友だちにわかりやすくすることができます。その中でも目につくのが自分のアイコンの画像です。LINEでは自分のアイコンの画像を自由に変えることができます。
友だちに自分をわかりやすくすることができるということから、自分のアイコンを自分の顔写真に設定しようとする方も多いでしょう。しかし注意点はここにあります。LINEで自分のアイコンの画像を自分の顔写真にすることは、実は危険です。一体何が危険なのでしょうか。
それは、LINEのID検索という機能で、不特定多数の人に自分の顔が見られるようになってしまう恐れがあるからです。これによって、何らかのトラブルに巻き込まれる恐れがあるので、自分の顔写真は使わないほうが無難です。LINEのIDについては後述いたします。
メールアドレスとパスワードを設定しておく
次にメールアドレスとパスワードの設定についてです。メールアドレスとパスワードを最初に設定しておいたほうがいいのには、以下の理由があります。まず、タブレットやパソコンなどの他の端末に同じアカウントを紐付けるのに必要になります。また、機種変更でアカウントを引き継ぐ時にもメールアドレスとパスワードが必要になります。
メールアドレスを登録しなくてもLINEの利用は可能ですが、上記に加え、誤ってLINEアプリをアンインストールしてしまった場合に、アカウントを復旧、つまり再インストールするのに必要になりますので、初期設定の段階で設定しておくとよいでしょう。
「友だち自動追加・友だちへの追加を許可」のチェック
LINEをインストールした後の設定で、次に注意点となるのは、「友だち自動追加」と「友だちへの追加を許可」のチェックを入れるか入れないかについてです。まず、「友だち自動追加」とは何かから見ていきましょう。
「友だち自動追加」とは、自分がアドレス帳に登録している知人や友だちがLINEを利用している場合、自動で「友だち」に追加される機能です。LINEをいちいちこうかんする手間が省け、便利な機能ではありますが、「電話番号は知っているけれどLINEの交換まではしたくない」という人まで自動で追加されてしまうため、注意が必要です。
次に、「友だちへの追加を許可」ですが、こちらは、既にLINEを利用している人で自分の電話番号をアドレス帳に登録している人の場合、その人の「友だち」に自動で自分のアカウントが追加される機能です。こちらも「友だち自動追加」同様、知られたくない人にまで知られてしまいますので注意が必要です。
また、自分が知らない相手でも、相手が自分をアドレス帳に登録していればメッセージを送ってくることが可能になる場合もあるため、迷惑メッセージやスパムメッセージを受信しやすくなるという注意点もあります。
「友だち自動追加」「友だちへの追加を許可」のオン・オフは、LINEの画面下、一番右側にある"その他"から画面上、一番右側の歯車のマークの"設定"をタップし"友だち"のところで設定ができます。どちらの項目もチェックを外しておいた方が無難と言えるでしょう。
LINEインストール後のID・メッセージ受信拒否の注意点
LINEのインストール後、設定する項目に、自分の「ID」と「メッセージ受信拒否」の設定があります。ここでもいくつかの注意点がありますので解説いたします。
「ID」と「IDで友だち追加を許可」について
まず、「ID」とは何でしょうか。docomo、au、softbankで回線契約している場合、LINE側で年齢確認をすることができます。20歳以上であることが確認できれば、誰にも使われていないIDであれば好きなIDを1度だけ設定することができます。
ただし、格安SIMの回線で契約していると、年齢確認ができないため、IDを設定することができません。
この「ID」があれば「IDで友だち追加を許可」を使い、携帯の番号を教えなくてもIDを教えることで、LINEの「友だち」に登録することができ、メッセージのやりとりが可能になります。
しかし、推測されやすいIDは、迷惑メッセージやスパムメッセージが届きやすくなるので、IDを交換したい時だけ「IDで友だち追加を許可」をオンにして、使わない時はオフにした方がよいでしょう。
「IDの設定」と「友だち追加を許可」のオン・オフは、LINEの画面下、一番右側にある"その他"から画面上、一番右側の歯車のマーク"設定"をタップし、"プロフィール"から設定ができます。
「メッセージ受信拒否」の設定
次に「メッセージ受信拒否」の設定についてです。「メッセージ受信拒否」とは、自分が「友だち」リストに入れていない人のメッセージを受信しないようにする機能です。
この機能をオンにすると、「友だちへの追加を許可」「IDで友だち追加を許可」の機能をオンにして相手が自分を「友だち」リストに入れた場合でも、自分が相手を「友だち」リストに入れていなければ、メッセージを受信せずにすみます。
言い換えると、自分が相手を「友だち」リストに入れていない相手からはメッセージが受信できないということになります。
「メッセージ受信拒否」の設定は、LINE画面下、一番右側の"その他"から、画面上の一番右側の歯車のマーク"設定"をタップし、"プライバシー管理"から設定することができます。
LINEインストール後の電話帳へのアクセスの注意点!
LINEをインストールした後、電話帳へのアクセスにも注意点があります。上記の「友だち自動追加」と「友だちへの追加を許可」と密接に関係している部分ですので、重要な注意点と言えます。LINE上では連絡先の同期ということになるのですが、連絡先すなわちスマホの電話帳であることを知っておきましょう。
ライン登録を友達に知られたくない場合
LINEを利用し始めたことを知らせたい人と知らせたくない人がいる場合には、どうしたらいいのでしょうか。「電話帳には登録してあるけれどLINEのアカウントまでは知られたくない」という人もいるでしょう。
しかし、電話帳を同期すると、そこに登録している人の電話番号をLINEが読み取り、その人がLINEユーザーであった場合は、自動的に「友だち」に追加されてしまいます。ここで、先程の繰り返しになりますが、注意点となるのが「友だち自動追加」と「友だちへの追加を許可」の設定になります。
「友だち自動追加」をオンにしていると、LINEが電話帳にアクセスすることを許可することになり、自分の電話帳からLINEを使っている知人や友だちが次々と追加されてしまいます。
「友だちへの追加を許可」をオンにしていると、逆に相手側が電話帳へのアクセスを許可している場合、自分のLINEのアカウントが相手側の「友だち」にどんどん追加されていくということになります。
電話帳にアクセスさせたくない場合はこの両方をオフにする必要があります。
初期設定で気を付ける電話帳へのアクセス
電話帳に登録している人全てにLINEを利用していることが知られてもいい場合以外は電話帳へのアクセスはさせないようにして、自分の電話帳との同期だけを許可する場合は、「友だち自動追加」だけをオンにするのがよいでしょう。
LINEインストール後の名前の設定に関する注意点!
LINEをインストールして利用するのに次に必要になるのが自分の名前の設定です。LINEを利用するにあたって自分を示す1番のポイントとも言えるので注意点をしっかり踏まえておきましょう。
登録した後も設定画面から名前の変更ができる
LINEをインストールして最初にプロフィールを設定する時に、本名をそのまま登録する方も多いことでしょう。しかし、いざLINEを利用してみると、ニックネームなどを表示している人も多く「自分もニックネームにすればよかった」と思うこともあるでしょう。
LINEの表示名は、実は、登録した後も設定画面から変更することが可能です。その手順は"設定"画面から"プロフィール"をタップし、自分の名前をタップすると名前の編集画面が開けるので、そこで自分の好きな名前に変更するというものです。
意外と簡単なので、登録した時に「やっぱり違う名前にすればよかった」と思われた方は再設定するとよいでしょう。
名前は本名で登録しない方が良い
しかし、ここで1つ注意点があります。LINEをインストールしたばかりの時に、本名をフルネームで登録してしまう人は多いでしょう。もちろん、本名であれば知人や友だちに見つけてもらいやすいというメリットもあるのですが、実はあまりおすすめできません。
なぜ本名で登録しない方がいいのかというと、アイコンの画像同様に、ID検索などで不特定多数の人に本名がわかってしまう恐れがあるからです。名前を登録する際は、知人や友だちにわかりやすく、かつ、知らない人に自分を特定されづらい名前を選びましょう。
LINEの再インストールの注意点!
最後にLINEのダウンロードのし直し、つまり再インストールの注意点について解説いたします。冒頭で触れたように、機種変更や誤ってLINEのアプリをアンインストールしてしまった場合の他、不具合対策でも必要になりますので、注意点をよく確認しましょう。
そもそも再インストールとは?
LINEの再インストールとは、スマホからLINEのアプリをアンインストールし、ストアから新たにダウンロードすることを指します。機種変更以外にもLINEで起きた不具合が改善される場合などがあるため、やり方を知っておいた方がよいでしょう。
LINE再インストールの注意点
LINEの再インストールでは注意しなければならない点がいくつかあります。まずは、同じアカウントで再ログインするための注意点です。メールアドレスとパスワードの設定で解説しましたが、この2点の確認ができないと基本的には「友だち」や「グループ」の引き継ぎができません。
次にトーク履歴についてですが、これは基本的に自分の「端末」にのみ保存されているものなので、LINEをインストールし直す=1度端末の中のデータを消すことで、トーク履歴も1度消えてしまいます。つまりLINEアプリを再ダウンロードしても、トーク履歴は再ダウンロードされません。
インストールし直しの前に「バックアップ作業」をして、ダウンロードをした後に「復元作業」をすることでトーク履歴を復活させることができます。
Androidの場合はGoogleDriveへのバックアップを、iPhoneの場合はiCloudにバックアップをすることで、トーク履歴を復元することができます。
インストールをし直した場合、スタンプは再ダウンロードが必要になります。アカウントが正常に引き継げていた場合は、有料スタンプは購入履歴画面から無料で再ダウンロードができます。
しかし、期間限定の無料スタンプは再ダウンロードしようとしても、有料スタンプのような購入履歴画面はないため、配布元から期間内であれば再ダウンロードできますが、期間が過ぎている場合は再ダウンロードをすることができません。
LINEインストール後の注意点を意識して初期設定する!
誰もがスマホを持ち歩くような現代において、そのコミュニケーションや連絡手段として有効に活用されているのがLINEです。しかし、誰もが最初からLINEの使い方を知っていた訳ではありません。
LINEをこれからインストールして利用するなら、注意するべき点をしっかり抑えて、まずは初期設定からきちんとするべきです。そうすることによって個人の情報やプライバシーを侵害されることを未然に防いだり、人間関係のトラブルに巻き込まれる恐れを事前になくすことができます。
一見簡単そうなLINEですが、インストール後の注意点を意識しないと思いもよらぬトラブルの元になりかねません。きちんと初期設定をして安全にLINEを使いこなしましょう。