2021年04月15日更新
Apple Musicでイコライザを使う!おすすめの設定は?[iPhone/Android]
Apple Musicの音楽をより良い音質で聞くためには、イコライザを設定するのがおすすめです。イコライザの設定方法は、iPhoneとAndroidでそれぞれ違います。この記事では、Apple Musicをより楽しむためのイコライザの設定方法を解説します。
目次
Apple Musicで必須!イコライザとは?
Apple Musicの音楽を楽しんでいるときに、音質が気になると言うときがあります。流れてくる音楽の音質が気になるときには、イコライザを設定するといいでしょう。
イコライザとは、音の周波数帯ごとの強弱を設定することで好みの音質にできる機能です。音楽の種類によって、低温を強調した方が良い曲、中音域のボーカルをしっかり聴きたい曲、高音域を派手に響かせたい曲など、最も適した音質はさまざまです。
Apple Musicを聞く上でより快適に音楽を楽しむためには、イコライザは欠かせない機能です。この記事では、Apple Musicでのイコライザの設定方法について詳しく解説します。
Apple Musicでイコライザを設定する方法
Apple Musicの音楽をより高音質で楽しむために欠かせないのがイコライザの設定だと言うことは理解していただけたことでしょう。それでは、実際にイコライザを設定する方法を解説します。
Apple MusicはiPhoneだけでなく、AndroidでもPCでも楽しめます。iPhone、Android、PCでApple Musicのイコライザを設定する方法を見ていきましょう。
iPhoneでの設定方法
iPhoneでのApple Musicのイコライザの設定方法は、Apple Musicを再生するミュージックのアプリではなく、iPhoneの「設定」アプリで行います。まずは、「ミュージック」のアプリでApple Musicを流した状態でiPhoneの「設定」を開いて、「ミュージック」>「イコライザ」と進みます。デフォルトの設定ではイコライザはオフになっています。こちらをオンにします。
すると、設定できるイコライザが23種類選択できます。実際にiPhoneから流れている音楽を聴きながら、好みの音質のイコライザに設定しましょう。
Apple Musicはどれがおすすめ?iPhoneで選べる24のイコライザの特徴
Apple Musicには23種類ものイコライザの設定があるので、どれを選んだら良いのか迷ってしまう方もいます。基本的に自分で音を聞きながら、好みの音質のイコライザを選択すれば良いのですが、それぞれどのような特徴があるのか簡単にお伝えします。
イコライザの種類 | 音質の特徴 |
Acoustic | ボーカルを抑え気味にして楽器の響きを重視した音質 |
Bass Booster | 低温を強調した音質 |
Bass Reducer | 低温を抑えた音質 |
Classical | 中音域を抑え気味にして楽器の音を強調したクラシック向けの音質 |
Dance | 低音から中音が強調された音質 |
Deep | 低音が強調されて高音が抑え気味の全体的に重たい音質 |
Electronic | 低音と高音が強調された電子音楽向けの音質 |
Flat | すべての音域が平均的な通常の音質 |
Hip-Hop | 低音と高音が強調されたメリハリのきいた音質 |
Jazz | 中音が強調されたジャズ向けの音質 |
Late Night | 音のメリハリを抑えたフラットな音質 |
Latin | 低音と高音が強調されて打楽器が特に響く音質 |
Loudness | すべての音域が強調されていて賑やかに聞こえる音質 |
Lounge | 中音が強調されたボーカル向けの音質で穏やかに聞こえる |
Piano | 中音から高音がクリアに聞こえるピアノ向けの音質 |
Pop | 中音が強調されたボーカル向けの音質 |
R&B | 低音が強調されたR&B向けの音質 |
Rock | 低音と高音の楽器音が目立つロック向けの音質 |
Small Speakers | スピーカーが小さい場合におすすめの音質 |
Spoken Word | 人の声専用の音質でラジオやポッドキャストにおすすめ |
Treble Booster | 人の声の高音域を強調したドライに聞こえる音質 |
Treble Reducer | 高音を抑えたこもるような温室 |
Vocal Booster | 中音域が極端に強調されたボーカル向けの音質 |
Androidでの設定方法
Androidでも、Apple Musicでの設定ではなく、Androidの設定でイコライザを設定します。まずはApple Musicのアプリを開いて、右上の「︙」をタップします。「設定」を開いて「EQ」をタップします。するとAndroidのイコライザの設定にアクセスできます。
Androidのイコライザの種類は機種によって違います。Apple Musicで音楽を聴きながら、お使いの機種で設定できるお好みの音質に設定してみましょう。
イコライザアプリを使うのもおすすめ!
なお、iPhoneとAndroidでイコライザの設定をするのなら、イコライザアプリを使うのもおすすめです。iPhoneとAndroidそれぞれにイコライザアプリがあります。スマホにデフォルトで設定されているイコライザの音質よりも微調整が可能なアプリもあるので、Apple Musicの音質に大きくこだわるようであればイコライザ専用アプリも利用してみましょう。
iPhone向けのイコライザアプリはこちらの記事でご覧ください。
Android向けのイコライザアプリはこちらの記事で紹介しています。
PCでの設定方法
Apple MusicはPCのiTunesでも楽しめます。Apple MusicをPCで聞くときには、iTunesのイコライザを設定することで音質を変えられます。
iTunesをPCで起動したら「表示」>「イコライザを表示」と進みます。すると音の周波数帯ごとの強弱を変更できるスライダーが表示されます。また、その上ではプリセットされた音質も選択できます。
プリセットされた音質の種類を選択するか、スライダーを動かして音質を好みのものに変えるか、どちらかでiTunesで音楽をイコライザを設定できます。
Apple Musicでイコライザの設定以外に高音質再生を実現する方法
Apple Musicの音質を良くするためぬには、イコライザの設定以外にもできることがあります。イコライザ以外の音質の変更方法も最後に見ておきましょう。
ビットレートを引き上げて高音質に設定する
ビットレートとは1秒間あたりに送受信するデータの量のことです。数字が大きくなればなるほどデータ量が増えるので、音楽なら音質が良くなります。Apple Musicでは音質を128kbpsと256kbpsから選べます。初期設定では128kbpsになっているのを、256kbpsに引き上げることで音質をよくなります。
ただし、スマホでストリーミング再生で聞く場合には256kbpsにするとApple Musicで使うデータ通信量が純粋に2倍に増えます。毎月のパケットに制限がある場合には、パケットを早く使い切ってしまう可能性が高くなるので、データ通信量には注意しましょう。
Apple Musicはイコライザの設定でもっとすてきに音楽を楽しもう!
この記事では、Apple Musicでイコライザを設定する方法を解説しました。イコライザで音質を変えると、本当に同じ音楽なのかと驚くくらい音の響きが変わります。ぜひ、Apple Musicでまだイコライザの設定を試していない方は、ぜひイコライザで音質の変化も楽しんでみましょう。