2021年05月16日更新
読書記録アプリを比較!無料・シンプルなおすすめアプリを紹介!
おうち時間が増える中で、読書を始める方が増えています。元々本好きだった方も、おうち時間の有効活用で読書を始めた方も、読書記録をアプリで取れば何をいつ読んだのか後から振り返ることができます。この記事では無料で使えるおすすめ読書記録アプリをご紹介します。
目次
- 1読書記録アプリの選び方のポイントは?
- ・アプリの機能はシンプルか多機能か
- ・メモや評価の入力はしやすいか
- ・デザイン性
- ・本の検索方法
- ・本をステータスで分類できるか
- ・共有方法
- ・人気の本のランキング機能があるかどうか
- 2おすすめの無料読書記録アプリ
- ・シンプルで誰でも使いやすい「Bookstand」
- ・本の連続登録可能!読書が楽しくなる「読書管理ビブリア」
- ・とにかく自分の読書体験に集中したい方におすすめの「美しい読書管理 Yomoo」
- ・子どもにも大人にもおすすめの「ブクログ」
- ・他のユーザーとの交流が楽しい「読書メーター」
- ・楽天ブックスをよく利用するのなら「Readee」
- ・図書館で本を借りた本を読む派なら「My読書ノート 」
- ・本の登録が楽にできる「Handy Library」
- ・フォルダ作成数は無制限!「蔵書マネージャー」
- ・感想の共有機能が充実している「ReadHub」
- ・子どもに読んであげた絵本の記録なら「ミーテ -絵本読み聞かせ記録アプリ- 」
- 3読書記録アプリでどんな本を読んだのか記録していこう!
読書記録アプリの選び方のポイントは?
おうち時間が増える中で、余裕ができた時間の有効活用方法として読書を始める方が増えています。しかし、闇雲に本を読んでいると、同じ本を購入してしまったり、どんな本をいつ読んだのか忘れてしまったりします。
そこで読書が好きな方や、これから読書を始めたい方におすすめなのが読書の記録をつけられるアプリの活用です。iPhoneのAppストアやAndroidのGoogleプレイストアで検索すると、いろいろな読書記録アプリが出てきます。
この記事では、読書記録アプリはどのように選んだらいいのかお伝えした上で、特におすすめしたい読書記録アプリをご紹介します。まずは、読書記録アプリの選び方のポイントをお伝えします。
アプリの機能はシンプルか多機能か
読書記録アプリを選ぶときには、どのような機能を使いたいのかを考えてから選びましょう。読書記録アプリには、シンプルに読んだ本の記録を付けるだけのものと、SNS機能やグラフ化機能が充実している多機能なものがあります。
自分が読書をどのくらい頑張っているのかを振り返りたい方や、読書傾向を分析したい方にはグラフ化機能があると便利です。他の人と読書体験を共有したい方にはSNS機能は欠かせません。
しかし、ただ単に自分が読んだ本を記録していきたい方には、本の登録と感想をメモするだけのシンプルな機能のものの方がいいでしょう。どのような機能を使いたいのかで、選ぶアプリを選びましょう。
メモや評価の入力はしやすいか
メモや評価の入力欄の使い勝手も重要です。読書記録アプリには感想を入力するためのメモ欄がありますが、シンプルに文章を入力していくだけのものもあれば、細かい項目を評価するアプリもあります。あなたにとって使いやすい入力欄かどうかが、ストレスなく長く使い続けるためには大切です。
デザイン性
読書記録アプリといっても、それぞれのアプリごとにデザインが全く異なります。この記事でご紹介するアプリの中にも、かわいらしいキャラクターをあしらったアプリもあれば、白一色のシンプルな背景のデザインのアプリもあります。
アプリを利用するときのテンションやモチベーションは、アプリのデザイン性にも大きく左右されます。自分の好みのデザインなら使い続けるのが楽しくなります。あなたの好みに合ったデザインのアプリかどうかも確認しましょう。
本の検索方法
本の検索方法にはどのような方法を採用しているのかも確認しましょう。ここ最近、ほとんどのアプリで採用している方法が、本の裏表紙に付いているバーコードをアプリで読み取る検索方法です。この方法だと、スマホカメラでバーコードを読み取るだけなので簡単に本を探せます。
その他にも、本のタイトルや著者名での検索や、これから読みたい本を探すときにはジャンルから探せる本もあります。アプリごとに用意されている検索方法が異なるので、あなたにとって使いやすい検索方法のアプリを選びましょう。
本をステータスで分類できるか
本のステータスとは、その本がどのような状態かを示したものです。「未読」「読書中」「読了」が通常のステータスです。ステータスを記録できるかどうかもアプリによって違います。また、アプリによっては「読みたい本」など、まだ手元にない本についてのステータスもつけられるものもあります。
どのように読書を勧めていきたいかによって、ステータスの表示方法も読書記録アプリを選ぶポイントにしましょう。
共有方法
読書記録アプリを選ぶときには、他の人と読書体験を共有したいのか、自分だけの記録にしておきたいのかも考えて選びましょう。ここ最近では、読書記録アプリに限らず、多くの種類のアプリにTwitterやFacebookなどのSNSへの投稿機能が搭載されています。
また、読書記録アプリの中には、アプリ内独自のSNS機能で、ユーザーが投稿したレビューをアプリ内で見たり、レビューに対してコメントできる機能などを備えているアプリもあります。アプリ独自のイベントを開催していて、知らない人ともつながりやすいアプリもあります。
他の人と読書体験を共有したいという方には、SNSへの投稿機能やアプリ内で交流機能を活用できるアプリがおすすめです。しかし、読書記録アプリを利用したいという方には、自分だけでコツコツと読書記録を記録するためだけにアプリを使いたいという方もいます。
そういった方には共有機能は一切必要ありません。シンプルに記録だけできるアプリがおすすめです。読書記録アプリを利用することで他のユーザーとつながりたいか、つながる必要はないと考えるのかで、選ぶアプリの種類も変わってきます。
人気の本のランキング機能があるかどうか
読書記録アプリの中には、次に読む本を探せる機能が充実しているアプリもあります。読書の履歴からおすすめ本を提案してくれるアプリもありますが、アプリからのおすすめばかりを読んでいると、読書の傾向が偏ってしまいバランスの取れた読書体験ができなくなるというデメリットがあります。
しかし、自分が読みたいジャンルで人気の本は知りたいというニーズはあります。そこであると便利なのがランキングです。ランキングなら、他のユーザーからの評価の高い人気の本を見つけられます。
同じジャンルでも自分が読んできた本とは違う傾向の本をランキングで見つけることもできます。読書の幅を広げたいのなら、ランキング機能が充実しているアプリを選ぶのもおすすめです。
おすすめの無料読書記録アプリ
ここから、無料で使えるおすすめの読書記録アプリをご紹介します。シンプルで使いやすいものから、多彩な機能を利用できるもの、SNSへ投稿しやすいものやアプリ自体にSNS機能が付いていて他の読書好きなユーザーとの交流が簡単にできるものなど、それぞれ特徴があります。
無料で使えるアプリばかりなので、気になるアプリは実際にダウンロードして使い勝手を自分で試してみることをおすすめします。それでは、どのような読書記録アプリがあるのか、一つずつ見ていきましょう。
シンプルで誰でも使いやすい「Bookstand」
シンプルに読書記録をつけたい方が使いやすいアプリを探しているのなら、「Bookstand」がおすすめです。このアプリはAndroid用アプリです。本に付いているバーコードをスマホカメラで読み込むことで本のタイトルを検索できます。また、タイトルや著者名での検索もできます。
特に共有機能などは付いていなくて、シンプルに本の感想などを書き込めるノートの機能が付いています。読んだ本の冊数をグラフ化できるので、自分の読書の足跡を後から確認可能です。読んだ本だけでなく、これから読みたい本の登録もできます。
本の連続登録可能!読書が楽しくなる「読書管理ビブリア」
図書館や本屋さんで大量の本をゲットしてきたときには、この「読書管理ビブリア」の連続スキャンモードが便利です。このアプリはiPhoneで利用できます。バーコードスキャンを連続してできるので、一度に大量の本を一気に登録できます。
このアプリのおすすめポイントは、かわいいキャラクターの「賢者」がコメントをくれるところです。読んだ本の冊数に応じて賢者がコメントしてくれるので、読書を進める励みになります。
同じ本の重複登録を防ぐ機能が搭載されているので、同じ本を二度買ってしまうことを防止できます。SNSへの投稿もできるので、SNSを通じて読書仲間との共有も可能です。
とにかく自分の読書体験に集中したい方におすすめの「美しい読書管理 Yomoo」
シンプルに、自分だけの読書体験を重視したい方におすすめなのが「美しい読書管理 Yomoo」です。このアプリはiPhoneとAndroidで利用できます。アプリを利用するにあたっての会員登録やログインは必要ありません。白い背景のシンプルなデザインで、読書記録をつけるための必要最低限の機能しか搭載していません。
SNS機能や他の人のおすすめ本やランキングの表示機能は一切ありません。バーコード検索機能は利用できますが、それ以上の目新しい機能はありません。自分だけの読書体験をシンプルに記録したい方は、ぜひこのアプリを使ってみましょう。
子どもにも大人にもおすすめの「ブクログ」
大人にもおすすめのアプリですが、子ども向けの読書記録アプリとして特におすすめしたいのがこの「ブクログ」です。このアプリはiPhoneとAndroidで利用できます。読んだ本の感想を書き込める機能があり、登録した本を整理する機能や、読んだ本の履歴から新刊書をお知らせしてくれる機能が充実しています。
子どもにもおすすめの理由は、SNS機能で知らない人とつながる可能性がほぼない点です。ブクログの他のユーザーとの交流機能は、ランキングの表示と他の人のレビューを見る機能しか利用できません。
メッセージ交換やレビューへのコメント機能がないので、他の人とこのアプリを通してつながることはできません。読書記録をしっかりと取りながら、安心して利用できるアプリです。
他のユーザーとの交流が楽しい「読書メーター」
子どもにはSNS機能で知らない人とつながる機能は必要ありませんが、自分の行動に責任を取れる大人ならSNS機能を自分の判断で利用することに何の問題もありません。他のユーザーと読書体験を共有してつながる機能が充実しているアプリを利用したいのなら「読書メーター」がおすすめです。このアプリはiPhoneとAndroidで利用できます。
他の人のレビューを読める機能に加えて、アプリ内でのコミュニティ機能やイベント開催も充実しています。読書体験を読書仲間と共有したい方はぜひ利用して見ましょう。
楽天ブックスをよく利用するのなら「Readee」
本を楽天ブックスでよく購入するのなら、楽天から配信されている読書管理アプリの「Reedee」がおすすめです。このアプリはiPhoneとAndroidで利用できます。このアプリなら、楽天IDでログインするだけで、楽天ブックスで購入した本の購入履歴から本のタイトルが自動で登録されます。
楽天ブックス以外で購入した本も、バーコードスキャンやキーワード検索などで登録可能です。いつもではありませんが、楽天ブックスで指定された本を購入するなどの条件を達成すれば、楽天ポイントが付与されるキャンペーンが開催されます。
アプリに記録した内容は楽天IDでクラウドへ保存されるので、機種変更時のデータ移行も楽々です。
図書館で本を借りた本を読む派なら「My読書ノート 」
本は買うよりも図書館で借りるという方におすすめなのがこの「My読書ノート」です。このアプリはiPhoneで利用できます。このアプリには図書館を登録する機能があります。登録した図書館の蔵書や貸し出し状況をアプリで確認できるので、家に居ながらにして借りたい本が借りられるかどうかを簡単に確認できます。
また、借りた本の返却期日が近くなると通知を受け取れるので、返し忘れも防げます。図書館を頻繁に利用する方には必須のアプリと言ってもいいでしょう。
本の登録が楽にできる「Handy Library」
読書管理アプリの利用は初めてで、本の登録方法に不安があるという初心者の方におすすめなのがこちらの「Handy Library」です。「ハンディ」というタイトルのように、本の登録が簡単にできるように、バーコード登録の他にキーワード検索、ISBNでの検索など、検索方法が豊富に用意されています。
本のリンクを友達と共有して、貸し借りの記録を追う機能が搭載されています。いつ誰にどの本を貸したのか、このアプリを友達と共有すれば簡単にわかります。
記録したデータはExcelもしくはCSVファイルに出力できます。自分の読書記録を確実に残したい方におすすめのアプリです。
フォルダ作成数は無制限!「蔵書マネージャー」
本だけでなく漫画の読書記録や蔵書記録を残したい方におすすめなのが「蔵書マネージャー」です。このアプリはiPhoneとAndroidで利用できます。このアプリの特徴は、フォルダの数を無制限で作れる点です。
他のアプリはフォルダの作成数は多くても100程度が限度なのに対して、このアプリなら無制限で作れます。また、フォルダの中のサブフォルダも無制限に作成できます。とにかく蔵書や読みたい本や漫画の数が多すぎて整理しきれない方におすすめの読書管理アプリです。
感想の共有機能が充実している「ReadHub」
読書を通じて人とのつながりを持ちたいと考えている方におすすめなのがこの「ReadHub」です。このアプリはiPhoneとAndroidで利用できます。「読書SNS」とうたっているとおり、SNS機能がとても充実しているアプリです。
自分でレビューを投稿したり、他の人のレビューを読んだり、気になる読書人のおすすめ本を見たりするだけではなく、コメントで議論することも可能です。読書を通じて、もっと学びを深めたい方、より深い議論を通して学びを深めたい方に特におすすめのアプリです。
子どもに読んであげた絵本の記録なら「ミーテ -絵本読み聞かせ記録アプリ- 」
子ども自身の読書記録をつけるのではなく、親が子どもに読んであげた絵本の記録をつけられるアプリがこちらの「ミーテ」です。このアプリはiPhoneとAndroidで利用できます。このアプリには、子どもと一緒に歌った歌と絵本を簡単に記録できます。
子どもの反応をメモだけでなくスタンプでも残せるので、視覚的にもわかりやすいメモを作れます。年齢別のおすすめ本や、他のママ、パパのレビューもこのアプリで確認できます。小さいお子さんをお持ちの方や妊娠中の方におすすめのアプリです。
読書記録アプリでどんな本を読んだのか記録していこう!
この記事では、読書記録できるおすすめアプリをご紹介しました。読書記録アプリと言っても、アプリによってSNS機能が付いていたり、他の人との共有機能は一切なかったり、メモにスタンプが使えたり、ただ単にテキストの入力だけだったりと、機能性が全く異なります。
どのようなアプリを使いたいのかよく考えた上で、長く読書を楽しめるアプリを選ぶようにしましょう。