2019年04月29日更新
iPad/iPhoneのセキュリティは必要?ウイルス対策系アプリ(ソフト)を紹介!
この記事では、iPadやiPhoneではウイルスなどのセキュリティ対策を行う方が良いのかという疑問にお答えします。iPadやiPhoneなどに適したおすすめの無料セキュリティソフトも紹介していきます。ソフトを駆使して万全なウイルス対策をしていきましょう。
目次
iPadのセキュリティは必要?
Windowsなどのパソコンやスマホを使ってインターネットやソフトを使う際に気になるのがウイルス対策です。ハイテク社会の中で様々なウイルスが存在しますが、今回はiPadを使用した際のセキュリティ対策に焦点を当てて特集していきます。PCでもスマホでもないiPadもセキュリティ対策を行った方がよいのかという疑問にここではお答えします。
iPadはウイルス感染しない
まずiPadでは、通常通りの機能を使用する分にはウイルス感染をしない仕組みになっています。そのため、特に気を配らなくてもお使いのiPadは危険な状態に陥ることはありません。ですので、セキュリティ対策ソフトをダウンロードして導入することが必須ではありません。ただしどうしても気になるという方は入れておくことをおすすめします。
アプリがApp Storeに限定されている
通常通りアプリをiPadの端末にダウンロード、インストールして使ってもアプリからウイルスに感染するということはありません。というのも、セキュリティ面からiPadの場合はApp Store経由でないとダウンロードすることができないという仕組みになっています。ネット上で配布されている無料のアプリを私的にiPad端末に導入することができません。
ウイルスが移らない
App Storeでは、iPadやiPhoneで使用できるアプリが提供されています。無料なアプリから有料のアプリまで様々なものを自由にiPadやiPhone端末にインストールして楽しむことが可能です。App Storeでは、アプリの審査を行った上で、安全だと認められるアプリが提供、販売されるようになっている為セキュリティは安全なものばかりということです。
iPadでセキュリティ対策する理由
上記では、iPadの安全性について解説しました。ウイルスに感染しないからといって確実にセキュリティが安全だというわけでもありません。iPadやiPhoneでは、外部的なトラブルが起きた時に対策を行っておくと便利な時があります。ここからは、iPadでセキュリティ対策をする理由について説明します。セキュリティ対策はいざという時に非常に役立ちます。
盗難・紛失対策
セキュリティ対策として一番の意味があるのが盗難・紛失時の対策になるということです。iPhoneやiPadへの脅威はウイルスだけではありません。iPadやiPhoneが盗難に遭ってしまった際には、ウイルス対策をしていても関係なく端末が危険な状態になっていると考えてください。ひどいケースでは個人情報や保存データを悪用されてしまう恐れがあります。
フィッシング詐欺
また、ウイルスではなく、フィッシング詐欺という脅威もあります。インターネットでブラウジングをしている際に、健全なサイトと偽って個人情報を入力させるサイトが多数存在します。慣れていない方は見抜くことができずに詐欺に引っかかってしまいがちですので、ウイルス対策と同様に注意をしなければなりません。iPadでもiPhoneでも共通です。
Wi-Fiの盗聴
そして、Wi-Fiを使ってiPadを操作している際にもう1点気を付けたい項目があります。それはフリーWi-Fiを悪用した盗聴です。ユーザーデータなど重要な情報を盗み見ることができますので、セキュリティ面からも怪しいWi-Fiには極力接続しないようにすることが重要です。無料のWi-Fiに接続する前に設定から暗号化方式など確認するのがポイントです。
iPadのセキュリティ対策でオススメ無料アプリ
iPadでは、通常に使う分にはウイルス感染はしないような仕組みになっていますが、インターネットでのフィッシング詐欺や紛失時に備えた対策を取っておく価値は十分にあります。ここからは、iPadのセキュリティ対策でおすすめの無料アプリ・ソフトを紹介していきます。今回は全部で3つのセキュリティ対策アプリを厳選しました。チェックしてください。
「Kaspersky Safe Browser」
最初に紹介する無料セキュリティ対策アプリは、「Kaspersky Safe Browser」です。どのようなセキュリティ対策アプリなのかというと、インターネットで役立つセキュリティ機能を備えたブラウザーになります。このソフトは、フィッシング詐欺として報告されているサイトを事前にシャットアウトしてくれるセキュリティ機能が搭載されています。
「マカフィー」
次に紹介するセキュリティソフトは、「マカフィー」の種類のソフトです。正確には「マカフィー モバイル セキュリティ」という名前で提供されています。Mのロゴでお馴染みの信頼性の高いソフトになります。盗難時や紛失時に役立つ機能が搭載されています。データの保護や、位置情報の送信まで行ってくれますので、必須のセキュリティソフトです。
「ウイルスバスター」
3つ目に紹介するのは、「ウイルスバスター」のセキュリティソフトになります。これはiPadのみならずiPhoneやパソコンでも有名なセキュリティソフトです。基本的な機能は無料で使用できます。主力であるインターネット利用時のセキュリティ対策はもちろん、バックアップ機能まで搭載されている万能セキュリティソフトです。
iPadのセキュリティ対策は設定からもできる
iPadで役に立つセキュリティ対策ソフトを3つ紹介してきました。どのソフトもiPadを安全に使用する上では重要なセキュリティソフトになっています。そして、iPadではソフトも重要ですが事前にセキュリティ対策で安全な環境づくりをご自身の設定で行っておくことも可能です。ここからはiPad端末のセキュリティ対策の設定などのポイントを紹介します。
必ずApp Storeからダウンロード
稀にApp Store経由でなくアプリをダウンロードする方法がネットで紹介される場合もありますが、必ずアプリはApp Storeから正攻法でダウンロードしてください。セキュリティを確約するためにもApp Storeが存在していますので、ご自身で自分の端末を危険な状態にするという行為になります。通常通りApp Storeからダウンロードしましょう。
ソフトウェアアップデートをする
また、iPadの端末のOSバージョンをアップデートすることも有効です。極端に古いOSや脆弱なバージョンのOSを使い続けている場合は早急に最新の状態にアップデートしておくことをおすすめします。アップデートは端末にある設定アプリから可能です。ただし、お使いのiPad端末によっては設定を見ても最新OSをサポートしていない場合があります。
パスコードを設定する
端末を誰でもすぐに使えるような状態にしておくことも危険です。パスコードを設定して自分だけにしか操作できないような環境作りも重要です。ロックを解除するというひと手間が付随しますが、個人情報を守る上ではセキュリティ上おすすめの対策になります。これは設定からいつでも変更することが可能です。定期的なパスコード変更もおすすめします。
怪しいサイト・メールに注意する
怪しいサイトやメールにも気を配る必要があります。何もしていないのに突然商品が当選したなどという通知やメールが届いた場合には、9割フィッシング詐欺だと思ってください。この時に高額な商品が当選したという内容のメールが届くため、少し魅力的に感じてしまいがちですが明らかに不自然だと考えてすぐに削除するか画面を閉じてください。
PC接続するときも油断できない
また、PCにiPadを接続する時にも気を付けましょう。単にパソコンに接続するだけのことなので安易に受け取られがちですが、パソコンがウイルスに感染している状態の場合は、そのウイルスが接続した健全なiPadにも感染してしまうリスクがあります。MacやWindowsなどパソコンのセキュリティ対策も万全に行った上でiPadと繋ぐようにしてください。
iPadの使い方次第でセキュリティ強化は必要
iPadは、通常通りアプリをインストールして使用する分には安全性に問題はありません。しかしインターネットのブラウジングを行う際には十分なセキュリティ対策を行っておく必要があります。フィッシング詐欺が横行している現状がありますので、サイトの閲覧には注意して利用することが大切です。フィッシング詐欺の対策としてはURLチェックが有効です。
フィッシング詐欺は、有名なサイトに扮していることが多くあります。しかしURLは真似することができませんので異様にながいアルファベット配列のURLである場合にはフィッシング詐欺のサイトだと疑うことを心がけてください。どうしても見抜くことが難しいという方はあらかじめセキュリティ対策ソフトを入れてからブラウジングしてください。