2019年04月18日更新
iPadの電源のオン/オフ方法!電源が入らなくて起動しない対処法も解説!
iPadの電源が入らなくて困っている人はいませんか? 本記事ではiPadの電源をオン・オフにする方法から、iPadの電源が入らない場合の原因と対処法を詳しく解説していきます。気になるiPadの修理費用など、必要な情報を記載しているので参考にしてみてください。
目次
iPadを電源オンにする方法
まずはiPadの基本的な動作である、iPadの電源をオンにする方法を紹介します。iPadデバイス上部についているボタンを長押しするだけで、iPadが起動します。iPadが起動すると、iPadスクリーン上に「Apple」ロゴが表示されます。
全モデルで共通の操作で可能
iPadの電源をオンにする方法は「iPad」「iPad Pro」「iPad mini」「iPad Air」などのどのモデルでも、世代を問わず、すべて同じです。
iPadの電源オフの方法
続いてiPadの電源をオフにする方法を紹介します。iPadの動作反応重い・読み込み速度が遅いないなど、iPad上で発生する動作問題を解消するもっとも有効的な対処法は「iPadの再起動」です。iPadの電源オン・オフ両方の方法を覚えておけば、トラブルシューティングを実行できるので、覚えておくことをおすすめします。
ホームボタンの有無により操作が異なる
iPadの電源をオンにする方法は、iPadモデルすべてで統一されていましたが、iPadの電源をオフにする場合、iPadのモデルによって操作方法が異なります。大きく分けてiPadにホームボタンがあるiPad、ホームボタンがないiPadで操作方法が違うので、それぞれのモデルで電源をオフにする方法を解説していきます。
ホームボタンがあるiPadの操作方法
ホームボタンがあるiPadモデルの場合は、iPad上部にある「電源ボタン」を長押ししてください。上の画面が表示されたら、iPadスクリーン上にある「スライドで電源オフ」の部分を左から右にスライドし、iPadの電源をオフにします。
ホームボタンがないiPadの操作方法
ホームボタンがないiPad Pro 12.9インチモデルの場合は、iPadの側面にある「音量ボタン」と「電源ボタン」を同時長押ししてください。前項の画面が表示されたら、iPadスクリーン上にある「スライドで電源オフ」の部分を左から右にスライドし、iPadの電源をオフにします。
iPadの電源が入らない場合の対処法
続いて本章では、iPadの電源が入らない場合の対処法を紹介します。iPadの電源をONにする手順を実行しても電源が入らない、または「Apple」ロゴだけが表示されたままになるなどの症状が発生した場合は、下記の対処法を実行してみてください。
- iPad本体の充電を行う
- iPadの強制再起動を行う
- 充電器や充電ケーブルを交換する
- iPadを初期化する
- iPadのバッテリー交換・充電口の交換
- 液晶画面を交換する
上記それぞれの対処法を詳しく個別に解説していきます。
本体の充電を行う
初歩的な対処法ですが、よくある原因の一つがiPadのバッテリー切れです。iPadはiPhoneなどのスマートフォンデバイスとは異なり、バッテリー容量が大きく、iPad自体の充電に非常に時間がかかります。iPadの充電がまったくない状態で充電を開始しても、すぐにiPadは起動しません。
またiPadをPCから充電する場合は、電源プラグから充電するよりも時間がかかるので注意してください。充電を開始して10分ほど待ってもiPadが起動しない場合は、次の対処法に進んでください。
強制再起動を行う
iPadには通常の起動方法以外に、強制再起動という起動方法があります。iPadに何らかの問題が発生した時の対処法として覚えておくと便利で、iPadの電源が入らない場合にも有効な対処法です。
ホームボタンがあるiPadの操作方法
ホームボタンがあるiPadで強制再起動する方法は「電源ボタン」と「ホームボタン」を同時に長押ししてください。「Apple」ロゴが表示されたらボタンを放します。
ホームボタンがないiPadの操作方法
ホームボタンがないiPadで強制再起動をする場合は、「音量アップのボタン」を押してすぐに放します。続いて「音量ダウンのボタン」を押してすぐに放します。最後にiPad上部にある「電源ボタン」を「Apple」ロゴが出るまで長押ししてください。「Apple」ロゴが表示された「電源ボタン」を放してください。
これらのiPadの強制再起動を実行しても、iPadが起動しない場合は、次の対処法に進みます。
充電器や充電ケーブルを交換する
充電器や充電ケーブルが故障していて、iPadの充電ができず電源がオンにならないということも考えられます。充電器や充電ケーブルの故障を確認するには、iPhoneなどのAppleデバイスに接続し、正常に充電できるかチェックする必要があります。
また正規品以外の充電ケーブルを利用している場合は、正規品のiPad充電ケーブルを利用してください。正規品以外の充電ケーブルではiPadを正常に充電できないことがあります。Apple正規の充電ケーブルの購入は下記のリンクにアクセスするか、全国のApple直営店舗・正規サービス・プロバイダから購入できます。
iPadを初期化する
ケーブルを交換しても、引き続きiPadの電源が入らない場合はiPadの初期化を実行します。注意点として、iPadを初期化すると、iPad内のデータすべてが消去されます。iPadのバックアップを取っていない場合、データ復元ができないので注意してください。
またiPadの電源が入らない状態で初期化する場合は、パソコンとiTunesが必要です。パソコンにiTunesがインストールされていない方は、下記のリンク先からiTunesをパソコンにインストールしておいてください。
iTunesをインストールしたら、iPadとパソコンを付属のケーブルで接続し、iPadの強制先起動の手順を実行し、電源ボタンを押し続けてください。電源ボタンを押したままにすると、iPadがリカバリーモードで起動され、iTunes上に上記の画面が表示されるので「アップデート」をクリックしてください。
「アップデート」の実行では、iPad内のデータは削除されませんが、「アップデート」をクリックしてもiPadの電源が入らない場合は、「復元」を選択する必要があります。「復元」をクリックすると、iPad内のすべてのデータが削除され、iPadが初期化されます。
バッテリーや充電口を交換する
これまで紹介した対処法を実行しても問題が解決されない場合は、iPadのバッテリーや充電口(ドックコネクター)部分が故障しているため、iPadが充電されず電源が入らないという原因が考えられます。通常バッテリーはiPadを利用してから2年ほどで徐々に劣化し始めます。同様に充電口(ドックコネクター)部分も利用頻度によって劣化は進みます。
iPadを充電しても充電画面が表示されない場合は、iPadのバッテリー交換・または充電口(ドックコネクター)部分の交換が必要です。「AppleCare+ for iPad」に加入している方で条件を満たしていれば、iPadのバッテリー交換費用は無料ですが、そうでない場合は、iPadのバッテリー交換費用は全モデル共通して10,400円です。
「AppleCare+ for iPad」に加入している場合、充電口(ドックコネクター)の修理費用は、全モデル統一価格4,400円で修理できますが、そうでない場合の修理目安は下記の通りです。
iPadモデル | 修理費用・料金 |
---|---|
iPad Pro 12.9インチ・第3世代 | 74,800円 |
iPad mini | 20,800円 |
iPadの修理依頼は下記リンク先のApple公式ページにアクセスして、詳細を確認してください。
液晶画面を交換する
iPadの起動音や操作音が聞こえている状態で、iPadの画面が表示されない場合は、iPadの液晶画面が壊れている可能性があります。iPadを購入してから1年以内で条件を満たしていれば、保証の対象になります。iPadの液晶画面交換の詳細は下記のリンクで確認してください。
iPadの電源のトラブルはApple Storeに相談しよう
iPadの電源がオンにできない場合の対処法や、iPadの電源をオン/オフにする方法を紹介しました。iPadの電源がオンにできない場合、本記事で紹介した対処法を一つずつ実行してみください。それでも問題が解消されない場合は、上記のリンク「Appleサポート公式ページ」にアクセスして、専任スペシャリストに相談してみてください。