2019年05月06日更新
iPhoneの初期設定方法!SIMカードを入れてアクティベーションする!
iPhoneを使おうとした時、初期設定ができず困った経験はありませんか。iPhoneを購入して最初に使うための初期設定方法やアクティベーション方法、意外に見落としがちなSIMカードが挿入されているかなど注意すべき点までご紹介いたします。
目次
iPhoneを購入したら初期設定しよう!
革新的なスマートフォンiPhoneを購入していざ使おうとする時、いきなり快適に使用を開始はできません。iPhoneでは、セキュリティ面も充実していて、初期設定で、購入したiPhoneが正規のものであることを証明する必要があります。この正規のiPhoneであり、正式に購入したことを証明するプロセスをアクティベーションといいます。
少し面倒な初期設定作業ですが、iPhoneでは親切でわかりやすく、とても簡単にできます。ここではiPhoneの初期設定とアクティベーション、その際に注意すべき点などをご紹介いたします。
初期設定(アクティベーション)前の確認事項
実際にアクティベーションをする前に、基本的なことを再度確認することをおすすめします。基本的なことですが、灯台下暗しで意外に見落として、何が原因であるのか、迷い時間をかけてしまうことは少なくありません。事前に、以下の内容をしっかり確認します。
SIMカードは挿入されているかを確認する
アクティベーションする為にはSIMカードが挿入されていて、ネットワークに接続できる様にしておく必要があります。事前にSIMカードが挿入されているか確認し、SIMカードが挿入されていない場合は、SIMカードを挿入します。
SIMカードは、機種によって若干場所の違いがありますが、iPhoneの横部分に挿入口があります。専用の器具で、あける必要があるので、少し大変ですが、器具で挿入口を開けた後はSIMカードの向きを確認して挿入するだけです。
Appleのシステムが正常かを確認する
Appleのシステム、つまり、購入したiPhoneやSIMカードなどの自分のもっている物理的な問題ではなく、Apple側のシステム障害などによって、初期設定やアクティベーションができない場合があります。その場合はAppleのシステムが復旧するのを待つほかありません。
初期設定やアクティベーションがうまくいかない場合は、Appleの公式サイトから「システム状況」を確認して「iOSデバイスアクティベーション」の項目が利用可能か確認します。
iPhoneの初期設定方法
ここでは事前確認が終わった後の、本格的な初期設定方法についてご紹介します。
SIMカードをiPhoneに入れる
はじめに、iPhoneにSIMカードを挿入します。SIMカードの挿入口を開く専用機器を、SIMカード挿入口の小さな穴に差し込み、SIMカード挿入口を開きます。SIMカード挿入口が開き、SIMカードを入れるトレイがスライドして取り出せるので、この上にSIMカードを載せ、iPhoneに挿入し直します。この時、SIMカードの向きに注意します。
iPhoneの電源を入れる
iPhoneにSIMカードが挿入できたら、iPhoneに電源を入れます。電源をいれる為には、「電源ボタン」を長押しします。機種により若干場所が異なりますが、基本的にiPhoneの右サイドに付いてます。iPhoneの画面に「こんにちは」と表示されれば、電源を入れるのに成功しています。
iPhoneの指示に従って設定する
「こんにちは」とiPhoneの画面に表示されたら、iPhoneの初期設定のスタートです。iPhoneの画面下部に「上にスワイプして開く」と表示されるので、指示に従ってスワイプします。スワイプすると言語設定画面が表示されます。ここでは好きな言語を選択できますが、ここでは、日本語を使用する日本に住んでいることを前提として説明します。
言語選択画面で「日本語」、国または地域を選択の画面で「日本」を選択します。次に「クイックスタート」の使用の有無を問われます。これはiPhoneやiPadなど、Apple社製品を使っていた場合、その設定を引き継いで初期設定を簡略化できます。ここでは、初めてApple社製品を利用するものとして「手動で設定」を選択します。
次に「キーボード」の設定と、「Wi-Fi」の設定をします。Wi-Fiに接続される、もしくはSIMカードによりインターネットに接続されると、このタイミングでアクティベーションが行われます。以上の設定、アクティベーションが終わると、Face IDまたはTouch IDの設定をします。機種によって異なりますが、指示に従い自分の顔、または指紋を設定します。
続いてパスワードを設定します。六桁の数字で作成が可能です。データの移行をします。iCloudバックアップ、iTunesバックアップ、Androidからもデータを移行できます。次に、Apple IDの設定をします。名前やメールアドレス等を入力し、Apple IDを作成します。ここまで終わると「利用規約」に同意する画面がでます。規約をよく読んで同意します。
続いて、「エクスプレス設定」をします。エクスプレス設定は、「位置情報サービス」や「Apple Pay」と「Apple Watch」などの外部機器にまつわる設定です。必要なところを設定します。ここまで設定すると、iPhoneの使い方の「チュートリアル」が閲覧できます。使い方を閲覧しながら、「続ける」をタップして使い方を学びます。
チュートリアルをすべて閲覧し終えると「ようこそiPhoneへ」と画面に表示されます。以上で設定が完了です。お疲れ様でした。「上にスワイプして使用開始」に従って、上にスワイプしてiPhoneの使用を開始します。
以前利用していたiPhoneのデータを初期設定で移行させる
iPhoneでは、以前使用していたiPhoneから、新しく購入したiPhoneへ一部の設定をすばやく移動させることができます。これがクイックスタート機能です。ここでは、iPhoneからiPhoneへ乗り換える時に役立つクイックスタート機能についてご紹介します。
クイックスタート機能とは
iPhoneからiPhoneへ乗り換える際にすばやく初期設定の一部を完了させることができる機能が、クイックスタート機能です。Apple IDを利用してのApple社のサービスへの各種ログインや初期設定でした、言語やキーボード、ネットワークなどの初期設定を引き継ぎ、初期設定をすばやく完了させます。
クイックスタートでの設定手順
クイックスタートを利用するには、新しく購入したiPhoneと今まで使用していたiPhoneを電源がついた状態で近づけます。近づけるだけで、新しく購入したiPhoneは近くにあるiPhoneを認識し、クイックスタート画面が表示されます。自分のApple IDが表示されていることを確認して、「続ける」をタップします。
続けるをタップすると新しく購入したiPhone側に球状の専用のアニメーションが表示されます。今まで使用していたiPhoneのカメラでアニメーションを読み取ります。アニメーションを読み取ると、パスワード入力画面が表示され、今まで使用していたiPhoneと同じパスワードを入力します。パスワードの入力が終わるとデータの移行が始まります。
データの移行が完了すると、クイックスタートで設定できる設定は完了します。ここからはクイックスタートでは設定できない、端末自体に設定をする項目へ移行します。最初に、「Touch ID」または「Face ID」の設定をします。どちらかの設定が完了したら「Apple ID」のパスワードを入力してログインします。
次に、今まで使用していたiPhone端末内のバックアップを復元するか選択します。初期設定だけでなく、iPhone内のアプリなどのデータも復元、引き継ぎしたい時はバックアップを復元します。今まで使用していたiPhoneではなく、他のiCloudやiTunesからバックアップを復元したい時は「ほかのバックアップを選択、または復元しない」を選択します。
バックアップの復元を選択した後、「Apple Pay」や「Apple Watch」などの設定をします。必要な項目を入力、設定した後、再起動が開始します。再起動後、初期設定やバックアップが復元され、利用が開始できます。
iPhoneで初期設定ができない場合
iPhoneでは、基本的に初期設定ができます。ほとんどiPhoneからの指示に従っていれば、初期設定が完了し、初期設定が上手くいかないことが実はあまりありません。ですが、中古で購入したり、他の人から譲り受けたりした場合は、上手くいかない時があります。
もしかしたらアクティベーションロックがかかっている可能性があります。アクティベーションロックはそのiPhoneが自分のものであり、他人に悪用されないようにする為の機能ですが、こういった他人が使用していたものを手に入れたケースでは足を引っ張られてしまいます。ここでは、そんなアクティベーションロックを解除する方法をご紹介します。
アクティベーションロックがかかっていないか確認する
現在、入手したiPhoneにアクティベーションロックがかかっているか調べることは難しくなっています。ですが、アクティベーションロックがかかっているか確認する方法はゼロではありません。アクティベーションロックは「iPhone を探す」機能がオンになっている場合に、機能してロック状態になります。
この性質を使用して「iPhone を探す」機能の有無からアクティベーションロックの状態を知る方法をご紹介します。まず、調べたいiPhoneのIMEIまたはシリアル番号を入手します。これはSIMカードを入れるトレイに書かれているので調べます。
「Appleサポートへのお問い合わせ」というAppleの公式ページから「iPhone」を選択します。このページから、iPhoneのIMEIやシリアル番号を利用してiPhoneの状態を確認します。なので、必要なのはiPhoneの状態を確認する画面ですので、その画面に移動するまでは、適当で構いません。
「iPhoneについてどのような問題がありますか」と聞かれますが、ここでは適当なものを選択して構いません。好きなものを選択し、「どのようなサポート方法をご希望ですか。」という画面まで進みます。重要なのはここからです。この「どのようなサポート方法をご希望ですか。」のページで「配送修理」を選択します。
次にApple ID、パスワードを入力します。これは普段利用しているもの、持っていない方は新しく取得します。Apple IDを使用しログインすると「お使いの製品を選択してください」という画面が表示されます。ここで、予め調べたIMEIまたは、シリアル番号を入力します。
次に「配送修理」を選んだので、集荷先や日時を聞かれますが、実際に集荷はせず、確認だけさせてもらってページを閉じるので、ここは適当に入力します。(実際に集荷してしまうと迷惑をかけてしまうので注意します)次の画面で『「iPhoneを探す」をオフにする』が表示されている場合アクティベーションロックがかかっています。
アクティベーションロックがかかっている場合、iPhone端末側でしか解除できません。解除の方法は下記で詳しく紹介します。
アクティベーションロックを解除する方法
アクティベーションロックは、不正利用を防ぐ目的で、前任者の協力がなくては基本的に不正な操作をしない限り解除ができません。ですので、前任者の協力が得られず、アクティベーションロックがかかっているような端末の購入は避けるべきです。
アクティベーションロックは、Apple IDを使用してiCloudにログインし、「iPhoneを探す」から目的のiPhoneを選択し「デバイスの消去」→「アカウントから削除」で解除ができます。しつこいようですが、前任者のApple IDとパスワードが必須なので、前任者の協力が必須です。前任者と連絡が取れないiPhone端末は購入しないのが賢明です。
iPhoneを初期設定して快適なiPhoneライフを
iPhoneの初期設定方法をご紹介しました。革新的で、スマートなiPhoneでは初期設定方法も、簡単にできます。購入して、初期設定をするのは少々煩わしいですが、すばやく利用できるクイックスタートもありますから、簡単にすばやく初期設定をして快適なiPhoneライフを送りましょう。