2019年07月17日更新
iPadのバッテリー交換方法!費用と電池の劣化や寿命の目安を解説!
ますます便利になったiPad。同じApple製品のMacと迷う方も多いのではないでしょうか。Macと比べると軽量で持ち運びやすい分、電池の劣化が早いのも事実です。この記事ではiPadの電池交換をするタイミングやiPadの電池交換の方法を紹介します。
目次
iPadの電池(バッテリー)交換の目安とは?
iPadの電池(バッテリー)交換の目安を紹介します。iPadは使い方によって、また充電を繰り返すことでバッテリーは徐々に劣化していきます。劣化していったバッテリーで充電を行なっても、最大充電容量が減ってしまっているためすぐに電池がなくなってしまいます。寿命がきたバッテリーは交換することでしか電池の持ちを回復させる方法はありません。
バッテリーの最大容量が80%を下回った時が一般的な交換時期の目安となります。「バッテリーの最大容量が80%を下回った時」というのは、一般的なiPadの使用で約2年経過したタイミング、また「充電の持ちが悪い」と感じるタイミングと言われています。
iPadの電池(バッテリー)の寿命・劣化を確認する方法
ではどこでiPadの電池(バッテリー)の寿命・劣化を確認できるのでしょうか。iPadの「設定」からバッテリーの劣化具合・バッテリー充電の寿命かどうかを判断する「最大容量」を確認することができます。自分で確認することができるので、その方法を紹介します。
iPadの「設定」からバッテリー充電の寿命を自分で確認できる
iPadの「設定」から、iPadのバッテリー(電池)の交換時期の目安であるバッテリー充電の寿命を確認できます。では説明します。
iPad上にある「設定」をタップ→メニュー一覧にある「バッテリー」をタップします。
「バッテリー」に表示された「バッテリーの使用状況」をタップしましょう。
iPadのバッテリー最大容量が表示されるので、ここでバッテリーの現在の状況が確認できます。iPadは使用方法や充電の繰り返しで徐々にバッテリーは劣化していきます。定期的に確認するようにしましょう。
iPadの電池を交換する方法
iPadのバッテリーが寿命になった際、iPadの電池を交換するにはどのような方法があるのでしょうか。交換方法は大きく3つあり、①Apple ストアにバッテリー交換を依頼、②iPad修理業者にバッテリー交換を依頼、③自分でバッテリーを交換という方法です。3つの方法それぞれのバッテリー交換方法を説明します。
Apple ストアにバッテリー交換を依頼する
使っているiPadのバッテリーが寿命で交換するとなった時、最も一般的な方法がApple ストアにバッテリー交換を依頼する方法です。最寄りのAppleストアにiPadを持ち込むだけでバッテリー交換ができます。とても簡単ですが注意する点は、店舗の混雑具合によってバッテリー交換をしてもらう時間が左右されることです。
待ち時間が生じる可能性があるため、当日中に完了させるためには出来るだけ早い時間にAppleストアに行くようにしましょう。
待つのが嫌な人はネットで「Appleサポート」と検索しましょう。このページではバッテリー交換の予約ができるので、自分の好きなタイミングで交換したい・または時間に余裕がない人は事前にiPadの修理予約をしておけばスムーズにバッテリー交換ができるのでおすすめです。
またはiPadをデリバリーして修理してくれる「Appleリペアセンター」を予約しておけば、最寄りに最寄りのAppleストアがなくても修理することが可能です。
iPad修理業者にバッテリー交換を依頼する
iPad修理業者にバッテリー交換を依頼する方法もあります。iPad・iPhoneの修理業者の増加であちこちで簡単にApple製品を修理することができるようになりました。
この方法を利用するとAppleストアよりも比較的料金が安く、待ち時間もそこまで発生せずバッテリー交換が可能です。Appleストアが近くにない、行く時間がない人にとっては利用しやすい方法です。
注意点としては正規店以外でのバッテリー交換の場合正規品のバッテリーではないことがあること・交換に失敗する恐れがあること・Appleの保証が無効になる可能性があること・店舗の混雑具合によって完了までの時間が変わることが挙げられます。あくまで自己責任となるため、事前に確認するなど注意して依頼しましょう。
自分でバッテリーを交換する(注意点あり)
先ほどまで紹介した正規店や業者に依頼する方法以外にも、自分でバッテリー交換をするという方法もあります。誰かに頼むよりも価格を安く、好きなタイミングで寿命がきたバッテリーを交換することができます。
交換方法は楽天やAmazonなどの通販サイトで販売されている必要な道具やバッテリー本体を購入し、自分で電池部分を解体するなどして交換作業をすれば完了です。
iPadのバッテリー交換を安く済ませたい人にはおすすめですが、注意しなければならないのは正常に動かないなど失敗する恐れがある点・上手くいったとしてもiPadの保証などAppleのサポートを受けることができなくなります。安易に自分で交換作業を行わないようにしましょう。
iPadの電池を交換する際の必要な料金
iPadの電池を交換する際の必要な料金の目安を紹介します。Padの電池を交換料金はバッテリー交換の方法によって異なるため、どの方法が自分に合っているのか確認して決めましょう。
Apple ストアにバッテリー交換を依頼する場合の料金
Apple ストア、またはAppleの正規リペアセンターにバッテリー交換を依頼する場合の料金は決まっており、通常価格の10,400円がかかります。ですが、保証サービスの「AppleCare+ for iPad」に加入しており、かつ一定の条件を満たしている場合はバッテリー交換代金が無料になります。
「AppleCare+ for iPad」に関しては後ほど詳しく説明します。
iPad修理業者にバッテリー交換を依頼する場合の料金
iPad修理業者にバッテリー交換を依頼する場合の価格は店舗によって前後するものの、おおよそ8,000円前後で交換可能です。
とはいえ、iPad修理業者によって大きく価格が変わるため1万円以上する場合もあります。また、安い料金を提示しているiPad修理業者の場合、正規のバッテリーを使用していない恐れがあります。この場合、【iPadの保証適用外】となるので事前に確認しましょう。
自分でiPadの電池(バッテリー)を交換する際の費用
では、自分でiPadの電池(バッテリー)を交換する際の費用はいくらかかるのでしょうか。自分でバッテリーを交換する場合、バッテリー交換に必要な道具とバッテリーの両方を購入し準備する必要があります。
道具を揃える場合の費用はネット通販などで揃える・専門店で買うのかで値段にバラつきがあるものの、おおよその費用は4,000〜6,000円前後になります。
また、自分で修理するデメリットとしてiPadの保証の適用外であること、iPadが正常に作動しなくなる恐れがあることなどが挙げられます。デメリットを踏まえ自分に合った交換方法を吟味しましょう。
AppleCare+ for iPadだと電池の交換が無料?
保証サービスの「AppleCare+ for iPad」に加入しており、一定の条件を満たせば電池の交換が無料になります。「AppleCare+ for iPad」への加入は8,400円で可能で、加入することで通常1年の保証期間を2年に延長することができます。電池の無料交換は【バッテリーの最大容量が80%を下回ること】が条件です。
決して安くはない加入費用ですが、iPad全モデル共通でバッテリー交換費用は10,400円かかります。加入していれば2年間はバッテリー無料交換が保証されるので仕事などで毎日使う人は加入をおすすめします。
また、もう一つ加入するメリットがあります。それは、iPadが故障した際の修理費用を安くすることができる点です。
実はiPadの修理費用はモデル毎に価格が大きく異なります。参考価格としては、Pad miniの修理費用で20,800円、Pad Pro(12.9インチの第3世代)は74,800円と価格が全く異なります。「AppleCare+ for iPad」に加入していれば全モデル共通価格の4,400円で修理可能です。
加入するメリットをご紹介しましたが、仕事でiPadを利用する人や日頃から使っている人は万が一の場合に備えて「AppleCare+ for iPad」しましょう。
iPadの電池交換は自分でやるよりもAppleストアがおすすめ
iPadを快適に使用するためには、バッテリーの寿命が来たタイミングで新しいバッテリーに交換するのが最適な方法です。様々なiPadのバッテリー交換方法がありますが、選択によっては使えなくなってしまったり想定より高額になってしまうこともあるので自分で交換するより、Appleストアでバッテリー交換するのが一番安心です。
仕事で使うなど使用頻度が多い方は、iPad保証プログラム「AppleCare+ for iPad」への加入を検討するのも良いでしょう。自分のiPadの使用頻度や使用用途を考慮して、iPadのバッテリー交換方法や保証への加入を比較検討しましょう。