LINEの年齢確認をauでやる方法!認証できない原因と対処法は?
LINEで、ID検索を利用した友だち追加が、これなしではできないようになっているのが年齢確認です。docomo、au、SoftBankなどキャリアごとに年齢確認の方法が違っていて、手続きがちょっと面倒なLINEの年齢確認の方法を、今回はauを例に説明します。
目次
LINEの年齢確認(認証)とは
LINEアプリをインストールする際に、あなたもLINEから年齢確認(認証)を求められたはずです。たいていの場合はその場で年齢確認をしたり、面倒になって後回しにしたり、18歳未満なのでするだけ無駄だったりしていることでしょう。
ではこの年齢確認はなんのためにあり、年齢確認なしではなにができないようになるのか、そして年齢確認がうまくできない理由やどうすれば年齢確認なしでこれらの件に対応できるのかをこれから説明します。
もし説明は要らないから、すぐに解決法を知りたい、というのであれば、目次から各章へとお急ぎください。
LINEでのID検索・追加ができない
LINEで年齢確認(認証)を行わない場合は、ID検索で自分を見つけてもらうことができない上に、あなたが友だちをID検索することもできない状態となります。具体的には、以下のことが制限されます。
- あなたが自分のLINE IDをリアルの友だちに教えて、LINEで友だちに追加してもらう
- リアルの友だちのLINE IDを教えてもらって、あなたのLINEに友だち追加する
- あなたのLINE IDを誰かにキーワード検索してもらって、ホーム画面を見てもらう
- あなたが誰かのLINE IDをキーワード検索して、ホーム画面を見る。
年齢確認をしないと、以上のようにLINE IDを使ったもろもろの作業が制限されてしまうのです。
しかしこれは逆に言うと、ID検索ができないことさえ気にしなければ年齢確認をする必要はないということでもあります。
ID検索・追加を制限する理由
それにしても、なぜLINEはID検索とそれによる友だち追加に限って、年齢確認(認証)の制限をかけているのかと、不思議に思われる人も多いでしょう。
実は2011年にリリースされたLINEは、その後ティーンズを中心に普及したこともあり、掲示板などの出会いサイトで、電話番号を公開するよりも抵抗の薄いLINE IDが使われることが少なくありませんでした。そこでLINEでは、こうした利用を防ぐためにID検索・追加に対して、年齢確認による制限を実施したのです。
なぜLINE IDのみが年齢確認によって制限され、ふるふるやQRコードが制限されなかったのかと言えば、これらは直接会って友だち登録するものであり、見知らぬ人ととの出会いを助長するものではない、という考え方があったからです。
しかし現実には、LINEのQRコードはその場で見せ合うだけではなく、画像を送って友だち登録することもできるため、根本的な解決策とはなっておらず、単に年齢確認を求められて不便になっただけ、との意見もあります。
とはいえ、こうしたことは基本的にはイタチごっこにならざるを得ず、LINEの年齢確認による制限にしても、やらないやりはやったほうがマシと思って、不便さを受け入れるしかないのが実情です。
auでのLINEの年齢確認の方法
LINEでの年齢確認(認証)に行うには、電話を契約しているキャリアに契約者であるあなたが18歳以上であることを認証してもらいます。しかし、2019年1月現在、この認証作業に対応しているのはdocomo、au、SoftBankの三大キャリアと、Y!mobile、LINEモバイルのふたつのMVNOだけです。
詳しくはこの次の「auでLINEの年齢確認が解除されない原因とその対処法」でお話ししますが、もしそれ以外のMVNOのSIMを利用していたり、電話番号ではなくFacebookアカウントでのみ登録しているLINEアカウントだったりすると、年齢確認が行えません。
また、認証作業の方法はキャリアによって異なります。本記事ではauでの方法をお伝えしますので、他のキャリアを利用している方は、あくまで参考としてお読みください。
なお、年齢確認をすると自分の年齢がLINEのほかのユーザーにバレるのではないかと、不安を感じる人がおいでかもしれません。しかし、年齢確認をしてもあなたの実年齢どころか年齢確認をしたという事実すら、ほかのLINEユーザーには伝わりません。安心して年齢確認を行ってください。
LINEの設定画面より「年齢確認」
年齢確認(認証)をおこなうには、まずLINEアプリを立ち上げたのち、”友だち”タグの画面上部にある“歯車“アイコンの”設定”ボタンをタップします。
”設定”画面が開いたら、”年齢確認”を選びます。
画面が“年齢確認”画面に切り替わったら、“年齢確認結果”を選択します。
すると“年齢確認を行いますか?“という確認画面がポップアップしますので、”年齢確認”をタップします。
ここまでは、docomoとLINEモバイルの場合に、どちらのキャリアを使用しているかという選択肢が出る以外は、各キャリアでほぼ共通です。
これ以降はauでの手順となります。細かい部分はほかのキャリアと異なりますが、電話番号やIDとパスワードで、各キャリアの認証を受けるという方法自体は変わりないので、au以外のキャリアを使っている方も参考にしてください。
au ID とパスワードを入力してログイン
LINEアプリで年齢確認(認証)を行うことを決めると、LINEアプリの中からau IDのウェブサイトが呼び出されます。
もしau IDを持っていなかったり、パスワードを忘れたりした場合は、次の項の「au IDの取得方法」「au IDとパスワードを忘れてしまった場合」を読むか、以下の最初の画面にある”au ID・パスワードを忘れた”か”au ID新規登録”の項目を利用してください。
au IDのログイン画面が表示されたら、au IDとパスワードを入力して”ログイン”を選択します。すると2段階認証を送付した旨の画面が表示され、SMSが届きます。届いたSMSを確認して、リンク部分をタップします。
指定のブラウザが立ち上がり、au IDの2段階認証の画面が表示されますので”許可する”を選びます。
画面が許可済みのものに変わりますので、ブラウザの機能でタブを閉じます。自動では閉じないので、放っておくとタブがどんどん開かれてしまいますので気をつけてください。
ブラウザのタブを閉じてLINEアプリに戻ると、auからLINEへ年齢情報を伝えることの同意を求める画面が表示されますので、まず”利用規約を読む”をタップして利用規約を全表示します。
利用規約に目を通したら、auの暗証番号を記入して“同意する”を選択します。
完了報告の画面が表示されますので”OK”をタップしてください。
以上でLINEアプリ上での年齢確認は終了です。これであなたのLINEにおけるID検索・追加の制限はなくなりました。
au IDの取得方法
au IDはauと契約していれば取得できます。まだ取得していない場合は、以下の方法で取得してください。
- Androidユーザー
- プリインストール、もしくは設定画面に追加されている”au ID 設定”を立ち上げる
- 表示される「パケット通信に関する注意」に”同意”
- ”au IDの保存・設定”を選択
- 契約時に記した”暗証番号”を入力
- au ID用の”パスワード”を設定
- 表示される「確認画面」で”確認”をタップ
- iPhoneユーザー
- 以下のリンクから新規登録サイトへ飛ぶ
- QRコードを読み取り登録画面へ移行する
- ”電話番号”と契約時に記した”暗証番号”を入力
- ”au IDの新規登録”を選択
- au ID用の”パスワード”を設定
- 表示される「確認画面」で”確認”をタップ
au IDとパスワードを忘れてしまった場合
au IDが必要な場面はそう多くないので、一度だけ電話番号から変更できるIDやパスワードを忘れてしまう場合も少なくありません。
IDを忘れた場合は、以下の手段を使ってください。
- Androidの場合
- アプリ、もしくは設定の”au ID 設定”で確認
- iPhoneの場合
- 以下のリンクからSMSで確認
またパスワードを忘れた場合は、確認したau IDで、改めてau IDを新規登録し直して、パスワードを再設定します。
auでLINEの年齢確認が解除されない原因とその対処法
auのスマートフォンでLINEを使っているはずなのに、auを使っての年齢確認(認証)がうまくいかず、ID検索・登録が制限されたままの場合は、以下のような原因が考えられます。
格安SIMを利用している
あなたがLINEに使っているスマートフォンが、スマートフォン自体はauのもので、使っている回戦がauのものであっても、使っているSIMがauのものではない場合、残念ながらauでの年齢確認は利用できません。
mineoやUQ mobileなどau系のMVNOであっても同様です。
年齢確認を利用するには、auなどの3大キャリアに乗り換えるか、MNNO業者で年齢確認に対応しているY!mobile、LINEモバイルを利用するしかないのです。
キャリアに端末の利用者情報が登録されていない
確実にau(もしくは年齢確認に対応しているキャリア)と契約しているのに、LINEの年齢確認がうまくいかない場合は、あなたの端末の利用者情報が登録できていない可能性があります。特にオンラインショップでの購入では利用者情報が登録されていない場合がほとんどです。
この場合は、キャリアに問い合わせをして、利用者情報登録が済んでいるかを確かめ、まだだった場合は手近のauショップで使用者登録を済ませてください。
auでスマホを契約した日
auでスマートフォンを契約した当日も、利用者情報の登録が終わっていないために、LINEでの年齢確認ができない場合があります。
年齢確認ができていなくとも、LINEアプリでできることはたっぷりとありますから、翌日まで待ってください。
入力を間違えてロックがかかってしまった
au IDを入力する際に、パスワードを3回間違えるとauにロックされてしまい、その日のうちはもうIDとパスワードを入力できなくなります。
この場合は翌日になって、またIDとパスワードを入力できるようになるのを待つしかありません。
LINE ID以外の友達追加方法
ここまでLINEの年齢確認(認証)について説明してきましたが、LINE IDによる検索・登録にこだわらなければ、LINEで友だちを追加する方法はほかにもたくさんあります。
詳しい手順などは以下のリンク先の記事を参考にしていただくとして、ここではそのほかの方法を簡単に紹介します。
電話番号登録
LINEでは、スマートフォンの連絡先を連動させ、“友だち自動追加”機能をオンにしておくと、電話番号を使って自動的に友だちを追加してくれます。
非常に便利な機能ですが、LINE上で付き合いたいとは思っていない知人や仕事先の人間まで強制的にLINEの友だちになってしまうという大きな欠点もあります。
また、ID検索・登録と同様に、電話番号でも検索・登録が可能ですが、これまたID検索・登録同様、年齢確認が必要です。年齢確認のできるキャリアを利用していて、LINE IDはわからないものの電話番号はわかっているという場合のみ利用できる方法です。しかも相手が電話番号検索を許可しているという前提がつきます。
ふるふる
友だちが近くにいるのであれば、ふるふるは便利なLINEの友だち登録方法です。一緒にスマートフォンを振るというアクションもあり、一緒にイベント気分に浸ることもできます。
ただし、共にLINEに位置情報の使用許可を与えてさえいれば、という前提がつきます。
QRコード
QRコードは、LINEの友だちを追加するのに一番便利な方法です。友だちがとなりにいれば、QRコードをLINEアプリの画面に表示してもらい、それをあなたのLINEアプリで読み取るだけで済みますし、遠くにいるのならQRコードの画像をメールなどで送ってもらい、それをライブラリに保存して、LINEアプリで読み込むだけで済みます。
LINEアプリ上で、自分のQRコードは何度でも変更できますので、昔のQRコードが流出したとしても新しいQRコードに切り替えれば知らない人からの友だち申請が届くこともありません。一度決めたら変えられないLINE IDに比べて安全性も高い方法です。
PC版 LINE
実は、スマートフォンのLINEで年齢確認ができないためにID検索・登録に制限がかかっている場合でも、PC版のLINEアプリを使うと年齢確認不要でID検索ができます。
そのためには、PCでLINEアプリを立ち上げ、”友だち追加”タブに切り替えたあとで“友だち検索”をクリックします。
すると“友だち検索”のウインドウが開きますので、”ID”にチェックを入れてLINE IDを入力すればOKです。
ただし、自宅のPCでなら問題ありませんが、ネットカフェや学校などのPCでのLINEへのアクセスは、IDとパスワードを抜かれる危険性があるのでおすすめできません。利用の際は十分に注意を払ってください。
LINEの年齢確認を認証させよう!
QRコードやふるふるなどの、他の便利な友だち追加機能があるとはいえ、LINE IDや電話番号による友だち追加は非常に便利な機能です。LINEの年齢確認ができないと、それらの友だち検索・登録に制限がかかってしまいます。
格安SIMを利用しているなどの、どうしても年齢確認できない理由がない限りは、各キャリアの年齢確認を認証しておくことを強くおすすめします。