2019年05月31日更新
iPhoneの着信音量の調節方法!端末から出る音量と分けて設定するには?
iPhoneの着信音量を調整することは簡単です。しかし、iPhoneには3つの音量が設けられています。アプリと通話の音量をとってもその設定方法は異なります。特に、アラーム通知には注意が必要です。着信音量の調整とその注意点をご紹介します。
目次
iPhoneには3種類の音量がある
iPhoneには音量を設定するうえで3種類があります。どれも音の大きさを設定することに変わりはないのですが、どのような音量の設定であるかを知っておく必要があります。どのような設定であるかを知らないととんでもないことにつながります。
例えば、アラームの音量設定をした覚えはないのに目覚ましの音量が下がってしまい遅刻してしまうということもあります。
着信音量・通知音量
iPhoneの音量設定の中に「着信/通知音量」があります。「着信/通知音量」では電話やメールなどの通知音を設定することになります。iPhoneで「着信/通知音量」を設定するためにはアラーム音も変化してしまうことに注意しましょう。つまり、「着信/通知音量」を下げてしまうと目覚ましの音量も下がってしまうので注意しましょう。
iPhone上で「着信/通知音量」を設定するためにはiPhoneの側面にあるボリュームボタンを押すことで調節できます。また、iPhoneで”設定”をタップし”サウンド”を選択しましょう。その後、「着信音と通知音量」にあるスライドバーを使って調節することもできます。
音量
iPhoneの「音量」はアプリの音量や音楽の音量を調整する設定になります。標準アプリの「時計」以外のアラームアプリの場合はiPhoneで「音量」を調整することで大きさを変えることができます。iPhoneでアプリを起動させ側面のボリュームボタンを押すことで調整することができます。
iPhoneの「音量」はコントロールパネルから調整することも可能です。コントロールパネルを開いたら右方向へスワイプすれば「音量」の画面が表示されます。ここにあるスライドバーを動かすことで調整することができます。
電話の受話音量
iPhoneで電話している時に相手先から聞こえる音量というのは他の音量設定から独立しています。また、電話の受話音量は通話中のみ変更することができます。通話中に側面にあるボリュームボタンを押すことで大きさを変更できます。
3つの音量設定で重要なのはそれぞれの音量設定の意味を理解して使い分けることです。使い分けることでそれぞれに合った音量を設定することができ、必要なく音量を最大にすることもアラームの音を消してしまい遅刻してしまうケースから回避することもできます。
時計のアラーム音は使用アプリによって反映される音量が異なる
アプリにはそれ自体に音量設定がついているものがあります。その場合ではアプリで設定されている音量がiPhoneで設定している音量を組み合わせて発音することになります。そのため使用アプリによって反映される音量も変わります。これは時計アプリも同様になります。
よって、アラーム音を設定したい場合にはiPhoneの設定だけでなく、アプリ上での設定も必要になります。特に、目覚ましアラームを標準アプリ以外で対応させているのであれば要注意です。
iPhoneの着信音量の調整方法
iPhoneの着信音量を設定するためにはいくつかの種類がありました。先ほどはiPhoneで使い分けている音量の種類をお伝えしましたが、ここからは実際にiPhoneの音量調整をするための方法についてまとめていきます。
iPhoneで音量調整をする場合は3つの方法が考えられます。それは側面にあるボリュームボタンを使う方法、コントロールセンターで調整する方法、設定アプリを使う方法です。いづれの方法にしても操作方法は簡単ですぐできます。しかし調整を間違えるとアラーム機能を無効化することにもなりますのでご注意ください。
音量ボタンを使う
まずは音量ボタン(ボリュームボタン)で操作する方法です。iPhoneの側面についているボリュームボタンは起動中のアプリの音量を調整したり、操作中にボリュームを微調整したいときに重宝します。単純にボリュームボタンを押せば音量の大小を操作することができ、特に準備するものはありません。
コントロールセンターで調整
iPhoneでコントロールセンターを開くためには画面を上方向にスワイプすることで可能です。最初のコントロールセンター画面を左方向にスワイプすることで音量調整することができます。ボリュームボタンとは異なり、段階的にではなく、細かい音量調節が可能です。
別アプリを作動させているときにも音楽アプリの音量を調整することができますので、アプリの行き来をスムーズに行うことができます。コントロールセンターを使って音量を細かく設定してみましょう。
設定アプリのサウンドで調整
iPhoneの設定アプリを開き、”サウンド”を選択しましょう。ここにある「着信と通知音量」という項目を調整することで音量の大小を決めることができます。iPhone上で基本的な音量調整をするためにはこの方法を知っておく必要があります。また、操作次第でボリュームボタンを使えなくすることもできます。
電話の受話音量の調整方法
ここまで音量調整の3つの方法をご紹介しました。しかし、iPhoneでは音量調整の際に例外が1つあります。それが電話の受話音量です。この音量はiPhone上で通話時にしか変更することができません。そのため時報などに連絡して調整する必要があります。話中にボリュームボタンを押せば調整することができます。
iPhoneの着信音量を固定するには
いつの間にかiPhoneで設定していたはずの音量が変更されていると思った時はありませんか。ふと、誰かのいたづらかと思うほどの大音量が発生してしまったり、なるはずの音が鳴らずに気が付かないといった経験はないでしょうか。またはiPhone自体の故障かと思って修理に出してしまった方もいるのではないでしょうか。
iPhoneの音量が変更してしまうのはiPhoneの故障でもなければ、誰かのいたづらでもありません。こうした事態を避けるためにiPhoneで設定している音量を固定させる方法があります。この方法を知っておけばiPhoneの音で驚かされることもないでしょう。
着信音量・通知音量を固定する方法
iPhoneには3つの音量があることはすでにご紹介していますが、アプリの音や音楽の音量、受信音量の3つに分けれていました。こうした音量を変更するためにはiPhoneの側面についているボリュームボタンで操作することができました。このボタンをうっかり押してしまうというケースはかなり多いでしょう。このケースを回避するための方法があります。
iPhoneの”設定”を開き、”サウンド”を選択してください。そこには音量を変更できるスライドバーがあります。今回はその下にある”ボタンで変更”をOFFにします。これによってボリュームボタンで音量を操作することができなくなります。つまり、iPhoneの音量を変更してびっくりすることが無くなります。調整するときにだけONにするようにしましょう。
iPhoneの内臓スピーカー以外の音量について
ここまでiPhoneに内蔵されているスピーカーの音量調整の方法と注意点をご紹介してきました。しかし、iPhoneと一緒に使うEarPodやワイヤレスヘッドフォンはそれぞれ音量を独立させています。そのためiPhoneでいくら調整させておいても外部端末の設定が変わっていなければ音量調整は完了させることができません。
外部端末の音量設定はそれぞれが別個に設定される仕組みになっているため、外部端末の中にスピーカーが搭載されている場合には特有の音量の設定に変更されてしまいます。例えばiPhoneにイヤフォンを指すとそれまでに流していた音量が変更されることになります。この音量は特有の水準に変更されるため外部端末や起動中のアプリによって異なります。
試しに音楽を流して音量を最小にしてみてください。そのままEarPodなどの外部端末を接続してみましょう。コントロールパネルに表示されている音量スライダーが左右に動きます。その地点がその外部端末が平均水準と判断している音量です。よって大きな音量に驚きたくないのであれば外部端末を接続し音量を調節した後に音を流すようにしましょう。
iPhoneの着信音量の調節や音量の使い分けができると便利!
iPhoneの音量調節は簡単です。しかし、iPhoneには3つの種類が設けられており、目的に合った種類の音量を調節しないといけません。裏を返せば目的に合った音量をあらかじめ決めておくことができるということです。音楽を聴くときや通話するときなど目的に合わせてiPhoneを使いこなしましょう。