2019年05月21日更新
LINEのなりすましの手口!なりすましアカウントの見抜き方や対処法は?
LINEのなりすましという言葉は、すっかり馴染みの言葉になってしまいました。これほどLINEのなりすまし被害があるのに、まだ引っかかってしまう人はたくさんいます。そこで、なりすましの手口やなりすましを、見抜く方法など学んでいきましょう。
目次
- 1LINEのなりすましとは
- 2LINEのなりすましの手口
- ・電話番号と認証番号を聞き出す
- ・なりすましアカウントで詐欺を行う
- ・なりすましたアカウントで有料サイトへの登録を誘導する
- 3LINEのなりすましアカウントの見抜く方法
- ・公式アカウントになりすましている場合
- ・友だちになりすましている場合
- 4LINEのアカウントを乗っ取られたらどうなるの?
- ・なりすましアカウントとして悪用される
- ・乗っ取られたアカウントを取り戻す方法
- 5LINEのなりすましアカウントから連絡が来た時の対処法
- ・LINEを無視する
- ・LINEに報告する
- ・なりすましアカウントに使われている友だちにLINE以外で連絡する
- 6LINEのなりすましの被害に合わないための予防法
- ・パスワードを推測されにくいものに設定する
- ・Gmailなどのエイリアス機能を使って作成したメールアドレスを使う
- ・「ログイン許可」で自分以外の端末がログインできないように設定する
- 7LINEのなりすましには気をつけよう
- ・LINEの記事が気になった方にはこちらもおすすめ!
LINEのなりすましとは
LINEは今や国内で利用している人は500万人以上に達し、LINEを知らないという人はいないくらいスマホでは定番のアプリとなりました。しかし、その分トラブル件数も増えつつあり、アカウントを乗っ取られてしまうLINEのなりすましという手口も多く見受けられます。
自分のアカウントを狙ったなりすましの手口は詐欺と同じなので、LINEの運営側も注意を呼びかけています。そんな詐欺の手口に騙されないための知識と、なりすましの手口にかかってしまった場合の対処法を学んでいきましょう。
LINEのなりすましの手口
LINEのなりすまし手口というのは、同じような手口がとても多いようです。その手口を見抜くことで詐欺被害に遭わずに済みます。どのようなLINEのなりすまし手口があるのかを見ていきましょう。自分は詐欺に合わないと思っていても、ちょっとした心の油断に入り込んでくるのです。
電話番号と認証番号を聞き出す
LINEのなりすましで一番多い手口が、なりすましたアカウントから相手にメッセージを送り、携帯番号と認証番号を聞き出そうとする方法です。このLINEのなりすましの手口というのは、相手の携帯番号と認証番号で相手のLINEアカウントを乗っ取ることが目的です。
意外とこの手口を見抜けずに、騙されてしまうことが多いそうです。本人は友達だと思い込んでいるので、少しおかしいなくらいしか思わないのでしょう。そこがなりすましの怖いところなのです。
LINEアカウントを乗っ取られる
LINEのアカウントを乗っ取られたと気がついたら時すでに遅しで、LINEにログインすることができなくなってしまいます。それどころか、今度は自分のラインアカウントを使用して、友達に同じ手口で携帯番号と認証番号を聞き出そうとします。
よくよく考えてみるとおかしなことですが、友達だと気が緩んで大丈夫だと思ってしまうのでしょう。このLINEのなりすまし手口を見抜くのは至難の技です。しかし、電話番号は教えてしまうかも知れませんが、認証番号は教えてはいけません。
なりすましアカウントで詐欺を行う
LINEのアカウントになりすましができた詐欺は、友達らしき人物に買い物を依頼してきます。友達かどうかはLINEトークで簡単にわかりますので、不思議ではありません。友達に定めをつけて狙ってきますので気をつけてください。主な手口はプリペイドカードなどが多いです。
プリペイドカードを購入させられる
LINEのアカウントになりすましが成功した詐欺は、友達にコンビニでAmazonギフト券や、iTunesカードを何かしらの理由でお願いしてきます。あとでお金を返すからなどといって、裏面にあるコード番号を教えて欲しいと要求してくるのです。万が一本当の友達だったとしても、あまりこの方法は行わないようにしましょう。
なりすましたアカウントで有料サイトへの登録を誘導する
LINEのなりすましで厄介なのが、有料サイトに登録しログインされてしまうことです。こうなってしまうと利用請求書が届く可能性があります。
個人情報を盗まれる
LINEのなりすましにあってしまったときは、LINEのプロフィールから個人情報を見られてしまうということです。そこに電話番号も記載されている場合は、悪用されてしまうかもしれません。今の時代は、電話番号と個人名がわかればいくらでも悪用できてしまいます。
利用料を請求される
LINEのなりすましにあってしまった場合は、架空の利用料が送られてくる場合もあります。しかし、架空ですので、具体性がなく怪しいと手口を見抜かなくてはなりません。個人情報を知られてしまったら、このような場面に出くわしてしまうかもしれませんが、慌てずに対処しましょう。
LINEのなりすましアカウントの見抜く方法
実際にLINEのなりすまし被害に遭ってしまう前に、見抜く方法はあるのでしょうか。どれも起こりうる可能性が高いため、自分なりにしっかりと知識を持って対処していきましょう。LINEのなりすまし被害を防ぐためには、あらゆる状況があるということを頭に入れておいてください。
公式アカウントになりすましている場合
LINEの公式アカウントを装って、LINEに「アカウントの乗っ取りが多発しています」などと注意を呼びかけています。しかし、これは立派ななりすましの手口ですので、間違えてもURLをタップしないようにしてください。
LINEからリンクにアクセスをすると、LINEとそっくりの画面が出てきて、そこからログインをするように求めてきます。ここでLINEのIDやパスワード、電話番号を入力してしまうとそっくりそのまま個人情報が取られてしまうのです。
友だちになりすましている場合
一番見抜くことが難しいといわれているのが、実際友達のLINEアカウントを盗んでなりすましていることです。普段通りの会話だと見抜くのは難しいでしょう。しかし、プリペイドカードの購入を要求してきた場合は、ほぼ間違いなくなりすましのものによります。怪しいと思った場合は、LINEではなくメールなどで確認を取るかの対処をしましょう。
LINEのアカウントを乗っ取られたらどうなるの?
もし、LINEのなりすましでログインができずに乗っ取られてしまた場合は、どのようなことが怒ってしまうのでしょうか。まさか自分はそんなことは起こらないと思っていても、詐欺はどこからやてくるかわかりません。万が一なりすましを見抜けず、乗っ取られてしまったときの対処法も学んでおきましょう。
なりすましアカウントとして悪用される
LINEのなりすましにあってしまったときは、なりすまし用のアカウントとして対処されてしまいます。なりすましは友達にメッセージを送りつけた後には、アカウントを削除してしまうことも考えられるのです。そうなる前に不正ログインに気が付いて対処すればアカウントを取り戻せる可能性もあります。
他のSNSで自分がなりすましの被害にあったことを知らせよう
もし他のSNSのアカウントを持っているのであれば、それで自分のLINEが乗っ取られてしまったことを拡散しましょう。拡散をすれば自然とLINEしか繋がっていない友達でも、誰かが教えてくれる可能性が高くなります。そうすることで、友達までも被害に遭うことを事前に防げます。なりすましにあった時はできるだけ騒いだ方が良いのです。
LINEの問題フォームに連絡しよう
なりすましがLINEのパスワードを変更してしまったら、アカウントは取り戻せなくなってしまいます。ログインができなくなる前に、LINEの「問題報告フォーム」で事情を話せば、対処してくれることもあります。
一度ログインできなくなってしまったアカウントは戻せませんが、昔に購入したスタンプやコインが復活して利用できる場合もあります。しかし、トーク歴や友達リストが、全て消えてしまうことを頭に入れておきましょう。
乗っ取られたアカウントを取り戻す方法
もしも、LINEのアカウントを乗っ取られてログインができなくなってしまった場合は、事前に不正ログインに気がつかなくてはなりません。LINEをなりすましされてしまったら、LINEにログインをするときに「他の端末で同じアカウントを利用したため、この端末に保存された情報はすべて削除されます」という文字が画面に現れます。
その画面の下に「確認」という項目が表示されますのでタップをしてください。ここで再ログインをして「その他・設定・アカウント」という順番に開いていきましょう。そこで「ログイン中の端末」という項目が出てきますので、タップをしたらこのアカウントにログインをしたことがある端末が表示されるのです。
万が一見に覚えのない端末が表示されていたら、それはなりすまし詐欺かもしれませんので、すぐにパスワードの変更を行う対処をしてください。もし、ログインができない場合は、もうすでになりすましによって、パスワードが変更されてしまっているかもしれません。そうなってしまうとどの対処も難しくなります。
LINEのなりすましアカウントから連絡が来た時の対処法
LINEのなりすましアカウントから連絡がきた場合は、どのように対処していけば良いのでしょうか。まずは、少し様子がおかしいメッセージを見抜かなくてはなりません。見抜けると対処の仕方も変わってきます。
LINEを無視する
怪しいLINEに添付されているURLは、必ずスルーをするように対処してください。見に覚えのないLINEから通知がきた場合は、なりすまそうと標的を狙っている可能性が高いのです。URLをタップしてしまうと、個人情報が盗まれてしまうこともありますので、気をつけてください。
また、昔は詐欺はPC版のLINEなどで不正ログインを試みていて、ログインができたケースもたくさんあります。そこでLINEの運営側はログインを知らせるように通知設定をしています。もし、スマホに「ログインしました」というお知らせが来たら、すでにアカウントは乗っ取られてしまったかもせれません。
LINEに報告する
知らないアカウントからの連絡はできるだけ何もせずに無視をするか、心配であればLINEの運営側に報告をすることをおすすめします。LINEの運営もなりすましトラブルがあとを絶えませんので、警戒しています。また、あまりにも酷い場合は警察に相談することも視野にいれましょう。
なりすましアカウントに使われている友だちにLINE以外で連絡する
なりすましされていることを、友達がまだ気がついていない場合もあります。LINEをあまり使っていない場合は、そのまま放置している可能性も高いのです。もし、友達のアカウントで明らかにおかしな要求をしてくる場合は、乗っ取られてしまっていると考えてください。
LINEではない違う連絡方法でその友達と連絡を取り合い、乗っ取られていることを伝えましょう。そうすることで、二次災害を防ぐことができるかもしれないのです。
LINEのなりすましの被害に合わないための予防法
LINEのなりすましを事前に防ぐためにも、スキを与えないようにしなくてはなりません。そのためにもいくつかの対策を行って、なりすましを撃退していきましょう。
パスワードを推測されにくいものに設定する
LINEのパスワードだけではなく、すべてにおいて言えることですが、パスワードは推測されにくいものにすることが大前提です。ユーザーIDやパスワードを使いまわしている人はたくさんいますが、それはかなり危険なことです。
詐欺もそのようなスキを狙って、LINEを乗っ取った後に次もまた同じパスワードで狙ってくるはずです。覚えるのが面倒だからといって、すべてのパスワードが同じというのはおすすめしません。特に、電話番号や誕生日、数字だけのパスワードは推測されやすいので、今からでもLINEのパスワードを変更しましょう。
Gmailなどのエイリアス機能を使って作成したメールアドレスを使う
LINEのIDはメールアドレスを入力しますので、どうしても同じようなIDが増えてしまいます。そこで、GメールやYahoo!メールなどの、エイリアスといわれているアドレスを使用するのがおすすめです。エイリアス機能のあるものは、サブアドレスがたくさん作れますので、LINEようにサブアドレスを作っておいてみてはいかがでしょうか。
「ログイン許可」で自分以外の端末がログインできないように設定する
スマホで「ログイン許可」の設定がオフになっていると、PC版でもiPad版でもLINEにログインができなくなるシステムとなっています。基本的にこのログイン許可は常にオフにしておき、使用するときだけオンにするというようにしていけば間違いないでしょう。ログイン許可の設定方法は「その他」というタブをタップし、設定・アカウントという手順を踏みます。
そうすると画面にはログイン許可の有無の項目が出てきますので、選択しましょう。ちなみに、その下にあるログイン中の端末で、今ログインしている端末がわかり、知らない端末があればログアウトさせることもできます。
誰かが不正ログインしようとすると通知が来る
このような設定を行っていれば、第三者が不正にログインを試みようとしたときに通知がきます。しかし、これはあくまでも通知ですので、またログインを試みようとする可能性が高いです。この通知がきたらすぐにLINE運営に報告をするか、パスワードを変更しましょう。
なりすましがログインに成功してしまったら、あなたの端末をログアウトされてしまう危険性もあります。また、LINEのアカウント情報も変更するようにして、なりすましを近づけさせないという対処をしていかなくてはならないのです。
LINEのなりすましには気をつけよう
LINEのアプリが全国に広まれば広まるほど、詐欺も隙を狙ってやってきます。「自分は関係ないことだから」と思っていたりしていませんか?LINEのなりすましは身近にあるもので、いつどこで狙っているのかわからないのです。こうした対処を全国に広めていくことで、LINEのなりすましを防げる可能性も高くなります。
やはり、大好きな人からLINEで何かお願い事をされたら、どうしても信じてしまうときもあります。後になって、あれはおかしかったんだと気がついても遅いのです。このような人の心情につけ込んでくるのが詐欺なのです。これにかからないためにも、事前の対策をしっかりと身につけておきましょう。