2019年09月21日更新
iPhoneのカレンダーの予定が消える原因と対処法!復元する方法などを解説!
iPhoneのカレンダーの予定が消える原因と対処法を紹介していきます。アップデート後のバグで非表示になっているだけなので、iPhoneのカレンダーの予定が消えることがあっても、本記事に載せている対処法をもとに冷静に対応しましょう。
目次
iPhoneのカレンダーの過去の予定が消える原因とは?
近年スマホ普及率が高まり、スケジュール管理を紙の手帳ではなくスマホで行う人も増えています。スマホでカレンダー機能を活用してスケジュール管理を行うメリットとしては、手帳を持ち歩く必要がないことやいつでも簡単に予定を書き込めたり確認できることが挙げられます。
スマホの中でもiPhoneを利用している人は多いでしょう。しかし、iPhoneのカレンダーには不具合が発生することがあります。それはカレンダーの過去の予定が消える、というものです。過去の予定を見返したいとき、勝手に消えていたら悲しい気持ちになってしまうことでしょう。iPhoneのカレンダーの過去の予定が消える原因はいったい何なのでしょうか。
非表示になっている
iPhoneのカレンダーの過去の予定が消えたのではなく非表示になっていることが原因の場合もあります。表示されないので一見削除されたように感じてしまうかもしれませんが、非表示なだけで削除されたわけではありません。
アップデート後にバグが起きている
iOSのバージョンをアップデートした際にカレンダーのデータ移行に失敗してバグが発生しているのが原因かもしれません。アップデートに伴うバグが原因の場合は、一時的なものなのでバグが消えるのを待ちましょう。
アップデート前には必ずバックアップを取ろう
アップデートによる一時的なバグが原因といっても、iPhoneのカレンダーを頻繁に利用するユーザーにとっては少しの間でもカレンダーを使えないのは痛手です。対策としては、アップデート前にバックアップをとって置くことをオススメします。バックアップをとってアップデートし、バグで過去の予定が消えてしまった場合は次の方法で復元してみましょう。
iPhoneの設定アプリから『一般』、『ソフトウェア・アップデート』の順にタップしてアップデートを行いましょう。次に、iPhoneの設定アプリから『カレンダー』をタップし、ログインしているアカウントを選択しましょう。続いて設定アプリのカレンダー画面から『同期』、『すべてのイベント』の順にタップしましょう。これで復元できるはずです。
iPhoneのカレンダーの非表示で消える予定を復元するには?
iPhoneのカレンダーで非表示になってしまっている予定を復元するにはどうしたらいいのでしょうか。アップデート後のバグが原因の場合の対処法は上で説明したので、ここからは純粋に非表示になってしまっているスケジュールの復元方法を紹介していきます。
非表示の予定を表示する手順
非表示の予定を再表示する方法を紹介します。iPhoneの設定アプリを開いて『カレンダー』をタップしましょう。
カレンダー設定画面の『同期』をタップしましょう。同期の期間を選択できます。2週間前のイベント、1か月前のイベント、3か月前のイベント、6か月前のイベント、すべてのイベントという選択肢が表示されます。デフォルトでは『1か月前のイベント』となっています。
この中から、消えた予定が含まれている期間を選択しましょう。例えば表示させたい予定が5か月前の場合は、『6か月前のイベント』に設定します。よくわからない場合は『すべてのイベント』に変更しましょう。これで再表示されるはずです。
スケジュールが多すぎるとカレンダーが重くなる可能性も
スケジュールがあまりに多すぎるとカレンダーが重くなる可能性もあります。その場合、上の手順で『すべてのイベント』に変更すると、重すぎてスケジュールが反映されなくなる可能性があります。スケジュールをたくさん記入している場合は、同期設定は1か月前までに設定した方が無難でしょう。
iPhoneのカレンダーで消える予定を復元するには?
続いてiPhoneのカレンダーで消える予定を復元する方法を紹介します。上では非表示となった場合の復元方法を紹介しましたが、ここからはiPhoneのカレンダーから過去の予定が完全に削除された場合の対処法を紹介します。方法は2つあります。
iCloudから予定を復元する方法
1つはiCloudから予定を復元する方法です。iCloudに保存しているバックアップデータをもとに、iPhoneのカレンダーで消える予定を復元させていきましょう。まずはiCloud公式サイトへ行き、サインインしましょう。続いて『設定』を押しましょう。
iCloudに登録されているデバイスの情報が表示されます。『詳細設定』の『カレンダーとリマインダーの復元』を押しましょう。
次の画面で復元する日付の選択画面が表示されます。削除されたカレンダーの日付よりも前の日付を選択して『復元』をクリックしましょう。これがiCloudを使った、iPhoneのカレンダーを削除前の状態に元通りにする方法です。
iCloudにカレンダーのバックアップが行われている必要がある
iCloudを使ってカレンダーの予定を復元するには、事前にiCloudにカレンダーのバックアップを行っていなければいけません。バックアップしたデータを元に復元を行うので当然といえます。iCloudにカレンダーのバックアップをとっていない場合は、もう一つの方法を試してみましょう。
復元ソフトを使って予定を復元する方法
もう一つはPhoneRescueというiOS・Androidデータ復元専用ソフトを使った方法です。PhoneRescueはパソコンソフトで、パソコンとiPhoneを繋いだ状態でデータの復元を行います。無料版と有料版があり、無料版では復元を行うことはできません。復元したいデータをスキャンできるかの確認かつスキャン結果のプレビューまでしかできないのです。
実際にデータを復元したい場合は有料版を選ばざるを得ません。税抜き4,980円で購入ができます。カレンダー以外のデータ復元も可能なので、iPhoneが故障してデータがすべて飛んでしまった場合等、万一に備えて購入しておくのもいいでしょう。PhoneRescueでの復元作業は、パソコンと有料版の購入が必須ということです。
Phone Rescueをインストールしよう
PhoneRescueでカレンダーを復元することに決めたら、早速インストールしてみましょう。とはいってもいきなり有料版を購入するのはハードルが高いという方もいるでしょう。まずは無料版でどんなソフトなのかを見極めて、決心がついたら有料版に移行して復元を行うのが良いでしょう。ということで、まずは気軽に無料版をインストールしてみましょう。
パソコンを開いたら、まずPhone Rescueのホームページに行きましょう。Google等の検索エンジンで名前を入力して検索すれば一番上あたりに出てきます。中央の『紛失されたiOS&Androidデータを一瞬で救う』というキャッチフレーズ下の『無料体験』をクリックしましょう。有料版を購入する場合はその下の『今すぐ購入』から手続きを進めましょう。
Windows版とMac版の2種類があります。お持ちのパソコンに合った方をダウンロードします。『無料ダウンロード』をクリックしましょう。
画面左下の赤枠部分にインストーラーがダウンロードされます。赤枠部分をクリックして、インストーラーを実行しましょう。
『ユーザーアカウント制御』という画面が出て、このアプリがデバイスに変更を加えることを許可してよいか、という旨の確認をされたら『実行』をクリックしましょう。Phone Rescueのインストールが完了したら、あとは画面の指示に沿って言語設定等のセットアップを行いましょう。
Phone Rescueを使ってスケジュールを復元する手順
それではPhone Rescueを使ってスケジュールを復元してみましょう。何度も言うように復元は有料版でないとできません。Phone Rescueを起動しているパソコンにiPhoneを接続しましょう。画面下に『お使いのiPhoneが接続されました!』と表示されます。
バックアップがある場合は『iTunesからリカバリー』または『iCloudからリカバリー』をクリックしましょう。どちらにもない場合は『iOSデバイスからリカバリー』をクリックしましょう。続いて右下の矢印アイコンをクリックしましょう。iPhoneの中身の解析が始まります。
iPhoneの中身の解析が終わったら、iPhoneの中にあるデータのプレビューが表示されます。『個人データ』の『カレンダー』を選択しましょう。
次の画面でカテゴリーを『削除された項目を表示』に変更しましょう。あとは復元先をパソコンかiPhoneのどちらか選択すれば、Phone Rescueを使ったスケジュールの復元は完了です。
iPhoneのカレンダーの予定が消える場合は冷静に対処しよう
iPhoneのカレンダーの予定が消えるのは、ほとんどの場合非表示になっているだけなので、本記事で紹介した方法を使って冷静に対処しましょう。