iPhoneの下取り価格一覧！各モデルで3大キャリア・Apple公式を比較！

日本では圧倒的な人気を誇るスマホが、Apple社のiPhoneです。日本におけるiPhone人気を支えているのは、Appleというブランド力であることに疑問の余地はありません。しかしそれ以上に影響を与えているものがあります。

それはiPhoneの開発と販売を手掛けるApple社が、新しいモデルのiPhoneをリリースする度に、世界を驚かす、最先端の技術に裏打ちされた新機能を紹介するからです。事実、iPhoneの進化は衰えを見せません。そんな最先端技術と高機能を実装した新しいモデルのiPhoneをぜひ手に入れたい、というのはiPhoneユーザーまた愛好家にとっての自然な願いです。

しかし最新モデルのiPhoneの価格は高額です。なかなか容易に購入できないのが現実です。しかしiPhoneの下取りプログラムを活用すれば、お得な価格で最新モデルのiPhoneを購入できます。そこで疑問に浮かぶのは、どんなiPhoneでも下取り価格は高額なのかどうか、ということです。

下取り価格が高額なら、安く最新モデルのiPhoneを購入できますが、下取り価格が安ければ、最新モデルのiPhone購入を見合わせなければなりません。iPhoneの販売元であるApple、また携帯電話キャリアであるドコモ、au、ソフトバンクのiPhone下取り価格はいくらなのでしょうか。下取り価格の決め手は何でしょうか。これから検証します。

iPhoneの下取り価格の決め手になるのは、下取りをしてもらうiPhoneのモデルです。これはiPhoneだけに限らず、すべての中古製品に言えることですが、最新モデルであればあるほど下取り価格は高くなります。Appleまた携帯電話キャリアであるドコモ、au、ソフトバンクの下取り価格も同様の指標で決められます。

ですから自分のiPhoneが最新モデルに近ければ、高額な下取り価格を期待できます。もちろん保存状態がよくなければ、下取り価格は減額されます。

では最新モデルとはかけ離れた、古いiPhoneの下取り価格については、Appleや携帯電話キャリアであるドコモ、au、ソフトバンクはどのようなスタンスをとっているのでしょうか。結論を言えば、古いモデルのiPhone下取り価格は、中古iPhoneの買取業者の買取価格とほぼ同額になります。

つまりAppleや携帯電話キャリアで古いモデルのiPhoneを下取りしてもらうことに旨みはないということです。しかし古いモデルのiPhoneの下取り価格に関しては、携帯電話キャリアであるソフトバンクがお得かもしれません。その理由は、ソフトバンクが提示する、古いモデルのiPhoneの下取り価格が崩れにくいからです。

古いモデルでなおかつ中古であれば、中古市場での価格の変動は大きいはずです。しかしソフトバンクの買い取り価格は、そうした中古市場の動向に大きく左右されることはありません。このように、他のキャリアとは違い、ソフトバンクの古いモデルの下取り価格が安定していることは、ユーザーにとっては大きな強みと言えます。

iPhoneの下取りプログラムを実施しているのは、携帯電話キャリアであるドコモ、au、ソフトバンクだけではありません。iPhoneの販売元であるAppleもiPhoneの下取りを行っています。ではAppleの下取り価格はいくらなのでしょうか。すべてのモデルのiPhoneの下取りを行っているのでしょうか。

以下にAppleでのiPhone下取り価格の一覧を紹介します。

 

この一覧表に載せられていない、古いモデルのiPhoneに関しては、Appleは下取りを行っていません。下取りは行いませんが、無料で回収しリサイクルに出します。上の一覧表に載せられているiPhoneのモデルに該当しないiPhoneの下取りを考えているなら、他のキャリアかiPhone買取ショップでの下取りをお勧めします。

ではこれから携帯電話3大キャリアであるドコモ、au、ソフトバンクが提示する、iPhoneの下取り価格を1つずつ取り上げます。まずはドコモの下取り価格がどのように設定されているかを見ていきます。

以下にドコモのiPhone下取り価格の一覧を紹介します。

 

携帯電話キャリアのドコモは下取り価格に関して適用条件を定めています。特に第三者から購入したiPhoneである場合には満たすべき条件があります。その条件には、そのiPhoneが正規代理店で購入されたものであること、また下取り後はドコモのiPhoneを購入することなどが含まれています。

携帯電話キャリアのドコモは、他のキャリア2社とは違い、他キャリアのiPhoneでも下取りをしてくれるサービスを実施しています。ドコモが販売したiPhoneの場合、例えば下取り価格が最も高額な機種はiPhone XS Max（512GB）で、良品なら下取り価格は80,000円です。

他キャリアのauやソフトバンクが販売したiPhone XS Max（512GB）であれば下取り価格は75,000円です。下取り価格に5,000円ほどの差はありますが、通常、他のキャリアで購入したiPhoneは下取りをしてもらうのが難しいことを考えると、ユーザーにとってこれはとてもありがいサービスであると言えます。

続いて携帯電話キャリアである、auのiPhone下取り価格を紹介します。auの下取り価格一覧表には、auが実施しているポイントサービスによって付与される合計ポイント数も記載されています。

以下にauのiPhone下取り価格の一覧を紹介します。

 

携帯電話キャリアのauはドコモと同様に、下取り価格に関して適用条件を定めています。基本的に2つあり、下取りをしてもらうために売却するなら、その後auのiPhoneやスマホ、タブレットを購入することと、下取りする対象機種のiPhoneに故障や水漏れがなく正常に動作することです。

最後に、携帯電話キャリアであるソフトバンクのiPhone下取り価格を紹介します。ソフトバンクは他のキャリアとは違う下取りのサービスを実施しています。それは月々の通信料金を割引、下取り価格に対応するキャッシュバックを行うというものです。

以下にソフトバンクのiPhone下取り価格の一覧を紹介します。一覧表には月々の通信料金を記載しています。

 

携帯電話キャリアのソフトバンクは、下取りプログラムを実施しているだけでなく、下取り機種に応じた割引特典のキャンペーンも実施しています。ソフトバンクが提供する割引特典は、通信料金からの割引をするというものです。

つまりドコモやauとは異なり、下取りしたい機種の下取り価格を差し引いた金額で最新モデルのiPhoneを購入するということではなく、月々の通信料を下取り価格に応じて割引し提供する、というビジネスモデルを採用しています。

他のキャリアであるドコモやauと同様に、ソフトバンクが提供する割引特典も一定の条件を満たさなければ適用されません。ソフトバンクの公式ページが指摘する主な適用条件は、ソフトバンクで購入したiPhoneであることや、下取り後ソフトバンクが指定する機種でなければ購入できないこと、また改造されたものは下取りをしない、などがあります。

ソフトバンクは、基本的に適用条件を満たしていないiPhoneの機種の下取りはしませんが、ドコモやauとは異なり、たとえ対応機種ではなくても、「故障端末買取キャンペーン」に申し込みTポイントを贈与するというサービスを展開しています。最大で9,000ポイントのTポイントが貰えます。

これまで、iPhoneの販売元であるApple、また携帯電話キャリアであるドコモ、au、ソフバンクが提示する下取り価格の一覧を紹介しました。しかし、下取り、あるいは買取オプションは他にもあるのでしょうか。これからApple、キャリアであるドコモ、au、ソフトバンク以外の下取りオプションを２つ紹介します。

Apple、キャリアであるドコモ、au、ソフトバンク以外のiPhoneの下取りオプションとしてお勧めなのが「イオシス」です。「イオシス」は、大阪に本社を置く中古家電製品の販売や買取を行い、特に携帯端末や中古パソコンの販売買取を中心に行っています。「イオシス」のiPhone下取り価格はいくらでしょうか。

「イオシス」の下取り価格の一覧を紹介します。


 

Apple、キャリアであるドコモ、au、ソフトバンク以外のiPhoneの下取りオプションとして、もう1つお勧めなのが「ネットオフ」です。「ネットオフ」は名古屋市に本社を置く「宅配買取」のパイオニア的会社です。「ネットオフ」の下取り価格の基準は、Apple、またキャリアであるドコモ、au、ソフトバンク下取り価格基準と比べ、とても異なっています。

これまで考えてきたように、下取り価格を左右するのは、どの機種のiPhoneを下取りに出すか、またその保存状態です。壊れていれば下取り価格は安くなります。しかし「ネットオフ」は大きな故障や画面割れがなければ定額で買い取ってくれます。つまり下取り価格に変動はないということです。

「ネットオフ」の下取り価格の一覧を紹介します。

 

これまで、Appleの下取り価格の一覧表、ドコモの下取り価格の一覧表、auの下取り価格の一覧表、ソフトバンクの下取り価格の一覧表、そしてイオシスの下取り価格の一覧表とネットオフの下取り価格の一覧表を紹介してきました。結論から言って、Phoneの下取り価格が最もお得なのはどこでしょうか。

紹介したすべての下取り価格一覧表を比較すれば、買い取り価格は、イオシスやネットオフなど、買取ショップのほうが高額であることが分かります。確かに、iPhone XS Max（512GB）で比較してみると、ドコモの下取り価格と、ネットオフの買い取り価格は同じであることが分かります。しかしそこには価格に見られない大きな違いがあります。

買取ショップは基本的に現金で支払ってくれます。しかしAppleや、ドコモ、au、ソフトバンクなどのキャリアは、新機種購入時の際の機種代割引や、利用料金の割引、またポイントによるキックバックがあるだけです。つまり、Appleやキャリアの下取りプログラムを利用するより、買取ショップに持ち込んで売却した方がかなりお得なことが分かります。

iPhoneを売るなら買取ショップがお得であることは分かりました。しかし買取ショップは、すべての中古iPhoneの下取り価格は定額一律ではありません。売却したいiPhoneの容量が大きければ下取り価格は高くなりますが、容量が小さければ買い取り価格は安くなります。

新品のiPhone購入の際、同機種でも容量が大きければ購入価格が高くなることを考えれば、理解できることです。

買取ショップでiPhoneを売却する際、もう1つ覚えておくべき大切なことがあります。それは携帯電話キャリアの販売しているiPhoneか、それともsimフリーのiPhoneかによって買取価格に差が出るということです。simフリーであれば、海外のどの国に行っても、その国の携帯電話会社のsimを購入し挿入すればすぐに使用できます。

しかし携帯会社が販売しているiPhoneはそうは行きません。自社のsimカードしか利用できないようにするためロックをかけているからです。ですから販売する側としても、日本仕様限定のiPhoneより、simフリーのiPhoneのほうを高額で買い取ります。

Appleや携帯電話キャリア、またiPhone買取ショップなどのiPhoneの下取り価格は様々です。大切なのはiPhoneの下取り価格をよく精査して、お得に売却することです。高い金額を払って購入したiPhoneの叩き売りはしたくありません。下取り価格の高いオプションを選び、割安で新モデルのiPhoneを購入しましょう。